若紫「うーん、昨日の記憶が曖昧だ。何かあったか?」
若様「さぁ……?(すっとぼけ」
ゆきかぜ(うふふ、今は我慢我慢)
若様「(ゆきかぜが何を考えているかは分かっているけど放っておいて)じゃあ、陽動作戦を発表しちゃうよー」
全員(これはもう(ヨミハラは)ダメかも分からんね)
という感じの前回のあらすじ。
今回も筆のノリもイマイチの上に、書いてる時間もねぇ!
でも、パパ明日からの新イベ走っちゃうぞー! 秋津ちゃんの性能がどうなるか楽しみだぜ!
では、どぞー!
いつもと変わらぬ日常が過ぎていくヨミハラ。
道端や娼館で春を売る娼婦、男娼。露天で魔界製の物品を売り捌く商人。組織の命令で武器や麻薬の取引に勤しむマフィアの構成員。そして、全てを搾り取られて壊れながらもまだ死んでいない者達。
ヨミハラに住まう、或いは拠点とする者は、何一つ変わらぬ彼等自身の日常を――――過ごしている
大型の旅客機が毎年何らかの原因によって墜落するように、誰も予測できないまま人々は巻き込まれ、多大な犠牲を生む。
ヨミハラと住人にとって今日がその日。平静であった筈の水面に一石が投じられるが如く――――しかしてその実態は、水面に重油を流し込んで火を付けるが如き、悪意に満ちたものだった。
ヨミハラの住人は最悪の予兆に誰も気づかない。重油を流し込んで火を付けようとしている者のやり方が巧い、というのもあるが、それ以上に彼等は麻痺している。
常に危険と隣り合わせ。そんな場所で過ごしていれば、危険予知、危機回避能力は鋭敏になりそうなものだが、寧ろ逆に鈍化する。
どんな危険であっても、長く続けば日常になる。日常に対して警戒もクソもない。ただ、過ぎていく日常から与えられるものを享受するだけ。
地上では安全のため常に誰かが危険を探し、問題を提起して潰し込みを掛ける。しかし、此処は背徳の街。頭にあるのは自身の利益と快楽への追求だけ。他者への配慮、社会への貢献を失っているが故に、人災は必ず起きる。
今日は、ヨミハラにとってそんな日になった。
「隊長、配置についた?」
『ああ、ついたぞ。好きにやれ』
娼館アンダーエデンの向かいに位置する建物の屋上に、三つの人影が立っていた。言わずもがな、紅、ゆきかぜ、凜子の三名である。
隊長――小太郎と口内の小型通信機で連絡を取り合ったゆきかぜは、紅、凜子と視線を交わすと頷きあって屋上から飛び降りた。
五mもの高さから音もなく、誰にも触れる事なく雑踏の中へと降り立ち、街への買い物へと繰り出すような気軽さで人と人との合間を縫って進んでいく。
その気軽さに、擦れ違ったヨミハラの住人達は僅かな違和感を覚えながらも、天敵そのものと言える対魔忍であるとすら気づいていないようであった。
「――――……?」
アンダーエデンの正面に立っていた用心棒の一人が、雑踏から現れた三人の姿に怪訝な表情を浮かべた。
街の権力者の一人であるリーアルに手向かおうなどと言う者が居るなどと考えていなかったのだろう。況してや地の底に築かれたヨミハラは公権力の外に位置する街、対魔忍が仕掛けてくるなどとは夢にも思わない。これまで、小太郎と災禍が自らの正体を晒さなかった隠密行動が生きている。
用心棒は元々傭兵。それなりの死線は潜っており、高い給金を受け取っているだけあって行動は早かった。
「た――――対魔忍だっ!!」
「飛べよ、雷撃――!」
それでも一手遅れであった事は否めない。
胸元のマイクでアンダーエデン内部の仲間へと対魔忍の襲撃を伝えたが、次の瞬間には用心棒の胸元に拳大の穴が開いていた。
出血は皆無、衣服と傷は焼け焦げており、ゆきかぜによる雷撃弾が直撃したのだと嫌でも分かる。
既に命の炎が消えた用心棒の身体がどうと倒れ、放電音と対魔忍装束姿の少女達に視線が集まり、通りにはヨミハラの住人達の悲鳴が飛び交った。
続き、アサルトライフルや銃を手にした無数の用心棒達がアンダーエデンの扉を蹴破り、雪崩れ込むように姿を現す。
アンダーエデンの何処に潜んでいたのかというほどの人と魔の混成部隊。それでもなお、三人の表情は平静そのものだった。
そもそも、強襲の前に紅の風遁、凜子の視界跳躍の術によってアンダーエデンの戦力は把握している。それに加えて、小太郎が身分を偽って潜り込んだ際には内部構造まで詳らかにされていた。焦りや不安などあろう筈もない。
「――――ふッ!!」
混成部隊を前にして、真っ先に踏み込んだのは紅だった。
