智宏「突如謎の少年。兵藤一誠の手により謎の裂け目に放り込まれた俺達」
戦兎「一方その頃。俺の妹の美空がレーティングゲームチャンピオン。ディハウザー・ベリアルに誘拐されてしまった!」
妃愛「一体どうなる144話スタート!」
戦兎「だからそれ俺のセリフー!」
「スマン戦兎!」
龍誠達が住む屋敷にて、ヴァーリは床に頭を叩きつける勢いで土下座する。
さてディハウザー・ベリアルの襲撃を受けた次の日、ヴァーリは目覚め戦兎に謝罪していた。しかし戦兎は、
「大丈夫だヴァーリ。相手も相手だったし、何か狙いがあるみたいだからそれまでは美空も大丈夫だろ」
そういうものの、戦兎は気が気じゃなかった。一重に冷静なのは、そう自分に言い聞かせているのと、ヴァーリに当たったところで何も解決しないからだ。
「だけどなんでチャンピオンが」
と動揺を隠せないのはリアスだ。とはいえ、他の皆も似たようなものだ。
レーティングゲーム現チャンピオンの襲撃。一体どういうことかと思っていると、
「今冥界でもそれに関して調査中だ」
そう言ってきたのはアザゼルで、
「あとヴァーリ。会場にいた奴らの記憶操作は終わったぞ。老朽化による事故だがけが人は居ないってことにした」
「助かる」
とはいえ、美空が連れ去られたのは紛れもない事実だ。どうしたものかと皆が悩んでいると、
「ん?」
ビルドフォンが鳴り、戦兎が通話に出た。
「はいもしもし?どうした匙」
《大変だ戦兎!駅前広場で魔獣……っていうか人形だから怪人か!?とにかくいまそいつらが暴れてる!》
「なに!?」
「クソ!数が多すぎだろ!」
匙は襲いかかる怪人を蹴散らしながら、文句を叫ぶ。
一般人を避難させ、怪人たちを相手のするのは骨が折れるが、
《シングル!》
合間を見てツインブレイカーにドラゴンスクラッシュゼリーを装填し、
《シングルブレイク!》
ツインブレイカーアタックモードで怪人の一体を撃破した。だが、
「ん?」
爆発が晴れると、怪人の姿が人間の姿に変わる。匙はその姿に覚えがあった。
「お前、確かサッカー部の!」
そう。駒王学園の制服を着た少年に、匙は見覚えがある。彼は先日レギュラーの選考を兼ねた部内練習試合で、同じポジションだった同級生に負け、一人泣いていた。
「しまっ」
だがそれに気を取られた匙は、他の怪人達からの攻撃をモロに喰らい、変身が解除されてしまう。
「まずい……」
匙は体を起こそうとするが、既にこちらまで迫る怪人。しかし、
「はぁ!」
匙を飛び越え、怪人に飛び蹴りをかまし、怪人は後ずさる。
「大丈夫ですか!?」
「え?あ、はい」
匙は声をかけてきた妃愛に、思わず敬語で返事をすると他にも続々と見たことのない人たちが集まってきた。
「だ、誰だ?」
「説明は後でお願いします!とにかくまずはリベリオン達を片付けないと!」
そう言ってバックルを取り出したのは智宏。
「詩桜先輩!聖会長!新川!」
その声に続くように他の3人も前にバックルを出しながら立つ。
「さて、行くとするか」
詩桜先輩と呼ばれた黒髪の少女はニヤリと笑みを浮かべ、
「全く。知らないところに来て早々これですか……」
聖会長と呼ばれた銀髪の少女はため息を一つ。
「まぁまぁ。そんなこと言わずに人助けと行きましょ」
と宥めるのは黒髪の中性的な顔立ちの新川と呼ばれた少年だ。
《キングドライバー!》
そうして四人はバックルを腰に装着し、それぞれ王冠のようなアイテムを出す。
智宏は赤、詩桜は黒、聖はオレンジで新川は緑。そしてそれぞれの王冠のスイッチを押すと、
《ブレイブクラウン!》
《ロマンクラウン!》
《ヘルシャフトクラウン!》
《アモーレクラウン!》
四人はそれぞれ王冠をベルトにセットし、意識を集中すると、
『変身!』
《勇気の力が未来を切り開く!立ち上がれ!ブレイブキング!》
《物語の力が未来を紡ぐ!綴れ!ロマンキング!》
《支配の力が未来を治める!跪け!ヘルシャフトキング!》
《愛の力が未来を救う!想え!アモーレキング!》
変身が完了した4人は手を掲げると、武器が出現。
《キングブレイド!》
《ロイスピアー!》
《ケーニヒハンマー!》
《エマヌエーレシューター!》
それぞれ武器を手に持ち、
「行くぞ!」
『おう!』
怪人たちに向かって突っ込む。
「はぁあ!」
智宏は剣を振り回して次々斬りながら、目の前にいた怪人を足場に飛び上がると、
「ハァ!」
後ろから黒いライダーに変身した詩桜が槍を突き刺す。
「グガ!」
怪人が思わず苦悶の声を漏らす中、詩桜はベルトから王冠を外し槍に装填。
《ロマンチャージ!ロマンスティング!》
穂先クラウンからチャージされたエネルギーが穂先に集まり、一気に開放されると怪人は爆発。怪人が人間の姿に戻ったのを確認しつつ、続けて詩桜は色は同じだが形状が異なる王冠を取り出してスイッチを押す。
《イメージクラウン!》
そしてそれをバックルにセットすると、
《絵画の力が未来を彩る!描け!イメージキング!》
今度は重厚な鎧姿に変わった。怪人達は次々襲い掛かるが、それを詩桜はガードせずに体で受けると、怪人達の攻撃をそのまま押し返しながら槍を頭上で振るうと、剣の絵になる。するとそれは質量を持った絵となり、
「いけ!」
剣は次々と怪人達にむかって射出!
