しかしそんなある日、自身を本物の仮面ライダーキングと名乗るものが現れる。智宏大人っぽくした雰囲気の、人間に、皆は動揺するものの、智宏達は変身しようとするが、突如智宏以外の仲間が正気を失い、智宏に襲い掛かると、それに気を取られ、クラウンを奪われてしまう。
そして本物の仮面ライダーキングと名乗った男は、詩桜から受け取ったオールスターキングダムクラウンを、金を基調にしたドライバーに装填し、変身した最凶の敵、仮面ライダーキング《真》と戦うことに。
かけがえのない仲間を失い、クラウンもほとんど失い、智宏の孤独な戦いが幕を開ける。
《和泉 智宏》
ご存知、本作の主人公。戦いを終え、平穏な日常を享受していたある日、突然偽物の仮面ライダーと呼ばれ、仲間も力も奪われた。
力を奪われたあと、仮面ライダーキング《真》に殺されかけるが、寸での所で裁定者のテレポートで助けられ、その際に知るのだが、自身は何と初代仮面ライダーキングの生まれ変わり。正確に言えば、初代仮面ライダーキングが自身を呪い、力と才能を否定して捨てた残りカスが転生したのが智宏。そのため妃愛が選ばれたはずの仮面ライダーの力で変身したり、新たなクラウンを生み出せたのもそのおかげで、レボルを見た際にゾワゾワしたのもこれが理由。
不器用でもいい。才能なんてなくていい。ただ家族と仲間たちと共に居たい。そう願った王が生まれ変わったのが智宏で、それを裁定者が理解したのは仮面ライダーキング《真》を見たあと。
更に仮面ライダーキング《真》の正体(後述)と仲間達のことを聞き、智宏は助けに行こうとするが、たった一人で、更に殆どのクラウンを奪われた状態では何も出来ないと言われる。だがそこに仮面ライダーキング《真》が襲い掛かり、智宏は裁定者に言われるがまま逃げ出し、離脱に成功。
しかしたった一人で何が出来るのかと自問自答する中、何と仲間達が次々と智宏達から奪ったクラウンを使って変身しながら智宏に襲いかかり、戦うことに。
その際にピンチの中、死にかけながらも対抗するものの、仲間との戦いを強いられ、心身ともにボロボロになりながら戦うことに……
【仮面ライダーキング エンティネスフォーム】
パンチ力・2t
キック力・5t
ジャンプ力・8m
走力(100m辺り)・12秒
智宏が常磐に襲われた際、攻撃を受けそうになった時に、咄嗟に生み出した白を基調としたクラウン。元々はブレイブクラウンだったが、智宏が精神的に追い詰められていたためか、歪な形状をしており、所々ひび割れて欠けているような形状をしている。
変身音は砂嵐やノイズのような音が鳴り響くだけで、特定の音声はない。
戦闘スタイルはパンチとキックのみで、特定の武器はなく、更に智宏自身も、戦いに積極的でない上に、初期のブレイブフォームすら下回る程の低スペックも相まって、戦い慣れしていない常磐が変身する姿相手でも、苦戦を強いられることに。
ただこのフォームの特殊能力として、破壊したクラウンの力を吸収することが可能で、戦えば戦うほどし強くなることが可能。
必殺技はクラウンを一回押して発動する渾身のパンチであるエンティネスアタック。
言うなれば、劇場版限定の急造フォーム。
《常磐 華乃》
智宏の同級生にして生徒会メンバーの一人。
今作では操られ、智宏に襲い掛かる。
【仮面ライダーイメージ】
常磐が金色のキングドライバーにイメージクラウンをセットして変身した姿。
詩桜のイメージフォームと同じ力を持ち、ロイスピアーを使って描いたものを具現化して戦う。
