前回のあらすじ
青の力が覚醒したクウガ、果たして強敵に勝てるのか?
悠介の家
俺はデモスとの戦いの後、傷ついた体でなんとか家に帰り、昨日届いた手紙を見ていた
悠「青い戦士の碑文は…あった、これだ」
碑文にはこう記されてある
水の心の戦士、長きものを手にして敵を薙ぎ払え
悠「長きもの?武器なんか持ってないぞ?ますますわかんねえな」
悠介はゴロンと横になりしばらく考え込んでいたが、結局答えは見つからなかった
次の日
真上に登る太陽、青い空、青い海
まさに絶好の海水浴日和だ
でも今日は遊びに来たんじゃなくて海の家の手伝いのはずだよな?
でもあいつら…
悠介が海に目をやると
千「うっわー!すっごーい!たぁー!」
曜「とりゃー!」
勢いよく海に飛び込む2人、全く、遊んでばっかかよ
ダ「そういえば手伝いは午後からって言ってましたが、」
ダイヤさんは後ろを振り向くが、そこには年季の入ったお店しかない
ダ「はて?そのお店はどこですの?」
花「現実を見るずら」
悠「それに比べて隣は…お客がいっぱいだな」
隣のお店はいかにも現代風のオシャレな造りで沢山の人で溢れていた
鞠「都会の軍門に下るのデェス」
悠「へ?」
鞠「私達はラブライブの決勝を目指しているのでしょう?あんなチャラチャラした店に負ける訳にはいかないわ!」
ダ「鞠莉さん…あなたのゆう通りですわ!」
悠「なんでこの人こんなやる気あるんだ?」
ル「ちょっと昔色々あって…」
なんか色々と闇がありそうだな、黒澤姉妹…
その後、ダイヤさんの提案で
千歌と梨子がお店の宣伝。曜、善子、鞠莉が料理と振り分けられた
俺は全体のサポートを頼まれたので、とりあえず料理組を見ている事にした
曜はどうやら焼きそばを作っているようだ
見事な手さばきで野菜を切り、麺と一緒に炒めていく、そうして出来上がったのは
曜「へい!美味しいヨキソバ!ヨーソロー!」
悠「おぉー、曜って料理上手なんだな」
曜「えっ、そうかなぁ(照)」
悠介君に言われるとなんか照れちゃうなぁ、何だろうこの気持ち、
胸が、苦しい様な?
私は無意識に彼の事を目で追っていた
悠「ん?どうした?俺の顔になんかついてるか?」
曜「えっ、いや、そうじゃなくて…」
言葉が上手く出ない…なんでだろう
悠「じゃあ他の2人の所に行ってくるな」
そういうと悠介君は行ってしまった
曜「私…どうしたんだろ、」
俺は曜の所を離れ、他の2人の所に行く
悠「調子はどうだ?」
俺が声をかけると鞠莉さんは何やら怪しい感じの鍋を掻き混ぜ、善子は真っ黒なたこ焼きの様な物を作っていた
鞠「anbiri-babo-、シャイ煮…complete…」
善「くくくっ、堕天使の涙…降臨」
完全に魔女と悪魔じゃねえかこの人達
そうしている間に日は傾き、夜になっていた
お店の手伝いの終わりに練習をしていたが、流石に辛かったのか果南さん以外は早々にダウンしていた
体力お化けだな、果南さん…
今日の夕食は、千歌のお姉さんの言いつけで余った食材で済ませるという事になった
と、言う事は…あの2品を…
鞠「シャイ煮、please!」
善「堕天使の涙に、溺れなさい!」
鞠&善「さぁ、召し上がれ!」
悠「これ、やばいやつだ…」
そう思いながらも、鞠莉さんが作ったシャイ煮を口に運ぶ
覚悟を決めていたのだが…
千「シャイ煮おいしいー!」
梨「でも一体、中に何が入っているの…」
鞠「ふふん、シャイ煮はわたーしが世界から取り寄せた食材で作った、究極の料理デース!」
悠「なるほど、どうりで美味いわけだ」
ダ「で、1杯いくらするんですの?」
鞠「さぁ?10万円くらいかなぁ?」
その値段を聞いた瞬間、全員が驚愕の声を上げた
どんな高級な海の家なんだここ
千「高すぎるよ!」
果「これだから金持ちは…」
ご最もだ
