if物語 藍染に成り代わった男   作:フ瑠ラン

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「if物語 藍染に成り代わった男」も遂に二年目へと突入です!! ココ最近は更新をサボってましたが、なんというか感慨深いものがありますね。飽き性なのによく続いてると思います。

これも皆、読者さんのおかげです! いつもコメントありがとうございます!! 励まされ、応援され、生きる糧となっております!

二年目突入! ということで何かしたいなと思いましたが全く浮かばない。いや、リクエストは昔からずっと聞いてるし、なんならまだ募集中なんで言ってもらって構いませんし、もうやることはやってるよね? みたいな感じで…。この際、誰かと合作でもしてみたいなあ。合作してくれるよ、って方は言ってください! こんな私で良ければやりますんで!!

ということで、二年目突入! 「if物語 藍染に成り代わった男」をこれからも応援してもらえると嬉しいです!!




な ぜ こ う な っ た ?

 

 

前回のあらすじ!!

右手に持っていた書類達はいつの間にか消え、斬魄刀を持っていた藍染!!(そんな描写は書かれていない)

気がつけば試合のゴングは鳴っていたぞ!! 全く乗り気じゃないし、仕事は終わらないしで既にツーパンチをくらいボロボロだ!! 勝っても負けても地獄!! さあ、どうでる藍染!!

 

 

 

──どうでる藍染!?

じゃないんだよ。現実逃避をしながら自分の回想に自分でケチをつける俺。嗚呼、なんて悲しいんだろう。もうやだ、ホワイト企業に移りたい。

 

別に戦闘でも戦争でも勝手にやってくれたらいいよ。但し俺を巻き込まないで頂きたい。この際、うちの隊長を生贄として召喚するからそれで勘弁してくれないだろうか。あ、無理ですね。分かりますうん。だからお願い、その刃こぼれしまくってる斬魄刀をこっちに向けないでお願いだから!!

 

 

「てめぇ、さっきから避けまくってんじゃねぇ!! さっさと反撃しろ!!」

 

「いや、誰一人やるなんて言ってないでしょう?」

 

 

更木隊長を筆頭に十一番隊からの野次が凄い。めちゃくちゃうるさい。そして、どさくさに紛れて俺の悪口を叫んでいる平子。聞こえてるからな、バッチリ聞こえてるからな! 録音してるからな!! 覚えとけよコノヤロー!!

 

更木隊長の攻撃を避けることで精一杯な俺は一体どうしたらいいのか…なんて誰が言った? そもそも、更木隊長と向かい合ってる俺が本物のわけないでしょう。ヴァカめ!!

 

俺はところ変わって三番隊にいた。

 

 

「あの…藍染隊長、何故ここに……?」

 

 

「市丸隊長なら乱菊さんといるので三番隊(ここ)にはいませんよ?」そう言ってくる吉良君に苦笑いで俺は答えた。

 

 

「少々ここで隠れさせて貰えないかな? 隊首室は隊室で仕事しにくいんだ」

 

 

隊首室ではココ最近雛森君がずっと唸っている。唸り声の内容は「うー…日番谷君がぁ……で、でも私は…あ、ああ………」と壊れたおもちゃのようにずっと唸っていて凄く怖い。日番谷隊長と何があったのかは知らないが、隊首室で唸らないで欲しい。けど、そんなことは言えないので三番隊でさせてもらうことにした。

 

吉良君はあまりわかっていない様子だったが「別にいいですけど…」と了承してくれる。めっちゃいい子だ。さすが伊達にギンの尻拭いはしてないなと思った。

 

沢山持ってきた書類を片っ端から手をつけていく。それを見ていた吉良君も最初は自分の仕事をしていたのだが、途中からメモをとり始めた。え、それ何のメモですか?

 

 

「…何をメモしているのかな?」

 

「え、あまりにも手さばきが凄かったのでどのようにしているのかな、と。最近は仕事が追いつかなくて期限内に出せない事が多いんです。それに隈も増えてきて、なんかもうビタミン剤とか薬が手放せなく─……」

 

 

ダメだ。吉良君、かなり重症かもしれない。ていうか、吉良君は常日頃から顔が白かったから気づかなかったけどかお色凄く悪い。え? その状態でやってたの? 君も大変だね。

 

 

「ちなみに何徹目?」

 

「五徹目ですね」

 

「人間、覚醒すれば十三徹はいける。でも、睡眠と引き換えに何か大切なものを無くしてしまうからそうなる前に寝た方がいい」

 

 

「え、でも仕事が……」なんて渋っている吉良君の背中を押して仮眠室へと連れて行った。俺は徹夜に慣れてるからいいけど、慣れてない人がやっても身体を壊すだけだ。仕事は程々が一番だし(藍染が言えない)

 

仮眠室のベッドで寝かせたら、吉良君はコロリと睡魔に負けて寝てしまった。いやはや、三番隊もブラックなんだね。上司がアレだと下はキツイよね。分かる、分かるよ。俺も何度十三番隊に行きたいと思ったか! 四番隊でもいいけど、あそこは少し怖いからやだ。

 

二番隊と三番隊、八番隊と十二番隊には行きたくない。二番隊は砕蜂隊長とどう接すればいいのか分からないし、上手くいける気がしない。三番隊は言わずもがなだし、八番隊も七緒ちゃんがいてようやく機能するし、十二番隊なんてブラック中のブラックだろう。絶対にやだ。命がいくつあっても足りる気がしない。

 

マトモな場所少ねぇなぁ、なんて思いながら吉良君の仕事をやる。まずは吉良君の仕事を終わらせてやろう。彼には少し休んでいて欲しいし。弟子が馬鹿で使えなくてごめんよ。後できつく言っておくから。

 

 

 

▼▲▼▲▼

 

一方その頃、更木は。

 

 

「てめぇ!! そろそろやり返せ!!」

 

 

かなり派手にキレていた。平子の顔がうわあと歪む。それはそうだろう。更木が藍染だと認識しているものはただの空気で避けるも何もないからだ。藍染本人は既にその場にいないし完全に遊ばれている。斬魄刀の能力を更木に知られたら殺されるぞ、と思うがそんなヘマはしないだろう。多分。言いきれないから怖い。

 

ブンブンと風を凪ぐ斬魄刀。空気を斬っているだけで誰にも当たることはない。少しぐらいは手合わせしたれよ…鬼だな、と改めて藍染の鬼具合を再認識した藍染だった。

 

 

ちなみに、この後更木の興ざめということで解散になるのだが、完全不完燃焼だった野次の十一番隊隊士が五番隊にちょっかいを出してきて三番隊から帰ってきた藍染に尽く成敗されるのは数時間後の話である。

 

 

「そんな雑魚共を相手する暇があるなら俺としろ!!」

 

 

 

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