いや、絶対に連続投稿する!!
生きてた
「あ"い"ぜん"だいぢょう〜」
滝のような涙を流しているのは“元”五番隊副隊長雛森桃。泣く雛森を見てアワアワと慌てているのは藍染。勿論、慌てていると言っても内心だけで表情には出ていない。一種の才能である。
「いぎででよがっだああ」
どうやら雛森が泣いている理由は藍染が生きていることを知って安心の涙のようだ。
尸魂界 五番隊隊室。長き接戦が漸く終結し、藍染は皆の目の前に姿を現した。藍染の姿を見て色々な反応が湧き上がる。藍染が生きてて良かったと泣くものや何故生きているのかと驚く者、またお前と戦えると悦ぶ者もいたし、藍染が本物かと疑う声も上がった。まさしく十人十色である。
「なんで、何で生きてること教えてくれなかったんですかああ…!」
「て、敵を騙すには先ずは味方からって言うだろう?それに情報が漏れることを恐れたんだ」
泣いている雛森に必死に説明する藍染を後ろから見ているのは藍染の部下、市丸ギンとその彼女松本乱菊。若干慌てている藍染を見てクスリと笑いながら乱菊は言った。
「まさか藍染隊長が
「乱菊。もう藍染隊長は
「そりゃそうよね。だって藍染隊長が生きてたなんて知ってたらあそこまで精神的ダメージ受けてなかったもの。…あ、そう言えば藍染隊長はもう隊長じゃ無かったのよね。つい癖で」
藍染は
藍染は『鏡花水月』の能力を調べさせてあげると言う交換条件で浦原に手伝ってもらっている。こうでもしなければ藍染は死神に戻ってこれなかった。『鏡花水月』と言うチート斬魄刀があると知られれば四十六室はきっと藍染を死神に戻そうとは考えないだろう。現に、浦原は戻ってきていない。
藍染が死神に戻ってくる際、藍染は四十六室に条件を言い渡した。それは
と言っても
その為、隊長だった藍染は副隊長に。副隊長だった雛森は参席となった。ギンも五番隊に戻りたいと四十六室に進言していたが、それは飲まれることはなかった。
何とか雛森を慰めた藍染は久しぶりに隊首室に入る。すると中は凄いことになっていた。
山積みにしてある沢山の書類達。それも1つではなく10は簡単に超えるぐらいの量である。昔から平子は書類を溜める癖はあったがここまではなかった。まあ、こんなに酷くなる前に藍染が平子に喝を入れるからなのだが。
「…な、何だ……これは…」
「あ」と重なる声がした。声の主は雛森とギンである。
「あ、あたし…最近ちゃんと仕事してなかったから…」
「ぼ、ボクも殆ど仕事しとらんかったしとりあえず全部五番隊に仕事送とったから…」
雛森君なら分かるが、ギンの言っている意味がわからない。何、五番隊に送ったって。可笑しいでしょ、部下に少しはさせなさいよ!!
「まァ、勝手にボクらの前から消えた罰だと思えばええんやない?ちょっとは反省しいや」
ぐっと何も言えなくなる藍染。少しだけ平子の気持ちが分かったような気がした…。