戦兎「美空と妃愛を取り戻し、遂に兵藤 一誠との決戦!」
智宏「全員全力全開で今までの恨みを晴らしてやるぜ!」
戦兎「そんな感じの!」
智宏「152話スタート!」
『おぉおおおお!』
全員で一気に一誠に飛びかかり、一誠は空中に無数のデュランダルを作り出し、射出してきた。
「任せろ!」
《キングブレイド!》
それを詩桜が前に出て手を翳すと、詩桜の周りにキングブレイドを召喚し、それをぶつけて相殺。更に、
《エマヌエーレシューター!》
無数のエマヌエーレシューターを、一誠の背後に召喚し連射。
「がっ!なんだ!?」
驚きながら振り返った一誠に、
『隙ありだ!』
匙とヴァーリがツインブレイカーを一誠にぶつけ、
「もういっちょですわ!」
莉々子のケーニヒハンマーが一誠を吹き飛ばした。
「ちぃ!」
一誠は空中で体勢を直すが、
「おらああ!」
龍誠が突撃してきて、ビートクローザーを振り下ろす。
「あめぇ!」
デュランダルでそれを弾き、その隙に追撃。を掛けようとしたが、
「させないよ!」
「させません!」
広夢とフウが、それぞれの武器で銃撃し、一誠の手からデュランダルを落とさせる。
「クッ!」
「ふん!」
そこにサイラオーグが一誠を背後から抑え込む。
「はなせ!この!」
一誠は暴れて肘を何度もサイラオーグに叩き込むが、
「龍誠君!」
「っ!」
詩桜が龍誠の前にキングブレイドを召喚し、更にロイグニルからブレイブクラウンを外して投げた。
「これを使え!」
「成程!」
龍誠はキングブレイドを手に持つと、ブレイブクラウンを装填。そしてビートクローザーを持ちながら、
《スペシャルチューン!ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!メガスラッシュ!》
《ブレイブチャージ!ブレイブスラッシュ!》
龍誠は二刀流で一誠との距離を詰め、一気に斬りかかる。
「オラオラオラオラ!」
サイラオーグはタイミングよく離脱し、龍誠の滅多斬りから離れると、眼の前にケーニヒハンマーが落ちる。
「サイラオーグ殿にはこれだ!」
と詩桜は合わせてヘルシャフトクラウンを投げ、更にフウにエマヌエーレシューターを召喚して、ロイヤリティクラウンと合わせて渡す。
「面白いな」
「えぇ」
サイラオーグはケーニヒハンマーにヘルシャフトクラウンをセット。
《ヘルシャフトチャージ!》
龍誠の滅多斬りの終わりに合わせ、サイラオーグはケーニヒハンマーを一誠に叩きつけた。
《ヘルシャフトブレイク!》
「ガハッ!」
空に打ち上げられた一誠に、フウは2丁拳銃で狙いを定め、
《ファンキードライブ!》
《ロイヤリティショット!》
同時射撃で、一誠を打ち抜き、更に弾き飛ばす。
「く、くそ!」
一誠は慌てて立ち上がるが、眼の前に詩桜が立つ。
「この!」
デュランダルを再度召喚し、詩桜に切りかかるがロイグニルで受け止められ、弾かれるとそのまま回し蹴り。
「さぁ、真打ち登場だ」
詩桜が蹴り飛ばした先には、智宏と戦兎が待機していた。
『はぁ!』
二人の同時パンチが、一誠に炸裂して逆方向に吹っ飛ばすが、
「はぁ!」
智宏が、妃愛と共にテレポートして先回りして、キングカリバーンで斬って止めて弾く。
その先に戦兎も先回りし、フルボトルバスターで打ち返す。
《レジェンドブレイブチャージ!》
智宏はベルトからレジェンドクラウンを外してキングカリバーンに装填。すると王冠が展開し、そこに更にブレイブクラウンをセット。
《レジェンドブレイブフィーバー!》
