暗殺教室~28人の暗殺者と1人の戦争屋~   作:BIGBOSS0514

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今度こそ仲良くさせます。

そのためにもっと後にばらすはずだった真実を今白状させます()

それと日に日に文字数増えてるような…


4話 訓練の時間

「「「「「1、2、3、4、5、6、7、8」」」」」

 

 

 

「晴れた午後の運動場に響く掛け声、平和ですねぇ・・・生徒たちの獲物がなければですが」

 

  

 

殺せんせーが独り言を言う。

 

 

 

「立位方向から、ナイフを正しく振れるように」

 

 

 

烏間先生がみんなに指示を飛ばす。

 

今は体育の時間で、俺達はナイフを振る練習をしている。

 

昨日の一件があるので、怪しまれないよう俺も練習に交じっていた。

 

 

 

「体育の時間は今日から俺と烏間が受け持つからな」

 

 

 

千賀が殺せんせーにそう告げる。

 

 

 

「・・・ちょっと寂しいですねぇ」

 

 

 

「この時間はどっかに行ってろと言っただろう、そこの砂場で遊んでろ」

 

 

 

烏間先生がバッサリそう言うと殺せんせーはシクシク泣きながら砂場でお山を作りはじめた。

 

 

 

「グスッ・・・ひどいですよ烏間先生、私の体育は評判よかったのに・・・」

 

 

 

「嘘つけよ、殺せんせー身体能力違いすぎんだよ」

 

 

 

規定数のナイフを振り終えた菅谷が言う。

 

 

 

「この前もさぁ、反復横跳びマッハでやってしまいにはあやとりも始める始末だったじゃん」

 

 

 

(は?無理だろそれ)

 

 

 

どうやら俺が転校する前の殺せんせーの体育はとんでもないものだったようだ。

 

 

 

「異次元過ぎてねぇ~」

 

 

 

「体育は人間の先生に教わりたいわ~」

 

 

 

みんなが口々にそう言う。

 

殺せんせーはさらに落ち込んで砂場に小石を積み上げ始めた。

 

 

 

「よし、授業を続けるぞ」

 

 

 

烏間先生がみんなに促した時に前原が、

 

 

 

「でも烏間先生、こんな訓練意味あるんスか?しかも、当のターゲットがいる前でさ~」

 

 

 

「勉強も暗殺も同じことさ、基礎は身につけるほど役立つってもんだ」

 

 

 

烏間先生ではなく、千賀が前に出てそう前原に返す。

 

 

 

「どけ千賀。お前も今はいらないから砂場で奴と遊んでろ」

 

 

 

千賀はシクシク泣きながら殺せんせーと小石を積み上げ始めた。

 

 

 

「続けよう、磯貝君、前原君、前へ。そのナイフを俺にあててみろ」

 

 

 

烏間先生が言う。

 

 

 

「え、いいんですか?」

 

 

 

「二人がかりで?」

 

 

 

「そのナイフなら俺たち人間にケガはない。掠りでもすれば、今日の授業は終わりでいい」

 

 

 

烏間先生はそう言ってネクタイを緩める。

 

 

 

(さあてと・・・烏間先生のお手並み拝見といきますか)

 

 

 

俺は心の中でそう呟いた。

 

 

 

「ええと・・・それじゃあ・・・」

 

 

 

二人は一瞬顔を見合わせた後、ナイフを構える。

 

最初に仕掛けたのは磯貝だった。

 

磯貝の突きを烏間先生は体を少し捻って躱す。

 

 

 

「・・・さぁ」

 

 

 

磯貝の攻撃をいとも簡単に躱したことに驚いていた前原を烏間先生が挑発する。

 

前原もそれに乗って突きを繰り出すも、あっさりと受け流される。

 

その後も何度もナイフを振る二人だったが、その攻撃が烏間先生に当たることはなかった。

 

 

 

「このように多少の心得があれば、素人二人のナイフくらいなら、俺でも捌ける」

 

 

 

烏間先生のさらなる挑発に苛立ちを見せた二人は同時に突きを繰り出す。

 

が、烏間先生はそれを見切って二人の手首を捕らえ、捻って地面に投げた。

 

 

 

(流石、第一空挺団出身だけの事はあるか・・・)

 

 

 

俺は烏間先生の実力に感心していた。

 

 

 

「俺に当てられないようでは、マッハ20の奴に当たる確率は皆無だろう。見ろ!今の攻防の間に奴は、砂場に大阪城を作った上に着替えて茶まで点てている」

 

 

 

「「腹立つわ~」」

 

 

 

「てか、千賀先生まで着替えてるし・・・」

 

 

 

いつの間にか千賀も豊臣秀吉の甲冑を着て殺せんせーの茶を嗜んでいた。

 

てか、それどこで手に入れた・・・。

 

 

 

「クラス全員が、俺に当てられるようになれば少なくとも暗殺の成功率は格段に上がる」

 

 

 

烏間先生は倒れた二人を起こし、ネクタイを締めながら俺達に言う。

 

 

 

「ナイフや狙撃、暗殺に必要な基礎の数々、体育の時間で俺と千賀で教えさせてもらう。では、今日の授業はここまで」

 

 

 

「「「「「ありがとうございました!」」」」」

 

 

 

こうして、体育の授業は終わった・・・はずだったのだが。

 

 

 

 

茶会の時から千賀と何か話していた殺せんせーが烏間先生の元へ向かい何かを耳打ちした。

 

一瞬驚いた表情を見せた烏間先生だったが、すぐに元の表情に戻り、

 

 

 

「隼人君、君はまだだ」

 

 

 

そう俺に告げた。

 

 

 

みんなが驚いてこちらを見る。

 

 

 

「・・・なんですか?」

 

 

 

「君の実力が見たい、どちらかが心臓にナイフを当てたら勝利だ。その際の打撃も投げも有効とする」

 

 

 

真剣な表情でそう言った烏間先生は俺に対してナイフを構える。

 

 

 

「待ってください!隼人の実力が見たいってどういうことですか?」

 

 

 

磯貝がみんなの疑問を代表して言う。

 

 

 

「まぁ、今にわかるさ。だから隼人、受けるんだ」

 

 

 

千賀も珍しく真剣な表情でみんなと、そして俺に言う。

 

 

 

一応、殺せんせーの方を見てみると、微笑みながら軽く俺に対して頷いていた。

 

 

 

(何もかもお見通しってか・・・ハァ・・・余計なことを)

 

 

 

みんなが息をのんで見守る中、俺はナイフを構えた。

 

 

 

 

先に仕掛けてきたのは烏間先生だった。

 

5m先にいる俺に向かって一直線に突進し、ナイフを一閃したその間約1.2秒。

 

クラスの誰もが殺られたと直感したが、殺せんせーと千賀の顔だけは二ヤけていた。

 

 

 

 




戦闘が終わりそうにないので次回に回します()
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