背の高い映は目の前の女生徒をまるでノミでも見るかのように見下ろす。
(女子ってこわいなー)
などと呑気に考えていると、反対側の頬にも追撃を食らった。個性社会の中で廃れつつある宗教文化だったが、昨今類を見ないキリスト教の精神に舌を巻く。ではその信徒が規律正しい模範的な生徒かと言うと、まあ、表面的にみればそうとも肯定できるが、実態は酒とタバコとセックスをそこそこに嗜む堕落者であり、今もこうしてクラスの半端者を影で虐めるのが趣味のサディストである。そのくせ小心気質が抜け切らないのか、小さなイタズラを続けるだけの小物で、こうして直接的な手に出るのにも多人数の手を借りないとできない。本当は彼女こそが半端者だった。それは映がもっとも嫌う手合いだ。
「恐山さぁ。最近調子のってね?」
「……はぁ、別に」
映がこうしてイジメにあっているのは、この女子生徒の意中の男子生徒と映が仲良くしているというありふれた嫉妬が原因だった。映がクラスで浮いていたというのもターゲットにするにはいい口実で、その行為を咎める者は少ないことが拍車をかけている。
色恋沙汰といえば青春くさくて多少は聞こえはいいかもしれないが、当の本人はパートナーに血統書を求める類の人間で、つまり自分のものには箔が付いてないと許せないのだ。
「雄英に受かったくらいで舞い上がってんじゃねぞ。”身体能力を上げる”だけの没個性のくせに」
「ほんとよく受かったわよね。もしかして汚い手でも使ったんじゃない?」
「うわー、それ絶対あるって。こいついつも何考えてんのか分かんないし」
ぐちぐちと続く小言に飽きてきた映は、自分のざんばら髪を弄りながら聞き流していた。そういえばこの頬を叩いた女生徒を試験会場で見た覚えがある。スタートダッシュに乗り遅れた上に、普段から運動慣れしてなかったのか途中でばて、しまいにはとんがり頭の個性の爆音にびびってヒステリーをおこしていた。彼女はもちろん試験に落ち、映と意中の彼は合格通知が送られてきた。つまり、これは逆恨みを含めた報復らしい。
あまりに滑稽な姿を思い出した映は、笑え堪えるのに必死で震えていた。彼女たちはそれを別の意味に勘違いしたらしく、さらに一方的な言いがかりを捲し立てる。
「ちょ、こいつビビってるよ!」
「やめてよ、何か悪いことしてるみたいじゃん。私たち本当のこと言ってるだけだし」
ほんと黙って欲しい。お腹いたい。
経験上、このあと二、三愚痴を聞いていれば相手は満足して帰ると知ってたので、今は従順な子羊の真似に興じていた。しかし今日はとくに舌が回るらしく、彼女は普段よりも尊大な態度で大言を語った。
「やっぱり彼はあんたには勿体無いわ。私こそが彼に相応しいと思わない?」
——嗚呼、もうダメだ。
「ぷ、あはははははははははははははははははははははははははは!!!」
特大級のジョークに我慢できず、腹を抱えて堪えていたものを吐き出した。周囲はその行為に困惑していたが、次第に虚仮にされたことを理解し始めると怒りで顔が真っ赤に染まる。健常者を語る愚かな女生徒は、理性ぶった皮を剥いで暴力を振りかざした。
振りかざした手は空中で停止している。女性らしからぬごつごつとした硬い手が、赤子の手を捻るように簡単に受け止めていた。骨の軋む嫌な音がする。しかし女生徒は苦痛を声に漏らすことなく、鼻先まで迫った映の怪しい眼光に停止せざる得なかった。
「まったく、君たちは私を笑い殺すつもりか!それとも無知なのかな?確か君の個性は彼と同じ炎熱系のものだったが、もしかしてそれで釣り合いが取れていると思ってるかな?だとしたらやはり無知なんだろうね!ガスバーナーと火炎放射器じゃ使い所なんて全然違うのに!!」