操られてるとはいえ、戦闘経験が皆無の常磐が返信してる為か、そこまで強くは無いものの、詩桜よりも画力が高い常磐が使っているためか、能力の使い方は上。
最終的には、変身能力を取り戻した智宏のエンティネスアタックでクラウンを破壊され、気を失った。
《錦 あすみ》
智宏の後輩。
今作でも引き続き生徒会メンバーとして、智宏を支えていたが、常磐同様操られてしまい、智宏と交戦することに。
【仮面ライダーシャンソン】
シャンソンクラウンと、金色のキングドライバーであすみが返信した姿。
ロイスピアーのマイクによる破壊音波攻撃で智宏を苦しめたものの、最終的には智宏にクラウンを破壊された。
《竜閑 アメリ》
智宏の同級生で生徒会メンバー。
引き続き智宏の補佐として動いていたが、操られ交戦することに。
【仮面ライダーロイヤリティ】
ロイヤリティクラウンと金のキングドライバーで変身した姿。
頑丈な体と盾を用いて戦い、スペック差で智宏を苦しめたが、最終的には智宏にクラウンを破壊された。
《和泉 里》
智宏の従姉妹にして、生徒会顧問。
いつも智宏や他の仲間達を優しく見守っていたが、操られて智宏と戦うことに。
【仮面ライダーカーム】
カームクラウンと金のキングドライバーで里が変身した姿。
カームアローによる遠距離攻撃と機動力で智宏を苦しめたが、最終的にはエンティネスアタックでクラウンを破壊された。
【新川 広夢】
智宏の同級生にして友人であり戦友。
智宏たちと共に幾度となく死線を超えてきたが、今作では莉々子とタッグを組んで智宏と戦うことに。
【聖 莉々子】
智宏とは違う学校の生徒会長で仮面ライダー。
広夢同様、智宏たちと幾度となく死線を超えてきたが、今作では操られて戦うことに。
広夢とタッグで智宏を襲うが、最終的には二人ともクラウンを破壊された。
《和泉 妃愛》
智宏の妹にして家族であり恋人。
人前では隠しているが、本編終了後も恋人であり家族として一緒にいる。
しかし、本編では敵に操られ、智宏と戦うことになるが……
【仮面ライダーレジェンドキング】
妃愛が金のキングドライバーと、智宏から奪ったブライトネスクラウンをレジェンドクラウンをセットして変身した姿。
智宏は妃愛に力を借りる都合上、一人で変身出来ないが、妃愛は単独で変身可能。
圧倒的なスペック差と能力で智宏を追い詰めていくが、とどめを刺す瞬間、一瞬正気に戻って動きを停めた瞬間を狙い、智宏がクラウンを破壊して撃破された。
【仮面ライダーキング《真》】
智宏達の前に現れた、智宏によく似た容姿をした男性。
自身こそが本物の仮面ライダーキングと名乗り、智宏に襲い掛かると同時に、仲間達を操った。
その後も執拗に智宏を追い、何度も命を狙うほどの執着を見せる。
その正体は、自らその命を絶った初代仮面ライダーキングの肉体。力と才能を拒絶し、捨ててきた己そのもの。
長い年月を経て、後悔と絶望を残した体に意思が宿り、怨念となって蘇った。
長い時を経ても肉体が朽ち果てない強力なエネルギーを内包しており、変身せずとも強い。
更に変身することで、レボルを上回るパワーを発揮する。
智宏に対する恨みは深く、その理由はたった一人地下深くに自分だけ放置される中、智宏を通して外の世界を見ており、その世界で仲間達と共に暮らす智宏をみて、徐々に憎しみを抱いていった末。
そのため元来の初代仮面ライダーキングの人格と言うよりは、彼が抱えた後悔や悲しみが人格を持って動き出したに近い存在であり、初代仮面ライダーキング本人とは厳密には違う模様。
【仮面ライダーキング《真》 オールスターキングダムフォーム】
