姫補助プレイは世界を救う   作:フォーサイト頑張れ

4 / 6
7000文字程度と少し短めです。区切らないと凄い文字数になってしまうと思い、二話に分けました。
話が全然進んでない上に説明文ばかりで文章が読み辛く感じてしまうかもしれません。申し訳ございません、善処します。



Chapter3

 

 

 バハルス帝国、帝都アーウィンタールの中央道路をイミーナは軽快に走る。人々が行き交う煩雑した道路も彼女にしてみれば道行く人など石造と同義だ。まるで蛇のようにするりと人々の隙間を走り抜けていく彼女の様は見る人々を感嘆とさせる。もちろん彼女の存在に気が付くことができる者――職業軍人や冒険者、同業者である請負人(ワーカー)くらいにしか彼女を目で追い感嘆することは叶わなかったが。

 

 イミーナは狙撃手として弓の扱いに長け尚且つ盗賊のスキルも習得している。俊敏を生業とする盗賊は戦闘において様々な状況に置いて小回りが効き万能性に富む。彼女の機転で危機的状況が好転したことは数知れずだ。更に半森妖精(ハーフエルフ)ということもあり、森妖精(エルフ)ほどではないが常人より遥かに耳が良くレンジャーとしてチームの索敵探知も担っている。そんな彼女はフォーサイトにとって必要不可欠な目と耳であり、有能な俊敏なる射手と呼べるだろう。

 

 そんなイミーナの表情は軽快な足運びとは裏腹に険しい。ムッツリ顔にへの字口で走る彼女の表情を見た人々は思わず道を譲ってしまうのではと思うほどに。もちろん湖面を滑るように走る機敏な彼女の表情を伺える者は少ないため、彼女に道が開かれるようなことはないのだが。

 

 帝都の大通りを抜け路地に入り、道なりに幾つもの店の前を通りながら進んでいくと、やがて見慣れた看板が姿を見せた。

 看板には『歌う林檎亭』と書かれており、イミーナとヘッケラン、そして最近チームに加入した森妖精(エルフ)が住んでいる酒場兼宿屋だ。

 太陽の日差しが直下を迎える昼時という相乗効果もあり、若干の空腹感がよりイミーナを苛立たせた。

 イミーナは宿屋の扉をくぐり店内に居るだろう森妖精(エルフ)の姿を探す。店内にある影は一つだけであり、その姿はすぐにイミーナの視界に入った。

 

「ちょっとミドナ! 今日は大丈夫なんでしょうね?!」

 

 イミーナの一喝に気が付いた森妖精(エルフ)のミドナはカウンター越しに微笑む。森妖精(エルフ)ではあるがフードを被っているため知らない人からすれば単なる人間にしか見えない彼女は、ライトグリーンに煌めく瞳を輝かせながら自信あり気に頷いた。

 

「おかえりなさいイミーナ。今回はバッチシよ! 中々良い仕事を取ってきたわ」

「ふーん、聞かせてくれる?」

「なんでも新しくできた教会の信徒を集めることによって私の生活が豊かになるらしいわ。私が誘った信徒が教会にお布施すると私にもお金が入るらしくて、その信徒が誘った新たな教徒がお布施すると更に私にもお金が入って来るらしいの。これは画期的なシステムだと思うわ! 最初に入教金として金貨十枚必要になるけど今なら特別サービスって言われて五枚でいいらしいの。いずれは元が――」

 

 饒舌に喋るミドナの口を手で遮るようにイミーナは止めた。聞くに堪えない内容だったからだ。

 

「アホか! それは悪徳宗教の詐欺紛いな勧誘よ! 騙されてる上になんで私達が教徒になって詐欺の片棒を担がなきゃならないのよ!」

「え? これ詐欺なの? 上手くいけば働かないで永遠にお金が入ってくると思わない?」

「……本当にそう思っているの? 救いようがないわね……」

 

