傷だらけの戦士   作:黒死牟

13 / 40
今週からペースを一定にする為に毎週日曜を投稿日にしようと思います!これからもよろしくお願いします!
前回のあらすじ
輝きの意味を知るために東京に出向いたAqours、そこでもデモスが現れ…



第13話 射手

バチスはクウガに狙いを定める

バ「終わりだ!」

 

悠「くっ、こんな所で…」

悠介が諦めたその時

曜「悠介君!」

曜が悠介の元にかけより、ほかのメンバーも来る

千「どうしたの!?」

 

梨「大丈夫?」

バ「ちっ、邪魔が入ったか、命拾いしたなクウガ」

そういうとバチスは飛び去った

 

 

電車の中

曜「……なるほど、あの怪物は悠介君を…でも無事でよかったよ」

 

悠「お前らに助けられるとはな…だが、礼は言う、ありがとな」

 

梨「私達、お礼言われるほどの事してないよ笑」

 

悠「ところで、音ノ木坂行ったんだろ?どうだった?

悠介の質問に千歌は手顔で答える

千「うん!わかった気がするよ!私達が目指す輝きは何なのか、その答えは、自分で見つけるしかない、勝ってその景色を見るしかない!だから、これからも頑張るよ!」

 

曜「千歌ちゃんに着いていくであります!」

 

果「ダンスも歌もも頑張らなきゃね!」

 

梨「そして作詞も!」

 

千「うぅ…頑張ること多いな…でもその方がやりがいがあるよ!」

 

悠「頑張れよ、俺も全力でサポートするぜ」

悠介はサムズアップをしてみせた

 

ダ「そういえば悠介さん、怪我の具合は大丈夫なのですか?」

ダイヤが心配そうに語りかける

悠「そっちの方は全然問題ありません、特別な力のお陰で、怪我の治りも早いですし!ただ…」

 

曜「ただ?」

 

悠「怪我の治りが早いって事は、それだけ体に負担をかけているって事なんだ、自然の流れに逆らってるからな…でも、俺は大丈夫だ!

だから心配はいらない」

悠介は元気に話したが、他のメンバーの顔はどこか寂しそうだった

 

 

その後、メンバーはそれぞれの家に帰る

悠介も家に帰り着き、居間に寝転がる

悠「はぁ、やつら東京にまで追いかけてくるとはな、よっぽど俺を消したいらしい」

奴らの目的は一体なんだ?

考えてみたが、答えは浮かばない

悠「やーめた、そういえばまた体の色が変わったな、今度は緑か…」

悠介はこの間送られてきた手紙の写真に目を通す

悠「感覚がとても鋭くなったような…でも鋭すぎて変身が解除されたな…いや、体の感度を全開にするからあの姿では長い間戦えないのか?だからエネルギー切れで白い姿に戻ったのか」

そう考えながら碑文を見てみる

内容的に…これが1番有り得るかな?

1枚の写真の文字の訳を見る

邪悪なる者あらば、その姿を彼方より知りて、疾風の如く邪悪を射抜く戦士あり

射抜く、か、また武器を持つんだろう

でも一体どんな武器を…

考えている内に悠介は眠りに落ちた

 

 

浦の星学院 屋上

今日もまた一段と暑い、俺はマネージャーとして、メンバーが熱中症にならないように注意をしながら練習を見守る

地区予選に向けて気合いも入っている様だ、ダンスのキレが違う

果「よしっ、じゃあ一旦休憩にしようか」

 

花「疲れたずらぁ…」

 

ル「1番の猛暑日だって…」

 

悠「はいっ、スポドリと塩飴な」

俺はメンバー全員に渡して回る

曜「サンキュー!」

 

ル「ありがとう」

 

花「ずらっ!」

メンバーの大半がぐったりしている中、果南さんだけはどこか元気そうだった、流石体力おばけだな…

鞠「果南はシャイニーな子だからねぇ」

いやシャイニーな子って何だ

そう心の中でツッコミを入れていると、千歌が話しだす

千「私、夏好きだなぁー」

 

曜「私も!」

曜が敬礼をしながら応える

悠「俺も好きだな、なんか心が熱くなる」

 

梨「熱くなり過ぎないようにね?倒れるわよ?」

梨子の一言に全員が笑った

千「さ!そろそろ再開しようか!」

 

ダ「ぶっぶーですわ!」

 

鞠「overworkは禁物、by果南」

 

ダ「地区予選が近づいて焦るのも分かりますが、休むのも立派なトレーニングですわ」

流石ダイヤさんだな

 

 

プールサイド

そして夕方になり、練習も一段落した

千「はぁ〜、今日も目一杯だったね〜」

 

曜「でも、日に日に良くなってる気がする!」

 

悠「確かに、練習の成果が出てるって感じだな」

 