《シャンソンクラウン!》
その間に詩桜はまた別のクラウンに変え、
《奉唱の力が未来を讃える!歌え!シャンソンキング!》
今度は細身で頑強さよりも美しさに重点を置いたような姿に変わる。
そして槍を地面に突き刺すと、クラウンのスイッチを押した。
《シャンソンストライク!》
それから詩桜は息をたっぷり吸うと、
「アァアアアアアアアアアアアア!」
詩桜の声を取り込んだ槍から強力な破壊音波が生み出され、怪人達を次々爆発させていく。
「ふぅ、最近ボイトレを頑張った甲斐があったな」
「詩桜さん!」
スパン!と最初に変身に使った王冠をに戻す彼女の頭を叩いたのは聖だ。
「莉々子さん。急になんだ」
「貴女のそれは周りの影響がデカいですから少し考えて使ってくださる!?」
「まぁそう言うな。こんだけボロボロにされてるんだ。少しくらい被害が増えても変わらんさ」
「やってること悪役のそれですわよ!?」
「元々私は正義のヒーローでもないからなぁ」
フフフ、と笑う詩桜に襲いかかる怪人。しかしそれを聖はハンマーで殴り飛ばす。
「はぁ、なんだってこんな人が仮面ライダーなんでしょう」
なんてため息を吐きつつベルトからクラウンを外し、ハンマーの側面にある窪みに嵌めた。
《ヘルシャフトチャージ!》
「あぁこの街の管理をされてる方々。申し訳ございませんわ!」
《ヘルシャフトブレイク!》
聖は地面を殴ると、その衝撃で前にいた怪人達を空中に浮かび上がらせ、
「せぇの!」
エネルギーで更にハンマーを巨大化させ、横薙ぎで纏めて吹き飛ばした。
「そっちこそ周りに被害出しまくりじゃないか」
「貴女と違って申し訳ないとは思ってますわ!」
等と言い合う二人を見ながら銃を撃つ新川は苦笑いを浮かべ、
「あの二人も変わらないねぇ」
「だなぁ」
智宏も同意すると、そこに武器を持った怪人が集まって襲い掛かる。
「あぶね!」
《ロイヤリティクラウン!》
智宏は急いで別のクラウンをベルトに装填。
《忠義の力が未来を守る盾となる!守護せよ!ロイヤリティキング!》
智宏は重厚な鎧と、巨大な盾を装備した黄色い姿に変わり、怪人達の攻撃を受け止めると、新川も腰につけてあるアタッチメントを銃に装着。
《バスターモード!》
そして智宏の肩を足場に飛び上がると、新川は銃を発射。エネルギーの塊の弾丸を放ったそれは怪人達纏めて吹き飛ばした。
《カームクラウン!》
その間に智宏はまたクラウンを変え、
《平静の力が未来を見据える!射抜け!カームキング!》
剣から今度は弓に武器を変え、それを構えると、エネルギーの矢が現れ発射。休まず次々発射していくが、
「あれだけ射って命中率凡そ3割弱かぁ……」
新川が言う通り、飛ばした矢の数に対して当たった数が少ない。殆ど周りの建物に当たっていた。
「やっぱ弓で斬ったほうがいいな」
智宏もそんなことを呟いてベルトの王冠のスイッチを押して走り出す。
《カームストライク!》
弓にエネルギーが集まり、怪人とすれ違いざまに弓で斬り捨てていく。
「確かにそっちのほうが和泉らしいや」
新川もそんなことを言って笑い、銃からアタッチメントを外してから、マガジン部分にある窪みに、ベルトから外した王冠を装填してスイッチを押した。
《アモーレチャージ!アモーレショット!》
智宏が仕留めそこなった怪人を撃って掃除。
「あとはあれだけか」
智宏も最初に変身に使った王冠をベルトに戻し、姿を戻すと四人は集まり、
「じゃあ終わらせますか」
《ブレイブストライク!》
《ロマンストライク!》
《ヘルシャフトストライク!》
《アモーレストライク!》
ベルトの王冠のスイッチを押して四人は腰を落とすと、足にエネルギーが集まり、同時に飛び上がってライダーキックの大勢に入ると、
『はぁあああああああ!』
同時攻撃で残った怪人達をなぎ倒し、4人が着地すると爆発。
「これで終わりかな」
「あぁ」
