戦兎「ビジターとの激闘を制した俺達だったが……」
龍誠「いやぁ。まさかあんな形態になれるとはなぁ」
陸人「僕達もびっくりですよ〜」
グランド「だがお陰で倒すことが出来た。感謝するよ」
戦兎「とはいえ、兵藤一誠には逃げられたし、まだまだ俺達の戦いは終わりそうにないけどな」
龍誠「たしかになぁ。でも俺達に諦めの2文字はない!」
陸人「って感じの163話」
陸人&グランド「はじまるよー」
戦兎「俺のセリフ〜!」
「お疲れ様でした」
元の姿に戻った陸人達の元に、リアス達が駆け寄り、互いに労い合っていると、
『ん?』
すると空間が歪み、その中からアザゼルが飛び出してきた。
「おいお前ら無事か!」
大急ぎでやってきたアザゼルを見て、戦兎達は思わず笑うと、
「良くこれたな」
「何度か異世界に行ったり来られたりしたからな。時間は掛かるが、お前らの存在を探知してその世界に行くくらいなら出来る」
コイツも大概何でもありだな。と戦兎達は苦笑いを浮かべつつ、陸人の方を見ると、
「じゃあ俺達は行くな」
「はい。皆さんお気をつけて!」
陸人達が手を振る中、戦兎達も振り返して、歪みに飛び込んでいく。
「でも大丈夫なのか?」
「何が?」
「いや、あっちも色々ヤバい奴がいるみたいだし」
「大丈夫だろ」
きっとな。と返しつつ、戦兎は足を進めるのだった。
「ちっ。壊されたか」
一誠は舌打ちをしつつ、椅子に座ると、忍がやってくる。
「良かったのか?ビジターを倒されてしまったが」
「いいさ、別にな。既にビジターの膨大なエネルギーは吸収できた」
そう言って、ロンギヌストリガーを手で遊びながら、一室を覗くと、
そこには機械に繋がれた、龍のような似たなにかの巨大な生物の頭が蠢いていた。
「
そう言って笑う一誠に背を向け、忍は部屋を出ると、
「あぁ、決着を着けよう。兵藤 一誠」
「そうか」
サーゼクスは頷きながら、アザゼルからの報告を聞いていた。
「アイツら良くやったよ。ほんとにな」
「テオドロとストラーダもあの後捕まったらしいね」
あぁ、とサーゼクスの言葉に頷きアザゼルは、
「二人とも天界に大人しく捕縛されてな。ストラーダはともかく、テオドロも大人しく尋問に従っているらしい」
ポリポリとアザゼルは頭を掻きながら、
「何か憑き物が落ちたっていうか、魂が抜けたっていうかでな。ただ、自分がしたことをちゃんと清算して、今度は自分もウルトラマンにって言ってた。一体何のことなんだか」
意味わからん。そうアザゼルが言うと、サーゼクスは笑う。
「それにしても、戦兎くんたちはすっかり強くなった。心身共にね」
「それは間違いないな、もう一端の戦士だ」
「あぁ、僕に何があっても大丈夫だね」
おいおい縁起でもないな、とアザゼルが苦笑いを浮かべると、サーゼクスは真剣味を帯びた顔をし、
「嫌な予感がするんだ。この先、今までの比ではない何かが起ころうとしている。そんな気がね」
「その予感が外れることを願うぜ」
サーゼクスになにかある。そんな事が現実になれば冥界は必ず荒れるだろう。しかしサーゼクスは穏やかな笑みを浮かべ、
「大丈夫だよアザゼル。そう簡単にはやられるつもりはないからね」
そんな事を言いながら、サーゼクスはまた笑うのだった。
ビジターの倒し方
まずスペック無限とあらゆる物理法則を超える力を用意します。その位じゃないとまずダメージが通りません。ただしその力はハイスクールD×Dの世界の住人ではダメです。ビジターに操られちゃいます。
続いてその力で作った傷に、ビジター自身の攻撃を上乗せしたエネルギーを注ぎ込みましょう。ただしこのエネルギーは歴代ウルトラマンたちの力を一点に集め、更にあらゆる物理法則を超える力も上乗せしたくらいのエネルギーじゃないとなりません。でないとそもそもビジターの攻撃に押し切られちゃいます。
この2つをクリアするだけで誰でも簡単にビジターは倒せます。
できるかぁ!ってなってたのが、ジオウの一誠です。しかし、もしかしたら数多くある世界にはそれに合致する戦士がおり、それが奇跡的に戦兎達と出会うことを信じ、託したのが今回のお話でした。因みにジオウの一誠が見た世界線はこの出会いはなく、全て戦兎達は敗北し、滅ぼされています。奇跡に奇跡を重ねた結果生まれたのが、今回のビジターの勝利だったのです。なので、この時点で既に、ジオウの一誠が見た未来から変わっていっています。しかしそれが吉と出るか凶と出るか……それはまだわかりません。