課題とか課題とか課題とか…
でも、その間に4thのメモリアルが来たのでひたすら感慨に浸っておりました(^^♪
サボってばっかですね笑
楽しんで頂けると幸いです!
では、どうぞ〜!
それでは〜!ラブライブファイナリストの発表です!
いつにもなくハイテンションなDJがマイクを持って左手を高くあげる
千「いよいよだ」
みんな真っ直ぐにモニターを見上げる
悠介も会場に駆けつけ、メンバーと合流していた
悠「大丈夫、大丈夫だ」
そう自分に言い聞かせる
やれる事は全てやった、後は神のみぞ知る…
決勝に進む上位3グループは〜!
心臓が高鳴る
このグループです!
モニターを凝視するメンバー
9人の瞳には、「Aqours」の文字がくっきりと映っていた
悠「やった…やった!」
曜「千歌ちゃん!」
曜が千歌なか抱きつく
千「夢じゃないよね?ハッてならないよね?」
梨「ならないわ」
千「ほんと?だって決勝だよ?ドームだよ?本当だったら奇跡じゃん!」
果南はサムズアップを千歌に向ける
梨「奇跡よ、奇跡を起こしたの、私達!」
テンションがMAXになったのか、曜が前に躍りでる
曜「さぁみんな行くよ〜!」
全速前進〜
ヨーソロー!
からの〜敬礼っ!
果「それにしても、秋葉ドームかぁ〜」
千「どんな場所なんだろ〜」
梨「いい曲を作りたい!」
曜「ダンスも、もっともっと元気にしよ!」
それぞれが感慨に浸っていた時、公園に設置されたモニターの声が聞こえてきた
ル「あ、みて!」
ルビィが指を指す
そこに映っていたのは、千歌達、Aqours
先程のライブの映像のようだ
画面の下にはグングンと伸びる視聴回数が表示されている
千「こんなに沢山の人が…」
悠「すごいな」
ダ「生徒数の差を考えれば当然ですわ、これ程多くの人達が、私達を応援してくれた」
しみじみとダイヤは語る
千「あっ、じゃあ生徒数も!」
全員、一斉に鞠莉の方を見た
鞠莉は携帯を握り締めながら泣きそうな目をしている
善「どうしたのよ!」
梨「うそ…」
ダ「まさか…」
全員の表情が曇り始めた
鞠「携帯、フリーズしてるだけだよね?昨日だって何人か増えてたし、全く変わってないなんて…」
ル「鞠莉ちゃんのお父さんに言われてる期限て、今夜だよね?」
ルビィの声は震えている
ダ「大丈夫、まだ時間はありますわ!学校に行けば正確な数は分かりますよね?」
うん、と鞠莉は力なく答えた
千「じゃあ!帰ろう!」
そんな心配を吹っ切るように、千歌は晴れるような笑顔になった
浦の星学院 理事長室
鞠莉は神妙な面持ちでパソコンを開く
時刻は夜の8時を示している
鞠「ちょっと待ってて」
画面を操作し、入学希望者募集のページを開いた
果「どう?」
鞠「変わってない…」
曜「そんな…」
悠「募集終了まで、あと4時間しかないよな?」
鞠「Aqoursの再生数は?」
ル「ずっと増え続けてるよ」
ルビィがパソコンを見ながら答える
鞠莉は覚悟を決めたかのように立ち上がり、扉を開ける
鞠「パパに電話してくる」
そう言って、硬い表情で部屋を後にした
1時間が過ぎる
曜「遅いね、鞠莉ちゃん…」
果「むこうは早朝だからね、なかなか電話が繋がらないのかもしれないし…」
悠「そうか、鞠莉さんの両親は外国なのか…」
もし電話に気づいていないんだとしたら、もうこのまま…
その時、扉がゆっくりと開いた
鞠「Waittingだったね」
千「お父さんと、話せた?」
鞠「うん、話したよ、決勝に進んで再生数が凄いことになってるって」
ダ「なんとか明日の朝まで伸ばしてもらいましたわ、でも、日本時間で早朝の5時…それまでに集まらなければ、募集ページを停止すると…」
果「最後通告ってことね…」
千「でも、あと3時間だったのが、8時間にのびた!」
悠「そうだな、可能性は、まだある!」
ル「わぁっ!みて!」
