日常生活に自然の具現が来た   作:ジブリの白い木霊

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お久しぶりです。
ちょっとNieR:Automataやったり別の書いたりしてたら遅くなってしまいました。
今回は(というか毎回)短いですが、お楽しみください





ナニコイツラスゴイ(今更)

 

 

その人が言ってたツイッタ◯を覗くと、なんか凄いことになっていた。本物だ偽物だといった議論もあれば、810先輩ネタが大量発生していた。

 

・・・リツイートとコメントの数がヤバイな。

 

ん? ちょ、ヘブッ

 

 

頭に乗っかってきた白いの、黒いのに持ち運ばれ、俺の背中にダイレクトアタックしてきた金色の。

 

枕に顔を強打させ、その瞬間に背中へと攻撃。こいつら確実に知性を持ってるな。

 

にしても、無断転載しないでって書いてなかったから当然なのか? いや、まあ、これは俺が悪いのか。

 

考えるのを一旦やめ、攻撃してきたこいつらをベッドへと投げ、こちらを向いた瞬間にデコピンする。

悶えているが、それは罰だ。こっちも痛かったんだよ。けど、デコピンした俺の指まで痛い。こいつら硬すぎないか?

 

指の痛みに悶えつつ、パソコンを見る。

おうおうすごいことなったんなー、と他人事のように思いながら、もう放っておくことにした。今更どうこう言ったって、無駄だろう。

 

 

パソコンから目を逸らし、アイツらを見る。

目がキラキラと輝き、構って構ってと見てくる。・・・ああもう可愛いなー分かったよ構えば良いんだろ!

 

 

 

〜しばらくお待ちください〜

 

 

 

ボールや棒、その他諸々で全力で構ってやった。が、とても汗をかいた。ので、風呂に入ろうと思ったのだが、ギャウギャウと俺も入る俺も入ると三体とも凄く激しく抗議してきた。

どうなったって? ・・・こいつらの可愛さに勝てるわけないだろ?

 

 

湯船に浸かり、ふぅとため息をつく。

あの三匹は一緒に湯船に浸かっているのだが、ちょっと時間が経つと普段の湯船と違ってきているのが分かった。

少しピリピリと電気風呂のようになっているし、お湯が手でかき回していないのに流れ、何故か温泉などと同じようなお湯になってきていた。

 

ピリピリはこの黒い子だ。水の流れが出来ているのはおそらく白い子。ならこれは金の子?

確認を取るように金の子を見ると、ぎゃう〜と鳴いた。目を細めながら気持ちよさそうに。そして他二体が俺もやったんだぞと言うようにぎゃうぎゃう〜と鳴いた。

 

こいつら三体が居ると家で温泉と同じ効能を味わえるのかもな。凄いお得だ。こいつらが来てくれて良かったと初めて思う。

けどまあ一応、このお湯の成分を調べてみてもらってもいいかもな。面白そうだし。

 

 

こうして、お湯から出た後、密閉できる容器にお湯を入れ、後日検査してくれる場所に送ることにした。

 

パソコンを確認し、もう寝ます。おやすみなさいと書き込み、三体と一緒に布団の中に入り、ぐっすりと眠る事ができた。

 

 

 

数日後、お湯の検査結果が返ってきて、普通の温泉と同じかそれ以上の効能がある事を知り、愕然とした。

それを見ていた三体がドヤ顔をし、ベシベシと叩いてきたので、また三体をベッドに放り込み、撫で回すのであった。

 

 

 

 

 


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