やはり俺が魔法科高校に入学するのは間違っている   作:夢猫

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少し期間が空いてしまいました。
忙しかったのもあるのですが、単純に筆の速度が遅かっただけです。
この作者ポンコツですね。

失踪はするつもりはないので気長にお待ちください。

あと、お気に入りが100を超えててとても驚いたと同時に感謝感激です!

やっぱり皆さん俺ガイル、劣等生クロスオーバー好きなんですねぇ。

皆様のご期待に応えられるよう努力していきます!



第三話 いつも、達也は驚かれる

半分寝ながら過ごしていたら、気がついたら入学式が終わっていた。

なにも聞いていなかったが、きっと深雪は素晴らしい答辞を披露してこの場にいる人の大半を魅了したことだろう。

これからできるだけ深雪のそばにいるのは控えよう。

あんな人気者のところに俺みたいなやつ--しかも二科生--がいたら周りが良い顔をしないだろう。

あと何よりも俺は人混みが嫌いだし。

なんでああもリア充のやつは群れたがるのか。なんなの?奴らは蟻かなんかなのか?弱い動物ほど群れを形成するし、逆説的にぼっちは超強い。ほら一匹狼とか超強そうじゃん?なんか一匹狼って生存率低いらしいけど。

入学式の後はIDカードの交付がある、ホームルームは自由らしいから絶対帰るとして、IDカードだけは受け取らないといけないから仕方ない。

 

「司波君、何組?」

 

千葉がめっちゃワクワクした顔で聞いた。あれか、初めての場所に知り合いがいるだけで安心するやつか。まあ俺に知り合いいた事ないけど。

 

「E組だ」

 

「やたっ!同じクラスね」

 

「私も同じクラスです」

 

達也の答えに千葉が飛び跳ねて喜んでいた。さすがに喜びすぎじゃないか?と思ったが、柴田さんも分かりにくいが顔がすごい嬉しそうだったから、いわゆる普通の高校生はこんな感じなんだろう。

さて、俺もID受け取ったし帰るか…

 

「比企谷君は何組?」

 

逃げようとした矢先に千葉に質問された。

くそっ気付かれずに帰れると思ったのに。

 

「お前らと一緒だよ」

 

「やったぁ!最初から友達が3人もいるなんてラッキー!」

 

俺の答えに、さっきのように喜びを見せる千葉。

なんかサラッと俺まで友達認定されてる気がしたが、きっと勘違いだろう。自分だけが友達だと思ってて相手はなんとも思って無かったって知った時とかってめっちゃ落ち込むよな。別に実体験じゃないからな!

 

「八幡、深雪に"八幡が逃げないように見張っといてください!"って言われてるんだから逃げようとしないでくれよ」

 

耳元でぼそっと達也が恐ろしいことを呟いてきた。

 

「どうする?あたしらもホームルームへ行ってみる?」

 

千葉が尋ねてきた。

ホームルームからは自由参加というのはぼっちに対してはとてつもなく優しい。わざわざこれから関わることもほとんどないであろうクラスメイト達と誰が好き好んで顔を合わせに行くのだろうか。

まあ千葉とかは友達たくさん作りたいタイプだろうし、行きたがるんだろうな。

 

「悪い。妹と待ち合わせているんだ」

 

「俺も待ち合わせしてるから」

 

さっきの達也の悪魔のつぶやきをここでは利用させてもらう。なにも嘘は言ってないしこれなら引き止められることも無いだろう。

 

「へぇ…司波くんの妹なら、さぞかし可愛いんじゃないの?」

 

達也も目立たないが顔は整っている方だ。だから妹が可愛いというのは安直だが大体の場合はそうだから仕方ない。

見た目においてはトンビが鷹を産むことはほとんどない。

まあ俺の家は俺のようなやつが兄だが、小町みたいな天使が生まれたから。

そこは両親に感謝だ。

 

「妹さんってもしかして…新入生総代の司波深雪さんですか?」

 

「ああ、そうだよ」

 

さっきの千葉の質問には少し困っていた達也が柴田さんの質問にはすぐに答えていた。

まあ自分の妹が可愛いかなんて質問になんの迷いもなく肯定したらそいつは間違いなくシスコンだ。

俺?100%即答で肯定するね。

 

「え?そうなの?じゃあ、双子?」

 

「よく訊かれるけど双子じゃないよ。俺が四月生まれで妹が三月生まれ。俺が前に一ヶ月ずれても妹が後ろに一ヶ月ずれても同じ学年じゃなかった」

 

「ふーん…やっぱりそういうのって、複雑なもんなの?」

 

正直誕生月どうのこうのよりも、兄妹でこれだけ成績が離れてる方が複雑な気がするが…

まあ千葉もなにか悪気があったわけではないだろうけど。悪気がなくても人を傷つけることはあるがな。

達也は気にしないだろうから大丈夫だろう。

 

「それにしてもよく分かったね。司波なんてそんなに珍しい苗字でもないなのに」

 

「いやいや、十分珍しいって」

 

まあ確かに司波がそこまで珍しいわけではない。だけど妹がいると聞いたら同じ苗字の人でとりあえず知ってる人を上げるだろう。

もしかして達也、そういうこと意外と分からないのか?意外!

 

「比企谷君は誰と待ち合わせてるの?」

 

「達也と同じ人だ」

 

このまま深雪が来るまで過ごせるかと思ったが無理のようだ。

 

「え?そうなの?司波君と比企谷君ってどういう関係なの?」

 

「従兄弟だ」

 

「そうだったの!?でもその割にはあまり似てないわね」

 

「そうですね…特に目が…」

 

俺の回答にオーバーリアクションで驚く千葉、目のあたりをチラチラ見ながら申し訳なさそうに言う柴田さん。申し訳なさそうに言うなら最初から言わないでほしいんですがね…

まあこの手のことは小町を紹介した時にもよく言われるからもう慣れた。

 

「確かに八幡は目に少し生気がないが、そこまで似てないこともないと思うぞ?」

 

達也が謎のフォローを入れてくれた、生気がないって言われるくらいならいっそ腐ってるって言われた方が楽な気が…いやどっちも傷つくな。

 

「ひでーな、DHA豊富そうな目をしてるって言えよ」

 

「それって腐った魚の目ってことだろ…」

 

達也の呆れたような顔と、千葉の笑いを堪えたような顔と、柴田さんの苦笑いという三者三様の表情してるのはなかなか面白い光景だな。

そんなやり取りをしていたらようやく、時間が来たようだ。

 

「お兄様、八幡さん、お待たせ致しました」

 




やだ、話の展開遅すぎっ…!?

正直入学編が終わるのが何話先になるかもよくわからないですが、更新頻度高めでカバーしていきたいです(できるとは言っていない)

あと、俺ガイルキャラクターをどこまで出すかは悩んでいます。設定は割りとねってるので出すことは出来るんですが、どこで出そうかとか考えてると出さなくてもよくね?って考えちゃいます。

登場してもアンチヘイトはないのでご安心ください。
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