ルビィが嬉しそうな顔でパソコンを差し出した
どうやら一人増えたみたいだ
梨「やっぱり、私達を見てくれた人が、興味を持ってくれたんだ!」
曜「このまま増え続ければ!」
その時、千歌が急に部屋を飛び出そうとした
善「ちょ、どこ行くのよ!?」
千「駅前で、浦の星をお願いしますって、みんなにお願いして、それから、それから…」
梨「今からじゃ無理よ…」
千「じゃあ!今からライブやろ?それをネットで!」
果「準備してる間に朝になっちゃうよ?」
千「そうだ!」
言いかけた千歌に、曜が抱きつく
曜「落ち着いて!大丈夫、大丈夫…だよ」
千「でも、何もしないなんて…」
果「信じるしかないよ、今日の私達を」
千歌は部屋の中のメンバーを見つめる
みんな、優しく微笑んでくれていた
千「そうだよね…大丈夫…だよね…」
ダ「さっ、そうと決まれば皆さん帰宅しましょ?」
善「なんか、一人でいるとイライラしそう…」
曜「落ち着かないよね…気になって」
果「だって?」
果南はうらめしそうにダイヤを見つめる
ダ「仕方ないですわね…」
千「じゃあ、いてもいいの?」
ダ「皆さんの家の許可と、理事長の許可があれば」
横目で鞠莉を見る
鞠「もちろん、みんなで見守ろう」
鞠莉さんは、優しい声でそう言った
それに釣られるかのように、ルビィも声を出す
ル「わぁ!また一人増えた!」
日付は変わり、午前1時
ル「あれっきり、全然増えない…」
善「ううっ、やっぱりパソコンがおかしいんじゃないの!」
善子は乱暴にパソコンを振った
鞠「stop…壊れてないよ」
ダ「これが現実なのですわ…」
果「たとえ街が綺麗で、人が優しくても、わざわざここまで通おうとは思わない…」
3年生の3人は、とても悲しげな表情で答える
ル「94人…」
悠「あと6人…」
時間は午前4時10分を過ぎたところだ
果「1時間も…ない」
千「お願い、お願い!増えて…」
千歌はパソコンを両手で掴んだ
部屋の隅では、疲れたのかように曜が座り込んでいた
千「流石の曜ちゃんも、睡魔には勝てないか」
曜「寝てないよ、でも、待ってるの、疲れちゃって」
太陽が登り始め、辺りを輝きで照らしていく
気分転換でもしようと、外に出たのだ
悠「やっぱり、綺麗だな」
曜「うん、本当に…」
突然、果南さんが立ち上がった
果「お〜い!浦の星は、いい学校だぞ〜!」
曜「絶対後悔させないぞ〜!」
千「みんないい子ばっかだぞ〜!」
無邪気な声に、自然と悠介の頬が緩む
梨「私が、保証する〜!」
いつの間にか、梨子も来ていたようだ
千「保証されちった」
梨「私の保証は間違いないわよ」
ドヤ顔で言ってのけた
また、悠介は頬を緩める
やっぱ、楽しい奴らだな、できるなら、ずっとこのまま…
時刻は、午前5時に迫っていた
千「あと3人…」
ダ「でも、時間はもう…」
約束の時間まで後10分…
千「お願い、お願い!」
果「98…」
千「大丈夫、大丈夫、絶対に届く、大丈夫…届く!」
しかし、願いは通じず、無残にも募集は打ち切られてしまった…
募集終了の赤字が、パソコンの中で不気味に目立っていた
千「募集、終了…大丈夫だよ!あと1日あれば、いや、半日でもいい、1時間でも…」
ダ「それが約束ですから、何度も掛け合いましたわ…ですが、もう2度も期限を引き伸ばしてもらっているのです…」
鞠「いくらパパでも、全てを自分1人の権限で決められない…」
善「でも、この前だってそれで…」
鞠「既に、統廃合の手続きに入ってる…だから…」
梨「じゃあ、本当にもうダメってこと?」
千歌は目元に涙を抱えていた
千「いやだ、いやだよ…だって、私達まだ足掻いてない、精一杯足掻いて、やれることを全部やろうって言ったじゃん…」
果「全部やったよ、そして、決勝に進んだ…」
千「ううっ!」
悔しさのあまりわ千歌は両手の拳をパソコンに叩きつけようとした
果「千歌!」