人の領域を越えた身体能力は元より、彼女の忍法は最前線での殲滅戦において最も効果を発揮する。
銃から弾丸が放たれるよりも早く。携えた剣を抜き放つよりも早く。
紅はその邪眼で捕らえた“風の歪み”を捕らえ、二刀の小太刀で斬り裂いていた。
心願寺流・風陣斬。
真空の刃――いわゆるカマイタチを発生させる忍法と剣技の合わせ技。
小型の竜巻まで生み出す旋風陣に比べ、威力も範囲も小さいが、真の利点は如何なる些細な“風の歪み”からも可能な手数の多さにある。
「ひ――――ぎゃあああぁあああぁっ!!!」
腕を、脚を、首を、胴を、はたまた武器を。
混成部隊の先頭に立っていた者達は真空の刃で斬り刻まれ、ある者は絶命し、ある者は肉体の一部を失った。
紅の目に見えぬ攻撃に恐怖を増大させた混成部隊の動きが一瞬鈍る。
それを見逃す紅とゆきかぜではない。紅は逆手に握った小太刀二刀を振るいながら更に踏み込み、ゆきかぜは飛び膝を手近に居た敵の顔面に叩き込んで雷撃弾を見舞う。
二人と同じく近接戦闘を得意とする凜子は珍しく直接的な戦闘に参加していなかった。
彼女はアンダーエデンの戦闘には背を向け、通りの側を警戒していたからだ。
現状、最も警戒すべきは淫魔側の救援か、イングリッド率いる治安維持部隊による背後からの強襲だ。またアンダーエデンの外側に、伏兵を配置していないとも限らない。
そうなれば自然と挟み撃ちの形となる。たったの三人で包囲されては如何ともし難い。故に、後詰めである彼女がそれを警戒するのは当然の流れであった。
やっている事自体に大きな変化はないが、三人の成長がよく分かる。
以前ならば、アンダーエデン内部の戦力を探ろうともしなかったであろうし、背後からの強襲も念頭に入れて行動などしなかっただろう。
良くも悪くもかつては自信に満ち溢れていたが、何事も行き過ぎれば破滅を呼び込むものだ。
そして、自信と警戒をバランスよく備えた精神へと成長させた張本人はと言えば――
「おーやってるやってる。んじゃ、こっちも行きますかね」
――正面玄関の裏手側。不知火の監禁されている部屋に壁一枚隔てたところで待機していた。
ヨミハラに足を踏み入れる前に来ていた幾枚もの防御用プレートの取り付けられたライダースーツ型の黒い対魔忍装束に、同色のフルフェイスヘルメットを被っている。
ゆきかぜによって作戦開始の号砲が放たれると、小太郎はアンダーエデンの壁を叩く。
すると、中から返答をするように同じく壁を叩く音が返ってきた。
それを確認すると、骸佐の反乱時に校長室へと突入した時と同じ指向性プラスチック爆弾を仕掛け、壁に背を預けて起動させる。
ゆきかぜの雷撃によって爆発音は掻き消され、内部で気づいた者は不知火以外には皆無であったろう。
凜子の空間跳躍によって新たに取り寄せたUMP45を構え、監禁部屋へと突入する。
「待ち侘びたわ。例のものは?」
「そいつは失礼。問題なく手に入れた。後は解析待ち」
「そう。では、後始末と脱出だけね」
「話が早くて助かるよ。お任せしますとも」
既に脱出の手筈を聞いていた不知火は、爆発の影響から逃れるために移動していたバスルームの脱衣所から現れる。
見れば、脱衣所に備え付けられた洗面台からは水が流れていた。彼は身嗜みを整えていた筈もあるまいに、とは考えず、納得したように頷いた。
『隊長、そちらにリーアルが護衛二名を引き連れて向かっている。今、視界跳躍の術で確認した』
「了解。オレは何もしなくてよさそうだがな」
不知火は近づいてくるリーアルの気配に察知していたのか、部屋の扉が見えるベッドに腰掛けていた。
アンダーエデンを襲撃されれば、リーアルが不知火確保に動くのは目に見えていた。
彼にとって不知火は組織内で更に上へと登るために必要な道具。それもつい先日、長く続いていた調教の成果が現れ始めた直後。逃げるにしても、これだけは手元に残しておかねばなるまい。
尤も、不知火の水遁によって契約など強制力のない紙面上のものに過ぎず、彼を守るものは二名の護衛だけ状態だ。鴨以外の何物でもない。
小太郎としても、己の顔を知っているリーアルを生かしておく訳にもいかず、不知火の心情を慮ってみても止める理由はない。
アサギに並び称される対魔忍の凍てついた表情に背筋が寒くなる思いをしながらも、リラックスした様子で壁に背中を預けてその時を待つ。
「クソ忌々しい対魔忍どもがッ!!」
