魔法科高校に司波兄妹の代わりにオリジナルカップルを入れた。 作:Deすけ
それと、話の都合上アニメ2話終盤と3話のアバンで起こった服部副会長との模擬戦はカットしました。下手したら渡辺先輩に力ずくで処理されるからです。(笑)
第8話 Hの決意〜迫る脅威に男は決意する。
服部と深雪は壁に耳を当てながら4人の話を聞いていた。
服部)4人は何を話しているんだ!
深雪)もっと大きな声で話してよー。
達也)エガリテって、何ですか?
七草)エガリテというのは、反魔法国際政治団体「ブランシュ」の下部組織で魔法能力を持っていることによる社会差別を根絶することを目的とした組織なの。でも、魔法を使える=優遇は事実ではないの。むしろ、道具のように使い潰されるの。
十文字)彼らの創設者は、それを理解した上で魔法能力による差別という虚像を謳って反体制運動を行っているんだ。そして、エガリテというのはその下部組織で若年層を中心とした組織だ。
渡辺)まぁ、しらなくても当然だ。なぜなら、政府が主体となって情報規制しているからな。
達也)ハハハ、サラッととんでもないことを言ってますね。でも、それがどうして風紀委員会での登用と繋がるんですか?
十文字)実は校内にエガリテの工作員がいるというタレコミがあったんだ。無論、匿名だがな。そこで俺達は浜中達也、お前に目をつけた。二科生であるお前が風紀委員会に入ればエガリテの内部で動揺が走りボロを出すかもしれない。
七草)確かに、達也くんの言う通り周りからお飾りだと思われてしまうかもしれない。しかし、達也くんだけの魔法と君が持つ特殊のCADという化学反応ならば一科生の平均レベル、いや主席クラスの能力が発揮出来るはずだ。だから、たとえ一科生同士の争いがあっても止められるはずだ。昨日の喧嘩だって勝利したのだから。
達也)なるほど。エガリテの工作員に対しての牽制という意味合いも込めての登用ですか。
渡辺)正直に言えばそういう意図もある。でも、何より君の本心は既に風紀委員会に入りたいと言う思いがあるんじゃないか?
達也)えっ?
渡辺)昨日の取調べを改めて見てみたら君は光井ほのかの安否が判明した時、心の底からほっとした表情を浮かべていた。どんな過去があったかは知らないが、君は誰よりも周りが傷つくことを恐れているんじゃないか?
達也)……。
渡辺)エガリテやブランシュが今後どういった行動を起こすのか現段階では不明だ。でも、だからこそ一部の人によって偽りの理想に取り憑かれた人々が暴動を起こした時、無関係の人が巻き込まれるのは必至だ。魔法を使って治安を守る、それが出来るのは風紀委員会だけなんだ。頼む、力を貸してくれ。私たちとともに学園生活を守ろう。
達也)(火野映司が言ってたな。)
火野映司(仮面ライダーオーズ)「手が届くのに手を伸ばさなかったら死ぬほど後悔する。それが嫌だから手を伸ばすんだ。それだけ。」
(俺が入らなかったら、何かあった時後悔するんだろうな。あの時みたいに。ならば、俺が取るべき選択肢は……。)
達也)……。分かりました。でも、服部副会長はどう説得するんですか?どんな理由をつけても多分納得しませんよ。
十文字)安心しろ、手は打ってある。あとはお前次第だ。
達也)えっ??
扉が開くと真っ先に深雪がとんできた。
達也)山本さん、どうかしたのか?
深雪)浜くん!変なことされてない!?××××的なことされてない?まだ、××は守れてる?まさかとは思うけど渡辺先輩や七草先輩と××プレイしてないよね??(自主規制)
市原)山本さん……。
中条)ドン引きしそうです……。
達也)安心しろ、R-18でありそうなことは一切なかった。俺、やっぱ風紀委員になるよ。3人がかりで説得されちまった。
頭を掻き笑いながら言うと今度は服部副会長がとんできた。
服部)貴様、風紀委員に入るつもりなのか!?俺は許さないぞ!
十文字)服部、話があるついてこい。
服部)えっ?は、はい。
七草)はい!本人も風紀委員会に入ることを承諾してくれたので、これで解散とします。
渡辺)浜中は軽くオリエンテーションをするから残っていてくれ。
達也)分かりました。深雪は……どうする?
深雪)正直心配だけれど、下にほのか達を待たせてるので世間話でもしながら待ってます。
服部)エガリテの工作員が校内にいるっていうタレコミがあった?デマじゃないんですか?
十文字)その線もありえなくはない。だが、最悪のケースを想定する上で浜中の登用は奴らに牽制をする上で重要なことだ。それに、あいつの魔法能力を見ただろう?教職員枠で入る予定の森崎を赤子を捻るかのように倒した。あいつは今のままではエガリテや他の反体制組織に勧誘される恐れもある。それを回避する為にも理解をしてくれ。
服部)それなら……、仕方ないですね。分かりました。ただ、何かしらの反発が各部活からある恐れもありますしそっちは何とか押さえてくださいよ。
十文字)ああ、分かった。そっちも一科生から反発があるかもしれないが頼んだぞ。
達也)(き、き、き、汚ねぇー!!!)
渡辺)では達也くん、ようこそ風紀委員会本部へ!
机の上には書類・CAD・そして何故かお菓子の袋もあった。
渡辺)少しちらかっているが適当にかけてくれ。
達也)…………。
渡辺)そのままでいい聞いてくれ。改めて言うと君をスカウトした理由なんだが表向きは最初君が言った通り二科生に対するイメージ対策だ。私や生徒会、部活連はこの半年少しずつ一科生と二科生の格差是正だ。そのために色々やってきたが今回の件で大きく縮まると考えている。もちろん、本音はただ純粋に君の能力を生かしたいという所だが、まぁ…一科生が納得しないだろ。
達也)そうですね、2〜3年生は二科生も含めて面白くないですよね。自分より下級生が抜擢されるんですから。
渡辺)だが1年生は大歓迎だろ。
達也)そうでしょうか?1科の1年生にはその倍の反感を買いますね。特に森崎を中心とした派閥には。
渡辺)達也……。
しかし、笑みを浮かべながらキリッとした表情で口を開いた。
達也)でも、今更引き下がれないとも思ってますよ。
渡辺)覚悟を決めたんだな。
俺はもう迷わない。迷っている間に誰かが傷ついたり悲しむ姿を俺は見たくない。俺が…救ってみせる。
渡辺)改めて風紀委員会へようこそ。
達也)よろしくお願いします。
2人は固く握手を交わした。
もし良かったら山本さんが喋った××の部分を予想して感想欄に送ってください。