新川に同意しながら、智宏が変身を解除しようとするとそこに、
「グギャアアア!」
『っ!』
潜んでいた怪人が智宏に襲いかかろうと飛び出してきた。
「おにい!」
妃愛が叫ぶ中、怪人の攻撃が智宏に迫る。そこに、
《Ready Go!ボルテックフィニッシュ!》
ラビットタンクになって駆けつけた戦兎のライダーキックが炸裂し、怪人を吹き飛ばして人間に戻した。
『……』
智宏と戦兎の視線が交わり、戦兎は変身を解除する。
「お前たち、一体何者だ?」
そう問われ、智宏達も変身を解除し、
「えぇと、初めまして。おれ、じゃなくて自分は和泉 智宏って言います。助けていただきましてありがとうございます!」
「あ、どうもご丁寧に」
頭を下げられ、戦兎も思わず頭を下げた。そして智宏は、
「それでなんですけど、ここってどこですか?千玉市に帰りたいんですけど」
「千玉市?そんな市あったっけかな。ここは駒王町だけど」
思わず互いに首を傾げる二人。するとそこに龍誠が来て、
「戦兎!大丈夫だったか!?」
『あぁ!』
その姿を見た智宏と妃愛が声を上げた。
「兵藤 一誠!」
「へ?」
智宏は龍誠に詰め寄り、
「さぁ俺達を早く帰すんだ!」
「え?え?え?」
困惑してハテナマークを浮かべる龍誠に、戦兎やれやれと肩を竦めつつ、
「落ち着け。そいつは万丈 龍誠。似てるけど別人だ」
「え?」
今度は智宏が困惑する番だ。
「後で説明する。それよりも……」
戦兎はそう言って辺りを見回すと、怪人から人間の姿に戻った者たちが地面に転がっていた。
「これ、どうすればいいかなぁ」
前回いい忘れてたのですが、仮面ライダーキングの皆は元々ハミダシクリエイティブと言うゲームの登場人物たちです。うちの友達がこのゲームの実況プレイ上げてたので、仮面ライダーキングの設定を考えてた際に組み合わさせていただきました。
【仮面ライダーキング・ロイヤリティフォーム】
《忠義の力が未来を守る盾となる!守護せよ!ロイヤリティキング!》
パンチ力・35t
キック力・42t
ジャンプ力・25m
走力(100m辺り)・20秒
キングドライバーにロイヤリティクラウンをセットして変身する。
ブレイブフォームと比べ、鎧を着込んだような姿のためか、パンチ力やキック力は若干上がったものの、機動力は下がっている。
専用武器である西洋風の大盾、ロイヤリティガードを使い、敵の攻撃を強引に受け止め、キングブレイドで反撃するスタイルを取る。
誰かを守りたい。と言う気持ちで鎧や盾の硬度やスペックが変わると言う特性がある。
必殺技は、ドライバーのクラウンを一回押して発動し、敵をロイヤリティガードでぶん殴る《ロイヤリティストライク》と、キングブレイドにロイヤリティクラウンをセットして発動する《ロイヤリティスラッシュ》。キングブレイドにブレイブクラウンをセットし、ドライバーのロイヤリティクラウンを一回押して同時に発動させる事も可能。但し、体への負担が大きい。
【仮面ライダーキング・カームフォーム】
《平静の力が未来を見据える!射抜け!カームキン
パンチ力・20t
キック力・25t
ジャンプ力・70m
走力(100m辺り)・2秒
キングドライバーにカームクラウンをセットして変身する。
ブレイブフォームやロイヤリティフォームとは違い、キングブレイドを使わずに戦い、弓型の武器・カームアローで戦う。機動力重視の姿のためか、パンチ力やキック力は最低だが、ジャンプ力や走力は高い。
更に五感が鋭敏になり、特に聴覚や視覚が鋭くなる。その為、ちょっとした騒音にすら過敏に反応してしまうようなってしまうが、ライダーのシステムにその騒音を適度に抑え、変身者にとって必要な情報のみを感じ取れるようにするシステムが搭載されている。
しかしそれを起動させるには、常に平静な心を持っていなければならず、少しでも心が乱れると、大量の情報が一気に流れ込んできてしまい、変身が強制解除してしまうほど消耗してしまう。