パンチ力・200t〜
キック力・300t〜
ジャンプ力・500m〜
走力(100m辺り)・測定不可
本人いわく、これが真の姿らしい。
圧倒的なスペックだが、これも最低値であり、ここから各種クラウンのブーストが入るため、この値は余裕で超えている。
更に詩桜よりも各種クラウンに対する適性もあり、その力は計り知れない。
元々は昔、初代仮面ライダーキングが変身した姿であり、仲間達を失ってな立ち上がった際に生み出された全ての力を一つにした究極の姿。
全てのクラウンの力を吸収した智宏の、エンティネスクラウンの力を持ってしても、殆ど相手にならず、一方的にやられるばかりだった。
だが、その中で仮面ライダーキング《真》の真意を聞かされる。
彼は智宏を絶望させることが目的だったこと。
自分と同じように孤独を味わい、そして死んでいって欲しかったこと。そのために仲間も力も奪ったことを聞き、智宏は思い出す。変身を強制解除させた仲間たちの目が涙で濡れていたことに。例え操られていても、その心の奥底で苦しみ、無理矢理戦わされていたことに。そしてそれに激高し……
《キングドライバー》
仮面ライダーキング《真》及び、彼がベルトを与えたものたちがが使うドライバー。基本的な機能自体は智宏が使っていたものと変わらないが、クラウンの力を限界以上に引き出すことが可能等、一部機能は強化されている。
【仮面ライダーキング インフェルノフォーム】
パンチ力・100t
キック力・120t
ジャンプ力・80m
走力(100m辺り)・7秒
仮面ライダーキング《真》への憎しみや怒りに心を飲まれた智宏の感情が、空っぽのエンティネスクラウンを満たし、変化したインフェルノクラウンで変身した姿。
他者への負の感情に支配されて変化した、という点に関して言えば、レボルに近く、実際の姿も全身赤い蒸気を噴出させながら、禍々しくモンスターの様でもあるため、リベリオンに等しい存在でもある。
そのためか、エンティネスクラウン同様変身音はなく、亡者のうめき声のような音声が響き渡るだけ。
完全に自我を失っており、目につく人やものを全て破壊する破壊衝動に支配されており、ダークネスフォームの様に仮面ライダーを優先しつつも、いなければリベリオンを狙うなどといったものもなく、ただひたすらに破壊し続ける。
更に超高温の熱を発しており、近づくだけで金属もドロドロに溶かすことが可能。
ただし、変身時の体への負担が尋常じゃなく、超高温の熱に常に晒されながら戦うことになる上、アーマーが出力だけを求めている結果、防御面に問題があり、自身の攻撃の衝撃ですら変身者の体が自壊してしまう。
全身から赤い蒸気を出しているのも、アーマーの下は全血みどろになっており、それが高温によって蒸発しているため。本来血液が蒸気になるようなことはないが、それが起こるほどの超高温状態ということでもある。
しかしスペックは見ても分かるように、ブライトネスクラウンよりちょっと上がった程度で、高速移動などの特殊能力は無い上に、殴る蹴るしか攻撃方法もなく、自我も失っているため、総合的に見れば実質弱体化しており、智宏一人では、例え命を掛けても仮面ライダーキング《真》は愚か、初代仮面ライダーキングの基本フォームにあたるレジェンドキングフォームにも届かないということでもある。
放っておいても勝手に自滅するだけだ。と仮面ライダーキング《真》からも言われるほどの存在で、実際戦闘中に自壊を始めていた。
既に仮面ライダーキング《真》も、最早相手をするまでもない。と背を向け立ち去り……
