ハイスクールD×D Be The One   作:ユウジン

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前回までのハイスクールD×D Be The Oneは……

戦兎「龍誠達は八重垣さんを浄化し、一息つく中俺は兵藤 一誠と戦っていた」
龍誠「ってお前何か新しい力に目覚めてるじゃねぇか!」
戦兎「いやぁ。色々あってなぁ。その辺も明かしていく141話スタートだ!」


新ジーニアス

「まぁいいさ」

 

一誠は言いながら立ち上がると、オーラを体に纏わせてから戦兎を見て、

 

「どんな仕掛けは知らないが、関係ないからなぁ!」

 

一気に走り出す。だが戦兎はエクスデュランダルを地面に刺すと、右手に滅びの魔力を。左手に雷光を纏わせて両手を合わせて融合させた球体を作り出し、それを一誠に向けて発射!

 

「なにっ!?」

 

一誠は驚きながらそれを避けたが、目の前にスマホの画面のようなエネルギーの壁が現れ、それに滅びと雷光の球体は吸い込まれ、一誠の背後に出現したもう一枚のスマホの画面から発射された。

 

「ぐああああ!」

 

それにふっとばされた一誠に、戦兎は手を頭上に掲げると、空中に無数の聖魔剣が生成され、それぞれに滅びの魔力や雷光、光や北欧魔術に炎や電撃等様々な属性を付与し、それらを一気に落としていく。

 

「ちぃ!」

 

一誠はそれを転がって避けつつ、デュランダルで弾くが、

 

「はぁ!」

 

戦兎は両腕にダイヤモンドを纏わせ、一誠を連続で殴りつけた。

 

「どういう、ことだぁ?」

 

一誠は口元を拭うような動作をしながら呟く。すると戦兎は口を開く。

 

「ジオウの一誠から力を返してもらったときのオマケだ」

「なに?」

 

戦兎の言葉に、一誠は怪訝な声を漏らした。

 

「ジオウの一誠からのオマケには、皆の力が込められていた。そして俺はその力をジーニアスフルボトルに組み込んだんだ。その影響でな。ジーニアスフォームの時に限り俺は皆の力と、それぞれが持っていた駒の力を上乗せできるんだ」

 

戦兎の言葉に、一誠は息を呑んだ。

 

「成程。そういうことか」

 

しかし同時に急激なスペックの上昇に加え、エクスデュランダルを取り出したことに納得がいった。

 

「だが分かってれば簡単だ。対応のしようはいくらでもある!」

「やってみろ!」

 

そう言って二人は再度ぶつかり合う。両者の拳がぶつかり合い、戦兎は衝撃で少し後ずさるが、地面に触れると地中から無数の巨大なロボットアームが現れ、その先にはロボットアームサイズの聖魔剣がつけられており、一誠に襲い掛かる。

 

「ちぃいいい!」

 

一誠はそれを次々避けながら、戦兎に近づくが、戦兎はエクスデュランダルとオートクレールを二刀流で構え、交差させると光り輝き、それを振り下ろすと凄まじい衝撃波が放たれた。

 

「くっ!」

 

しかしそれを一誠は跳んで躱し、レバーを回す。

 

《Ready Go!エボルテックフィニッシュ!》

 

そしてそれを見た戦兎もレバーを回し、

 

《ワンサイド!逆サイド!オールサイド!Ready Go!ジーニアスフィニッシュ!》

 

一誠の蹴りを戦兎も回し蹴りで受け止め、爆発し、二人は後方に吹き飛びながら体勢を立て直す。

 

「凄いわね」

 

そんな光景を見ながら、リアスが呟くと朱乃が、

 

「ですわね。私達より威力も上ですし」

「そりゃそうよ。私達の力に駒の力を上乗せしてるのよ。でも……」

 

あれはゲームじゃ使えないわね。とリアスが言うと小猫が、

 

「やっぱりだめですよね?」

「ど、どうしてなんですか?」

 

アーシアが分からずにいるとリアスは、

 

