新社会人と言うのは忙しいものですね…。
短いですが続きも頑張りますので、よろしくお願いします!
「「「スッゲーーー!!!!!!」」」
「んだよこれ!」
「まるでUSJみたいだな!!」
それはマズイんじゃ無いかな!?切島くん!上鳴くん!
「水難事故、土砂災害、火事……etc。あらゆる事故や災害を想定して僕が作った演習場です。その名も
って、本当にUSJだったぁ!!!???
「スペースヒーロー13号!!災害救助で活躍をしている紳士的なヒーロー!」
「わー!私好きなの!13号!」
「13号、オールマイトはどうした?ココで待ち合わせの筈だが…」
「先輩、それが…通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで、仮眠室で今休んでます」
「不合理の極みだなオイ」
「終わりがけに顔だけは出せるみたいなので……」
(まあ……念のための警戒態勢だからな)
「仕方ない、始めるか」
相澤先生と13号先生が話を終えてコッチに来る。
「えー、始める前にお小言を一つ二つ…三つ……四つ………。」
どんどん増えてる!
「僕の個性は『ブラックホール』どんなものでも吸い込んでチリにします」
「でも、その個性で災害から人を救い上げるんですよね?」
「ええ……しかし、簡単に人を殺せる力です。皆さんの中にもそういう個性があるでしょう?なので、皆さんにはヴィランと戦うだけでなく、人を助ける為の力であると心がけて下さい」
カッコいい!!!
「そんじゃあ早速始めるぞ。まずは…………っ!?一かたまりになって動くな!!」
「「「え?」」」
「13号!生徒を守れ!」
「なんだアリャ?また入試ん時みたいに始まってんのか?」
「動くな!あれは…ヴィランだ!」
そんな……学校に!?
「13号にイレイザーヘッド……おや?先日頂きました教師側のカリキュラムには、あのオールマイトが居るはずなのですが…」
「どこだよ…こんなに大勢引き連れてきたのにさぁ……平和の象徴いないのか…」
なんだ…あいつ?
「子どもを殺せば来るのかな?」
「ヴィラン!!?バカかよ!」
「学校にはヒーローが居るんだぞ!?」
そうだ!ヒーローが大勢居るのになんで…。
「平和の象徴に」
……っ!後ろに!?
「生き絶えて頂きたく思いましたので、来てみたのですが……まぁ良いでしょう。私の役目は…」
BooooM!!SKLIT!!
「その前に俺たちにやられるとは考えなかったのかよ!」
かっちゃん!切島くん!ダメだよそこは!
「危ない危ない…………さすが雄英ですね」
「退きなさい!!2人とも!!!」
13号先生が個性を使えない!!
「子供と言えど金の卵。……流石にこの数を相手にするのは骨が折れますので…」
そう言ってヴィランは黒い霧を広げて僕たちを飲み込んだ。
「散らして嬲り殺す……!」
その言葉とともに僕の視界は真っ黒に染まった。