魔法科高校に司波兄妹の代わりにオリジナルカップルを入れた。   作:Deすけ

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大変お待たせいたしました。本当にすみません。かなり時間がかかりました。少しずつ頻度を上げるように努力します。


第11話 大事なのは頭の回転と冷静な行動だ。

テニス部員①)えっ!?先輩!どうしたんすか?

 

バスケ部員①)しっかりして下さい。

 

 

 

浜中)(ヤバっ、少しやりすぎたか?)

 

そう思いながらも達也は千葉エリカの腕をつかみそこから走って避難した。

 

 

浜中)ここまで来ればもう安心だろう。 エリカ……。 大丈-- !?

 

振り向くと彼女は揉み合い後の姿のまま服を整えていなかったのだろう。胸元のボタンが外れブラと乳房が見えていた。

 

千葉)ガン見するな!バカっ!!

 

浜中)ちょっ……、弁慶の泣き所は…ヤバいって。

 

千葉)まぁ、助けてくれたから今回は大目に見るわ。

 

 

第二小体育館 通称 闘技場

 

そこでは剣道部のデモンストレーションが行われていた。そして、浜中と千葉は2階の観覧席から見ていた。

 

千葉)ふーん、魔法科高校なのにただの剣道部があるんだな。

 

浜中)どこの学校にも剣道部くらいあるんじゃないのか?

 

千葉)魔法に携わる人のほとんどは「剣術」に流れちゃうの。「剣術」は魔法を併用した剣技だから。って、オープンスクールでも言ってたけど。

 

浜中)アハハ、忘れてたぜ。(知るかよ、ほんの数日前にこっちに転生してきたし深雪や八雲先生にも教えられてないからな。)でも、剣道か。懐かしいな。

 

千葉)その言い方だと前はやってたの?

 

浜中)ああ、中学の途中まではな……。んっ?ちょっと待ってくれ。(渡辺先輩から?)はい、浜中です。そうですか、分かりました。こっちは現場に到着しました。

 

千葉)えっ?何かあったの?

 

浜中)別に話すような事じゃねぇよ。

 

千葉)えー、気になるじゃん。教えてよ。

 

浜中)断る。これは俺の黒歴史だ。

 

千葉)ますます気になるじゃん。

 

 

 

 

 

 

深雪)あれれー?おかしいなー。なんで警護という名目で私以外の女子と親しげに話してるのかしら?

 

浜中)み、深雪?なんでここに?北山、どゆこと?っていうか、髪型違うし何故メガネをかけているんだ。

 

北山)変装よ。いやー、「エリカは誰と回っているの。」と聞かれて「達也さんと一緒に回っている。」と答えたらニコッと笑って第二小体育館に行きたいと言い出したの。

 

北山は苦笑いしながら答えた。

 

光井)別のところに行きたいと言ったんですけど山本さんの目が笑っていなかったので仕方なく。あっ!でも、彼女さんのお陰で他の部活動の人から勧誘されなかったんですよ!まぁ、皆さんチラシを渡そうとして顔を見たらビクッとして後ずさりしてましたけど。

 

 

 

浜中)(そうか!原作の展開を知ってるから間接的に登場人物が誰の警護の下で部活見学しているか聞けば直接俺の居場所がわかると思って行動したのか!前から薄々感じてはいたけど深雪はヤンデレなのか?)そうなのか、あのさ折角だしもっと近くであの演舞を見ないか?ここからじゃよく見えないし。

 

光井)そうですね。

 

北山)それで、そっちはどう。

 

浜中)今のところ、問題はない。あと、渡辺先輩から連絡があって変装して体育館内を捜索しているが危険物は見つかっていないらしい。それにしても、なんで中止にしないんだよ。

 

北山)急に変更すればエガリテの工作員がテロを引き起こすと思ったんじゃない?

 

 

 

 

 

きゃぁぁぁ!!

 

悲鳴が聞こえてふと浜中と北山が振り向くと面をつけた剣士が場外に吹っ飛ばされていた。

 

桐原)オイオイ、防具の上から面を打っただけだぜ?仮にも剣道部のレギュラーが泡吹いてんじゃねーよ。

 

すぐそばには剣術部の桐原武明が偉そうに嘲笑っていた。

 

山本)(うぉーー!ホントにCV:杉田智和だー!)

 

壬生)何してるの桐原くん!

 

剣道部モブ①)み、壬生さん。

 

壬生)剣術部の時間までまだ1時間以上もあるわよ。どうしてそれまで待てないの!

 

桐原)心外だな。演武に協力してやっただけだぜ。

 

北山)ちょっとまずいんじゃない?