飛んできた一誠に、智宏は剣を振り下ろし、その衝撃波を放つ。
「がはっ!」
そのまま吹き飛びそうな一誠だが、智宏が一度剣を地面に突き刺し、指を鳴らすと、一誠の吹き飛ぶ先に不可視の結界が現れ、それでバウンドした一誠が戻ってくる。
《レジェンドロイヤリティチャージ!レジェンドロイヤリティフィーバー!》
再び飛んできた一誠に、智宏は再び剣撃を放って吹き飛ばす。
「なら!」
《ロック!ローズ!ジャストマッチデース!ジャストマッチブレイク!》
戦兎はそのまま切っ先から出たトゲの付いた鎖で一誠を捕まえると、強引に引っ張り戻す。
《レジェンドカームチャージ!レジェンドカームフィーバー!》
それに合わせ、智宏も一誠に再び攻撃を与えて、壁に叩きつけた。
「行くぜ!」
「はい!」
《フルフルマッチデース!》
《レジェンドブレイブチャージ!レジェンドロイヤリティチャージ!レジェンドカームチャージ!》
智宏は全てのクラウンをセットし、剣のトリガーを引く。
《フルフルマッチブレイク!》
《レジェンドキングフィーバー!》
二人の同時攻撃が、一誠に炸裂する。
「がはっ!くそ!」
《ロイスピアー!》
床に転がり、一誠は悪態を吐く中、ヴァーリと匙がロイスピアーを手に、突っ込んでいく。
《アモーレチャージ!アモーレスティング!》
《ブレイブチャージ!ブレイブスティング!》
二人はロイスピアーで必殺技を発動し、そのまま一誠を突き刺すと、そのまま壁に固定し、横に飛ぶと背後から戦兎と智宏が立ち、戦兎がレバーを一回回し、智宏もクラウンのスイッチを一回押す。
《ワンサイド!》
《ワン!》
そして二人は走り出し、一誠との距離を詰める。
「ちっ!いけ!」
一誠は魔獣を召喚して二人に向かわせるが、二人はそれを蹴散らしながら進み、
《Ready Go!》
拳を握ると、
《ジーニアスアタック!》
《レジェンドストライク!》
二人の拳が、一誠を壁に大きくめり込ませて更に、
「俺達も行くぜ!」
『おう!』
《スクラップフィニッシュ!》
《スクラップブレイク!》
《クラックアップフィニッシュ!》
《エボルテックアタック!》
《ヘルシャフトストライク!》
《アモーレストライク!》
ヴァーリ達が次々に飛び上がり、連続でライダーキックを次々に叩き込んでいく。
「ぐぁああ!」
一誠は壁にぶち破り、そこに戦兎と智宏は走っていく。
《ワンサイド!逆サイド!》
《ワン!ツー!》
レバーとスイッチをそれぞれ2回操作し、吹き飛んだ先に先回りした二人は、更に同時キックで逆方向に飛ばす。
「今度は俺たちだ!」
「あぁ!」
一誠が吹っ飛んだ先に待ち構えていた、龍誠と詩桜は走り込む。
「ふざけるなぁ!」
一誠は無理矢理体勢を戻し、ブレーキを掛けると、結界を作り出し、それを何十にも張って、分厚い一枚の壁を作り出す。
「どんなに硬い壁も、一点集中には弱い!」
《ブレイブブースト!ロイヤリティブースト!カームブースト!ロマンブースト!イメージブースト!シャンソンブースト!ヘルシャフトブースト!アモーレブースト!》
ロイグニルのスイッチをどんどん押していき、詩桜はやり投げの構えを取る。そして、
《オールスターブースト!オールスタースプラッシュ!》
「おらぁ!」
思いっきりやり投げの要領で一誠に投げつけると、壁に深々と突き刺さる。そこに、
《Ready Go!ボルケニックフィニッシュ!》
龍誠がマグマを纏わせた拳で殴りまくり、ロイグニルを支点に壁をどんどん破壊していく。
