魔法科高校に司波兄妹の代わりにオリジナルカップルを入れた。   作:Deすけ

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3連休ということでたくさんの人に読んでもらう為にもこのタイミングで投稿させていただきました。


第7話 スカウトと熱弁とカオス

昼食を食べているとある生徒が来た。

 

光井)し、失礼します!!1-A 光井ほのかです!!

 

北山)1-A 北山雫です。あれ、浜中さん達まだ話してたんだ。

 

浜中)まぁな、まだ世間話しかしてないけど。

 

中条)皆さんを集めてから話そうと思っていたんですよ。

 

七草)ではそろそろ本題に入りましょう。当校は生徒の自治を重視しており生徒会は学内で大きな権限を与えられています。生徒会は伝統的に生徒会長に権限が集められています。生徒会長は選挙で選ばれますが生徒会役員は会長が選任します。各委員長も一部を除いて会長に任免権があります。

 

渡辺)私の務めている風紀委員会がその例外のひとつだ。生徒会・部活連・教職員会。この三者がそれぞれ三名ずつ計九名を風紀委員として選ぶ。風紀委員長はその九名の風紀委員内の選挙で決まる。

 

市原)つまり、風紀委員長と生徒会長はある意味同格の権限を持っています。

 

七草)ご説明した通り生徒会長は任期中役員を自由に任免出来ます。*光井ほのか*さん、私は貴女の生徒会入会を希望します。

 

光井)はい!が、が、頑張ります!

 

七草)では、光井さんは書記として今期生徒会に参加していただきます。

 

光井)はい!精一杯務めさせていただきますのでよろしくお願いします。

 

七草)それでは、風紀委員の件だけど北山さんもいるしそっちも合わせて説明させてもらうわ。

 

市原)まず、北山さんの件から説明します。実は、昨日の事件の一連の流れを取調べ後に教職員サイドの了承を得ました。その後森崎家の方に連絡して推薦の剥奪の件を伝えました。先方も、少し悩んではいましたが息子の頭を冷やす為にもその処分ならと了承されました。

 

北山)それで、昨日遅くに電話があったんですね。

 

渡辺)すまなかったな。

 

北山)いえ、むしろ両親が喜ぶ姿を見られたので良かったです。

 

中条)そうだったんですか。

 

渡辺)それでは、浜中の話題に移ろうか。単刀直入に言おう。浜中、風紀委員に入らないか!?

 

浜中)その前に、1つ聞いていいですか?風紀委員の仕事は魔法使用に関する校則違反者の摘発・魔法を使用した騒乱行為の取り締まり、いわば警察です。渡辺先輩、風紀委員は魔法を使った喧嘩が起こったら力ずくで止めなければならないんですよね。

 

渡辺)そうだな。できれば使用前に止めるのが望ましい。

 

浜中)止められませんよ。第一、俺は実技の成績が悪かったから二科なんですよ!!

 

七草)今持ってるのとは違うCADを使ってたじゃない。当時、使っているデバイスを忘れたと申告していたと試験結果の備考枠に書かれてたわよ。

 

浜中)そう……でしたっけ?(えぇー、神よ。そういう設定かよ。)

 

山本)(転生時になんで伝えてくれないのよ。)

 

市原)えぇ、学校から試験用に配布された一般的なCADだったので、BS魔法を主軸とする浜中さんと山本さんは本来の力を発揮できず成績が良くなかったのでしょう。

 

渡辺)しかし、昨日の一件で君の持つデバイスなら問題ないと思う。なにせ、入試で成績の良かった森崎に対抗できたのだからな。十分、取り締まりでも活用出来るはずだ。

 

浜中)でも、上級生に通用するか分かりませんし。

 

渡辺)構わんよ。だから、君は君のやりたいようにその力で争いを止めればいい。何か1人で解決できそうにない実力差があったら、私がしっかりフォローするさ。

 

浜中)(小声で)カッコイイ……。

 

グニュッ!

 

浜中)あぁーー!!痛い痛い痛い!!足を踏むな!

 

横をむくと糸目でニコニコ笑っている深雪がいた。

 

山本)なぁーに、見とれてるんですか?もしかして、彼女の前で浮気ですか?

 

光井・中条)そうなのっ!?

 

浜中)違うから!印象操作はやめてくれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡辺)っていうかそろそろ昼休みが終わるな。

 

浜中)あのー、でもやっぱり……

 

七草)では続きは放課後にということで。

 

浜中)わ、分かりました。(さ、遮られた。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後

 

放送)下校時間です。所用のない生徒は帰宅してください。

 

浜中と山本は再び生徒会室の前まで来た。

 

浜中)(やはり、深雪や西城たちとハッピースクールライフを過ごす上で風紀委員になることは良くないことだ。これ以上、面倒事に関わりたくないからな。丁重に断ろう。)

 

その時、深雪は違和感を覚えた。振り向くと壬生が壁から覗いているのだ。

 

山本)(あれは、壬生紗耶香?どうしてこんな所に。原作なら勧誘してくるのはもっとあとのタイミングなのに。)

 

浜中)失礼します、浜中達也です。

 

山本)山本深雪です。

 

服部)浜中?

 

そこには、昼休みのメンバーに加えて事情聴取で出会った服部刑部がいた。

 

浜中)(あれは、服部先輩か。)

 

山本)(うぉー!!きたぁー!!このあとアレだ!リアルファイトだー!)