ダ「それで、歌詞の方は順調ですの?」

 

梨「花丸ちゃんと果南ちゃんとステップ決めてる所です!」

 

鞠「皆のheartに届くシャイニーな歌にしないとね!」

皆、それぞれ頑張ってるんだな

そう思っていると果南さんに腕を引っ張られ、プールに飛び込んでしまう

いきなりの事に俺は驚き、一瞬溺れそうになる

悠「ちょっと果南さん!殺す気ですか!」

 

果「あははっ!いやー悠介見てたら弄りたくなるんだもん」

 

ダ「また服のままで!はしたないですわよ!」

 

果「だって気持ちいいんだもーん!」

そうだ、水が冷たくてとても気持ちいい、ふと俺は空を見上げる

そこには長い飛行機雲が伸びていた

夕陽と相まってとても綺麗だ

他のメンバーも空を見上げる

千「綺麗…私達もいつか、あの長い飛行機雲みたいに飛べるかな…」

 

悠「飛べるさ、皆で力を合わせれば必ず、そのために俺は全力で応援する、学校の人達も全力でサポートするって言ってくれてたしな

悠介は穏やかな表情で千歌に応える

曜「なんか、悠介君代わったよね」

 

悠「へ?そうか?」

 

梨「だって転校してきたばっかりの時は誰とも話さないで」

 

曜「俺に近づくな、なんて笑」

 

果「でも、悠介といると退屈しないよ」

 

鞠「勇気もあるしね!」

 

ダ「正義感に溢れていますわ」

 

善「流石、わたしのリトルデーモンね」

 

花「それに優しいずら!」

 

ル「うんうん!」

メンバーの声を聞き、悠介は物思いに耽る

悠「俺も変わったのか…でもそれはお前達のお陰だよ、毎日が楽しいしな、Aqoursに会えて本当によかったよ」

悠介の言葉に、全員が笑顔で応える

俺は守らなければならない、この笑顔を、輝きを…

 

 

ラブライブ 地区予選会場

客席は超満員だ、まさか全校生徒で応援に来るとはな…

Aqoursのメンバーは衣装に着替え、最後のミーティングをしていた

千「皆がいたから、ここまで頑張って来れた、これから辛い事や嬉しい事、色々あると思う、でも私、それを楽しみたい!全部を楽しんで皆と一緒に進んで行きたい!それがきっと輝くって事だと思う!

0を1にするために、私達の学校を、この町を好きな人達の思いを伝えるために、今、全力で輝こう!」

そして全員で円陣を組み、ステージへ向かって行った

そうしてAqoursは歌う、内浦の人達も共に…

「未来チケット」

ライブはとても素晴らしく、客席の生徒との心も繋がっているように思えた

悠介が余韻に浸っていた時…その声は聞こえてくる

「来いクウガ、決着をつけるぞ」

Aqoursの輝きを邪魔させたりはしない!

悠介は外に向かって走りだす

会場から少し移動した砂浜に奴はいた

 

砂浜

バ「よく来たなクウガ、さぁ変身しろ!」

 

悠「俺は負ける訳にはいかない、変身!」

仮面ライダークウガ マイティフォーム

バチスは腕から毒針を伸ばし、クウガを刺そうとする

それを素早い身のこなしで躱し、逆にボディに蹴りを入れるとバチスは苦痛の声を上げた

バ「がぁっ!生意気な!」

大きな羽を使い上空へ上がる

その姿を見てもクウガは動揺せずに構え

ク「1発で決めてやる、超変身!」

クウガの体色が赤から緑へと変わる

仮面ライダークウガ ペガサスフォーム

近きに落ちていた短い折木を拾い上げ、銃型武器、ペガサスボウガンに変化させる

鋭い五感を最大限に活かす為の武器を装備し、ペガサスフォームが完成する

バ「そんな物があった所で!」

バチスはクウガに狙いを定め、毒針を発射する

クウガはそれをなんと2本指で掴んでみせた

高い視覚を持っているからこそ出来る技だ

バ「毒針をいとも簡単に…」

バチスが動揺し、隙を作った瞬間をクウガは見逃さない

ペガサスボウガンの引き金を引き、バチス目掛けてエネルギー弾を放つ

ブラストペガサスはバチスの胸に命中

バ「そ、そんな、バカな…ガァァー!」

バチスはそのまま海に落ち、海中で爆発した

ク「勝った…」

悠介は我に返ると、変身を解き会場に急いで戻った

 

 

悠介が戻ると、丁度Aqoursの歌が終わった所だった

会場は熱気に包まれ、ライブが成功した事が伝わってくる

Aqoursが求めた輝き、まだまだ未熟かもしれないけど、これからだよな、俺はその輝きをこれからも守っていくんだ

ステージ上で輝く彼女達を見つめながら、悠介はそう心に誓った




今回はここまでです!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。