ソード・ワールド2.5(sw2.5)リプレイ風オリ主小説 蛮族退治はもう古い!? アルフレイムに響けあたしの平和な歌声! 作:すー2018
冒険の始まり
ここは"呪いと祝福の地"アルフレイム大陸の南西部に位置するブルライト地方。
”大舞台”と呼ばれる芸術の王国マカジャハットの前衛的な意匠がこらされたバー「月明かりの夜亭」に彼らは集まっていた。
メンバーはいずれも、冒険するのは初めての者ばかり。
陽気なグラスランナーの少女が音頭をとる。「まずはかんぱーい!」
仲間を見つけられたことに気を良くした5人の、自己紹介が始まった。
まず。蛮族とさえ交流したいと考える変わり者のグラスランナー、ピコが語りはじめた……。
仲間たちも、おいしい酒に気を良くして、出自をすこしづつ語りだす。
ピコの目標である「世界中のひとに自分の歌を聞かせて幸せになってもらう」こととは違う、戦いや強さを求める者たちもいて……。
いろんな考え方がごった煮の出来立てほやほやメンバー、今後どうなっていくのやら??
登場人物紹介
ピコ(グラスランナー) 女 物語の語り手である主人公。
芸術が盛んな都市国家マカジャハット王国にやってきた、駆け出しバードのグラスランナー。
夢は歌で世界中のひとを幸せにすること! 「蛮族だって、あたしの歌を聞いてくれるならお友達だよ!」
取得技能はバードとセージ。友だちにラージャハ帝国在住のコボルドがいる。
ザムザム(メリア) 男 <大破局> の時代から生きる樹人の古老。
でも昔のことは覚えていないのか嫌な記憶があるのか話すことは稀。
「死ぬ前に大冒険がしたいのじゃ!」と人里に下りてきた。
ユーシズ魔導公国の学校で魔法を学んだ。通称ザム爺。取得技能はフェアリーテイマーとセージ。
リオン(人間) 男 親は元貴族。不祥事を起こした親のために、"はきだめの"魔動死骸区で育ったぼんぼんスカウト。
物事を斜に構えた物言いをするが、意外とお人好しで、悪事を働くことには向いてなさそうな優しさが根っこにある。
取得技能はスカウトとソーサラーとフェンサー。
ロッド(リルドラケン) 男 竜人。"奈落の壁"を守る"壁の守人"を務める親を持つ、パーティ内の主戦力。
立派な"壁の守人"になれるように旅をし、日々トレーニングに努める努力家の神官戦士。
取得技能はファイターとプリーストとエンハンサー。
信仰している神は"奈落の盾神"イーヴ。
ナナ(リカント) 女 ジニアスタ闘技場の花形決闘士の娘。獣人。特徴は猫耳としっぽ。
リカントに理解のあるハーヴェス王国で育った。
親のように強い相手を求め勝利したいと常に考えている。頼もしい姉御肌。
取得技能はグラップラーとスカウトとエンハンサー。
※技能説明
バード 吟遊詩人。楽器を持てば、呪歌という特殊な歌の効果を表すことができる。レベルがある程度になると、可愛いペットも飼える。
セージ 学者。敵や財宝の情報など、知識を問われるところで役に立つ。
フェアリーテイマー 妖精使い。妖精の力を使った魔法が使える。防具は非金属製の鎧でないと扱えない。
スカウト 隠密行動や、宝箱の鍵開け、遺跡の罠解除などを行うことができる。
ソーサラー 真語魔法という系統の魔法使い。真語・操霊の魔法使い系は、手で中空に魔法文字を書くために、魔法の発動体を持つ腕が自由な状態であり、かつできるだけ軽装であることが望まれる。
フェンサー 軽装の戦士職。筋力の半分の武器・防具を身に着けて、敏捷さを持ち味にして戦う。一撃必殺の能力が上がる特性を持つ。
重い防具を持てない魔法使い系でもこの技能を取得すると、攻撃をかわす能力を身に着けられるので相性がいい。
ファイター 言わずと知れた戦士職。武器・防具ともに強力な装備品を身に着けられる。お金がかかるので、序盤はすかんぴんになりやすいのが玉にキズ。
プリースト 神官。神聖魔法という、神の力を借りられる魔法を使える。武器防具に制限が無いため、戦闘系の技能との相性がいい。
魔法を行使するには<聖印>という神を信仰していることの証が必要。
エンハンサー 練体士。自らの体を強化する数々の技を習得できる。
グラップラー 自らの体で戦う拳闘士。パンチやキックなど、グラップラー専用の攻撃ができる。
敵の攻撃を俊敏な動きでもってかわすが、防具は薄く軽いものを身に着けることが推奨されるため、かわせずに当たると痛い。
オリジナル設定
「月明かりの夜亭」 新進気鋭の冒険者ギルド。酒場としての機能も高く、酒と料理がおいしい。
新しくできたばかりなので登録する冒険者が少なく、ひよっこ冒険者を応援してくれる。
マカジャハットの貴族にコネクションがあるらしく、そこからの依頼も多い。