 

浜中)自分の風紀委員入の件で伺いました。

 

渡辺)よっ!来たな。二人ともご苦労様。それじゃあ、達也くん。深雪さんにはここで待ってもらってマンツーマンで話し合おうか。風紀委員の本部はこちらから繋がっている。ちょっと変わった造りだろ。

 

 

 

なぁ、気のせいかな。俺、何か嫌な予感するんだよな。

 

 

 

 

 

服部・山本)渡辺先輩、待ってください!

 

浜中)(ほーら、やっぱり出て来たよ。俺の彼女が。)

 

山本)(渡辺先輩には彼氏がいるけど、それでも二人きりというのは彼女として見過ごせるか!)

 

渡辺)ど、どっちから聞こうか?では、服部刑部少丞範蔵副会長。

 

服部)フルネームはやめてください!服部刑部です!

 

渡辺)刑部は官職名だろ。お前の家の。

 

服部)今は官職なんてありません。

 

渡辺)じゃあ、服部範蔵くん。

 

服部)歴史上の人物と一緒にされたくないんです!

 

七草)まあまあ摩利。はんぞーくんにも色々譲れないものがあるでしょう。

 

服部)……。

 

山本)(フフフ、やっぱり会長には怒らないんだな……。)

 

服部)ともかく……渡辺先輩。その1年生の風紀委員入り私は反対します。過去、ウィードが風紀委員に任命された例がありません。

 

渡辺)それは禁止用語だぞ!

 

服部)取り繕っても……仕方がないでしょう。用語はともかくブルームとウィードの実力差は明白。ウィードが風紀委員を取り締まることは不可能です。

 

渡辺)実力にもいろいろあるだろう。それに一科生のみで構成されている風紀委員が二科生も取り締まる。これは一科生と二科生の溝を深める原因となっている。私が指揮する風紀委員会には差別の助長はあってはならない。それに!

 

浜中)あのー、盛り上がっているところすみません。自分の意志を伝えたいのですが。

 

市原)どうぞ。

 

浜中)渡辺先輩の熱弁の後に言うのもなんですが俺自身も風紀委員にはなりたくありません。

 

一同)!!??

 

山本)(ちょっと!なんで自分から原作からズレた展開にしようとしてるの!)

 

渡辺)理由を聞かせてくれないか。

 

浜中)主に2つあります。1つ目は自分がなることで森崎たちを中心とした一科生にいじめられる可能性があるからです。森崎の他にはいくらでも候補がいるはずです。いくら、先輩が自分のBS魔法が優れているおっしゃっても自分は立場的に二科生。このまま、風紀委員になれば何かしらのバッシングや嫌がらせを受けると思います。

 

渡辺)ふむふむ。

 

浜中)2つ目は、逆に二科生からの反発です。仮に風紀委員会に入ったとしてもただのお飾りだ、と今の学校の体制に不満のあるの人は思うでしょう。しかも生徒会枠での、推薦が判明すればただのパフォーマンスではないかと捉える人もいると思います。そうやって白い目で見られながら学校生活を送りたくありません。

 

中条)いやいや、度が過ぎるマイナス思考というか被害妄想激しすぎませんか??

 

浜中)中条先輩の言う通り自分は被害妄想が激しいかもしれません。でも、常に最悪のケースを想定しておきたいので。

 

渡辺)なるほど、つまり君は潜在能力のある魔法を生かさず普通の日常生活を送りたいという訳だ。

 

浜中)そうです。

 

2人は、お互いの目を見ながら決して視線を逸らさず見つめあった。

 

BGM)EXCITE (仮面ライダーエグゼイド主題歌・三浦大知)

 

渡辺)では、もしその日常が壊されようとしていたら君は指をくわえて何もしないのか?

 

浜中)えっ?

 

渡辺)その力で目の前の誰かを救えるのに、何もしないでその人が傷つくのをただ見つめるのか?

 

浜中)仰っている意味が分かりません。まさか…、この学校で内乱でも起きるというのですか。

 

渡辺)…………。

 

七草)…………。

 

浜中)なんで、否定しないんですか?

 

渡辺)服部、市原、中条それに山本。暫く待機してくれないか。七草と私、浜中で重大なことを話し合いたい。

 

 

 

そして、隣の風紀委員会が使用している部屋に浜中は案内された。

 

浜中)失礼しま…。あなたは、十文字先輩?

 

そこには学校の全ての部活を管理下に置く部活連のトップである十文字会頭が現れた。

 

十文字)昨日の一件の後、防犯カメラを通じてお前の能力をざっくりと把握させてもらった。それに、夜中に起きた謎の輩との戦いも。

 

浜中)は、はぁ。……。えっ!なんで知ってるんですか?

 

十文字)十師族を舐めるな。我々は企業に裏で一声かければ映像を回してもらえるのさ。話は変わるがお前は、どうやら①時間停止②状態変化の魔法が使えるのだな。

 

浜中)はい、そうです。(ここは嘘偽りなく答えよう。)

 

十文字)その上で部活連会長…、いや十師族の十文字家の跡継ぎとして。

 

七草)七草家の跡継ぎとして。

 

渡辺)この学校の治安を守る代表として。

 

3人)風紀委員に入り治安を守ると同時にこの学校をエガリテから救うのに力を貸して欲しい。

 

浜中)……。えっ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このやりとりを廊下から聞いている者がいた。

 

壬生)チッ。先を越されたか。やはり昨日の夜、青田買いしとけば良かった。

 

 

 

 

 




次回は番外編をお送りします。

感想や評価お願いします。

それと少しずつですが浜中達也は司波達也に、山本深雪は司波深雪に性格を寄せるようにしてます。やはり、原作ファンの方々に違和感を減らして読んでもらいたいからです。まぁ、原作では*さすおに*状態なのでそこを中心に主人公もできる限り寄せたいと思います。
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