Aqoursのライブのために作詞をする悠介、新たな力を使い強敵を倒したが…
沼津 カジノ店廃墟
メ「ジイノのが殺られた」
グ「そうですか、益々クウガが手に負えなくなりましたね」
グレムは冷静に答える
ガ「腰抜けばっかだな、よし、だったら俺が…」
言いかけた瞬間、入口の扉が開き、黒服にワインレッドのカーディガンを身にまとった女と、白いズボンとシャツにベストを着た髪が長く細身の男が入って来た
グ「これはこれは、バルバ…あの方に通じる唯一の者」
バルバと呼ばれた女は3人の前に立ち
バ「随分楽しそうだな、クウガは倒したのか?」
ガ「いや、まだだ、だが必ず俺が倒す!」
バルバは軽く微笑んだ
バ「その必要はない」
そう言うと、細身の男が口を開いた
男「そうそう、クウガは僕が倒すよ」
グ「えらく自信たっぷりですねぇ、まぁ物は試しです、やってもらいましょう」
メ「バルバ…なぜお前が来た?」
メビオの問いかけにバルバは鋭い口調で答える
バ「決まっている、お前達がだらしないからだ、クウガ1人にいつまでてこづっているんだ?これからは私が指揮を取る、いいな?」
バルバの凄味のある言葉に3人は口出し出来ず、無言で頷いた
バ「ギノガ行け、クウガを殺ってこい」
ギ「任せてよ」
ギノガは部屋を出て行った
スクールアイドル部 部室
水族館でのライブを終え、今後の予定を決めるために全員が部室に集められた
ダ「特訓ですわ!」
ダイヤが凄みのある声で言う
千「…また?」
ダ「そうですわ!入学希望者を集めるため、今年の秋から始まるラブライブのために、今の内から準備をするのですわ!」
果「確かに、早めの準備は大事だね」
鞠「off course!果南とダイヤの言う通りね!」
花「でも一体何をするずら?」
ル「もしかして…またこの前の合宿みたいな…」
梨「流石にそれは…」
曜「もうすぐ学校も始まるしね…」
善「なにをするかもう決めてるの?」
善子がダイヤに質問した
ダ「ええ、まずは基礎体力作りからですわ!ライブに必要なスタミナをしっかり作る事はとても重要ですので」
確かにダイヤさんの言う通りだな
悠「なるほど、まず基礎体力作り、次に技術力の向上、精神面の強化、それを順番にして行くことで短期間でレベルアップを図ろうって訳ですね?」
ダ「そ、その通りですわ!」
ル「流石お姉ちゃん!」
曜「ほんとにそこまで考えてたのかなぁ…」
他のメンバーがダイヤをジト目で見る
ダ「何ですかその目は、私はちゃんと考えていましたよ」
ダイヤは背中を向け、自分のホクロをかいた
果「まぁいいか、じゃあ明日から体力重視の練習メニューにしていこうか!」
果南の言葉に全員が元気よく返事をした
その日の帰り道
バス停で曜と別れ、自分の家の前まで来ると後ろから声をかけられた
?「大堂悠介君、だね?」
振り返ると、そこにはスーツを着て眼鏡を書けた20代後半位の男性が立っていた
悠「どちら様ですか?まさか…デモス?」
悠介は身構えるが、男性は両手を上げ
?「待ってくれ!僕は君の敵じゃない、どちらかというと…味方だ」
悠「味方?一体どういう…」
?「私は椿資仁、君のお父さんと一緒に研究をしていた者だ」
悠「父さんと?もしかしてこの間送られてきた手紙…」
椿「そうだ、君に碑文解読の手紙を送ったのはこの私だ、機密情報だから匿名にしたんだ、君に話さなければならない事がある、私の家に来てくれないか?」
悠介は一緒考えたが、椿が嘘をついているようには見えなかったので応じる事にした
椿邸
椿の家は悠介の家からそう遠くない一軒家だった、椿の他に住人はおらず、部屋の中には多くの資料が山積みにされている
椿「まぁ掛けなよ」
俺は椿さんが指さした椅子に座った
悠「椿さんは、父さんの事を知っているのですか?」
椿は大きく頷く
椿「もちろん、私は助手として君の父さんと古代の遺跡の研究をしていたんだ、君のその力についても調べている」
悠「椿さん、俺のこの力って一体?」
椿「それは古代の戦士クウガの力、古代、デモスと同じようなグロンギという怪物が存在し、人間を殺人ゲームの標的にしていた。そいつらを封印する為に作られたのがその力、霊石アマダムだ。アマダムは装着者の体と同化し、様々な力をさずける、その代表例が変身能力と、驚異的な回復能力だ」
椿は更に続ける
椿「古代の戦士クウガは全てのグロンギを封印、しかしグロンギの末裔とも言えるデモスの出現により、またクウガの力が必要になったんだ、そしてアマダムの研究に携わっていた君の両親は彼らに邪魔だと考えれ…」
悠「そうだったん、ですね…」
悠介は涙を堪えながら答えた
