傷だらけの戦士   作:黒死牟

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ここからは、アニメの2期をベースに話を組み立てて行きます!


第21話 未来

輝きって、一体何処から来るんだろう?

その光に憧れて、今まで走って来た

後ちょっと、もうちょっと…

でも1歩及ばず、求めている輝きには届かなかった

 

次の瞬間、隣からしいたけが吠えた

千「わぁ!痛ぁ…」

びっくりしてベッドから落ちてしまう

千「なんだ夢かぁ…」

ため息をついたが、部屋のドアが勢いよく開いた

美「あんた!いつまで寝てんの!遅刻するよ!」

 

千「えぇー!」

私は急いで制服に着替え、学校に向かって走る

 

鞠「Hello everybody!今日からsecond seasonのスタートデェーす!」

 

曜「second season?」

 

梨「2学期って事よ」

 

悠「しっかし千歌の奴どうしたんだ?」

 

梨「明日からは1人で起きるって言ったそばから遅刻…」

そんな事を言っていると、舞台裏のダイヤが鞠莉に声をかける

ダ「理事長挨拶だと言いましたよね?そこは浦の星生らしい節度を持った…」

 

鞠「雪像を持つ?」

何だよ雪像を持つって…

果「あはは…」

3年生のコントを呆れた顔で見つめていた善子が口を開く

善「それにしても惜しかったわね」

 

ル「後もう少しで全国大会だったみたい…」

 

花「過ぎた事をいつまで言っても仕方ないずら」

確かに花丸の言う通りだ

時間は巻き戻せない、だから前に進むしかない

善「でも、参加賞が2色ボールペンってどうなの?」

 

ル「決勝に進むと3色になるとか…」

 

花「未来ずら〜!」

 

善「どこがよ!」

次の瞬間、鞠莉が大声で叫ぶ

鞠「shut up!!」

マイクから耳をつんざくようなズレた音が聞こえる

鞠「確かに、全国大会には進めなかったけど、」

 

ダ「0を1にする事は出来た、ここにいる皆さんの力ですわ」

 

曜「そして、今では!」

 

梨「入学希望者も1から10になった!」

 

果「確かに!」

 

ダ「それだけではありませんわ!」

 

鞠「本日発表された、次のラブライブが!決勝は前と同じ、秋葉ドゥーム!」

その時、ようやく千歌が体育館に到着した

ダ「大遅刻ですわよ!」

 

曜「どうする?」

 

悠「決まってるよな!」

 

花「善子ちゃんも!」

 

善「ヨハネ!」

 

千「でよう、ラブライブ!そして、1を10にして、10を100にして、学校を救って!そしたら!」

 

全「そしたら?」

 

千「私達だけの輝きが見つかると思う!きっと!」

輝ける!

私達の新しい第1歩の始まりだった

 

 

浦の星学院 屋上

私達は練習前ストレッチをしていた

曜「そう言えば、次のラブライブっていつなの?」

 

梨「来年の春だと思うけど…」

 

ダ「ぶっぶーですわ!その前に大事な事があるでしょう?」

 

悠「学校説明会か」

 

鞠「off course!」

 

ダ「そこでライブをすれば、この学校の良さを伝える絶好の機会になりますわ!」

確かに、人が集まればかなりのアピールの場になるな

千「それいいと思う!」

 

悠「そうなると、日が暮れるのも遅くなるし新しい練習場所も確保した方がいいんじゃないか?」

 

梨「確かにそうね…」

 

ル「どこかいい所ないのかな?」

 

千「よし、今度皆で探しに行こー!」

 

果「そうだね!」

と、その時鞠莉さんが手を叩いた

鞠「はーい、ここで重大なお知らせがありマース!」

 

果「お知らせ?」

 

鞠「実は、この中からvery hotなカップルが誕生したのデース!」

 

千「え、そうなの!」

その瞬間、全員の視線が俺に集まった

曜は顔を真っ赤にしている

果「おめでとう!曜、悠介!」

次の瞬間、曜の顔が燃え上がる

悠「ちょ、鞠莉さん!なんでそれを…」

 

鞠「私の知らない情報はありまセーン!」

やっぱり金持ちって怖い…

花「おめでとうずら!」

 

ル「おめでとうございます!」

花丸とルビィは拍手をしている

千「曜ちゃんが取られたー!」

 

悠「いや、それは意味が違う」

俺の一言に全員が笑った

梨「悠介君、曜ちゃんの事頼むわよ?」

 

果「曜を悲しませたら容赦しないからね?」

 

悠「あぁ、わかってるよ!」

俺は、そう自分に言い聞かせるように答えた

頑張っていこう、これからも!

