ハイスクールD×D Be The One   作:ユウジン

130 / 212
???「僕はそう……仮面ライダーアンチビルドだ!」

突如襲い掛かる謎の強敵、アンチビルド。

「俺は最低最悪の王様の生まれ代わりさ」

現れる、最低最悪の王の生まれ変わりを名乗る少年、兵藤一誠こと、仮面ライダージオウ。

戦兎「皆……行くぞ!」

そんな敵達に、戦兎達が立ち向かう!

今、仮面ライダー達と本来の神滅具(ロンギヌス)所有者たちが交わるとき、二つの世界の命運を賭けた物語が始まる!

戦兎「愛と平和のために!」
一誠「俺達は戦える気がする!」

そして今、ビルドは新たなステージへ。

「仮面ライダービルド・ゴールデンラビットラビットフォーム。って所かな」

さぁ、二つの世界の未来をビルドせよ!

一誠「スペシャル前売り券を買った人には、作中で戦兎が使うフルフルゴールデンラビットボトルが付いてくるぞ!」
戦兎「劇場へ急げ!って感じの127話スタートだ!」


第十八章 最高最善のサイキョーキング
最低最悪の王


「俺を倒すだと?」

「あぁ、つうわけでいくぞ!」

 

そう言って仮面ライダージオウになった一誠は走り出すと、

 

「くっ!」

「ん?」

 

リアスが咄嗟に滅びの魔力を放ち迎撃。しかし、

 

《ジカンギレード!ケン!》

 

側面にケンと書かれた剣でリアスの滅びの魔力を真っ二つにする。

 

『はぁ!』

 

そこに祐斗とゼノヴィアが襲い掛かるが、

 

《タイムチャージ!》

 

一誠は剣のスイッチを押すと、二人の剣を避けながら、

 

《5・4・3・2・1!ゼロタイム!ギリギリ斬り!》

『なっ!』

 

横一文字に斬り、二人を吹き飛ばした。

 

『変身!』

《鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!》

《Wake up CROSS-Z! Get GREAT DRAGON! Yeahhh!》

《潰れる!流れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブラァ!》

《潰れる!流れる!溢れ出る!ドラゴンインクローズチャージ!ブラァ!》

 

戦兎達も変身して一誠に襲いかかる。しかし全て剣でいなされ、

 

「はぁ!」

「この!」

 

小猫と黒歌の仙術による攻撃も避けられる。そこに、

 

「これなら!」

「どうですか!」

 

と朱乃とロスヴァイセが雷光と北欧魔術の砲撃をそれぞれ放つ。だが、

 

《リアス!》

「え?私?」

 

今度は別のストップウォッチを押すと、突然自分の名前を呼ばれたため驚くが、一誠は気にせず剣を変形させ、

 

《ジカンギレード!ジュウ!》

 

今度は銃になった武器にストップウォッチを装填。

 

《フィニッシュタイム!リアス!スレスレシューティング!》

 

一誠が発射したのは、巨大な滅びの魔力の弾丸だ。いや、弾丸と言うよりは塊に近いそれは、朱乃とロスヴァイセの連携攻撃を押し返し、

 

「皆避けろ!」

 

全員が伏せるとそのまま空の彼方に飛んでいく。

 

「あぶねぇあぶねぇ。ここ住宅地だから気を付けねぇと」

 

何ていっている間に、近隣住民が何事かと出てきた。

 

「うっさいなぁ……」

「どうしたのかしら?」

 

その中には美空と母の姿があり、戦兎はギクッと体を強張らせたが、

 

「悪いけどやかましくされるわけにはいかないんでね」

《ギャスパー!》

「ぼ、僕ですか!?」

 

今度はギャスパーのストップウォッチを起動。すると周りの住人達は突然目が虚ろになり、それぞれの家に戻っていく。

 

「さ、催眠。一瞬でこの人数を……?」

「驚くのはまだ早いぜ?」

 

一誠は驚いて唖然とするギャスパーに言いながら、またストップウォッチを取り出し、

 

《リアス!》

「ん?良く見るとあのストップウォッチ、部長の絵が書いてありません?」

 

戦兎の言葉に確かにと皆が見ると、一誠はそのストップウォッチをベルトに装填。そしてバックルのスイッチを押し、

 

「変身!」

 

バックルを回転させる。すると、

 

《アーマータイム!リーアースー!》

 

