返信は後ほど。
ーシエラー
追跡者からの執拗な襲撃を全て撃退し、宣言通りに私を守ってくれるカオスさん。出会ってから数ヶ月、『月の紋章』を宿してからこれ程までに安心して行動が出来るとは思いませんでした。
そんな逃亡生活の中でカオスさんが、
「…永遠に続く
そう言って右手を掲げれば、カオスさんの紋章が輝いて………。
太陽が輝く空を見て、…とても懐かしいと思いました。カオスさんの話では、真の紋章を宿した何者かによって国全体が夜の結界で覆われていたとのことです。何故そのようなことを? と思いましたが、十中八九…私が宿している『月の紋章』が目当てであると。それだけではなく、私自身をも欲しているのではないかとカオスさんは言いました。
私はカオスさんと共に夜から解放された国を歩きました。驚くことに人々は、私達に襲い掛かることをしないのです。カオスさんが話し掛けても、…傍らに私がいたとしてもにこやかに会話が成立する。…化物と言われない、本当に驚きました。
更に驚いたことがあります、カオスさん曰く…、
「…あの
私の数年、…実は数百年ということみたいです。
私を狙う黒幕が姿を現しました。リインという名の騎士、真の紋章の一つである『夜の紋章』を宿す者。彼は、
「カオスといったか…、お前のせいで計画が台無しとなった! 後もう少しで私が
一方的にそう宣言し、リインという騎士は姿を消しました。…一体何なのでしょう? …私はただのシエラ、…
私を狙う者、その黒幕であるリインという騎士との邂逅から数日後。今では昼と夜が等しく訪れるようになりましたが、リインがいるであろう王都は夜のまま。こちら側が夜へと傾けば、王都より夜に属する魔物達が周囲へと散っていき、…徐々に夜の範囲を広げていくではありませんか。
…昼が訪れるようになった地域の人々は正気に戻っており、何とかしようと奮戦するも侵食を抑えられず…。夜は確実に近付いてきている。私を狙って確実に………。
このままではまた、…あの
私は自身の為に、この国の為に立ち向かう決心をしました。カオスさんも約束を守る為…、共に戦ってくれるそうです。…本当に心強く思います、でも…あまり手を煩わせぬよう頑張ります。
…更に数日、私達と共に戦ってくれるという人達と共に前へ進みます。道中…人が増えていき、ある場所で朽ちた要塞を発見し本拠地と定めました。…そこである人物と出会います、その方の名はレックナート。彼女の登場で更に加速する戦い、108星を集めることが全てを終わらせる術だと。
私を先頭にカオスさんが続き、108星に連なる宿星の勇士達が共に進みます。夜の塔という敵側の重要拠点、そこに囚われていた『星の紋章』を宿す女性ゼラセ。彼女の解放・加入により夜の力は弱まり、やっとのことで攻勢に移り変わりました。
敵側の大将であるリイン、彼の目的がこの国の姫様を救うことであることが判明。それには
月と夜の戦いは終わりへと近付き、…遂に私達はリインのいる王都の目前まで来ることが出来ました。
因みにこの物語では、
天魁星はシエラです。
夜の紋章も星辰剣ではありません。
リインなる人物は幻想水滸伝外伝の登場人物です。