青空 陸人
身長・156センチ
体重・52キロ
年齢・14歳
現在中学2年生の少年。小柄なことを気にしており、毎日牛乳を飲むのが日課。
少し気が弱く、暴力を受けるのもするのも嫌い。
そのためか学校ではイジメを受けており、物語序盤では同級生から暴力を受けていた。
それに対し、丁度地球にやってきたグランドがそれを見つけ、イジメっ子達を追い払った際に、やり返さないのかと聞いた際には、暴力はされるのも嫌だが振るうのも嫌だからと答えている。
しかし、一人で自分を育てている母に心配を掛けないために、それを隠していた。
元々こういう性格になったのも、実の父から虐待を母と共に受けており、その経験から暴力とは父の象徴であり、それを忌避していたため。
しかし、初の怪獣騒動の時、怪獣に襲われた際に、自分を虐めていた同級生を助け、その場に駆けつけたグランドが、何故助けたのかと聞くと、痛いのは嫌だからだ。痛いのって辛くて悲しくなるから、誰にもそんな思いはしてほしくないんだ!と恐怖で泣きながら叫ぶ陸人に、グランドは可能性を見出し融合。ウルトラマングランドとして、戦いに身を投じて行くことになる。
作中で明らかになっていくのだが、気弱で引っ込み思案なのは彼の本質ではなく、それは母に迷惑をかけないためのもので、実はかなり頑固。一度決めたことは絶対に曲げない。
グランドからも俺より石頭、と呆れられるほど。
とはいえ結構子供なところもあり、宿題よりゲームをやろうとして、グランドに怒られた際には不貞腐れたり、寝坊して遅刻仕掛けたときには、グランドに頼み込んでグランドに変身して飛んでいったこともあった。
更にネーミングセンスが絶望的に悪く、グランドの形態は彼が名付けているのだが、使ったウルトラマンの名前を合体させる等から、グランドからも安直すぎやしないか?と突っ込まれたこともあるが、これが最近の流行りだと言って納得させている。
グランドのことは、口煩いなぁと言いつつ、強く優しい彼を理想の父親と思っており、慕っている。
【グランフォン】
スマートフォン型のアイテム。
陸人がウルトラマングランドになるためのアイテムであり、ウルトラマンヒカリによって作られたアイテム。
独自の認証システムにより、認証されたものしか使えない。
グランフォンという名前は、元々つけられていたものではなく、陸人が手にしたときに、グランドさんと戦うためのスマホだから、グランフォン!っと言ったのが始まり。
画面を立ち上げると、様々なウルトラマン達の顔を描いたアプリ(通称ウルトラアプリ)があり、それをタッチすることで変身する。
しかしグランドは未だにこれの使い方をよく分かっておらず、陸人はスマホの要領でしょと言って使いこなしている。
形態変化以外にも、ウルトラアプリを起動することで、そのウルトラマンの技を放つことが可能。
グランド
M78星雲系シルバー族ウルトラマン。
かつて、現在ではウルトラの父と呼ばれるウルトラマンケンと、ウルトラマンベリアルと共に戦った歴戦の勇士。
しかし現在は大幅に弱体化しており、地球上では他のウルトラマン達が3分活動可能なのに対し、1分ほどしか戦えない為、戦闘の際には他のウルトラマンの力を使うことで、3分間の活動を可能にしている。
とはいえ、あくまでもその場を凌ぐための急造形態であるのは否めず、変身した後は目茶苦茶疲れるらしい。
陸人のことは、とても大切にしており、いつも口煩く言っては鬱陶しがられるなど、やり取りは実の親子のよう。
自身の事は、ウルトラマンを名乗る資格はないと語っており、掛け声の「我らウルトラマングランド!」は、陸人と共にだからウルトラマンと名乗れるという思いから。
そうなったのも、元々弟子としていた、ユダが悪のウルトラマンになってしまったため。