バックル回転させると同時に、深紅のアーマーが出現し、一誠はそれを蹴っ飛ばす。

 

そしてそれはバラバラに分解され、一誠の体に装着された。

 

「仮面ライダージオウ・リアスアーマー。って言うんだぜ?はぁ!」

『っ!』

 

一誠はそういうと、手から滅びの魔力を発射し、戦兎達を狙う。

 

「なんでアイツが滅びの魔力を使えるんだ!?」

「俺が聞きてぇよ!」

 

龍誠と一誠が、そんなやり取りをしながら避けていると、

 

「そこですわ!」

 

隙を見て朱乃が雷光を落とす。だが、

 

《アケノ!》

 

一誠はそれを避けながら違うストップウォッチに交換し、

 

《アーマータイム!アーケノー!》

 

今度は真っ黒なアーマーを身に纏い、朱乃と同じ雷光を出して防ぎながら、ベルトを操作する。

 

《フィニッシュタイム!アケノ!》

 

そして全身から雷光を発生させ、

 

《ライコウ!タイムブレーク!》

「きゃあああああああ!」

 

朱乃の雷光を軽々と押し返し、そのまま朱乃に雷光を浴びせ、ダウンさせた。

 

「この!」

 

そこに祐斗が駆け出し、一誠に剣を振り下ろすが、

 

《ユウト!アーマータイム!ユーウートー!》

 

また別のアーマーを纏い、聖魔剣に似た剣で祐斗を迎撃。二人は高速移動で剣を交えるが、

 

「がはっ!」

 

祐斗が吹き飛ばされ地面を転がった。

 

「何て早さだ」

「ならこれだ!」

 

とゼノヴィアはエクスデュランダルを光らせ振り下ろすが、

 

《ゼノヴィア!アーマータイム!ゼ!ノ!ヴィ!ア!》

 

今度がエクスデュランダルに似た剣を持つアーマーと交換し、ゼノヴィアの一撃を弾くと一閃。

 

「が、はぁ」

「安心しな。峰打ちだ」

 

それ両刃だろ。と皆は思いつつも、ゼノヴィアに目立つ傷はないことに安堵する。

 

「な、なら僕が!」

「俺もいくぜ!」

 

ギャスパーが眼で一誠を止めようとし、その隙を匙が狙うが、

 

《アーマータイム!ギャースパー!フィニッシュタイム!バロール!タイムブレーク!》

 

次の瞬間何かが起き、

 

『キャア!』

『がはっ!』

 

全員が吹き飛ばされた。

 

「ギャスパーの時止めを無効化どころか逆にこっちを止めたのか」

「ぼ、僕と同じ能力ですかぁ?」

 

ピヨピヨと目を回しながら言うギャスパーに、朱乃は首を横に振る。

 

「同じじゃありません。私たちと同じ力を私たち以上に使いこなしていますわ」

「一体どういう原理なの?」

 

と皆に動揺が走る中、

 

《紅のスピーディージャンパー!ラビットラビット!ヤベーイ!ハエーイ!》

「うぉ!」

 

戦兎はフォームを変え、一瞬で一誠との間合いを詰めると連続で攻撃を叩き込む。

 

「いっつ!」

一誠は必死に防御するが、戦兎の方が速さは上だ。

 

「あぁくそ!これテクニック系だから難しいんだよなぁ!」

 

と言いつつ避けて距離を取ると、

 

昇格(プロモーション)!ナイト!」

 

龍誠が走ってきて、ナイトに昇格(プロモーション)しながらビートクローザーを手に襲いかかる。

 

「んじゃこれかな」

《ミナ!アーマータイム!ブースト!ミナ!ミナ!ミーナー!》

 

すると今度は赤いアーマー出現し、一誠はそれを殴ってバラバラにすると、身に纏った。

 

「ヨッと!」

 

そして剣でビートクローザーを止めるが、

 

「遅いぜ!」

「っ!」

 

ナイトの高速移動で一誠を追い詰めた。

 

「成程早いな。ならついでにこれだ!」

《ユウト!ブーストタイム!ユユユウト!》

 

すると再び祐斗の絵が書かれたストップウォッチを、今度は今つけたストップウォッチに装着し、ベルトを一回転。

 

「序でに、このまま決めるぜ!」

《ブーストタイムブレーク!ユユユウト!》

 

ジオウと言ったストップウォッチのスイッチを押し、他のストップウォッチも押してからバックルを一回転。

 