《カノン》
常磐そっくりの女性。初代仮面ライダーキングの身分を超えた幼馴染であり、悪友。
初代仮面ライダーキングに対して好意を抱いていたものの、身分の違いからそれを抑えていた。
絵に関しては天才で、初代仮面ライダーキングの肖像画を描いたりしており、王室の壁に飾られていた。
最後は、レボルが軍を率いて王国に乗り込んできた際に、初代エンヴィーに殺され、初代仮面ライダーキングを通して、彼女が生み出したイメージクラウンを託しながら、その命を落とした。
《シオン》
詩桜によく似た容姿を持つ、中性的な男性。
世界中を旅する旅人で、現地で見て経験したことを本にしていた。
その中で初代仮面ライダーキングと出会い、友としてドライバーと自身が仮面ライダーキングを通して生み出したロマンクラウンを授かっていた。
最終的には、レボルと戦い、瀕死の重症を負い、ロマンクラウンを託していた。
周りから死んだと思われていたが、実は生きており、仮面ライダーキングが自ら命を絶った後にその場に訪れ、キングの遺体を埋葬した。
その後唯一の生き残りとして再び世界各地を回る中、レボル復活の兆しを感じ取り、レボルに対抗するべく自ら肉体を捨てることで世界を守る機構になることにした。
つまり、彼こそが智宏達を仮面ライダーにする要因となった、裁定者そのもの。
既に肉体も魂も消滅しており、自我はなく、魂も詩桜に転生しているが、仮面ライダーキング《真》を見て一時的に自我を取り戻したものの、智宏を助け、その後逃がす際に、仮面ライダーキング《真》に破壊された。
《アスミ》
あすみそっくりの女性。
あすみより若干スタイルがいい(本人談)らしいが、殆ど差は無い。あすみとは違い活発で、自分の思ったことをはっきり言う性格。
ただ歌が上手く、歌姫としてもその名は知られていた。
そして初代仮面ライダーキングの妹で、兄に対しては禁断の思いを抱いていたが、結婚に関しては普通に祝福するなど、そこは常識を弁えていた模様。
あすみがレボルを見た際に、智宏と同様でゾワゾワしたのも、それが理由。
最後は、レボルが攻め込んだ際に、レボル本人にこんなことはやめて欲しいと説得するものの、聞き入れられずその身を切り裂かれ、ギリギリで間に合わなかった初代仮面ライダーキングに、シャンソンクラウンを託して、命を落とした。
《アメーリ》
アメリそっくりな少女。
初代仮面ライダーキングのお世話係をしており、彼の身の回りのお世話をしていた。少しドジだが、朗らかで初代仮面ライダーキングからも信頼されていた。
時折初代仮面ライダーキングが城を抜け出して城下町に遊びに行く際には、協力して抜け出すのを手伝うなど、意外とノリがよく、その際にお土産を要求するなど、意外と抜け目がないところも。
ただ国のことで常に心を痛め、弟が反乱を起こした際には、初代仮面ライダーキングに寄り添い、共に守るために戦うと声をかけ、元気づけたが、戦いの中でその命を落とし、初代仮面ライダーキングにロイヤリティクラウンをたくした。
《ミリー》
里そっくりの女性。
初代仮面ライダーキングの先代の王の時代から使える重鎮で、初代仮面ライダーキングからの信頼も厚かった。
物静かな女性で、いつも優しく初代仮面ライダーキングを見守っていたが、レボルの反乱の際にはそちら側につき、裏切った様に見せかけ、情報を流していた。
しかし、それは見抜かれており、その命を奪われるが、死にかけの体で初代仮面ライダーキングに最後の情報とカームクラウンを託した。
《リリコ》
莉々子そっくりな女性。
圧倒的なカリスマで国を支配している女王。
