「女の子の気持ちが知りたい? なら束さんに任せてよ!」   作:天道詩音

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最終話まで書いたので完結まで毎日18時に投稿予約しました。

更新が止まっていてすみませんでした。

あと、誤字報告すごく助かりました。
ありがとうございます!


その30

 

 今日は楽しかったな。

 家に帰ってベッドに寝転がりながら一夏と水族館に出かけたことを改めて思い出す。

 

 とにかくくらげがかわいかった! 他の生き物達もかわいかったけどね。

 

 一夏も楽しんでくれたかな? 今日の出来事を振り返ってみると私ばっかり楽しんでいた気がする。そう言えば一夏は仕方ないなって感じな顔ばっかしてたかも……

 まあ一夏も楽しかったって言ってくれてたからいいよね! いいって事にしておこう。

 

 んー? バッグの中から着信音が鳴ってる。誰からだろ?

 今日買って貰ったくらげのぬいぐるみとか、便利だから使っている姉さんがくれた薄ピンク色のお財布、化粧品ポーチやらがごちゃごちゃしてるカバンの中から携帯を取り出すと、姉さんからの電話だった。

 

 どうしたのかな? 最近忙しいみたいで二週間くらい電話が無かったけど、落ち着いたのかな? 普段は毎日電話を掛けてくれていたのにに最近話せて無かったからちょっとうれしい。

 

「もしもー……」

「久しぶり湊ちゃんのことが大大大好きなお姉ちゃんだよ湊ちゃん元気してた? 最近忙しくって話せてなかったけど、お姉ちゃんずっと湊ちゃんのことを見ていたよ! 今日はいっくんと一緒に水族館に行ってたねくらげも見れてよかったね今度はお姉ちゃんとも行こうね!」

「あ、そ……うん」

 

 久しぶり話すといつもこうなるんだよね……無限に一人で喋っちゃうから聞くだけでも大変だよ。まあお姉ちゃんだから仕方ないね。お姉ちゃんだから。

 

「……それでね、月の裏側に月面基地を作ったからこれから月に行ってくるの! 湊ちゃんと一緒に行きたかったけど明日学校だからダメだよねざんねんざんねん。だからパッと行ってパッと戻ってくるね!」

「うんうん……って月に行くの!?」

 

 姉、ついに宇宙進出するみたいです。

 

 忙しかったのは月に行くからだったんだ。姉さんが電話も掛けてこないって余程のことだと思ったけど、月に行くのかぁ……ISを作ったのも宇宙進出のためだったもんね。

 

「姉さんおめでとう! 夢だったもんね」

「うんうん、湊ちゃんならそう言ってくれると思っていたよ! もう向かっちゃうからあいつに護衛よろしくって言っておいてよ。頼むのとかすごーくやなんだけどね!」

 

 姉さんとお姉ちゃん(更識楯無)って仲が悪いからねぇ……姉さんは湊ちゃんの姉は私以外認めないって騒いで仲良くしてくれないんだよね。

 

「大丈夫だと思うけど、護衛のことは伝えておくね。姉さんも気を付けて」

「私は天才だから大丈夫だよ! 湊ちゃんはちょー可愛いから襲われないか不安なの!」

「私は男だよ? 心はね! たぶん……」

 

 私は男だって自信が最近無くなってきたんだよね……なんか一夏がすごいかっこよく見えちゃって、今日も……ってやめやめ!

 

 

「と、とりあえずお姉ちゃんには言っておくから! 落ち着いたら私も月に連れて行ってね! おやすみ!」

「絶対連れていくよ! でもあいつを姉とは認めな----」

 

 あ、途中で切れちゃったけどまあいっか。

 

 

 ふぁ、電話してたらなんか眠くなってきちゃった。お風呂はさっき入ってるしもう寝ようかな。お姉ちゃんに電話するのは明日でいいよね。

 

 おやすみ、姉さんおめでと。

 

 

 

 

 

 

 

「あら、目覚めたのね。おはよう、篠ノ之湊ちゃん」

「おはようございます……って誰!? ここどこ?」

 

 目を覚ますと見知らぬ部屋で、目の前に知らない綺麗なお姉さんが居た。 




姉さん
二週間振りに湊と話せて最高にハイになってます。

綺麗なお姉さん
新しいお姉ちゃんキャラが登場!
誰でしょうか。
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