ル「えへへ、次は堕天使の涙は…」
ルビィは堕天使の涙を口に入れた瞬間口から火を吹き、外に飛び出して行った
ル「ぴぎゃぁー!辛い辛い辛い辛い!」
悠「お前、何入れたんだ?」
善「タコの分かりに大量のタバスコで味付けした…これぞ、堕天使の涙!」
拷問だなこりゃ…
そうこうしていると寝る時間になり、私達は布団に入った
私達は千歌ちゃんの部屋に泊まり、悠介君は別部屋に泊まっていた
私は夜中にトイレに行きたくなり、その帰り道、誰かが外にいるのが窓から見えた
曜「誰だろう?」
気になったので、外に出てその人物を見てみると
曜「悠介君、こんな時間に何してるの?」
悠「おわっ!なんだ曜か、びっくりした…」
曜「あ、ごめん…」
悠「いいんだ、ちょっと考え事をな」
曜「考え事?」
悠「ああ、昨日の事でちょっと」
曜「私で良ければ相談にのるよ?」
悠「うーん、じゃあ話すか、実は昨日、怪物と戦ってる時に俺の体が赤から青に変わったんだ。確かに赤じゃ勝てない感じだったが、青の姿でも何か足りない気がしてな」
曜「また、戦ったんだ…」
悠介君は私の言葉を気にせず続ける
悠「それが俺の使命だからな、そんで、気になった俺は一昨日届いた手紙を見てみたんだ、その中には俺の力について調べられた事が書かれている。」
曜「なんて書いてあったの?」
悠「水の心の戦士、長きものを手にして敵を薙ぎ払え、なんの事かさっぱり分かんないんだ」
曜「うーん、私にもよく分からないけど、やっぱり、答えは自分で見つけなくちゃ行けないんじゃないかな?」
悠「そうか、そうだよな、自分で考えて行動する。曜、ありがとう、なんか分かったような気がする」
悠介君は自信に満ちた表情で言った
曜「ほんと!よかったー!元気出してくれて」
私は笑顔で彼に語りかける
悠「曜のそういう気遣いが出来る所、俺は好きだよ」
悠介君がそう言った瞬間、胸が高鳴るのが分かった
鼓動が大きくなり、顔が熱くなる、悠介君、それは反則だよ…
悠「どうした?顔真っ赤だぞ?」
曜「えっ、いや、ちょっと体が火照っちゃって!さっ、早く帰らないと風邪引くよ!」
そう言うと、曜は走って千歌の部屋へと帰って行った
悠「どうしたんだ?あいつ」
悠介は訳が分からず、とりあえず帰って寝る事にした
次の日
今日も昨日と同じ様に海の家の手伝いをしていた
基本的に手伝いはAqours9人で足りている
なので俺はお客さんの案内や全体の監視を任されていた
昼下がりになり、お客さんも少なくなっていたので、俺は料理担当の曜の所へ行き昼ご飯を作って貰っていた。本当は自分で作るつもりだったのだが、曜がついでだと言ってくれたので快く甘える事にしたのだ
悠「それにしても曜は本当に料理が上手だな、将来良いお嫁さんになりそうだ」
曜「えっ、そっ、そんな事ないよー!私ってほら、それ以外あまり良い所ないし…」
悠「それは自分で思ってる事だろ?他人からの評価は自分で思うのとは訳が違うぜ?」
曜「そう、だね、なんか元気出たよ。悠介君、ありがと!」
やっぱり彼と居るとなんか楽しいな
しかし、この場にいたのは曜と悠介だけではなかった
果「なんかいい感じだねぇ〜」
鞠「んんーlovely!」
果「曜ってばもしかして自分の気持ちに気付いてないのかな?」
鞠「おぉー果南、それなら私に任せといて!」
鞠莉はそう言うとサムズアップをして見せた
俺は昼ご飯を食べた後、木陰で少し休んでいたが、安らぎの時間はつかの間のようだった
俺の目の前に、あの青年が現れた
青「こんな所にいたのかクウガ、さぁ変身しろ!、決着をつけるぞ」
その声には聞き覚えがある、一昨日戦ったデモスのだった
悠「お前は、あの時の!」
次の瞬間、青年が怪物へと変身した
怪物に気づいた人達から悲鳴が上がる
きゃぁぁぁ!怪物!