しかし国民からの指示は高く、初代仮面ライダーキングも、苦手だけど王としては見習うところもあると言われる。
初代仮面ライダーキングの隣国を支配しており、交流を深めていたが、レボルの反乱によって、滅ぼされた。
自身もその際に命を落とすが、初代仮面ライダーキングの元に来て、国の仇を頼むと、ヘルシャフトクラウンを託し、その命を散らした。
《ヒーロ》
広夢によく似た女性。
リリー同様、初代仮面ライダーキングの隣国の女王。
民から愛され、本人も民を愛している。
初代仮面ライダーキングとは幼少の頃から王族同士交流があり、互いの国のために協力しあっていた。
だが、レボルの反乱によって国を滅ぼされ、初代仮面ライダーキングが駆けつけた際には既に虫の息になっており、アモーレクラウンを彼に託し、命を落とした。
《ヒヨリ》
妃愛そっくりな女性。
初代仮面ライダーキングの妻で、初代仮面ライダーキングから、民からも愛され、信頼されている。
常に初代仮面ライダーキングと共に国と民のことを考え、そのために尽力し合いながら、夫婦仲も良好だった。
しかし最後は、レボルの反乱により命を落とし、その死によって、初代仮面ライダーキングは深い悲しみに陥りながらも、失った仲間たちと、彼女の死を受け入れることで、オールスターキングダムクラウンを作り出した。
《初代仮面ライダーキング》
レボルの兄にして、ドライバーとクラウンを生み出した古代民族の王。
性格は穏やかで人格者。民のために尽力することを惜しまず、民からの信頼も厚く、愛されていた。
しかし有事の際にはその力を振るい、外敵を打ち破る、苛烈な一面も。
その力は圧倒的の一言に尽き、基本フォームのブレイブフォーム(と言うか、当初はブレイブフォームしかない)で、智宏のレジェンドキングフォームと同等の力を持っている。
しかし家族想いすぎる余り、弟のレボルの嫉妬に気づかず、更にトドメをさし損ねるなど、そう言った甘さもあった。
最終的には、争いの中で仲間を失うが、それでも民のために奮起し、オールスターキングダムへと覚醒し、レボル軍の幹部や雑兵達をたった一人で殲滅し、更にレボルを倒すものの、レボルとの最後の戦いの後、クラウンを起動されてしまい、その際に起きた大爆発に巻き込まれ、変身していた自身は助かったものの、大陸ごと消し飛んだ影響で民達まで死なせてしまった。
因みにその一件が、古代民族滅亡の理由。
たった一人生き残ってしまい、守りたいと願った仲間も、見守るべき民も失い、そしてたった一人で生きる勇気も失った彼は絶望し、自らその命を絶った。
自身が王でなければ、この力さえなければ、才能さえなければ。そう自身を呪い、弟を歪めるきっかけになった才能も、民を守ってきた力も、そして王という立場すらも否定し、民に愛された王は誰にも知られることなくその命を散らすのだった。
その後魂だけ転生したのが智宏で、初代仮面ライダーキングとは違い不器用で要領は悪く、才能も何も無いが、仲間たちと共に生きることになった。
因みに死したあともその体には強いエネルギーが宿っており、シオンに埋葬されたあとも朽ちる事なく存在し、人格が宿って復活したのが、仮面ライダーキング《真》。
その肉体だけでも前述したように凄まじいエネルギーを内包しており、そのエネルギーと才能を持ち合わせた仮面ライダーキング《真》は、まさしく最強。仮面ライダーキングとしては、後にも先にも彼以上の存在が現れることは決して有り得ないため、仮面ライダーキングとして、彼に勝つことは不可能なのだが……?