「戦兎も言ってたでしょ?あの姿は貴方達の駒の力も上乗せしてる。そのせいで今の戦兎にはクイーンの駒1、ビジョップの駒が5、ナイトが2、ルークが2、ポーンが戦兎自身のコマも入れて16。しかもそのどれもが、戦兎自身が持ってた駒も含めて変異の駒(ミューテーション・ピース)化してる。まぁ戦兎の駒自体はジーニアスになってる間だけらしいけどね。他にも天使に堕天使の力や、一部の神器(セイクリットギア)神滅具(ロンギヌス)も使える。これだけ力を持ってたら、現行のレーティングゲームのルールではジーニアスの出場を想定してない状況では使用禁止が妥当でしょうね」

 

サイラオーグのときみたく駒の価値で出場する選手を決めるみたいなルールならとくにね。と言われ、アーシアはなるほどと頷いた。

 

「こい!アスカロン!」

 

その中戦兎は空中から剣を召喚し、キャッチしようとするが、

 

「あれ?」

 

戦兎を素通りしてどこかに行ってしまう。

 

「うっそーん」

 

流石にこれはわけが分からずに呆然とするが、

 

「ならこっち!」

 

と今度は槍を取り出して一誠に応戦。連続突きで追い詰めつつ、

 

「いけ!」

 

素早く黒い炎を地面から立ち上らせ、一誠を包んだ。

 

「ちっ!匙の力か」

 

それを振り払った一誠だが、続け様に光の槍を作り出し追撃。

 

「くっ!」

 

一誠はそれを避けながら下がった。

 

「成程。たしかにこりゃ厄介だな」

 

などと一誠は呟きながらいると、

 

「おいおいイッセー君。随分苦戦してるんじゃないの?」

「リゼヴィム!」

 

他の魔獣と戦っていたヴァーリが叫ぶと、リゼヴィムは一瞥してから、一誠の元に行くと、

 

「今回は戦うことは目的じゃないだろ?程々にしとこうぜ」

 

リゼヴィムにそう諭され、一誠は舌打ちしてから変身を解除すると、

 

「まぁいいさ。目的は果たしたからさな」

「まて!」

 

戦兎は一誠を追い掛けようとするが、リゼヴィムが炎を撒いて足止めし、その間に消えてしまった。

 

「逃げられたか」

 

戦兎は思わずため息を吐きつつ周りを見ると、辺りで暴れていた魔獣達も姿を消していた。

 

「目的は達成した、か」

 

一体何をしにきたんだ?と思ったが、今考えても意味はなさそうだ。と諦めて変身を解除すると、

 

「しかし、これはひどいな」

 

襲撃で荒れ果てた天界の景色に、戦兎は胸を抑えるのだった。




仮面ライダービルド ジーニアスフォームver.3.0

ジオウの一誠から返却されたビルドライドウォッチによって新たな力が付与された姿。ジオウの一誠の力が反映されており、あの世界の仲間たちの力を使うことが可能。召喚能力はないが、グランドジオウにできることはほぼ可能。それにより滅びの魔力や一部の神滅具(ロンギヌス)を使える。更に他の仲間達の駒の力も反映されており、この形態を取っている間だけクイーンの駒1、ビジョップの駒が5、ナイトが2、ルークが2、ポーンが戦兎自身のコマも入れて16ある。更にそのどれもが変異の駒(ミューテーション・ピース)化しており、戦兎が元々持っていた駒もジーニアスの間だけ変異している。ポーンの駒は昇格可能で、普段は16あるうち、クイーンを7、ビジョップを1、ナイトを4、ルークを4つずつ昇格させて戦うが、状況に合わせて構成を変えながら戦うことも可能。これによりジーニアスのスペックを大幅に上昇させながら、状況に応じたスペックに変化させることで、更に臨機応変に状況に対応することも可能。

更にジオウの一誠の力は常に成長しており、使えば使うほど、戦えば戦うほど更に力が上がっていくという性質を持っており、漸く兵藤 一誠に一旦スペックでも追いついた。

ただこの形態になると、戦兎はある程度ルールを無視して昇格することも可能であり、それを利用することでレーティングゲームで相手陣地に入らなければ昇格出来ないというのもやろうと思えば無視することが可能。ただそもそもこんな出鱈目な数の駒を持った者を想定したルールはなく、それもあってレーティングゲームではジーニアスは使用禁止措置を取られるだろうと言われている。
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