バ「さぁ立て!」
ちっこんな所で…
俺は立ち上がり、バヅーと睨み合う
その時、悲鳴を聞きつけたのか曜がやってきた
曜「悠介君、何かあったの?きゃぁ!か、怪物…」
悠「曜、皆を連れて逃げるんだ!」
曜「うん、分かった!」
曜達が逃げて行くのを確認し、俺は変身の構えをとる
悠「もう俺は負けない!いくぞ…変身!」
悠介の姿が変わり、青い戦士になる
仮面ライダークウガ ドラゴンフォーム
ク「いきなり青か!」
バヅーは大きくジャンプし、クウガに蹴りかかる
それをクウガは華麗な身のこなしでかわす
攻撃をかわしたのもつかの間
続けてバヅーはクウガに近づき、早いパンチと蹴りを繰り出す
クウガはそれを避けきれず、モロに受けてしまう
ク「くっ、このままじゃ…」
その時、声が聞こえてくる
曜「悠介君!頑張って!」
千「負けないで!」
そこにはAqoursの面々がいる
悠介の事を心配して戻って来たのだ
ク「ばか、逃げろって、言ったじゃねえか…」
そう言いながらもクウガは立ち上がり、構えをとる
あいつらの前で負ける訳にはいかねえ!
その時、クウガの目に1本の細い流木が見えた
水の心の戦士、長きものを手にして敵を薙ぎ払え…
クウガはその言葉を頭の中で反響させる
そうか、そういう事か!
バ「けりをつけてやる」
そういうとバヅーはこちらに近づいてくる
次の瞬間大きくジャンプし、クウガに蹴りかかるが、それをクウガは前転でかわし、流木を手に取った
クウガが掴んだ流木がモーフィングパワーで変化し、ドラゴンロッドへと変わった
ク「これか!」
高い俊敏性を得る事で低下した打撃力を補う為の武器を手にし、ドラゴンフォームが完成する
バ「ふん、武器を持った所で!」
バヅーは再びクウガに蹴りかかる
クウガはそれをかわし、バヅーの背中を打つ
バ「ぐあっ!」
バヅーが怯んだ瞬間を見逃さず、クウガは必殺の構えをとる
エネルギーをロッドに貯め、敵を突く
スプラッシュドラゴンはバヅーの胸に命中した
バ「ぐあっ!そんな、バカな…」
バヅーは苦しみながら倒れ込み、大きな破裂音と共に砕け散った
ク「はあっ、はあっ、やった、勝った!」
千「やった!悠介君が勝った!」
曜「よかったー!」
ダ「お見事ですわ!」
鞠「nice fightね!」
クウガは変身を解き、Aqoursの元へ駆け寄った
悠「お前ら逃げろって言ったじゃないか!」
曜「でも、悠介君が心配で…」
悠介は少し怒った顔をしたが、すぐ笑顔になり
悠「でも、お前達の応援のお陰で勝てたよ、ありがと!」
悠介の笑顔に、Aqoursの面々も笑顔で答える
この笑顔を守る事が、俺の使命だ!
悠介は心に強く思い、ニカッと笑いながらサムズアップをして見せた
今回はここまでです!次回は恋愛色強めで行こうと思います!
次回もお楽しみに!