今年も出来る限りの頻度で更新していきますのでよろしくお願い申し上げます。
そして前後編です!
切り処が難しい!!
リョウメンスクナノカミは晴れ渡る空をぼんやり見上げていた、
身体に止まる小鳥にも意識を向けていなかった
しかし、上空にヘリが現れた瞬間
「来タカ、刀使ドモ!」
スクナから発せられた負の神性の波動に大地に亀裂が入り木々は揺れ、鳥達は飛び去って行った
「「ぉぉぉおぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」」
「真上カラトハナァ!」
「キィエエエエエエエエエエエエエ!!!!!」
「轟けっ!!!天譴ッ!!!!」
「受ケテタァアアアアアアアアアツ!!」
真上から落ちてきた二人の振り下ろす刃をスクナは避ける素振りもなく、両の腕で受け止めると衝撃波が発生し、周囲は土煙が舞い上がり視界が塞がれた
「ンゥ、コレハ中々ノ馬鹿力ダ」
スクナは攻撃を防いだ箇所を見ると深くは無いものの切れ込みが入っていた
「サァ、次ハ…ン?」
未だ晴れぬ土煙の中を周囲を見渡していると、花びらがひらりひらりと舞っていた
「散れ、千本桜」
「ッ!ダガコノ程度ッ!」
無数の花びらを模した刃がスクナに襲いかかり傷跡が刻みつけられる
「舞衣!」
「はいっ!!沙耶香ちゃん!!!!」
「うん」
「小癪ナァアアアアッ!ンヌッ!?」
「させないよ!氷輪丸!!!!」
尊が千本桜を操り、刃の壁に隙間を作りそこから、舞衣と沙耶香が神出鬼没に現れ攻撃を加えていく
スクナは自分の周囲を薙ぎ払うため、両腕を振り上げようとするが、それを海翔が氷輪丸の氷で腕と地面を繋げて動きを封じた
「ナイス!海翔君!射殺せ!神鎗!!」
「グゥッ!!マサカ小奴等ハッ!!」
「姉さん!!」
「行きますヨォ!ハァッ!」
「コウモ立テ続ケニ上カラトワ!!」
「脳天殴殺!金剛武荒拳デースッ!!」
(クッ!コノ俺ガコレホドマデニ直撃ヲ喰ライ続ケルトハッ)
氷で動けないスクナの身体の中心に神鎗が突き刺さり貫通すると、突き抜けた切っ先側から神鎗の腹を踏み台にエレンが空高く飛び上がり、空中から金剛身で硬化させた拳に八幡力を全身に発動させ思い切り振り下ろし、スクナの頭部へ直撃させた
「今だ!たたみかけろ!」
「行くぜぇ!荒魂チャン!!」
「ここで決めるよ!美炎ちゃん!」
「うん!可奈美!!」
「私達も合わせるわ!!」
「はい!知恵さん!」
「私も混ぜて下さーい!頑張っちゃいますよー!」
『はぁあああああああああああああああああああああ!!!!!』
そこへ間断無く可奈美と調査隊のメンバーが四方八方から切りかかる
それぞれの斬撃は致命傷とはならなくとも、確実にダメージを与える事ができていた
(クッ俺トシタコトガ、長イ時ヲ封ジラレ見誤ッタカ)
「シカシ!コノ程度デハマダ足リン!コレシキデハ俺ハ倒レンゾ!!」
「「おい!!」」
「ッ!!」
『俺達/私達を忘れるなっ!!』
「ガハッ!!」
可奈美達の総攻撃を受けてよろける寸でのところで堪えて態勢を立て直した直後、真正面から和人と姫和の突きが深々と突き刺さった
「姫和!!」
「はいっ!!」
姫和は和人の掛け声でスクナから御刀を引き抜き距離を取った
「ン゛ン゛ッ!!マダ控エヲ伏セテオッタトワ!!」
「控えだと?これが本命だっ!!」
「何ッ!!」
「万象一切灰燼と成せ!流刃若火!!」
「グォオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」
「燃え尽きろ…」
和人は斬魄刀を突き刺したまま流刃若火を開放し、刀身から発火した炎でスクナを焼き尽くした
「はぁはぁはぁ手筈通りっ上手く決まりましたね」
「オレは順調に決まりすぎて怖い位だけどな」
「全員!流刃若火の炎が消えるまで気を抜くな!!!」
「当然!これで終わっちまうなら逆に拍子抜けもいいとこだ!」
クククッ!イヤハヤ中々ニ楽シマセテクレルジャナイカ
『ッ!!!!!』
燃え盛る炎の中からスクナの楽しげに弾んだ声が響いた、その声を聞いた和人達は一斉に構えた
ソウダ、研ギ澄マセロ、神経ヲ張リ巡ラセロ、決シテ緩メルナ、デナケレバ
『…………』
「楽シム間ガ無イカラナァ!!」
『ッ!!』
「天譴!!」
「ホォ!ヨクツイテコレタモノダ!」
「テメェの忠告のおかげでなっ!!」
全員が気を抜いていた瞬間は1秒たりとも無かった、それでもスクナは全員の認知をすり抜け、背後に回り込みいつ振り上げたかもわからない燃え盛る拳を振り下ろした。
しかしそれをギリギリ反応した勇仁が天譴で迎え撃った
「くっそアチィな!おい和人!あの炎どうにかなんねーのかよ!」
「今の炎は発動した後は俺もどうにもできん、そもそも燃え移った物が燃え尽きるまで消えることはないからな」
「フム、ソウイウ物ナノカ、確カニコレデハチト暑イカラナ……フゥン!!!!」
スクナがその場で独楽のように回転しただけで、轟々と燃え盛っていた炎が最初から何も無かったかのように消し飛んだ、
その光景を目にした一同は総じて苦虫を噛み潰したような表情をしていた
「化け物め…」
「フハハ!サァ続キト行コウカ刀使共ヨ!!」