 呆れるように額に手を伸ばしたイミーナの苦悩は他でもない。フォーサイトに加入して一週間の新人――神の如く力を有する魔法詠唱者のミドナは、請負人(ワーカー)としてはまるで使えない能無しだったからだ。

 

 請負人(ワーカー)は冒険者とは違い仕事を斡旋してくれる組合が無く自らが仕事を請け負ってくるのが基本だ。もちろん請負人(ワーカー)として名声を得られればチームに名指しで依頼が舞い込んでくることもあり、中でもフォーサイトは帝国でも有数の実力と実績を誇る上位の請負人(ワーカー)チームだ。依頼を直接頼まれることも少なくはなかった。

 しかしそれはミドナを除く四人で積み上げてきた名声であり、請負人(ワーカー)として駆け出しのミドナにはまず依頼を請け負ってくることから始まった。どのような依頼を受けるべきなのか、その『目利き』を鍛えるためだとヘッケランが提案するまではよかった。問題は請け負ってくる依頼がどれも請負人(ワーカー)の仕事では無く街の手伝いのような内容が殆どだった。

 

「犬の散歩から始まり、子供の遊び相手、日雇いの道路整備に街のゴミ拾い……挙げ句の果てに詐欺紛いの悪徳勧誘に引っかかる……絶望的ね」

「……酷い言い草ね。そもそも私はセールスなんてしたことないのよ? 会社勤めだってしたことないし、そんな私にいきなり仕事を取ってこいって言われても無茶って話よね」

 

 やれやれと首を横に振るミドナの姿にイミーナは辟易とする。

 

「何も物凄い危険な仕事を取ってこいって言ってるわけじゃないのよ? もう少しワーカーらしい仕事を引き受けてきてくれない?」

「って言われても、ワーカーって何をするのかイマイチ私には分からなくて……汚れ仕事? って言われても、トイレ掃除くらいしか思い浮かばなかったわ」

「他人がやりたがらない仕事って意味では間違っちゃいないけど……もっとこうあるでしょ? 頼みにくい仕事とか色々と」

「犯罪に手を染めろって言うの? そんなこと私にはできないわ!」

「あんたさっきはその犯罪紛いなことをしようとしてたこと理解してて言ってるの……?」

 

 イミーナの問い詰めに、ミドナは首を傾げる。やはり理解していない様子だった。

 

 冒険者は人類の守り手であり正義の味方と人々から認識されているが、請負人(ワーカー)はそんな冒険者の光の面とは反面して影の面を求めた者たちの集まりだ。報酬によっては如何なる仕事も請け負うのが請負人(ワーカー)であり、その内容は国の要人暗殺――つまり殺人や危険なモンスターの討伐などその依頼の内容は多岐にわたる。つまり犯罪に手を染めてしまうのもその請負人(ワーカー)次第ということだ。

 フォーサイトはチームの意向として人を殺すような仕事は引き受けないようにしている。人の恨みを買うような行為は避けるべきだとリーダーであるヘッケランは考え、その成果あってか実際にフォーサイトは敵の少ない請負人(ワーカー)チームと言えた。

 

「別に自ら犯罪の片棒を担ぐような仕事をしたいとは思ってないわよ。ただ世の中奇麗事だけじゃ済まされないから請負人(ワーカー)がいるの。冒険者組合では引き受けないような仕事を私達がやっている。それだけよ」

「……それならそれでいいけど、私本当に人殺しとか嫌よ? 多分、見たら卒倒してしまうかもしれないわ」

「どんだけ(やわ)なのよ! あんた本当にそれで最強の魔法詠唱者なの? どういうことよ!」

「残念ね、イミーナ。私が最強なんじゃなくて、私が最強にするのよ」

 

 自慢気に語るミドナの顔を、イミーナはぶん殴ってやりたい衝動に駆られる。

 

「誰が最強にするって?! まともな依頼も取ってこれないペーペーのくせして偉そうにするんじゃないわよ!」

「何ですって!」

「何よ!」

「何やってるんだお前ら……」

 