すると両手に持った剣にエネルギーが集まり、

 

「はぁ!」

 

一瞬で龍誠に接近し、刹那の瞬間に斬撃を叩き込みまくった。

 

「一刀両断!」

「いや二本あるし滅多斬りじゃねぇか……」

 

地面に倒れながら、龍誠が突っ込みを入れる中、

 

《ミラクルマッチブレイク!》

「うぉ!」

 

フルボトルバスターを構えた戦兎が一誠に向けて発射。だがそれをギリギリで避け、

 

「あんたにはこれかな」

《ジオウⅡ!》

 

すると今度は、今までとは少し違った形状のものを取り出すと、それは二つに別れてそれぞれ金と銀のストップウォッチになる。

 

そしてそれをベルトに装填してバックルを回転。

 

一誠「変身!」

《ライダータイム!仮面ライダー!ライダー!ジオウ・ジオウ・ジオウ!Ⅱ!》

 

そうして一誠は、今までとは明らかに雰囲気が異なる姿に代わり、

 

「仮面ライダージオウⅡだ。宜しく」

「何が宜しくだ!」

 

戦兎が高速移動で撹乱し、背後から襲い掛かるが、

 

「そこだ!」

 

一誠が鍔本にジオウの顔が付いた剣を取り出し、戦兎の一撃を止めると、弾いてからスイッチを押す。

 

《ライダー!ライダー斬り!》

「はぁ!」

「がはっ!」

 

斬撃を喰らって吹っ飛んだ戦兎は、地面をゴロゴロと転がる。

 

「この!」

 

しかし戦兎は素早く立ち上がると、もう一度高速移動で間合いを詰めた。が、

 

「はぁ!」

「くっ!」

 

何度高速移動で撹乱しても、確実にその出現先を捕捉され、戦兎に攻撃を入れていく。

 

(可笑しい……!)

 

明らかにこちらの動きが読まれている。初めてお披露目した時のラビットラビットフォームは、サイラオーグに見切られたりしたが、あれはその前にクイーンと戦いを見られていたからだ。初見の一撃目から読まれる速さじゃない。しかもあの時とは違って使いなれている。

 

(まるでそう……俺の動きを読まれてる!?)

 

その中、一誠は剣のレバーを操作した。

 

《ジオウサイキョー!覇王斬り!》

 

そこに追撃を掛けるように、一誠は攻撃を放った。

 

「この!」

《フルフルマッチデース!フルフルマッチブレイク!》

 

その一撃を戦兎もフルフルマッチブレイクで打ち消しながら、

 

《鋼鉄のブルーウォーリア!タンクタンク!ヤベーイ!ツエーイ!》

 

爆風の中からフォームチェンジしつつ飛び出し、戦兎は強引に間合いを詰めて殴り飛ばした。

 

「よっ!」

 

しかしそれも読んだのか、避けて反撃。だがタンクタンクの防御力で無理矢理耐えると、強引に殴り飛ばした。

 

「がはっ!」

 

強烈な一発を入れられ、吹っ飛ばされた一誠は、慌てて立ち上がると、そこにアザゼルの光の槍が降り注ぐ。

 

「流石だな。こっちが不利なタイミングを良くわかってる」

 

一誠はそれを転がって避けながら、最初に使っていた剣と、ジオウⅡになってから使った剣を両手に持ち、槍を弾きながらその剣を合体させ、

 

《ジオウサイキョー!フィニッシュタイム!キングギリギリスラッシュ!》

「どりゃああああ!」

 

巨大なオーラによる刀身を出現させ、一誠はアザゼルの槍を纏めて凪ぎ払うと、そのままアザゼルごと吹き飛ばした。

 

「ちっ!」

 

空中で体勢を建て直し、舌打ちするアザゼルに一誠は笑みを浮かべ、

 

「へへ、やっぱり強いなぁ。アンタは」

 

すると、

 

「ならこれで行くぞ!」

《グレート!オールイエイ!ジーニアス!》

 

戦兎はジーニアスフルボトルをベルトに装填。それを見た一誠は、

 

「あ、それ貰い」

 

と言って、色のないストップウォッチを出して戦兎に向けてスイッチを押すと、

 

(なんだ?)