【仮面ライダーアルティメイト】
《最高の力!最高の願い!最高の想い!最高の絆!最高の希望!全てを繋ぎ、今こそ我らは一つとなる。一致団結せよ!我ら!仮面ライダー!アルティメイト!!!!》
パンチ力・なし
キック力・なし
ジャンプ力・なし
走力(100m辺り)・なし
智宏を捨て、自身の拠点に戻ってきた仮面ライダーキング《真》の前に降り立った仮面ライダー。
白を基調としつつ、様々なカラーリングを施されており、一見するとかなり派手。
既存のライダーとは一線を画しており、スペックも全てなし。というのも、これは現代では最早数値や言語として表現する方法がないため。
ベルトもアルティメイトドライバーと言い、クラウンと一体化した形をしており、クラウン部分には智宏達のクラウンが飾り付けられており、それぞれのクラウンをタッチすることで対応した必殺技を発動可能。
更に、必ず相手の弱点を突けるという能力があり、常に相手の弱点となるものを自身に付与し、攻撃することが可能。弱点がなければ弱点の概念を捏造して相手に付与して攻撃する。
攻撃方法もスペックでぶん殴る以外にも、多彩且つ圧倒的な物量で押す戦法を取り、オールスターキングダム同様武器の召喚能力もある。但し、オールスターキングダムとは違い、キングカリバーンの召喚も可能で、武器の召喚数も多く(作中では天を地平線の彼方まで覆う程のキングカリバーンを召喚した)、クラウンも同じものを無数に召喚可能で、召喚した武器全てで必殺技を発動させ、一斉に射出することも可能。
極めつけに、ドライバーをつけているだけで、あらゆる病気や怪我を瞬時に完治させることが可能。厳密に言えば、装着者の肉体を常に最善最高の状態にしておくに近い。
そのため、装着時は老化することも無く、実質不老不死状態。
つまり倒すには、常に弱点を付与してまで突いてくる、スペックが文字通り異次元の不老不死を倒さなければならない。
その正体は、勿論智宏……ではなく、厳密に言えば智宏を含めた、仲間たち全員。
因みににあくまで肉体の主導権は智宏が持っているため、皆で別の動きをしようとして失敗みたいなのは無い。ただ智宏が意図して別の人に主導権を渡すことは可能で、それを行うこと長時間の戦闘になった際も、交換しながら戦うことで休憩して精神的な疲労も回復できる。
智宏に皆敗れ、意識を失った世界で、仲間たちが自分達を呼ぶ謎の声に、それぞれ目を覚ますと、目の前にいたのは見たことの無い服を着た自分たちそっくりの人間。
それらは自分は初代仮面ライダーキングの仲間であり、君の前世だと言う。
そして自分の前世を名乗る相手に、今の暴走する仮面ライダーキングを助けて欲しいこと。そして、仮面ライダーキング《真》を止めて欲しいと頼まれる。
そして目覚めると、手元には破壊されたクラウンとドライバーがあり、それを手に導かれるように走り出す。
そこにたどり着くと、既に体の大半が焼失し、体が崩れ始めていた智宏がおり、仲間達は変身して止めにかかった。
高熱で火傷を負いまがら、それでも仲間達は智宏に声をかけ続ける中、インフェルノクラウンが輝き、皆は全員が智宏の精神世界にやってきた。
そこは辺り一面が真っ黒で、業火だけが立ち上る世界。息を吸うだけで肺が焼けるような感覚を覚える中で、既に全身が炭化していた智宏を見つける。
駆け寄り、皆が触れるだけで崩れ落ちそうな体を抱きしめ、皆で智宏の名を叫んだ時、そこを中心に世界は真っ白になり、炎が消えると智宏の体が元に戻り、共に泣き、笑いあった時、智宏のクラウンとドライバー。そして仲間たちのドライバーとクラウンが融合し、一つとなった時に生まれた、インフィニティドライバーで変身し、傷もなにもかもが癒えると、仮面ライダーキング《真》の元に向かった。
仮面ライダーキング《真》の前で一度変身を解くと、仮面ライダーキング《真》は睨み、何故いつもお前の周りには人が来るんだ。才能もないくせにずるいじゃないか!俺はひとりでずっと土の下で暗い中生きていたのに!と怒り出し、皆は気づく。彼はいうなれば子供なのだと。たった一人で生まれ、そのまま力だけを持った存在なのだと。
だからこそ、自分たちで終わらせるしかないと覚悟し、智宏がアルティメイトドライバーを装着し変身。両者の最後の戦いが幕を開ける。