 徐々にヒートアップしてきた二人の間にヘッケランが水を掛ける。ヘッケランが宿屋に戻ってきていたことに気が付かなかったイミーナは、頭に血が上っていて冷静では無かったと反省して心を落ち着かせた。

 

「その様子だと、今日もまともな依頼は取ってこれなかったみたいだな」

「私は良い仕事だと思ったわ」

「……ヘッケラン、諦めたほうがいいわ。ミドナに仕事の請け負いは向いてない。ミドナの言う通りにしてたら私達は人々に邪教徒と指を指されることになったでしょうね」

 

 邪教徒? と不思議な顔をしたヘッケランはチェインシャツの上に着ているベストの内から手紙を取り出した。

 

「まぁミドナの件はゆっくりやっていけばいいんじゃねえか? 焦る必要なんてないだろ。それよりホレ、仕事の依頼だ」

 

 カウンターの椅子に座るイミーナの隣にヘッケランは腰を下ろすと、手紙を二人の前に置いた。カウンター越しにいるミドナにヘッケランは水をくれと頼む。

 

「というかなんでウェイター側にいるんだ? 店の主人はどこ行ったんだ?」

「買い出し行くからって店番頼まれたのよ。それにウェイトレスって夢だったのよ私。可愛い店で可愛い服着て働くって素敵よね。まぁここは薄暗くてお洒落な雰囲気は全くないけど……それでも一つ夢が叶ったわ」

 

 そういえば最初に妙に上機嫌だったのはウェイターを任されたからだったのだろうとイミーナは回想する。

 水をグラスに注ぎヘッケランに渡すと、ミドナは手紙に手を伸ばす。「読んでいい?」と許可をもらい、封を開けて中身の用紙を取り出した。

 

「…………なるほど、読めないわ」

「……貸して」

 

 呆れ顔でミドナから手紙を受け取る。目線が手紙の上から下まで行ったところでイミーナは要約した。

 

「帝国の商人からの依頼ね。このグランって家の父親と娘、それと使用人がリ・エスティーゼ王国のエ・ランテルに行ったきり戻ってこないんだって。野盗に襲われた可能性もあるから王国に調査を依頼したんだけど、向こうの冒険者組合は(ゴールド)級や(シルバー)級の冒険者を雇ったらしく、不安なので仕方なく請負人(ワーカー)である私達にも依頼したみたいね」

「そうだ。つまり王国の領地内での揉め事で帝国は好き勝手に調査できないから俺達に依頼が来たってことだ。それにしても向こうさんも人手不足なんかね」

「かもね。(ゴールド)(シルバー)クラスしか手が空いてなかったんでしょ。グラン家もお気の毒よね。それで私達の仕事は行方不明になっているグラン家の人達を探すってことなんだろうけど……」

 

 イミーナの顔つきが険しいものへと一変する。

 

「もし本当に野盗に襲われていた場合、娘はともかく他は殺されていてもおかしくはないわよね?」

「下賤な野盗共だったら全然あり得る話だな。娘の方も物も同然のような扱いを受けて、殺した方がマシだと思える状態になってたら胸糞悪くなっちまうな」

 

 徐々に二人の表情が暗いものへと変わる。その内情は言うまでもなく怒りや苛立ちといった負の感情だろう。

 しかしヘッケランはすぐに平常心を取り戻す。今は怒っている場合ではなく、依頼内容について検討すべきだと悟る。

 

「野盗に捕まっていた場合、相手の人数が多くやむを得ない状況だったら殺さざる負えないこともあるかもしれねえが、依頼主は出来る限り無力化に抑えて救出してほしいんだってさ」