 

一瞬何か力が抜けたような違和感を感じつつも、戦兎は構わずレバーを回す。が、

 

「あ、あれ?」

 

何の音もならなくなってしまった。一瞬壊れたのかと思ったが、整備は万全だ。と言うか途中までは起動したのに、今度はその起動すらしなくなった。

 

《ビルド!》

 

そんな中、一誠の手にあったストップウォッチは変化し、ビルドの絵が出現した。

 

「ごめんな桐生 戦兎。俺の狙いは実はこっちさ。あ、ジーニアス以外なら変身できるから安心してくれ。んじゃ、この力貰っていくな」

 

そう言って一誠は飛び上がると、そのまま飛んできた巨大な赤い龍の背中に飛び乗り、

 

「じゃあな!」

 

何てことを言い残すと、赤い龍が一鳴きし、飛んでいくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれで良かったのかなぁ」

「ん?」

 

一誠は変身を解除し、赤い龍の背中に座っていると、龍はそんなことを言い出した。声音からして、先程一誠と一緒にいた女の子だ。だが、

 

「だが悠長にはしていられない。だろう?」

 

今度は渋い声音で龍はしゃべる。まるで人格が変わったようだった。

 

「あぁ。のんびりしてられないし、ただでさえ俺は今本調子じゃないしな」

「でも完全に恨まれたよねぇ……ってあれは!」

 

ん?と一誠は見てみると、地面をバイクで爆走する戦兎の姿があり、

 

「逃がすかぁ!」

「お!来た来た」

 

戦兎はバイクで飛び上がり、そのまま龍の尻尾を掴み、這い上がってきたのだ。

 

「流石しつこいねぇ」

「捕まえたぜ!」

 

叫びながら戦兎は一誠を掴むと、そのまま二人は龍の背中を転がりながら、もみ合いになる。

 

「うぉ!あぶねえ!こっちはただの人間だぞ!」

「嘘つけぇ!」

 

そうして揉み合いになると、二人は足を踏み外して龍の背中から落下してしまう。

 

「不味い!」

「お兄ちゃん!」

 

龍は急いで追い付こうとするが、ギリギリ間に合わなそうだ。すると一誠はストップウォッチを出し、スイッチを押すと空間が歪む。そして二人はその歪みの中に消えていき、龍は一人取り残されてしまった。

 

「も、もしかして置いてかれた?」

「まぁそうとも言うな」

 

何て一人二役で喋っていると、リアスたちが追い付いて取り囲んで来る。

 

「うーん。これは多勢に無勢。これは無理かなぁ」

「本音を言うと?」

「皆に攻撃とか嫌だもーん!」

『?』

 

端から見ていると、声音を変えて一人で二役をしながらしゃべっているようにしか見えない。そんな姿を見た龍誠は、

 

「やっぱり。アイツ赤龍帝だ!前に見た!」

「え?そうなの?」

 

と龍誠の言葉にリアスが驚いていると、龍は発光し、そのまま人型に姿を変えた。駒王学園の制服に身を包んだ、可愛らしい少女はにっこり笑うと、

 

「始めまして!私は兵藤 実奈です!兵藤 一誠の妹してます!」

『は?』

 

と言った次の瞬間、雰囲気と目付きが変わり、オーラも別人のようになり、

 

「そして俺はドライグ。赤龍帝・ドライグだ。宜しく頼む」

『はぁあああああああああああ!?』

 

皆の絶叫が辺りに木霊したのだが、一誠の影響なのか近隣住民は誰も起きないのだった。




兵藤 一誠

仮面ライダージオウに変身する少年。見た目はまんま一誠。

本調子じゃないと言いつつも、戦兎達と一人でやりあうなど、非常に高い戦闘能力をほこる。

その正体は、前に公開したハイスクールD×Dと仮面ライダージオウのクロスオーバー物の主人公本人。折角色々考えたからタイミングがあれば絡ませたいと考えていた所今回満を持して登場。

しかしその行動は未だに謎。





兵藤 実奈

一誠の妹にして転生者。しかし戦兎たちの世界で暴れている一誠とは違い、原作大事に派のためか本人的には余り物語には関わりたくないらしい。

そもそも本人の素の能力は低く、戦闘はもっぱら色々あってドライグが表に出てこれるため、そっちに依存している。ただしドライグが表に出れる影響かドライグの姿に変身したり、その姿で戦うこともできる(但しお腹が空くらしい)。

スタイルは本人いわく平均的(周りがデカいだけby実奈)。しかしドライグ曰く基本寸胴鍋だが、運動不足から少し太腿が太め。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。