彼の歪みに気づいていながらも、友であるベリアルは闇に落ち、同じく友であるケンは、順調に出世していき、手の届かない存在になっていく焦りから、才能に恵まれたユダを育てることで追いつこうと、それに気づかないふりをしていたため。
しかしユダに裏切られ、力の殆どを奪われた。
必殺技は全形態を通して、両腕にエネルギーをためて、十字にして放つ【グランディウム光線】
【グランガマン】
《刮目せよ!新時代の幕開けだ!》
グランド・ウルトラマン・ギンガの力を使って変身する形態。
バランスの取れた形態で、この形態から最もあった形態に変身し戦う。
基本的に殴る蹴る投げる等の、素手での戦いや、光線技等を使う。
【グランセブウス】
《闇を切り裂け!正義の刃!》
グランド・セブン・メビウスの力で変身する形態。
頭部に装着されているグランスラッガーと、両腕から出すグランブレードで戦う。
硬い相手や、触るのが危険な相手に使われる。
【グランジャイア】
《条理も不条理も投げ飛ばす!投げの鬼のお通りだ!》
グランド・ジャック・ガイアの力で変身する形態。
パワーに優れ、投げ技等のプロレス技を多用する。
【グランオージ】
《混ぜて生み出せ!奇跡のミックス!》
グランド・オーブ・ジードの力で変身する形態。
特筆した能力はないが、唯一二つ以上のウルトラアプリの起動を行え(普段は形態変化に用いたウルトラマンの力以外は使えない上に、二つ以上の力の起動は行えない)、それを用いた多彩な技で戦う。
【グラントリッカー】
《魅せるぜ!3つの力のスペシャルコンボ!》
グランド・トリガー・デッカーの力で変身する形態。
中盤以降に使用される強化形態で、速さと力がどちらもバランス良く高く、更にバリアやテレポートなど、アプリを使わずとも使える特殊能力も多数あるため、頼れる形態として陸人も愛用していた。
【グランベリン】
《今こそ集え!伝説の勇士たち!》
グランド・ベリアル・ケンの力で変身する形態。
終盤に変身する最強形態で、圧倒的な強さを誇る。
ケンの力強さとベリアルの荒々しさ、そしてグランドの判断能力が合わさって、隙がない。
元々ベリアルのアプリは実装されていないのだが、作中でバロッサ星人との戦いで次元の裂け目から飛び込んできたウルトラマンゼットこと、ハルキから奪った、ベリアルのウルトラメダルから作り出された。
強力な反面、ベリアルのアプリには欠点があり、それはまず、他のウルトラアプリが使えなくなってしまうこと。そして、アプリが勝手に起動し、変身者の意志に反して勝手にグランドに変身させること。最後に、使用者の精神を蝕むということ。
それは使用者の狂暴性を引き上げ、暴走させてしまうため、使用時には陸人が暴走してしまっていた。
元々、陸人には実父と同様の、他者を虐げようとする狂暴性があり、それを抑えていた(作中で度々怒りに任せて怪獣を痛めつけようとする描写はあった)が、ベリアルのアプリでそれが表面化し、陸人は戦うことを恐れ、自身で変身出来なくなってしまう。だが勝手に変身もしてしまうため、逃げ場がなく、一時グランドとの融合を解除するかどうかまで追い込まれる自体に。
しかし、ハルキから人間は誰しも綺麗なわけじゃないこと。それでも、誰かの為に戦うから、凄いんだということ教えられ、陸人は自身の狂暴性も受け入れ、その上で戦う覚悟を決めたことで、ベリアルの力を克服し、この形態に変身した。以降は、他のアプリも使えるようになる。
ベリアルのアプリのデメリットからも分かるように、これは元々ユダが陸人とグランドを引き離すための、言うならばウィルスアプリ。陸人を暴走させ、グランドを一人に戻すためのものだったが、この一件で、ユダは陸人をある程度は認め、自身の計画の障壁になる存在だと言い、今回も陸人が行ったなら大丈夫だとしていた。
とはいえ、完全に影響がないわけではなく、この形態に変身すると、一人称が俺になるなど、ちょっと口調が乱暴になる。