「うぉ!」
そのまま壁を破壊し尽くしたロイグニルが飛んどきたが、一誠はギリギリで避けた。しかし、
《Ready Go!》
龍誠と詩桜はベルトを操作しながら飛び上がり、ライダーキックの大勢に入る。
《ボルケニックアタック!》
《キングダムフェスティバル!》
二人の同時キックによって、地面を転がしながら吹き飛ぶ一誠。
「くそ!くそ!俺が追い詰められるはずが!俺は主人公だぞ!」
「だから何だ」
智宏は一誠を見下ろしながら言う。
「確かに世の中にはな。信じられないくらいすごいやつはいる。きっとこういうのを主人公って呼ぶんだろうなってやつもいる。俺みたいな平凡で地味な男とは違うさ。でもな、凄いやつってのはそれだけ悩んで、努力してんだ。お前はどうだ?神様だか知らないけどそんなやつから力を貰って、俺つえーってやってるだけ。主人公ってポジションをただで貰おうとしただけ。お前な。主人公ってのは大変なんだよ。しんどいんだよ。凄いってな。辛いことも沢山あるんだ。でもそれでも皆頑張ってるんだ。だから見てると思うよ。あー、俺凄くなくてよかったってな。って言うと怒られそうだけど」
《ワン!ツー!スリー!》
「お前も充分凄いだろ」
「そうそう!お兄だって凄いんですから!」
そんなんじゃないけどなぁ。と智宏が肩をすくめる横で、戦兎もレバーを回す。
《ワンサイド!逆サイド!オールサイド!》
「兵藤 一誠。結局お前は何もわかっちゃいない。凄いってことの大変さも、何より凄いってことの責任も何もな!」
《Ready Go!》
戦兎が飛び上がると、
「妃愛。捕まれ!」
「うん!」
《Ready Go!》
智宏は妃愛を抱き上げ、一緒に飛び上がった。そして二人はライダーキックの体勢に入ると、
「勝利の法則は決まった!」
「さぁ、バットエンドを受け入れな!」
《ジーニアスフィニッシュ!》
《レジェンドスクリーム!》
一気に降下し、一誠を狙う。
「ふざけるなよ。俺が何もわかってないだと?馬鹿にするなぁ!」
《Ready Go!ロンギヌスフィニッシュ!》
一誠も飛び上がりながらライダーキックを放ち、二人とぶつかる。
「ぐぐぐ!」
「おおお!」
一度拮抗するのの、二人が力を込める。
『はぁああああああ!』
そのまま押し切ると、地面に叩きつけ、そのまま地面をエグりながら押し込んでいき、
「これで!」
「終わりだ!」
二人のダブルライダーキックを受け、一誠は爆発。その爆炎の中から戦兎と、妃愛を抱えた智宏は飛び出し、着地すると、
「ふざけやがって」
一誠は立ち上がり、ビキビキと音を立てこちらを睨みつける。
「殺してやる」
「そこまでだ」
そう言って割って入ってきたのはニンニンコミックに変身した忍で、煙を出すとそのまま消えてしまう。
「あれ?今のはビルド?」
智宏が驚いて戦兎を見ると、
「俺の父親だ」
「な、なるほど。色々あるみたいですね」
まぁな。と戦兎が答えると、
「ちょっとお兄ちゃん!」
そう怒鳴りながら、美空が詰め寄ってきた。
「一体どういうことなのか説明してもら……」
そこまで言ったところで、美空がガクンと力を失ったように、倒れそうになったので、戦兎がキャッチ。
「ありがとう。アザゼル先生」
「あぁ」
アザゼルはなんてことないような顔で言う。まだ美空には教えるわけにはいかない。なので記憶を改竄する必要がある。
「取り敢えずはまぁ、一件落着かな?」
「ですね」
戦兎と智宏は変身を解き、互いを見て笑みを浮かべると、拳を軽くぶつけ合わせて称えるのだった。