「王国側にも依頼してしまった手前、皆殺しにしたら依頼主にケチが付くと思ってるとか?」

「恐らくな。向こうも下位の冒険者とは言え依頼主の要望に応えてるんだ。それに泥を塗ったら商人としての家の顔にも泥を塗っちまうってことなんだろうよ」

「そんな甘っちょろいこと言ってられる敵ならいいけど……そもそも野盗に容赦なんてしなくていいでしょ? 無力化なんて甘いこと言って、足を掬われてこっちが殺されるなんてことはゴメンだからね?」

 

 イミーナの言葉は正論であり、ヘッケランもそこには同意する。しかしフォーサイトの実力は冒険者でいう所のミスリル級であり、そこらの野盗など容易に倒せてしまうぐらいの力は有している。彼らの腕であれば野盗の無力化程度ならば難しい話ではないだろう。細い肢体のイミーナですら、暴力を生業とする成人男性を容易く捻じ伏せてしまうだけの実力を持っているのだから。

 

「もちろん仕事を引き受けるならしっかり警戒はするさ。ロバーとアルシェに依頼人の背後関係を洗ってもらっている最中だが……まぁ依頼を引き受けるのかは全員揃ってもう一度検討してみないことには今は何も言えねえな」

「そうね。うちチームに敵は少ないとはいえ、罠ではないと言い切れないからね」

 

 今はロバーデイクとアルシェの帰りをただ待つだけだった。しかし今まで黙って話を聞いていたミドナが口を開いた。

 

「罠じゃなかったら当然引き受けるんでしょう?」

 

 その言葉にヘッケランは瞠目する。しかしミドナの怪訝な表情を見て、冗談を言っているわけではないと判断する。だからこそヘッケランはミドナに煩わしさと似た感情を抱いてしまった。

 

「ミドナ、フォーサイトに加入した時の条件を覚えているか?」

「もちろん覚えているわ。魔法の使用階位は有事の際を除き第三位階まで、でしょう?」

 

 これはミドナがフォーサイトに加入する際にヘッケランが提示した条件だ。第十位階――とまではいかなくとも、あまりに超越した魔法はチームに被害を及ぼす恐れがあるので当然と言えば当然の縛りだ。しかし本当にこれでミドナがチームに調和できるのかと言えば、全くもってそうではない。例えば第一位階魔法に<魔法の矢>(マジック・アロー)という魔法が存在するが、これは使用者の実力によって出現する魔法の矢の数は左右される。つまりミドナの使用する第三位階魔法は、自分達の物差しでは測れないのだ。ミドナは大丈夫だと言っているが、まだ碌に戦闘もしていないので何とも言えない。つまり自分の背中を預けるにはとてもじゃないが信頼できる状況ではないのが現状だ。

 

 この使用階位の縛りもそうだが、ヘッケランが聞きたかったのはもう一つの条件――というよりも約束事だ。

 

「もう一つの方だ。俺達はチームとして依頼を引き受けるんだ。お前一人の意見を聞いて、はい受けましょうとはいかないんだ。チームとして意見を出すのはもちろん構わないが、ミドナ個人としての欲望を承諾するわけにはいかないからな」

 

 ヘッケランは断固たる口調で告げる。その言葉の裏に隠された意味は『注意』などという生温いものではない。これは『警告』だ。

 

 冒険者や請負人(ワーカー)には共通認識としてやってはいけないことが幾つもある。その中の一つに欲望を晒すという行為がある。例えば毎日金が欲しいと言っている仲間がいれば、大金の掛かった依頼は是が否でも受けたがるだろう。しかしその仲間の言葉をどれだけ信用できるだろうか。目先の金に目が眩んでいるのではと疑われてしまうのは当然だ。ミドナの先ほどの発言はこれと同義であり、これ以上の私欲を含む発言をするようではチームに置いておけないと、ヘッケランは暗に警告したのだ。

 

 その言葉の意味を理解したミドナは、深呼吸と共に吐き出した息に緊張という感情が溢れでているのが、ヘッケランに伝わった。

 

「……そうね、私が悪かったわ。反省します、ごめんなさい」

 