悠「俺、なんで父さんがこの力を授けたのかずっと気になってたんです、なんで弱い俺なんかに…」
椿「何を言ってるんだ、君は弱くなんかない、仲間の為に自らを犠牲にし、自分が傷つくことを厭わない、君は本当にお父さんに似ているよ、これからは私が相談にのる、いつでもここにおいで」
椿は悠介に優しく微笑みかけた
悠「俺、暴力って嫌いなんです…例え相手が敵だとしても…殴るのが、嫌なんです…」
悠介の仮面は彼の身を守る為だけではなく、悲しい表情を隠すためにあるとも言えるだろう
椿「本当に、優しいんだね、それでいいんだよ、それで…その心をいつまでも大切にしてくれ」
悠介は椿の言葉に大きく頷き、優しく微笑んだ
3日後
今日はAqoursの活動もないので、悠介は椿の家に行く予定だ
支度を済まし、家を出る
トライチェイサーに跨ってエンジンを掛けた
走りながら、今日椿に聞こうと思っている事を整理する
俺の力、特に碑文の事を聞かなくちゃな。新たな発見があるかもしれない
そう思っていると、急に前に人が飛び出して来た
咄嗟に急ブレーキをかけ、バイクを停止させる
悠「危ないじゃないですか!」
目の前には、髪が長く細身の男…
?「見つけた、クウガ」
その声を聞き、悠介は身構える
悠「お前、何者だ!」
男はニヤリと不気味に笑い、薄い鎧と丸い頭を持った怪物に変身した
?「お前を殺す…ギノガだ」
悠介は変身の構えをとる
悠「デモス…よっぽど俺の命が欲しいようだな、だがそう簡単にやられる訳にはいかない、変身!」
仮面ライダークウガ マイティフォーム
クウガはギノガに近づき、ボディにパンチをいれる
ク「おらっ!」
ギノガの鎧は薄っぺらく、クウガの攻撃をモロに喰らって苦しむ
ギ「ぐぐっ…」
続けてパンチを喰らわせ、今度は頭に蹴りを打ち込んだ
余程効いたのか、ギノガは頭を抱えて倒れ込んだ
なんだこいつは、弱すぎる…
クウガは追い打ちをかける為、倒れたギノガの頭をもう一度殴ろうとするが、避けられて拳がアスファルトを打つ
ギノガはその隙を見逃さず、クウガの口元に近づき「キス」をして、何かをクウガの中に注入する
次の瞬間、クウガはもがき苦しみだした
ク「があっ…一体、何を…」
ギノガはよろけながら立ち上がり、早足で去って行く
クウガは逃がすまいと立ち上がろうとするが、力尽き、変身も解けてしまった
その時、誰かが自転車で通りかかった
その人物は、自転車から降りて急いで悠介の元へ駆け寄る
曜「悠介君!どうしたの!」
曜は自転車から急いで降り悠介を抱き起こすが、顔面蒼白で瞳孔は開き、虫の息だった
曜「どうしたら、どうしたら!」
慌てていると後ろから声をかけられる
椿「悠介君?どうしたんだ!」
椿が走って来ている
悠介があまりに遅いため、心配して来てくれたのだ
曜「あなたは?」
椿「悠介君の知り合いの者だ!この症状は…何かの毒にやられたのか?とにかくこのままじゃ危険だ!君!この子を私の家まで運ぶのを手伝って貰えないか?」
曜「わかりました、急ぎましょう!」
椿邸
悠介はベットに寝かせられ、酸素マスクを付けられている
椿「彼の体内から腐食性の高い菌糸が検出された、この菌糸はキノコ類の物に非常によく似ている」
曜「そんな…悠介君はどうなるんですか?」
椿「…今、彼の体内の霊石アマダムは、白血球を通常の30倍に増やして対抗している、この菌は人間の体温では爆発的に増殖するんだ…回復力を信じるしか…ない」
曜は椿の言葉を聞いて絶望し、ゆっくりと悠介の元へ駆け寄る
曜「悠介君、私、信じてるから…だから!」
次の瞬間、悠介に繋いでいて、今まで等間隔に動いていた心電図のモニターが、停止した
椿「そんな…心肺停止だと?悠介君!」
椿は悠介の元へ駆け寄り心臓マッサージをする
曜「そんな、死んじゃだめだよ!悠介君!」
椿はAEDを取り出し、悠介に装着する
椿「離れて!電流を流して心臓を元に戻す!」
それでも、悠介の心臓は元には戻らない
椿は懸命に心臓マッサージとAEDを続けたが…やがて手を止め
椿「すまない…助けられなかった…」
その瞬間、私の涙腺は崩壊した
涙が溢れて止まらない、椿さんも泣いている
なんで、なんでなの?これからも皆で一緒にAqoursの活動して、沢山遊んで、そして…ゆくゆくは…
私は膝から崩れ落ちる
椿さんは途切れ途切れに呟いた
椿「午後15時32分…大堂悠介、死亡…確認…」
今回はここまでです!
主人公が大ピンチ!最終回ではありませんよ?
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