 

 

沼津 カジノ店廃墟

静かな空間に、手球を打つ乾いた音が響き渡る

グ「ビリヤード、これもなかなか面白いですねぇ」

 

ガ「そんなちまちま玉を落とすゲームのどこが楽しいんだ」

 

グ「荒っぽいあなたには分かりませんよ」

グレムがまた手球を打とうとした瞬間、背後に立っていた女が彼の持つキューを巨大な鎌で叩き切った

グ「おやおや、皆して私の楽しみを邪魔するのですか?ガリマ」

ガリマと呼ばれた女はグレムを見下ろした

グ「あなたは確かクウガに倒されたはずでは?」

 

ガ「あれはただの分身だ、本物の私ではない」

 

バ「賢い奴だな、次は自分に行かせろと言いに来たのか?」

ガリマはバルバ相手に威圧した態度で答える

ガ「当然だ、クウガを倒す者は、このガリマ以外にない!」

ガドラはガリマの前に立ち

ガド「言うじゃねぇか、じゃあ見せてもらおう、お前の本当の力を」

 

ガ「任せておけ」

ガリマは胸を張ってカジノ店を後にした

 

 

ホテルオハラ

鞠「嘘、だってパパは待ってくれるって約束してくれたのに!そんな…」

私はがっくり膝をつく

そんな、学校が…

その時、携帯が電話の着信を知らせた

ディスプレイには松浦果南

 

私は果南に呼び出され、下に降りる

鞠「お待たせしまシター!」

 

果「何があったの?」

 

鞠「sorry.i can't speak Japanese!」

 

果「何かあったでしょ!」

果南は声を張り上げた

鞠莉は一瞬引き下がったが、すぐ笑顔になり

鞠「何の話デスかー?」

そう言いながら果南にハグをする

いつもなら受け入れる果南だが…

果「訴えるよ?」

 

鞠「ふぅ…wait wait、実は最近wheitoがちょっと上がっちゃって…」

言い終わる前に果南は鞠莉をだき抱える

果「嘘だね、変わりない」

 

鞠「なんで分かるの…」

 

果「わかるよ!大体、鞠莉はそれくらいでブルーにならないからね」

鞠莉は顔を背ける

果「話して、鞠莉!」

すると、観念したかのように鞠莉は涙目になる

鞠「どうしたら、いいの…?」

 

果「え…鞠莉?」

 

 

浦の星学院 理事長室

果「もう、覆し様がないんだね…」

 

鞠「いいえ、まだ!」

鞠莉は電話をかけようとするが、果南がそれを止める

果「ダイヤはこの事知ってるの?」

 

鞠「言えるわけない…」

その時、扉が開く

ダ「だったらちゃんと隠しなさい?」

 

鞠「ダイヤ…」

 

ダ「この前からこそこそと、本当にぶっぶー、ですわ」

 

沼津 ダンススタジオ

千「うっわー!ひろーい!」

 

曜「パパの知り合いが借りてたんだけど、しばらく使わないからって!」

ルビィはカーテンを開け

ル「ここを開けると…鏡もあるよ!」

 

善「いざ、鏡面世界へ!」

どこに行くつもりだこの人…

その時、花丸が善子の肩を掴み

花「やめるずら?」

 

悠「確かに良い環境だな」

広さも十分、鏡もあるからフォームのチェックもできるし空調も整っている、正に絶好の練習場所だ

千「それに、ここなら帰りにお店も沢山あるし!」

 

梨「そんな遊ぶ事ばかり考えてちゃダメでしょ?」

皆は思い思いに話しているが、3年生達はどこか申し訳なさそうな顔をしている

悠「一体どうしたんですか?」

悠介が聞くやいなや、鞠莉が切り出した

鞠「皆聞いて、実は…学校説明会は、中止になるの…」

鞠莉の言葉を聞いた途端、全員が唖然とした顔になる

そんな、中止…?