口汚い罵声を唾と共に飛ばしながら、扉の鍵を開けてリーアルが部屋の中に護衛と共に飛び込んでくる。
その場を動いていなかった不知火の姿を確認すると、一瞬安堵の笑みを浮かべて何事かを口にしようとしたが、部屋に穿たれた穴と壁に寄り掛かった正体不明の侵入者に愕然と目を見開いた。
驚愕から硬直したリーアルの指示を待たず、二人の護衛は胸元の拳銃に手を掛け、即座に侵入者を射殺しようとしたものの、引き金は永遠に引かれる事はなかった。
「が―――ぼぉ……!?」
「ごば……ごぼぼ……ッ」
「ぐっ――げぼぼぼっ……!!」
突如としてリーアルと護衛から大量の水が溢れ出し、全員がその場に倒れ伏してのたうち回る。
護衛の手から取り零された拳銃を蹴り飛ばし、苦しみに歪む表情を眺めながら小太郎はわざとらしく十字を切った。
不知火は窄めた口を戻し、最早リーアルには一瞥もくれずにベッドから立ち上がる。
水遁・天泣。
雲のない空から降る雨になぞらえてそう呼ばれる水遁使いの初歩とも呼べる忍法。
本来は、不意を突いて無音の水針を敵の急所を狙い撃つ暗殺術であるが、優れた水遁使いである不知火が使えば殺傷能力は段違いであった。
水遁使いはその傾向として、熟達するほどに大量の水を生み出し、或るいは操作が可能となる。
彼女は可能な限り圧縮した水を針状にして肺へと打ち込んだ後に、圧縮を解く。するとどうなるか。突如として肺の内部を水で満たされ、地上で溺れてしまうのだ。
いくら呼吸をしようとしても、肺そのものが水で満たされれば呼吸も何もない。訪れるのは地獄の苦しみだ。
「エゲツないねぇ」
「君ほどじゃないわ。独立遊撃部隊の隊長さん?」
無音かつノーモーションでこの殺傷力に、さしもの小太郎もヘルメットの下で苦笑を漏らす。
そんな彼の姿に不知火は嫌味の一つもくれてやるが、自覚しているのか気にも留めていないのか、肩をすくめるばかり。
どちらかと言えば、不知火は水遁を使った幻惑を得意とする対魔忍であり、こうした直接攻撃に忍法を使用する事は少ない。
そんな彼女がこうした手段に出るのであれば、相当に腹に据えかねていたという事だ。彼女の身に襲いかかった陵辱と調教を思えば、当然だろう。
(な、何が……し、不知火かッ!? 不知火がやったのかッ!? 一体、どうやってッ! 契約もキメラもある抵抗など出来る筈がないっ!)
(だが、現実にこうなって……! 意識が遠のく、死ぬ? 死ぬのか? この私がッ!? い、嫌だっ! 死にたくない死にたくないッ! だ、誰か、私を助け……!)
喉を抑えて藻掻くリーアルはなおも不知火に手を伸ばすが、彼女は相変わらず視線を向けないまま部屋を出る。小太郎は倒れ伏した彼等に愛想良く手を振って後に続いた。
部屋に残されたのは凄まじい形相のまま硬直した三つの水死体。
見るも無惨な姿ではあるが、欲望のまま快楽のまま他者を食い物にし、犠牲も顧みずに後悔すらなかった外道には、相応しい末路であったろう。
「それで、陽動の方はどうなっているの?」
「それもそろそろかな?」
「――――本当、始まったようね」
後始末を終えた二人は、アンダーエデンの廊下を進む。
客や娼婦、用心棒以外の従業員は我先にと逃げ惑っていたが、二人に
今の今まで囚われ抵抗できないと思い込んでいた不知火が、今は自由に動いている上に、襲撃を仕掛けてきた相手は対魔忍なのだ。殺されると思い込んでも仕方あるまい。
しかし、二人は無抵抗の相手まで殺して回る意味もないために、そのまま横を素通りしていく。
そうしている内に、ヨミハラ全体を揺るがす大きな爆発音が連続した。
小太郎が災禍、ナディア、クラクルにヨミハラの各所へと仕掛けさせた物体――――何の変哲もない爆弾が起動したのである。
だが、疑問は残る。
小太郎が二人に持たせた爆弾の数は多かったが、手のひらに収まる大きさで、精々が一部の壁やパイプを破壊できる程度の威力しかない。それが今や、ヨミハラ全体を揺るがすほどの威力を発揮しているではないか。
ナディアとクラクルは小太郎の言われるがままそれを仕掛けたが、問題であったのは仕掛けた場所と物であった。
それは地上から誰の許可もなく、違法に引かれた都市ガスの配管。
欲望の望むがままに引かれたガス管はヨミハラの天井部から壁を伝い、歓楽街の各建物へと引かれている。
