バカとテストと召喚獣 ~親友たちとある意味バカな少年との物語~ 作:ジャージのう詐欺師
カゲロウデイズ
?SIDE
少年とその親友は公園にいた。
少年は、日にちと時間を知るために携帯を見ると、8月14日午後12半くらいだった。天気がいいな。
??「病気になりそうなほど眩しい日差しだね」
と、することもないから君と駄弁っていた。
??「でもまぁ、夏は嫌いかなぁ。」
と君はふてぶてしく呟いた。あぁ、猫が逃げたなぁ。逃げだした猫の後を追いかけて飛び込んでしまったのは
赤に変わった信号機。
??SIDE
パッと通ったトラックが君を引きずって泣き叫ぶ。血渋きの色、君の香りと混ざってむせかえった。親友の死体に近寄った。嘘だ。こんなの嘘だ!と思った少年。
だが。僕に似た、いや…
もう一人の僕がいた。
嘘みたいな陽炎が「嘘じゃないぞ。」って笑っている。頭が痛くなってきた…。
夏の水色、かきまわすような蝉の音にすべて、眩んだ。
??「夢であってほしい。」
目を覚ました。時計がなり響くベットで。
「今は何時?」
8月14日の午前12時すぎくらいをさす。やけにうるさい蝉の声を覚えていた。
でもさぁ、少し不思議だなぁ。
同じ公園で昨日見た夢を思いだした。
??「もう、今日は帰ろうか。」
道を抜けた時、周りの人は皆上を見上げて口を開けていた。
落下してきた鉄柱が君を貫いて突き刺さる。つんざく悲鳴と風鈴の音が木々の隙間まで空回った。
「ゆ………夢だよ。こ…これも…夢なんだ。そうだよ…これも夢…なんだよ。」
僕は、ハハハと弱弱しく震えながら、笑った。
だが、鉄柱を浮かせていた陽炎に会った。いや、出会ってしまった。
ワザとらしい陽炎が「夢じゃないぞ」って笑ってる。また頭が…。
眩む視界に君の横顔、笑っいるような気がした。
??「嘘だよ。こんなの嘘で夢なんだよ。」
何度世界が眩んでも陽炎が笑って奪いさる。
繰り返して何十年。もうとっくに気がついていた。
こんなよくある話なら結末は1つだけ。
繰り返した夏の日の向こう。
もう、限界だ…。
君を死なせたくない…。
もう、君を死なせる訳にはいかない…。
君が死ぬなら…。
…それなら。
僕がっ!
パッと押し退け飛び込んだ。瞬間トラックにぶちあたる。血渋きの色、君の瞳と軋む体に乱反射して、文句ありげな陽炎に
??「ざまぁみろよ。」
って笑ったら、実によくある夏の日のこと。
??「……ひ…、あ…ひ…、明久!」
そんな何かがここで終わった。
??「……に…、あ…に…、」
終わったはずなのに…。
あの日にまた戻ってしまったのか?
嫌、それはないよね…。
??「明兄さん!」
明久「グフォォ!」
??「明兄が起きないのが悪いよ。」
??「何回、呼んだと思ってんの?」
ああ、なんだあのことが夢になってでてきたんだ…。
明久「うん。ごめんね、日和、響也。」