ご注文は思い出ですか?   作:雷王

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どうも皆さん、お久しぶりです。
最近、夢中になっていることがこれしかありません。
その為、これからもバンバン投稿していくかもしれません。(ですが、作者は飽きっぽいです。そこはゆめゆめお忘れなきよう。)
ここで、皆さんに一つ教えておくことがあります。この話しの設定についてです。当物語は、ごちうさの原作の時系列に添って、アニメや原作を元にした物語、オリジナルストーリーを作っていきます。
なので、現時点は、アニメでいう所の三羽の途中、(ココア逹がシャロのバイトのことを知った話しから、皆でお泊まりした時の話しの間)と、いうことになりますので、皆さん、ご理解ください。
では、小説に話しを戻します。今回はついに、レオのいう"あの子"の正体が明らかに!(といっても皆さん、分かっていると思いますが、笑)
それでは、どうぞ!



order2 〜やって来ました!ラビットハウス!〜

 

 

 

 

ラビットハウスside

 

 

 

「‥‥‥よし。大分上手くなったな。今日はもうこれくらいで良いだろう。」

 

ラテアート特訓開始からおよそ二時間、二人はようやくリゼ教官から合格サインをもらった。

 

「よ、ようやく終わりましたね…。」

 

チノはとても疲れきった表情をしていた。

 

「でもリゼちゃんのお陰でラテアートがとても上手になったよ。」

 

(そりゃあ、二時間もやっていたら、嫌でも上手くなるじゃろうて。)

 

ココアの言葉にティッピーはそう思いながら嘆息した。

 

「ああ、特にココアはよく頑張っていたな。もう少し練習すれば、お客さんに出しても大丈夫だろう。」

 

((あれだけやらせておいて、まだやる気か(ですか)。))

 

チノとティッピーは心の中でシンクロし、もう勘弁して欲しいと言わんばかりの顔をした。

 

「ううん。私が頑張れたのはリゼちゃんが一生懸命教えてくれたからだよ。私が上手くなったのも本当にリゼちゃんのお陰だよ。本当にありがとね。リゼちゃん!」

ココアのお礼の言葉と素直さに、チノとティッピーは眩しさで目を眩ませた。

 

((なっ、なんて純粋な…))

 

またリゼも、言葉に顔を赤くした。

 

「そ…そんなに煽てても…」

 

リゼの手は無意識にティッピーを掴み…。

 

「私からは何も出ないぞー!!!」

 

照れ隠しにティッピーをココアにおもいっきり投げ飛ばした。ココアはそれをギリギリ横にかわしたが、ティッピーはそのまま喫茶店の出入り口の扉に一直線。

 

「ノオオオオオォォォォォーーーーー」

 

「「あ‥‥」」

 

リゼは我に帰り、ココアも後ろを振り返る。が投げ飛ばされたティッピーは止まる気配が全くない。

 

「ティッピーーーーー!」

 

チノの声が客が誰もいない店内に響いたその時、扉のドアノブが反時計回りにひねられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

レオside

 

 

「‥‥‥‥‥」

 

 

目的地に近づけば近づくほど自分の足取りが重くなっていく様な気がする。青山に教えてもらった道順が正しければ、もうすぐ"ラビットハウス"が見えてくるはずだ。しかし、俺はその距離が一歩一歩縮まって行くごとに、俺の中にある不安が徐々に大きくなっていく様な心境だった。もしかしたら、俺は心の何処かで"あの子"に会うのを恐れているのかもしれない。"あの子"に会ったらまず、何を話せば良いだろうか、どの様に接すれば良いだろうかなどと考えれば考えるほど気が滅入る。だが、今さらくよくよしても仕方ない。俺は自分の"過去"と向き合うために来たのだ。いい加減覚悟を決めなければならない。そうこう考えている内に俺はいつの間にか"Rabbit House"と書かれた垂れ看板の前に立っていて度肝を抜いた。

 

(えっ!ウソ!もう着いたのか?)

 

そして俺は、視点を看板から、それが吊るされてあった建物に変えた途端、目を大きく見開いた。

 

(知ってる‥‥‥。いや、覚えてる。やっぱりこが"ラビットハウス"だ!)

 

俺は、十年前と比べ、その全くの変わりようのなさにまるで過去に戻って来たかの様な心地だった。

 

俺はしばらく、店の周りを見回した。

 

(ホントに外は何も変わってないな…。でもなんか店内が騒がしい感じがするが気のせいか?)