陸と空を縦横無尽に駆け回りながら、攻撃し合う両者だったが、そもそもスペック差が違うため戦いにならず、追い詰められていく仮面ライダーキング《真》。最後はなぜ自分が負けるのか理由も分からず、必殺技のアルティメイトストライクにより、肉体ごと完全に消滅した。
飛行能力に加え、レジェンドキングフォームでも見せた結界や時間操作能力も持っており、それにより時間を巻き戻したり止めたり自分だけ早めたりするなどが可能。ただこれは時間そのものの操作と言うよりは、世界の概念そのものを歪めているに近く、文字通り世界を意のままにする力とも言える。
弱点はないが、強いてあげるとすれば、仲間たち全員が揃ってないとなれないこと。だが、変身すると瞬時にどんなに離れて居ても呼びせ寄せて変身可能なこと。もしそれを見越して不意打ちしても、即死でなければベルトを装着することで復活可能なこと、仲間を狙ったとしても、ベルトは普段異空間に隠されており、仲間たちの呼びかけでも現れ、変身することも可能。
必殺技は、ドライバーに着いているクラウンをタッチして発動するアルティメイト《クラウン名》ストライクと、全てのクラウンを発動して放つ、アルティメイトエンド。
《アルティメイトドライバー》
仮面ライダーキング《真》への怒りでインフェルノフォームに変身した智宏を救うため、仲間達がベルトに触れた際に、怒りや憎しみの感情の代わりに、智宏への愛情や友情などの想いを込め直すことで生まれた。
ドライバーとクラウンが一体になっており、装着して上部のスイッチを押すとクラウン部分が展開し、変身する。
智宏達の想いが込められた唯一無二のベルトであり、智宏達の意思に応じて取り出すことが可能。
ちなみにこの一件で智宏はキングドライバーを失うが、仮面ライダーキング《真》が使っていたものを使うようになるが、特にスペックに変化はない模様(ブレイブクラウンは戦いの後手元に戻った)。
「あれもきっと、仮面ライダーキングの側面ではあったんだと思う」
全ての戦いが智宏ふとそんなことを呟いた。
何を急に?と首を傾げる皆に、
「初代仮面ライダーキングは、凄かった。でもその心は人間だったんだ。怖かったり悲しんだり、寂しがりだったり。だからアイツも暴走したんだ。アイツは仮面ライダーキング本人じゃない。そうだったら絶対生まれ変わりの皆を利用するようなことはしない。でも、アイツも仮面ライダーキングの一部ではあったんだろうな」
だからといって許せはしないけど。と智宏は倒した後に残っていた、キングドライバーを見ながら、そう言って笑う。
「……」
漆黒の空間に仮面ライダーキング《真》はいた。
智宏達に敗北し、気づけばここにいた。
「まるで捨て犬だな」
「バカにしに来たのか」
まさか、と男は言う。その顔は、智宏とよく似ている。
「迎えに来た」
「迎えに?」
驚いた声を漏らしながら、顔を上げると、あぁと言いながら手を差し出して来た。
「私は自分を否定した。何もかも捨ててしまいたいと。だがそれは間違いだった。あの時必要だったのは、諦める事じゃない。勇気をだして、生きることだった」
どんな絶望が襲ってきても、一人ぼっちになったとしても、勇気を振り絞り、生きることだけは諦めてならなかったのだ。
「私にはその勇気がなかった。だが智宏は違う。あの状況に置かれても、生きることだけは諦めなかった。才能もなく、仲間も力も失っても、生きることを諦めることだけはなかった。それが奇跡を産んだ」
私なんかよりずっと強い子だ。
初代仮面ライダーキングはそう言いながら、もう一度相手を見ると、
「だから今度こそ、俺は全てを受け入れる。受け入れて、前に進みたい。そのために、俺には力が必要だ」
「……遅いんだよ」
仮面ライダーキング《真》はそう言って手を伸ばすと、初代仮面ライダーキングにゆっくり吸い込まれていく。
そして二人が一つになると、初代仮面ライダーキングが振り返る。
その視線の先には、光が溢れ出し、その中には失われていた仲間たちが立っていた。
「行こうか」
そう言うと皆は頷いて一緒に歩き出し、そのまま皆は光に飲まれ、消えていくのだった。
色々書き連ねましたが、まぁ細かいところはね。
いつかちゃんと描きたい気持ちもある。実は作中で次回作のライダーが登場みたいなネタもやりたかったけどそれやると設定集がいつまでも終わらないからねw