それは明らかな侮辱の言葉だった。普段の短気な女生徒たちなら我を忘れて激昂しただろう。そうならなかったのは、その場にいる誰もが映に恐怖していたからだ。映は普段から悪い意味で浮いていた。お洒落や恋愛には一切興味がなく、まるで子供のように好奇心に溢れていた。子供との違いは無垢でなかったことだろう。彼女は嬉々として他人の古傷を掘り返し、それを嘲笑っていた。過去に精神鑑定を受けた話は有名で、異常がないと医者に太鼓判を押されたことでより異質さを増していた。いじめを咎める者が少なかったのは、教師ですら彼女を避けていたからだ。
「男をブランド品のバックと勘違いしているバカ女が、まるで猿が服を着ている風刺画と一緒じゃないか。いいか、よく聞けよこの猿にも劣るド低脳どもが、残り少ない学校生活を幸福に送りたいなら今までと同じ半端者でいろ」
言い返すことは出来なかった。誰ができただろうか。今まで精神異常者のレッテルを貼って嫌厭してきた相手の正体を知ってしまった今では、築いてきた優位性なんて何の意味もない。羊の皮を被った怪物は、狼の眼差しで脅していた。
「——コロスよ」
それは明らかな殺意を以って豚たちを睥睨している。
霧散した女生徒たちの姿を映はつまらなそうに見つめていた。
(殺すにはまだ早すぎる。もっと恐怖が育ってからの方が楽しめそう。だけど、あの様子だと暫くは絡んで来ないんだろうなぁ)
映にとって彼女たちの虐めは、春のそよ風の出来事と同じで些細なことだった。むしろ思い上がった女生徒たちの姿を見るのは中々楽しかったくらいだ。
映は視界を狭める前髪をかき上げて、眼前に映る光景を見つめた。大地と空とコンクリートの建造物。本来見えるはずのそれらの光景はなく、ブラウン管テレビの画面が視界を覆っている。映は接続されているビデオデッキにレンタルビデオを差し込んだ。リモコンでチャプターを切り替えると異なるキラーへ変わる。
(この子と……彼がいいな)
映は記憶にある人物像からキラーを構成し、それを現実へと投影した。光の粒子が集まり、それが人型へと成っていく。
一人は包丁を持った日本人の小さな少女。
二人目は赤ん坊くらいの大きさの人形。
映が二人に目配せすると、二人は煙のように何処かへ消えていく。映はかき上げた前髪をいつものように乱雑に戻すと、外界から閉じこもるように視界を前髪で遮った。
映の個性が発現したのは生まれて間もない頃で、テレビに映った人形を映がいつの間にか持っていたことから始まる。初めは両親も驚いたが、金銭的危機に陥っていた彼らは金策のため、映の個性届けを役所へしなかった。実験の結果、映の個性のおおよそを両親たちは理解していた。
映の個性は『投影』。名前の通りに見たものを記憶から投影し、現実世界に生み出すことができる破格の能力。両親は映の個性を大いに持て囃したが、その条件を知ってすぐに落胆することになる。
投影できるものは映の興味関心の強いものに限られ、さらにそのものへの精密な情報が必要になる。その例として、むかし映が図鑑に載っていた珍しい果物を投影し、表面的には精巧な投影物を作り出したが、その中身が空洞だったことがある。これは映がその果物の中身を知らなかったから不完全であり、断面図を知っていたとしても今度は味のしない不完全なものが出来ただろう。紙幣を投影しても同じナンバーの紙幣しか量産できないし、機械を投影してもそれが動く理屈を知らなければ機能しない。