カームアローによる遠距離攻撃を使うが、智宏が弓矢が下手くそなため、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる戦法でやり、あっちこっちに被害が出てしまう。なので妃愛から発射禁止令がでるほど。実際カームアローが近接武器にも使えるため、撃つより斬った方が早い(智宏談)。
必殺技はドライバーのクラウンを一回押して発動し、カームアローで相手を攻撃する《カームストライク》。
【仮面ライダーロイ・ロマンフォーム】
パンチ力・25t
キック力・38t
ジャンプ力・23m
走力(100m辺り)・4秒
仮面ライダーロイの基本フォーム。専用武器のロイスピアーで戦う。
固有能力は想像力を力に変える事。高い想像力を持っていればいるほど、スペックを上昇させることが出来る。
基本的なスタイルのロイスピアーによる近接戦が主だが、戦いの流れを組み立て、相手の動きを話を作るように予測し、相手を翻弄しながら戦う。
詩桜いわく、ベルトはキングドライバーで変身音もロマンキングなのに、なぜ名前はロイなのかが気になるらしい。
必殺技は、ドライバーにセットしたクラウンを一回押して発動する《ロマンストライク》。ロイスピアーにクラウンをセットして発動する《ロマンスティング》。
【仮面ライダーロイ・イメージフォーム】
パンチ力・34t
キック力・46t
ジャンプ力・20m
走力(100m辺り)・5秒
仮面ライダーロイのパワー形態。
重装甲に身を包み、力業で相手を倒す戦法を取る。
固有能力は絵を描くとそれを具現化することが出来ることしかし。詩桜本人としては余り使い勝手は良くない能力らしい。
必殺技は、クラウンを一回押して発動する《イメージストライク》と、クラウンをロイスピアーにセットして発動する《イメージスティング》。
【仮面ライダーロイ・シャンソンフォーム】
パンチ力・20t
キック力・32t
ジャンプ力・30m
走力(100m辺り)・3秒
仮面ライダーロイのスピード形態。なのだが、殆ど動かない。
固有能力は声を破壊音波にして飛ばすこと。
ロイスピアーはマイク代わりになっている。
必殺技はクラウンを一回押して発動する《シャンソンストライク》と、ロイスピアーにクラウンをセットして発動する《シャンソンスティング》。
【仮面ライダーケーニヒ】
パンチ力・32t
キック力・36t
ジャンプ力・25m
走力(100m辺り)・5秒
聖会長が変身するライダー。
重装甲に身を包んでおり、智宏や詩桜のようなフォームチェンジはせず、基本的にこの姿で戦う。ただ二人のクラウンを借りることでフォームチェンジすることは可能。
専用武器は巨大なハンマーのケーニヒハンマー。
固有能力はクラウンが支配を司ることから物騒な能力に思われがちだが、仲間からの声援を力に変えるというもの。そのため元の世界ではお供を引き連れ、応援させながら戦っていた。
必殺技はクラウンを一回押して発動する《ヘルシャフトストライク》と、ケーニヒハンマーにクラウンをセットして発動する《ヘルシャフトブレイク》。
【仮面ライダーエマヌエーレ・アモーレフォーム】
パンチ力・20t
キック力・25t
ジャンプ力・60m
走力(100m辺り)・3.5秒
新川が変身する仮面ライダー。
仮面ライダーケーニヒ同様フォームチェンジを持たないライダーだが、ケーニヒとは違い軽装で機動力に特化している。
専用武器は、腰のアタッチメントを交換することで能力を変えることができる銃。エマヌエーレシューター。
固有能力は、人々から愛されれば愛されるほどそれを力に変換するというもの。
必殺技はクラウンを一回押して発動する《アモーレストライク》と、エマヌエーレシューターにクラウンをセットして発動する《アモーレショット》。