 

浜中)そうだな、最前列に行くぞ。

 

千葉)ちょっと待って!こりゃなかなかの好カードだわ。

 

光井)知ってるの?

 

千葉)面識はないけどね。

 

深雪)壬生紗耶香、一昨年の中等部剣道大会の全国2位。そして桐原武明、一昨年の関東剣術大会中等部チャンピオン。

 

千葉)へぇー、詳しいのね。

 

深雪)えっ?いや、これぐらい一般教養レベルだよ〜。

 

北山・光井・浜中)知らなくて悪かったな。

 

千葉)そろそろ始まるみたいよ。

 

桐原)心配するな壬生、魔法は使わないでいてやるよ。

 

壬生)剣技だけで私に敵うと思ってるの?

(あ、やっぱ予想通り来たわね。浜中達也)

 

桐原)言うねぇ壬生。だが、その強がりはいつまでもつか……。

 

その後数十秒にわたり2人の打ち合いが続いた。

 

浜中)女子の剣道ってレベル高かったんだな。

 

千葉)違う。中学時代に見た彼女とはまるで別人。こんなに腕を上げるなんて。

 

北山)どっちが勝つかな?

 

浜中)壬生先輩が有利だろう。桐原先輩は防具無しの相手に面を打つのを避けている。

 

千葉)そうね。技を制限して勝てる程2人の実力差ははい。

 

そして桐原は小手を、壬生は突きを狙いに行った。

 

パァーーン

 

千葉)壬生先輩の突きが決まった。桐原先輩の小手は浅い。

 

浜中)完全に相討ちのタイミングだったのに途中で剣先を変えた。やはり、桐原先輩は面を打つ気がない。非情になりきれなかったのが敗因だ。

 

壬生)素直に負けを認めなさい。真剣ならその右腕はもう使い物にならないわよ。

 

 

 

 

 

 

はっ……はははは。

 

壬生)!?

 

桐原)真剣なら?俺の身体は斬れてないぜぇ!なんだ…壬生。真剣勝負がお望みかぁー? ……。だったら…真剣で勝負してやるよ!

 

ピピッ

 

魔法式展開!!

 

 

 

モブ①)きゃあ、何この音!?

 

モブ②)吐きそう。

 

すると桐原は自分の竹刀に魔法を展開させて壬生に斬りかかったが、何とかすんでのところでかわした。

 

桐原)どうだ壬生…?これが真剣だ。

 

壬生)(私の道着が破けている。剣先がかすったのね。)

 

北山)竹刀なのにあの切れ味、そしてガラスを引っ掻いたような不快音。あれはー

 

振動系・近接戦闘用魔法「高周波ブレード」!!

 

浜中)雫、みんなを頼む。

 

北山)うん。気をつけて!

 

そう言うと2階の手すりから現場へ飛び降りつつデバイスを起動した。

 

音声)仮面ライダークロニクル!ガッシェット!!

 

浜中)変身!

 

桐原)そしてこれが、剣術と剣道の差だ!!

 

そして桐原は竹刀を振り上げ壬生に斬り掛かろうとしていた。

 

音声)天を掴めライダー!刻めクロニクル!今こそ時は極まれり! ポーーズ!

 

これによりクロノス(浜中)以外は止まった。しかし、

 

クロノス)あーーれーー!!

 

バーーン

 

時を止めることを意識しすぎた結果上手く着地できずお尻から着地してしまった。

 

クロノス)痛い、痛いよ。くそー、何やってるんだよ。もっと前から移動してればよかった。ケツが…ケツが痛い。

 

そう言いいつつエナジーアイテム管理の魔法を発動し桐原に「混乱」のアイテムをぶつけ自身には「鋼鉄化」のアイテムをチャージした。

 

リ・スタート!!

 

桐原)おえっ、気持ち悪い。なっ!俺の魔法を両手で止めている!っていうか、お前は誰だ。

 

クロノス)巷で噂の二科生の風紀委員だ。覚えておけ!(ディケイド風に。)おい、剣道部!この人を取り押さえるの手伝ってくれ!

 

 

 

壬生)一体何が起こったの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育館の隅で不敵な笑みを浮かべながら遠目で見ている男がいた。その手には動画で撮影中のスマートフォンがあった。

 

司一)フフフ、やはり面白いな。あの1年生は。バッチリ映像にも残したしあの方と本格的な引き抜きの話を始めるか。

今の作者に求めること。

  • 自分のペースで執筆して下さい。
  • せめて月一で投稿してくれ。
  • 山本深雪は今ぐらいのヤンデレがいい。
  • もっと、オリジナルの修羅場が見たい。
  • その他(感想に書いて下さい。)

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