予想外に扱いづらい個性だったが、天は映に二物を与えていた。映は個性とは別に、見たものを鮮明に覚えられる所謂先天性の完全記憶能力を持っていた。その上、同年代の子供たちよりも賢く、難しい内容の本もすぐに理解できる。しかしそれが判明するのが遅すぎた。映に落胆した両親はネグレクトをするようになり、彼女は架空の世界の住人たちに依存するようになっていた。彼女のもう一つの能力が判明した時にはすでに店の売れ残ったホラー映画のビデオに完全に依存しており、他のことへの興味関心は全く抱けない状況に。その自業自得に憤る両親は暴力によって映の依存を治療しようとしたが、それはむしろ逆効果をもたらす。
彼女はホラー映画の殺人鬼や怨霊や怪獣に対し、信仰にも似た並々ならぬ情熱を抱き、その思いの強さが彼らとテレビ画面外での再会を引き起こした。無論、これは常人離れした精神による成功結果であり、彼女がここまで追い詰められなければそうはならなかっただろう。そういう意味では映は両親に感謝しているし、墓参りにも毎年いっている。
「おや、雨かな?」
昔の思い出に耽っていると映の鼻先に雨粒がぶつかった。あいにく朝の天気予報が晴れだったので映は傘を家に置いてきてしまっている。まあ、濡れることなんて元々気にする性格ではないので、雨に打たれたまま帰るのも一興ではある。
「I'm singing in the rain♪」
映は歌を口ずさみながら軽快なステップで廊下を歩いていた。放課後のチャイムが鳴り、残っているわずかな生徒と教師は映を避けて歩いていく。
「Just singing in the rain……ん?」
映が教室へ入ると一人の男子生徒が自分の席の前に立っていた。それは映の数少ない学友である。
「やあ、焦凍。私を待ってくれたのかな?」
「……おまえ、傘持ってなかったろう」
轟焦凍はカバンから赤と青の二つの折り畳み傘を取り出す。青い方は彼自身の傘で、赤い方は以前映が忘れてた時に借りたもので、それからはまるで映のものみたいな扱いになっている。
「ありがとう!今日ほど君との友情に感動したことはない!」
「それ、前にも聞いたぞ」
「はは、決まり文句みたいなものだよ」
映が傘を受け取ると二人は一緒に下校した。映を嫌厭する視線に嫉妬のようなものが混ざり始めている。焦凍の左目を中心とした火傷は痛々しいが、それでもイケメンであることは変わらないし、No.2ヒーローの子供ともなればそれに肖りたい生徒は多い。
「相変わらずモテモテだねー。私もさっき君の熱烈なファンに詰め寄られたよ」
「大丈夫だったか?」
「うん、だって雑魚だったし」
「もうすぐ卒業なんだから、あんま揉め事起こすなよ」
「はいはい。卒業までは大人しくしとくよ」
玄関へ差し掛かると次第に雨の勢いも強まり、水溜りができ始めてきた。二人はそれを避けながら歩いていく。
「I'm singing in the rain♪」
「その歌、この前おまえに借りた映画にもあったな」
「んー、何貸したっけ?『ヘル・レイザー』『オーメン』『死霊館』?」
「『時計仕掛けのオレンジ』だ。おすすめだって言われて姉さんと観て後悔した」
「でも面白かっただろ?水桶に頭突っ込まれるシーンでアレックス役のマクダウェルは本当に溺れかけたそうだよ。他にも気分を害したジーン・ケリーや暴行シーンに耐えられず降板した女優と話題に事欠かないね」
映がホラー映画について嬉々と話し、それを焦凍が分かれ道まで静かに聞く。それが二人の奇妙な友情関係だった。中学を卒業し、同じ高校へ行ってもそれは変わらないだろう。
時は遡り、雄英高校ヒーロー科の会議室では、雄英の校長や教師陣が出席する重要会議が行われていた。巨大なモニター画面には受験生の名前と成績がズラリと並んでいる。目立つのは救助ポイント0で一位の爆豪勝己と敵ポイント0で八位の緑谷出久。
「今年は豊作だな。軒並み優秀なやつが多い」
「救助ポイント0点で一位とはなあ!」
