イベント『有咲の悪くない休日』のアフターストーリー的なモノです。この二人にはお出かけとかしてもっと仲良くなって欲しいですね。
ひーちゃんのキャラストーリーのネタバレがほんの一部ですが含まれます。

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いい子すぎる〜!

「あ、りみ〜! こっちこっち!」

「ひまりちゃん! ごめんね、待たせちゃった?」

「ううん、まだ五分前だし、私が早く来すぎちゃっただけだから!」

「本当? えへへ、ひまりちゃんとのお出かけ、楽しみだなぁ」

「ん〜! りみはいい子だな〜!」

「そ、そうかな……」

「そうだよ! だってうちのバンドなんて、いっつも時間ギリギリのくせに何も連絡しないんだもん! モカなんて、『パンがモカちゃんを呼んでたの〜』とか言って遅刻してくるんだよ⁉︎」

「あはは……」

「まあいいや、今日はモカじゃなくてりみだもんね! 楽しむぞ〜!」

「えっと、今日の予定ってどんな感じなのかな。ひまりちゃんが「任せて!」って言うからお任せしちゃったけど……」

「おっとそうだった。──えっとね、まずはお昼ご飯も兼ねてカフェに行くでしょ〜、それからお互いのオススメの洋服屋さん覗いて〜、その後はスイーツ専門店!」

「わぁ〜、楽しそうだね!」

「やっぱりそう思う⁉︎ いや〜、りみはちゃんと期待に応えてくれるから嬉しいな〜」

「……普段は、そんな事ないのかな……?」

「そ〜なんだよ〜! ちゃんと反応してくれるのはつぐくらいなんだけど、つぐも流されがちだからさ〜。……まあ、その分たまに突拍子もない事言うんだけどさ」

「突拍子もないって、例えば?」

「バンドやろうって言い出したの、実はつぐなんだよねー」

「えっ、そうなの?」

「そうそう。クラス替えで蘭だけ違うクラスになっちゃった時があってさ〜。そしたら蘭が授業サボり出すから、どうにかしようって事で」

「そうだったんだね〜。Afterglowの話が聞けて、なんだか嬉しいなぁ」

「そういうりみはどうなの?」

「え?」

「ポピパって仲良いイメージあるけど、香澄以外よく知らないんだよねー。みんなどんな感じで集まったの?」

「えっと……香澄ちゃんがみんなを誘ってくれて、『キラキラドキドキしたい!』って」

「あははっ! 何それ面白い! よくそれで通じるね!」

「あんまり通じてはないんだけど……沙綾ちゃんが代弁してくれるからかな」

「沙綾かぁ〜。モカ語も翻訳してくれないかなぁ……」

「あはは……。──でも、香澄ちゃんがバンドに誘ってくれたおかげでポピパでいられて、こうしてひまりちゃんとも仲良くなれたから……。香澄ちゃんには感謝してるんだぁ」

「りみはホントいい子だな〜! 癒されるよ〜。ね、Afterglowに来ない?」

「えぇっ⁉︎」

「ぷっ……、冗談だってば〜。もう、本気にしちゃって可愛いんだから」

「び、びっくりしたぁ〜……」

「──さて、立ち話もアレだしそろそろカフェ行こっか! 混んじゃう前に!」

「う、うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ご注文はお決まりですか?」

「え〜どうしようかな迷う〜。パスタにしようかな〜。りみは決めた?」

「うん、私はステーキ定食にしようかな」

「お、おお……」

「あ、あれ、何か変な事言ったかな……」

「いや、結構ガッツリいくんだな〜って思って」

「私、お肉好きだよ?」

「意外だ……。重い系は苦手かと思ってた。でも、その割には痩せてるよね。いいなぁ〜」

「うう、本当は、もうちょっと背が伸びて欲しいんだけど……。ひまりちゃんは、スタイルいいよね」

「え〜? そんな事ないよー! むしろ体型維持するので精一杯だし、モカからカロリー送られてるみたいだから……」

「えっと……どういう事?」

「いや〜、モカってパンとかお菓子とか食べまくってるのに全然太らないから訊いてみたら、『ひーちゃんにカロリー送ってるから〜』とか言うんだよ⁉︎」

「それは……冗談だと思うけど……」

「そうかもしれないけどさ〜」

「私は、ひまりちゃんは今のままでも可愛いと思うな。その、全然太ってる感じとかしないよ?」

「ホント⁉︎ そんな事言ってくれるの、りみだけだよ〜! 嬉しい〜! でもりみだって、そんなに背伸ばす必要もないんじゃない? 今の方が、小動物っぽくて可愛いよ?」

「そ、そうかなぁ……お姉ちゃんみたいにカッコよくなりたいんだけど……」

「りみのお姉ちゃんって、グリグリのボーカルの人だよね?」

「うん、Glitter*Greenのギターボーカル牛込ゆり。私の憧れなんだぁ」

「私もライブ行った事あるけど、確かにカッコよかったなぁ。りみが憧れる気持ちも分かるよ〜。──まあでも、私の一番は薫先輩で揺るがないけどね!」

「薫さんもカッコいいよね〜。めっちゃ分かる〜!」

「おっ、こんな所で同士発見! ──あっ、……ねえりみ、ちょっと一つ提案というか、お願いというか、があるんだけど」

「? 何?」

「一緒に、ハロハピのライブに行かない? こんなに薫先輩の事語り合える人他にいないし、きっとライブが何倍も楽しくなると思うんだよね!」

「わっ、それめっちゃいい〜! 一緒に行こっ」

「ホント? やった! これはまりなさんに感謝だな〜」

「何でまりなさん?」

「あ、こっちの話。最初に提案してくれたのまりなさんなんだよね。も〜、何で自分で気付かなかったんだろうって感じ!」

「私も……。ひまりちゃんも薫さんの大ファンだもんね」

「そうそう! ──で、薫先輩に訊いたら、ハロハピのライブはこの日なんだって!」

「この日は……多分、練習も無かったと思う」

「おおっ! これはもう運命だね! 私たちは、薫先輩に魅了される為に生まれてきたのだ!」

「そ、それはちょっと大げさな気がするけど……」

「細かい事はいーの! ハロハピのライブ楽しも〜! えい、えい、おー!」

「ひ、ひまりちゃん、ここお店〜!」


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