 

俺は不思議に思いながら、店の扉の前に立った。

 

心拍が上がっているのを感じる。もし、扉を開けて、一番最初に"あの子"と鉢合わせたら‥‥と思うと、どうしても足が竦んでしまう。

 

(そういえば、十年前もこうやってなかなか入ろうとしなかったっけ。)

そう思い返しながら、俺は苦笑いをした。それに何故か、今は扉を開けてはいけないと、俺の勘が訴えている。

 

(‥‥いや、それは俺が"あの子"に会うことに緊張しているだけだ。もう覚悟は決めたんだ‥‥‥。)

 

俺はドアノブに手をかけ、大きく息を吸い、吐き出した。

 

(‥‥‥‥よし。)

 

俺はドアノブを時計回りにひねり、扉を開けた突如、

 

「ティッピーーーーー!」

 

と言う女の子の声が聞こえてきて‥‥‥‥

 

 

 

 

 

「えっ?」

 

 

 

 

 

 

 

俺の顔面に何やら白くモコモコした物体が高速で直行して来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(‥‥‥‥やっぱり、もう少し時間を置いてから入れば良かった‥‥‥‥‥。)

 

 

などと思っているうちに、俺の視界は一瞬にして暗くなって‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、物語は交錯する‥‥‥‥。

 

 

 

 

 

 

ドサッ!

 

俺は、その威力に逆らえず、そのまま後ろに倒れてしまった。

 

「いってててててーーー」

 

後ろ向きに倒れたが、幸い背中にリュックを背負っていたため、怪我をするまでには至らなかった。すると、俺の顔に乗っていた白い物体が一人でに離れて、今度は俺の胸の上に飛び乗った。俺はようやくその白い物体の実体を捉えることができた。

 

パッと見、白い毛玉だ。だが、よく見ると上の部分に耳の様なものが生えており、真ん中辺りの左右に目の様なものがついている。間違いなく生き物だ。

 

(と言うか‥‥‥こいつ、どこかで見たことある様な‥‥‥。)

 

そしてティッピーもまた、

 

(はて?こやつ、どこかで見たことがある様な‥‥‥。)

 

人と兎(の中に入った人)が見つめ合っている中、また店内から、二人の女の子が慌てた顔で走って来た。

 

「お、おい、大丈夫か!?」

 

「お兄さん、大丈夫!?」

 

と心配そうな表情で二人の女の子が言ってきた。 俺も心配をかけないようにと言葉を返そうと思ったが……

「あ、ああ。大丈夫だ‥‥‥‥‥よ。」

 

俺は途中で言葉を詰まらせた。その理由は、二人の女の子の後ろから、最初の二人よりも更に幼げな女の子が心配そうな顔でやって来るのが目に入ったからだ。

 

「あ‥‥‥あの、大丈夫ですか?」

 

俺はその質問にも答えず、俺はただその子をずっと見ていた。

 

あの薄い水色の髪に、あの顔、十年前の"あの子"そのものだった。

 

「あの、どうかしましたか?」

 

今度は、不思議そうな顔で俺を見始めた。

 

そして俺は、十年前、この街で一緒に過ごした、"あの子"の名前を口にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チ‥‥‥チノ‥‥‥‥か‥‥‥‥?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「えっ‥‥?」」」」

 

三人と一匹は驚いた表情を浮かばせた。

 

その時、

 

「レオ君? レオ君じゃないか!?」

 

突如、店内から俺の名前を呼ぶ声が聞こえた。

 

すると、

 

「レオ?レオじゃと!?」

 

別の方向からも俺の名前を呼ぶ老人の声が聞こえた。が、俺の意識は店の奥の男性に向けていたため、大して気にも止めなかった。男性は、驚きと安心の表情を浮かばせていた。俺は、口を開いた。

 

「お、叔父さん?」

 

男性…叔父さんは懐かしそうに答えた。

 

「ああ、そうだよレオ君。本当に大きくなったね。」

 

その言いながら、叔父さんは俺の左肩は軽く数回叩いた。

 

「はい。お久しぶりです。」

 

「いや〜それにしても随分遅かったね。連絡も取れないから心配したよ。」

 

「いや〜すみません。俺も色々ありまして………」

 

そして、俺と叔父さんはその場で語り合い始めた。

 

しかし、1、2分後、状況が全く飲み込めていない三人を見て、話しを一時中断した。

 

「ああ、皆すまない。ココア君とリゼ君は初めて会うね。紹介するよ。彼は香風 玲央。私の弟の息子で、チノの従兄だよ。」

 

という叔父さんの紹介に………

 

「「「えぇーーーーー!!」」」

 

三人はとても驚いた表情で声を張り上げた。。その様子から見て、やはりチノは俺のことを覚えていない様で少し悲しかったが、それをこらえて、俺からも笑顔で自己紹介した。

 

 

 

「初めまして。俺は香風 玲央です。この街には十年前に来て以来で、仕事の都合でまたしばらくこの街で過ごすことになりました。皆、どうかよろしく!」

 

 

〜to be continued〜




いかがでしたでしょうか?
"あの子"の正体はチノちゃんでした。(皆さん分かってましたよね。笑)
この小説を書いていて、つくづく思うことがあります。
「ごちうさほど書きやすい二次創作小説はない!」
ちなみに、次回作の題名は未定です。(すみません。)
では、次回もお楽しみにください。
それでは、また!
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