このお話は男子1人女子3人の同居生活のお話です。

男は 唐揚げ
女は 油揚げ 豆腐 そしてこの物語の主人公の【芋】

この4人は最近シェアハウスを始めた

芋はこの時間が続けばいいのにと思うほどに4人の生活は幸せだった

そんな芋の1日のお話

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初めまして
お芋ちゃんと申します( ᵕᴗᵕ )

今回のお話は私がお風呂の中で考えたとても短くて私が主人公の幸せなお話です!

誤字や脱字
文章が、おかしい部分があるかもしれませんが時間がある時に4人でくれると嬉しいです。


よにんぐらし

「おはよー」

 

 

肌寒い秋の朝

私は目を擦りながら食卓に座っている2人に挨拶をする

 

 

「おはよういもこ」

 

体は隣の席を向いたまま油揚げちゃんは挨拶を返す

 

「いもさんおはよー」

 

スマホをいじるのを一瞬やめて唐揚げが私に挨拶を返す

 

私は唐揚げの目の前の席に座る

 

……まだあいつは寝ているようだ

 

多分あいつの事だから午後には起きるだろう、と思いながら私はスマホの電源をつける

 

今日はここに引っ越してきて4日目の朝

そして初めての休日だ

 

勿論、特に予定など入ってはいない

 

 

「おっ今日私もバイト入ってねぇややった!」

 

と小さく私はガッツポーズをする

 

「まじか今日みんな休みなのか~」

 

と唐揚げは嬉しそうに油揚げに言う

油揚げは席を立ち私の朝ごはんを準備しようとしていた

 

「休日くらい私だって家事手伝うよ」

 

私も席を立ち油揚げの横に行く

 

朝は好きだ、皆が『おはよう』と言ってくれる

……まぁ“今まではそんなこと無かった”ので私はこれだけでとても幸せだった

 

「豆腐ちゃん起こす??」

 

油揚げが私の方に顔を向け問いかけてくる

私は首を横に振って

 

「休日だから寝かせとこ」

 

と言う

 

-----------------

 

 

朝ごはんを食べ終わった私は自室へ戻りPCの電源をつける

唐揚げと油揚げは食卓でお喋りやゲームをしている

 

流石仲良し夫婦だ

 

私はスマホでツイッターを確認する

唐揚げは7時には起きていたようだ、休日なのに。

私は絶対に休日に早く起きれない

 

…用事があるなら別だけど

 

 

まだここに来て数日しか経っていないのに私はとても幸せだった

この4人で暮らせてると言うだけで幸せなのだろう

 

 

私達4人はとあるゲームのギルドで出会った

一緒にゲームをして仲良くなり

唐揚げと油揚げは付き合って

私は……豆腐と付き合った

 

女同士で私と豆腐は付き合っていたがとても私にとって幸せだった

 

4人は食べ物の名前で呼ばれたことがあるので『食べ物組』という名前でネットで活動をしている

 

私の夢は4人で仲良くシェアハウスをする事だった

 

それが今、叶っている

 

殆ど唐揚げや油揚げちゃんのおかげだろう

2人は私と豆腐より歳上だった

 

私もまだ頼ってばかりな気がする

 

とそんなことを思いながらツイッターに文字を打つ

 

【おはっす!

今日はバイト無しでゆっくり出来るー!】

 

ツイート…っと

 

すぐにツイッターを閉じるとゲームを開く

しかし、何となく今はゲームの気分じゃなかったので机の上にペンタブを置く

 

絵を描くのだ

 

私は絵を描くのが大好きで気分がいい時は殆ど丸一日を、絵を描くことに使う

 

今日はお昼まで絵を描くことにした

 

 

-----------------

 

「おはよ…」

 

すごく小さな声で豆腐は挨拶をしてくる

時間は11時15分

 

私もそろそろ絵を描くのをやめようとしていたので豆腐と一緒に食卓へ向かう

そこにはお昼の準備をしている油揚げちゃんと洗濯物を干している唐揚げがいた

 

私は豆腐を席に座らせてお昼ご飯の準備を手伝った

 

 

 

ご飯ができると皆で席に座り、皆で『いただきます』とご飯を食べ始める

 

今日はうどんだ

 

ついこの前まで私はうどんやラーメンなどの麺類は嫌いだったが今では大好物だ

 

作る人の問題だろうけれど…

 

「そういえば午後なにするー?」

 

私は皆でなにかしたいなーと思い3人を見ながら質問した

頭の中では

・ゲーム

・散歩

・買い物

位は浮かんでいた

 

唐揚げは

 

「ゲームやろ~ツイッターでだれか誘ったりして!」

 

と言った

皆賛成!という事でツイッターで唐揚げは

 

【コンパスカスタム @3】

 

とツイートしてリプを待った

その間に皆ゲームを開いてそれぞれ準備をしていた

 

少し経つと私のリア友である“かやまる”が【やる!】とリプを送ってきた

 

私達は通話用のグループを作り、かやまると通話をしながらゲームをした

 

 

 

1時間後

 

 

 

[ねぇねぇ!4人での生活どう?]

 

かやまるが言った

私は「めっちゃ楽しいよ!」と小学生並みの感想を一言返した

 

勿論朝起きてから夜寝るまでの丸一日が楽しいのだ

私だけかもしれないけれど、この生活は今までの人生で一番幸せである

 

「まぁ今まであんまりやらなかった事とかもあるから私はちょっと大変だけどね~」

 

と私の横で豆腐が言った

心の中で 確かに、と思い少し笑った

 

 

 

皆で色んなゲームをして何時間か経つとそろそろ夜ご飯を作らないといけない時間になった

 

今日の夜ご飯はなんだろう?と思いキッチンにいる2人の手伝いに行った

 

唐揚げは、ご飯を作っている2人に「明日の朝ごはん用の材料がないから買ってきてくれない?」と頼まれて買い物に行っている

 

私は4人分の食器を並べたり家の掃除をしたりして時間を潰していた

 

 

皆で準備をして一緒に食べるご飯は前に食べるご飯の何倍も美味しく感じる

高級レストランに行っている訳でもなくてただ“4人”で作って“4人”で“普通”のご飯を食べているだけなのに

 

 

 

-----------------

 

 

朝起きて、挨拶をする。

 

ご飯を食べてから絵を描いて、ゆっくりしている人を待って

皆でお昼ご飯を食べて、ゲームをして。

 

雑談をして 実況なんかも撮ったりして

 

外が暗くなったら夜ご飯を食べて

 

お風呂に入って

 

皆に「おやすみ」と言って明日の朝をワクワクしながら眠りにつく

 

 

 

 

私は、芋は、……………は、

今日もそんな妄想を寝る前に考えて

 

 

地獄の様な私の“現実”から目を逸らすのだ

 

 

そうでもしないと

 

 

多分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は壊れるから。




どうでしたか?

書いてる私は楽しかったですよ٩(*´︶`*)۶
読んでくれた人達へ
わざわざ最後まで読んで下さりありがとうございました。
食べ物組やかやまるはツイッターに本当にいます!

(勝手に名前借りましたごめんね)

また気が向いたらこんな感じの短いお話をかけたらいいなと思ってます

もしかしたら書かないかもしれませんがね!






ほんとにこんな生活をしたいな

なんて


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