「対照的に敵ポイント0に対して八位。あれを倒すなんて久しぶりだね」
各々が二分化した対象について議論し尽くすと、画面は切り替わる。映し出されたのはいかにもだらしないという言葉を体現した少女だった。身長は女子にしては高く180センチ前後。ぼさぼさのヘアスタイルに上下ダボダボの洋服。これで実技試験を受ける気があるのか甚だ疑問だ。
しかし見た目に反して動きは機敏であり、広大な市街地をパルクールのように軽々と移動している。拾った街灯や道路標識を武器に次々と仮想敵の関節部分を破壊し、機動力を削いだところにトドメとわりとエグい戦法だ。移動中に救助ポイントもちゃくちゃくと稼いでいる。
「恐山映。総合ポイント75で二位か。なかなか手際がいい子だ」
「個性は身体能力を増強させるありふれたものだが、その汎用性をちゃんと生かしている。言ってしまえば、脚力、腕力、体力となんでも一緒くたに強化できるわけか。個性の使い方ならこの子が一番だ」
「それにこれだけ動いていて汗もかいてない。彼女はまだ余力を残しているみたいね」
また場面が切り替わり、緑谷がポイント0のギミックに向かって跳躍したシーンへ。拡大すると逃げずに何かの構えを取っている映の姿があった。
「……まさか、あれを倒す手段があったのか?」
「そのための温存だったなら、確かに合理的だったな。——でも、それだけではないんでしょう?」
だらしのない態度から悪印象だった映の評価は、後半につれて改善されていった。
しかしその中で唯一晴れない顔がいる。オールマイトと根津校長だ。それを疑問に思ったイレイザーヘッドの手が上がった。
「……恐山という名前に覚えがある人もいるんじゃないかな?」
「恐山……珍しい苗字ですけど、それくらいしか」
「恐山、恐山……ッ、もしかしてあの食卓事件の生き残りですか!?」
その言葉に全員が青ざめた。この事件はマスメディアを含めた業界では禁句だったからだ。
数年前、レンタルビデオ店を経営している恐山夫妻が惨殺される事件があった。死因は鋭利な刃物による首の切断。その後、夫妻の体は豚のように吊るして解体処理され、骨は家具に加工し、臓器はキッチンで調理されて複数人の犯人と拘束された夫妻の娘に振る舞われた。救出された娘の胃の内容物にはソテーされた夫妻の脳みそが検出されたらしい。この事件のテレビ報道は手違いによって食卓の時間に大々的に流出し、全国で嘔吐する家庭が耐えなかったという。それ以外にも写真を撮影した記者や家の中を捜索した人間が呪われて死んだという逸話が絶えず残っている。
「ブン屋にとっては厄ネタだが、いまでも面白がってこの一件を掘り返す奴はいる。それがまた呪われて死んだってのもな」
「事件のトラウマを乗り越えてヒーローを志した。それなら私好みなんだけど、そこのところどうなのかしら」
「……復讐か」
シンプルだが、もっとも複雑な言葉。会議室の沈黙に重みがました気がした。
「彼女についてはオールマイトが一番知っているんじゃないかな?」
「なぜですか?」
「それは彼がこの事件の第一発見者であり、映くんの身元引き受け人が現れるまで一緒に生活していたからさ」
「マジで!?」
沈黙を断ち切る言葉にオールマイトが立ち上がる。
「……私が彼女と生活していたのはたった数ヶ月だ。それから再会したのもだいぶ前になるが、復讐については問題はない。それは彼女の複雑な家庭環境が関係するとだけ言っておこう」
「では、メンタルは何にも問題はないと?それはそれで何かやばいですけど」
「まあ、変わった子ではある。二年の波動少女と相澤くんを混ぜたのを想像してもらえばいい」
「あー、うん……わかった」
「おい、何でこっち見る」
元々第一印象が悪かっただけに、彼女の内面を気にする教師が多い。それを見たオールマイトの拳に力が入った。