梨「どういう意味?」

 

果「言葉通りの意味だよ、浦の星は正式に、来年度の生徒募集を取りやめる」

 

ル「そんな、まだ2学期始まったばかりなのに…」

 

善「いきなり過ぎない?」

 

ダ「生徒からすればそうかもしれませんが、学校側はもう2年も前から統合を模索していのですわ…」

 

果「鞠莉が頑張って何とか先延ばしにしてきたけど…」

 

曜「でも、入学希望者は増えてるんでしょ?0だったのが10になって…」

 

ル「これから先も増えるかもしれないのに…」

 

鞠「もちろんその事は言ったわ、でもそれだけで決定を覆す理由には…」

鞠莉が言い終わる前に千歌が駆け出した

千「鞠莉ちゃん!お父さんはどこ?」

 

鞠「千歌っち?」

 

悠「待て千歌、アメリカだぞ?」

 

千「美渡姉や志満姉やお母さん、あと、お小遣い前借りして、前借りしまくって、アメリカ行って…もう少しだけ待って欲しいって話す」

 

曜「千歌ちゃん…出来ると思う?」

 

果「鞠莉はさ、この学校が大好きで、この場所が大好きで、留学より、自分の将来より学校を優先してきた」

 

ダ「今までどれだけ頑張って学校を存続させてきたか、私達が知らない所で影で理事長として努力していたのですわ…」

鞠莉は悲しい顔を笑顔に変えて、千歌に語りかける

鞠「ごめんね、千歌っち!てへぺろ」

違う、そんなんじゃない…

 

あの時、ラブライブの予選に勝って決勝に進んでいたら、違っていたのかな?

 

私はその夜、ずっと考えていた

学校を存続させるためにはどうしたらいいか…

でも、答えは浮かばない

 

そのまま眠りに落ちた私の脳裏に、1つの紙飛行機が浮かび上がった

 

目を覚ますと、そのままの勢いで走る

走って走って走りまくる、自分の思いを振り払う様に

気づけば学校に着いていた、そしてそのまま叫んだ

千「起こしてみせる、奇跡を絶対に!それまで、泣かない、泣くもんか!」

 

曜「やっぱり来た!」

 

悠「来ると思ってたぞ!」

振り向くと、そこにはAqoursの面々がいる

千「曜ちゃん、悠介君、皆…どうして?」

 

梨「気づいたら来てた!」

 

花「以心伝心ずら!」

 

ル「うん!」

 

善「ふふ、聞こえたぞ、闇の囁きが」

 

曜「なんか、よくわかんないけどね!」

 

果「そう?私はわかるよ!」

 

千「きっと、諦めたくないんだよ、鞠莉ちゃんが頑張ってたのは分かる、でも、私も、皆もまだ何もしてない!」

 

悠「そうだな」

 

千「無駄かもしれない、けど、最後まで頑張りたい、足掻きたい、ほんの少し見えた輝きを探したい、見つけたい」

 

果「諦めが悪いからね、千歌は昔から」

 

ダ「それは果南さんもですわ」

 

ル「お姉ちゃんも!」

ルビィの言葉に全員が笑う

千「皆はどう?」

 

果「いいんじゃない?足掻くだけ足掻きまくろうよ」

 

悠「俺も、全力でサポートするぜ!」

 

ダ「そうね、やるからには…奇跡を!」

 

ル「奇跡を!」

 

善「奇跡を!」

 

花「奇跡を!」

 

果「奇跡を!」

 

梨「奇跡を!」

 

鞠「奇跡を!」

 

曜「奇跡を!」

その時、山の影から太陽が登り始めた

その光は、正に「輝き」そのもの

千「起こそう奇跡を!足掻こう精一杯!全身全霊、最後の最後まで、皆で、輝こう!」

これが、私達の未来へのネクストステップの始まりだった




今回はここまでです!
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