但し、地上のようなガス会社がある訳もなく、無秩序かつ安全基準の一切を満たさずに引かれたものだ。当然、ガスが漏洩した際の警報システムや供給停止システムなどあろう筈もない。
つまり、一度でも火がついてしまえば、後は地上の供給停止システムが異常を感知するまで、ガスは炎を生み出し、爆発を繰り返し続ける。
そもそもこんな地の底に地上と同じインフラを整えるのが土台無理な話。
地上の政府と企業はより安定し安全なガスの供給システムを確立するために、数千億もの金を掛けてきた。ノマドほどの企業であればそれだけの金は捻出できるだろうが、そのための技術者を探して雇うのは不可能だ。
ましてや本来であれば何十年と失敗と改善を繰り返して確立していくものを、見様見真似だけで何とかなる筈もない。無理を通すために犠牲にしたであろう安全性を、小太郎は狙ったのである。
「これで歓楽街の殆どは燃えるわね。爆発の影響で天井の岩盤も崩れるでしょうし、大惨事ね」
「地上に出る影響は一部地域のガス供給停止でしかねーからいいでしょ別に。水道電気が止まればヤバいところもあるけど、ガスが止まっても不便なだけだよ」
(私が言いたいのは、そういう事じゃないのだけれど……)
紛うことなき大量虐殺の引き金であったが、小太郎は何処吹く風。
安全基準を満たさない場所で生活している方が悪い、くらいの心持ちな上に、今回はたまたま自分がやっただけで、いずれはこうなっていたと断言するだろう。
安全を鑑みない違法建築の繰り返しで、配線関係はそこかしこで漏電をしているであろうし、ガス管も無秩序故に劣化も早く点検も行われない。そんな環境であっては、こうした人災は付き物。彼は最後の引き金を引いただけで、元凶そのものはこの街と住人に他ならない。
不知火はなおも何か言いたげだったが、一般人が死ぬ訳ではないのだから、と言葉を飲み込んだ。
「――――お母さん!」
「っ……ゆきかぜ」
その時、廊下の角から無傷のゆきかぜが現れた。後に、紅と凜子が続く。
ゆきかぜは母親の姿を見つけるとその胸へと飛び込み、不知火は喜びと謝意に歪んだ顔で受け止める。
それ以上の会話は二人の間には発生しない。ただ、その両腕で相手の体温を確かめる事で、互いの無事を噛み締める。
ゆきかぜの胸には、何も告げずに父の仇を探しに行った怒りが。
不知火の胸には、何も告げずに一人で全てを片付けようとした申し訳無さが。
それぞれ渦巻いてはいたものの、最早、それはどうでもいい。互いに無事であり、これからに希望が持てさえすれば、それだけで。
「いやに早いな。もう皆殺しにしたの?」
「そのぉ、そういう言い方は止めないか……?」
「でも皆殺しにしたんでしょ?」
「いや、一部は逃げていったが……」
「アンダーエデンの用心棒で残ってるのは死体だけで皆殺しなんだな?」
「「……………………はい」」
「流石はルーキーども、これからも敵を皆殺しにしていこうな!」
そんな母子の感動の再会を尻目に、小太郎は紅と凜子にしつこく皆殺し皆殺し言っていた。
確かに、対魔忍であれば当然の行動なのだろうが、そう連呼されても困る。別に、二人だって楽しくて殺している訳ではないのだから。
此処に天音がいれば、はい! 皆殺しにして参りました! と目を輝かせて褒めてオーラを出して言ったであろうが、二人はその領域にはない。
「よし。凜子、空間跳躍で一時撤退。災禍達と合流して、こんなジメジメした地の底からおさらばだ」
「了解した。このまま巧く行けばいいがな」
「さぁて、それはどうかねぇ。いくつか保険は掛けてあるが、こっちの都合の良いように働くとは限らねぇからなぁ。ま、人事を尽くして天命を待つって奴さ」
はい、というわけで、三人娘きっちり成長して部隊っぽい行動が取れるように&リーアル無事惨めに死亡&ヨミハラ大炎上不可避wwの回でした。
こっちの世界でも半ば壊滅するヨミハラ。
御館様とどっちが酷いんだろうねこれ。奮闘記の方だと住人煽って殺し合いさせてたけど、こっちだと炎と煙に撒かれて燻製にされるか、岩盤で潰れるか、運良く生き延びるかの三択っていうネ。
骸佐「これが人間のすることかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
若様「せやで(鼻ホジ」
権左「RPGの我々も似たような事はやってますが、ここまで無関心かつ躊躇ないわけじゃないんだよなぁ……(ドン引き」
骸佐一党『こいつ敵に回すのやだぁ……!』