 ミドナが真剣に謝罪していると二人は理解した。ミドナの言葉に怒りや執拗といった禍根を残すような感情は一切見受けられなかったからだ。ここで拗ねるようならこの先チームとして組んではいけないだろうと考えていたので、ヘッケランは安堵の息を零した。

 

「いや、分かってくれたならいいんだ。悪かったな、脅すような口調で言って」

「悪かったのは私の方よ。ヘッケランが謝るようなことは何もないわ」

 

 ミドナはそう言って微笑んだ。そしてヘッケランは少しだけだが理解した。ミドナという女の性格の一端を知れたことを。それだけでもこの会話の意味はあったのだとヘッケランは考えた。

 腹芸は苦手そうだが、素直な良い奴なんだろう。そうヘッケランは印象付けられた。

 

 しかしミドナの次の発言は、ヘッケランには思いもよらない言葉だった。

 

「でも一つだけ伝えておきたいことがあるわ。チームの意思に私は尊重するし逆らったりしない。でも私は助けられる命はなるべく助けたいと考えているの。それが例え悪人であるなら更生させてあげたいと思うし、善人なら尚のことよ。誰かが困っていたら、手を差し伸べてあげられる人になりたいと思っている……」

 

 ふぅ、とミドナは息を吐く。その様子をヘッケランは真剣に伺っていた。

 突然何を言い出すのだろうか。先ほどの警告を理解していないとは思えない。これはその警告を受けた上での発言に違いないのだ。ならば真剣に聞くべきだろう。これから続く言葉によっては共に居られることが叶わなくなってしまう可能性もあるのだから。

 ヘッケランはミドナの表情を伺う。その顔つきは真剣そのもの。これから続く言葉は、その覚悟の上での発言なのだろうとヘッケランは気を引き締める。

 

「もちろん、それはあなた達も同じ。私はあなた達にどんなことが起ころうと必ず守ってみせるし、救ってみせるわ。絶対に見捨てたりなんかしない。それが私の意思であり、補助職を極めた私の傲慢(プライド)よ」

 

 それを聞いたヘッケランは、隣に居るイミーナと顔を見比べる。どうも間の抜けた顔をしてしまっているらしい。お互いの顔を見合した二人には、小さな笑みが浮き出ていた。

 

「……だってさ、イミーナ」

「あんたの気持ちは理解したわよ、ミドナ。それで私達から一つ言いたいことがあるわ」

 

 イミーナは突如鋭い目付きでミドナを射抜く。一言言ってやるつもりなのだろう。そうヘッケランは感じ取り、肩の凝りをほぐす様に腕を回した。

 

「新米のペーペーが誰を守るって?! 己惚れるのもいい加減にしなさいよね! 私達はチームなのよ? 互いの背中は互いで守り合うの。決してあんた一人が守るものではないのよ! わかる?!」

「そういうことだ。がら空きのお前の背中は、俺達が守ってやるから安心しろ! つーことだ。わかったか?」

 

 チームとはそういうものだろう。互いの背中を預け合い、助け合って生きていく。ごく普通の常識だ。そんな常識も知らない世間知らずの駆け出し請負人(ワーカー)に、『必ず守るから安心しろ』なんて言われたら先輩であるこちらの面目は丸潰れだ。少しは言葉を選んで発言して欲しいものだと、ヘッケランとイミーナは立腹した。

 こんな台詞が返ってくるなど想像すらしていなかっただろうミドナは、目をパチクリと開き瞬きを繰り返す。そんな表情もまた実に腹立たしかった。

 イミーナは拳に力を入れてプルプルと震えている。放っておくと右手がミドナの顔面に炸裂する恐れがある。

 

 

 しかしこの時ばかりは、ヘッケランはイミーナを止めたいとは思わなかった。

 

 

Chapter3 end

 




次回、可憐なる吸血鬼シャルティア様が登場してくれるはずです。
スレイン法国の黒の方々や、純銀の鎧の方も登場してくれることでしょう。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。