一方その頃リリイはと言うと……
リ「おはようございますです…!」
ツ「違いますリリイ様。ですは必要ございません。もう一度、おはようございます」
先ずは喋れなければ教えることも出来きない、言葉の習得は最優先事項だとツボネは判断した。
前情報によると覚えは悪くないらしいと聞くが……。
ツボネは末恐ろしいと思った。恐ろしく覚えが早い、恐らく余計な単語を教えたりすれば簡単に覚えてしまう程に。
表に書いた単語や五十音を照らし合わせながら行っている言葉の練習も、意味を理解してるかはさて置きにしても違和感なく喋ることが出来た。
普通の会話ができるのにさほど時間はいらなかった。
その時間およそ半日…。
ツ「イルミ様にお伝えしなければなりませんな…。語学はマスターされたと…。」
リ「イルミ様?ツボネ!イルミ様帰ってきてるの?」
ツ「いえ、メールにての伝達ですリリイ様、イルミ様はご帰宅なさっておりません。さて、お次は作法のお時間です。昼食をとりながらお教え致しますよ。」
リ「はーい!」
<昼食>
リ「お魚のお料理にはこのカトラリーを使うのね?」(モグモグ
ツ「はい、リリイ様。教えた事をすぐさま実践できて、恐れながら聡明でツボネは嬉しゅうございます。」(ニッコリ
リ「そう?ツボネの教え方が上手いからよ。」(モグモグ
でも、食べながら喋るのはマナー違反です。と窘める、褒める所は褒め叱る時は叱る。マニュアル通り育てても、常人ならざるスピードで習得するリリイに舌を巻くばかりだ。
リ「食べながらはマナー違反。わかった。」(コクコク
そう言い静かに食事をし始めたリリイ。
ツ「淑女はおかわりなどはしません。常にお淑やかに騒がない慌てたりなどは以ての外です。ゾルディック家は特別なのです。」
リ「わかった。」(コクコク
食事を終えて礼儀作法を学ぶ。ツボネはこれもまた数時間もすればマスターするであろうと…。
そして其れはすぐそこまできていた。
リリイの底知れぬ学習力にて、その後僅か2日程で語学、礼儀作法をマスターしたリリイは敷地で遊んでいた。
シ「リリイ様あまり走ると転ばれますよ…!」
リ「大丈夫ー!シズネも早くー!」
遊ぶことで時間を潰す事にした。
<その頃イルミ>
イ「……へぇ。面白くなりそうだ。」
ヒ「君がキルア以外に興味のある子ってどんな子だい?気になるねぇ…♥」
イ「父さんの依頼報酬で持て余してるのを、俺にくれたんだよ。」
いつものBARで酒を飲みながら話をする。
ヒ「でも念が使えるんだろ?僕にも合わせておくれよ…」
イ「お前に合わせると、ろくなことにならなさそうだけど。勝手に接触されて変なことを教えられても困るし…いいよ。ウチくる?」
その代わり余計なこと教えないでよ?とねんをおすのをわすれない。
ヒ「楽しみだなぁ…♥」
<その時リリイ>
リ「イルミ様…遅いなぁ。」
シ「リリイ様はイルミ様がお好きなんですね。さぁそろそろお休みの時間ですよ。明日はお会い出来ると良いですね。」
リ「うん!イルミ様名前くれただから好き!起きたら会えるかなぁ…」
ベットに入りイルミの帰りを心待ちにしていた。