果南さんは声で千歌を止める
千「じゃあなんで、学校が無くなっちゃうの?学校を守れないの…」
虚しい声が、静かな部屋の中に響き渡った…
帰り道
太陽はすっかり登り、暖かな日差しを与えてくれる
しかし、その光でさえも沈んだ心を癒してはくれなかった…
曜「学校がなくなる…まだ信じきれないな…」
悠「俺もだよ、第一まだ転校してきたばっかだしな」
なんのために来たんだ、俺は…
曜は歩くのをやめ、その場で顔を俯けた
瞳には涙を浮かべている
曜「なんで、こんなに悲しいのかな?決勝にも進んで、みんなを笑顔にして、せっかく夢が叶いそうなのに、なのに…」
悠介は彼女を見つめることしかできない
曜「だめだめ!私がこんなんじゃぁみんなに笑われるよね!」
乱暴に涙を拭い、無理矢理に笑顔を作る
曜「ねっ、悠介…君」
悠介は耐えかね、曜を強く強く、抱き締めた
悠「無理しなくていいんだぞ?俺だって辛いんだ…でも、無理に平常を装ってる、ここでも仮面を被ってんだよ…それに曜は女なんだから、泣きたい時は、泣いていんだよ」
その言葉を聞き、曜の涙腺は崩壊した
赤ん坊のように泣く
曜「やっぱり私…悔しいんだよ…」
寂しさを紛らわすように、曜は悠介の身体を強く抱きしめていた
屋上
ダ「学校は無くなりますが、ラブライブは待ってくれませんわ!」
ル「それに、お姉ちゃん達3年生は最後のライブだし!」
気合を入れ直し、今日も同じように練習を始める、しかし…
千歌は1人、涙を流していた
果「今日は、やめとこうか」
千「なんで?私、大丈夫だよ?」
ダ「ここにいる全員、そう簡単に割り切れたわけではありませんわ」
果「私はちゃんと考えた方がいいと思う、本当にこのままラブライブの決勝に出るのか、それとも…」
その夜、Aqoursのメンバーはそれぞれの考えを頭に描いていた
いつものように過ごした人
思い出に胸を馳せた人
無理にでも笑顔を作ろうとした人
そして、涙を流した人…
でも、いる場所は違っても、答えはひとつだった
階段を登り、いつもの屋上へと向かう
曜「やっぱり、みんなここに来たね…!」
梨「ラブライブ、出た方がいいのは分かる、でも」
悠「学校は救えなかった」
善「それでも決勝で歌って、それで優勝しても…」
曜「私達は、輝きを探すためにAqoursを始めた」
鞠「みんなそれぞれ、自分達の輝きを見つけるため、でも、」
千「見つからない…だってこれで優勝しても学校は無くなっちゃうんだよ?奇跡を起こして、学校を救って、だから輝けたんだ、それも出来ないで輝きが見つかるなんて思わない!」
珍しく声を荒らげる千歌
千「私ね、今はラブライブなんてどうでもいい、ただ学校を救いたい、みんなで頑張って来たここを…」
その時、
じゃあ救ってよ!
それは、校庭に集まった浦の星の全校生徒の声だった
ラブライブに出て、優勝して!学校を救って!
千「私も出来ればそうしたい、もっと足掻きたい!でも…」
それだけが学校を救うってこと?
千歌の目の色が変わる
私達のために、学校のために
浦の星学院スクールアイドル、Aqours
その名前を、ラブライブの歴史に、永遠に残してきて欲しい
Aqoursと共に、浦の星学院の名前を、一生消えない思い出を!
だから、だから!
輝いて!
優勝して、学校の名前を…ラブライブに!
曜「千歌ちゃん」
ジト目で千歌を見る
梨「やめる?」
千「辞めるわけないじゃん…決まってんじゃん!」
しっかりと前を向き、真っ直ぐに空を見上げた
千「優勝する、ぶっちぎりで優勝して!相手とか秋葉ドームとか関係ない、優勝して、この学校の名前を、一生消えない思い出を作ろう!」
テンションがMAXになり、曜を先頭に走り出す
新たな目標を携え、次の1歩を踏み出した瞬間だった
輝く太陽に目を向け、千歌は弾ける笑顔を見せた
今回はここまでです!
次回もお楽しみに!