「変わった子ではあるが、それでも!私は彼女が毎年両親の墓参りに行っている心優しい少女だと知っている!彼女がヒーローを志すつもりならそれを全力で応援したい!」
オールマイトにとって映の存在は救えなかった民衆の代表のようなものだった。たった数ヶ月間の生活で彼女に対する感情は増している。初対面の時に浴びせられた言葉をオールマイトは今でも覚えていた。
充満した生臭い血とハーブで一緒にソテーされた脳みその香りが漂う家の中で、椅子に拘束され頬が痩けた映は言った。
『言わないんですね、”私が来た”って……全然間に合ってなかったもんね』
他の椅子にはまだ体温が残っていた。それは数分の差でこの惨状を生み出したやつらを取り逃がしたことを意味する。
少女の汚濁した目を見てオールマイトは恐怖した。どんな経験をすればこの齢の少女がこんな目をするのか想像もできない。その目がナイフのように彼を突き刺している。
『言うさ。君の凍った心を鼓舞するために』
本当は自分の折れそうな心を鼓舞するために言うのだ。死んでしまった遺族に懺悔して言うのだ。
『——私が来た』
拘束を解き抱きしめた小さな体は折れてしまいそうなか細さだった。小さな手が彼のヒーロースーツを強く握っている。子羊が親羊に擦り寄るように、映は搬送される中でもそれを離さなかった。一緒の生活で彼女は徐々にオールマイトに懐いていった。両親から虐待された分、彼を理想の父親として依存したのだろう。それをオールマイトは受け入れた。
——オールマイトは、恐山映を裏切れない。
数ヶ月後。映をいじめていた女生徒たちが全員死亡する事件が起きる。女生徒たちとの関係から一番に映が捜査線上に上がるが、明確なアリバイがあったため除外された。関係者に恐山の名前が上がりメディアは細々と公表したが、それでもこの事件には不可解な部分があったため、それを追求しようとする者が多くいた。
まず初めにリーダーを除くメンバーの携帯に死を予告したとされる着信があったこと。そしてその着信通りにメンバーの子は死亡している。そしてその死体の口内には赤い飴玉が入っていた。
リーダーは小型のナイフのようなもので惨殺されていた。その証拠品で押収された血まみれの人形がいつ間にかどこかへ消えた。
そして、その事件の末路を探ろうとした者がどのような結果になったかは考えない方がいいだろう。
『チャッキー』
『チャイルド・プレイ』に登場する殺人鬼……の魂が宿った人形。元は「湖畔の紋殺魔」と呼ばれたチャールズ・リー・レイという殺人鬼。逃亡中に警察に銃撃され、死にかけながらも、おもちゃ屋に逃げ、ブートゥー教の秘術によって近くにあったグッドガイ人形に魂を乗り移した。
人形の体でありながら力量は常人並だが、体格の差で成人に勝てず力負けする描写が多い。赤色のナイフを用いる。
殺人術に長けており、常備しているナイフや得意とした絞殺などで直接殺害する以外にも、周辺にあった道具や設備を用いての無計画でありながら機転を利かせた殺害も多かった。
『水沼美々子』
『着信アリ』に登場する亡霊。強力な念力の持ち主。死の予告電話による殺人が多いが、美々子の霊自らが出向き、直接殺人を行う場合もある(美々子が現れる時は喘息用の呼吸器の音がする)が、美々子が他の人間に乗り移ったり、化けて殺人を行う事もある。 被害者の口の中には赤い飴玉が入っている。
『時計仕掛けのオレンジ』
暴力やセックスなど、欲望の限りを尽くす荒廃した自由放任と、管理された全体主義社会とのジレンマを描いた、サタイア(風刺)的作品。劇中で「雨に唄えば」を歌いながら暴れ、作家を押さえつけ目の前で作家の妻を輪姦した。