徒手格闘も勿論強いが、専用武器として、グランドの頭頂部を模した片刃の青竜刀のような刀身と、ケンのウルトラホーンを模した鍔、ベリアルの目のような刃紋が走った、【グラベリケン(命名・陸人)】があり、それを使った剣術戦も得意とし、グランドとベリアルとケンのアプリをそれぞれ起動させ、陸人が刀身をスキャンさせることで強力な技も発動可能。
因みに名前は、グランドアプリを起動させてスキャンさせて衝撃波を放つ、【グラグラアタック】。ベリアルのアプリをスキャンさせて刀身に黒い稲妻を纏わせて放つ、【ベリベリスラッシュ】。ケンのアプリをスキャンさせて刀身から斬撃を飛ばす、【ケンケンビーム】といった、余りにも名前が酷い技ばかり(共に戦ったハルキやゼットからも、もう少し名前を考えたほうが良いと突っ込まれた)である。そもそもケンケンビームに至ってはビームですらない。
必殺技は、変わらずグランディウム光線だが、エフェクトに黒い稲妻が入るなど、少しベリアル要素も足される。更にこの形態時には、全てのウルトラアプリ起動させ、全ウルトラマンの力を上乗せして放つ光線技【マキシマムグランディウム光線】を放つことが可能だが、これを使うと陸人は全身重度の筋肉痛になり、グランドも数日エネルギー回復のために戦闘の一切が行えなくなるほどのダメージを負う。
【グランビルーズ】
《未来を創れ!最強コラボレーション!》
グランド・ビルド・クローズの力で変身する形態。
ヒカリがグランフォンを通して得た戦闘データを使い、即興で作った。
アプリを起動すると、戦兎と龍誠がグランド内に転送され、変身が完了すると、二人の姿も仮面ライダーの姿に変わる。
二人の転送は予想外だったらしく、ヒカリも驚いていた。
戦闘スタイルはビルド由来の跳躍力と高速移動に加え、クローズ由来の格闘技能力とパワーで戦う。
実は単純なスペック自体はグランベリンに劣っているのだが、光線を撃った際に見せた、ハザードレベル7を戦兎と龍誠が超えた際の効果である、あらゆる物理法則を超える力を使えるなど、その真価は計り知れない。
更に、グランベリンで放つと、陸人もグランドも大きなダメージを負う、マキシマムグランディウム光線を放っても、戦兎と龍誠のあらゆる物理法則を超える力の恩恵からか、大幅に軽減されている。
水沢 真海
身長・174センチ
体重・65キロ
年齢・17歳
陸人の家の近所に住む幼馴染であり、陸人の初恋であり現在の想い人。
ボーイッシュな見た目で男女ともに人気が高く、バレー部に所属する高校2年生。
陸人がこちらに越してきてからの付き合いで、弟のように可愛がっており、陸人からの好意には全く気づいていない。
しかし部活帰りに陸人の様子を見に顔を出すなど、面倒見は良く、陸人がウルトラマングランドとして戦うのを知った当初は、余り良く思っていなかったが、戦う中でたくましく成長していく姿を見て、見守っている。
好みの男性は、背が自分より高くて、大人な年上の男性。と言っているが、成長する陸人の言動にドキドキさせられることもあるものの、自覚していない。
青空 詠
身長・160センチ
体重・50キロ
年齢・ヒ・ミ・ツ
陸人の母。のんびりとした性格で、殆ど怒ることはない。
夫からのDVに怯える日々を過ごしていたが、陸人が夫を刺した際に、陸人を抱えて逃げ出して現在に至る。
今は働きながら陸人を育てており、過保護な一面もあるため、当初はウルトラマングランドとして戦う事に大反対していた。
その為、それを知った際は、グランフォンを取り上げてそれを捨てようとしたりし、陸人と大喧嘩することに。(今まで自分に反抗しなかった陸人が初めて反抗したため、驚いていた)
その際にグランドから陸人の力がないとダメだということ。陸人がいるから自分は戦えること。そして陸人は必ず無事に返すことを誓われ、戦うことを許した。
現在も戦いに巻き込むグランドには思うところもあるものの、陸人が寝たあとに、グランフォン越しに話してたりするなど、仲は悪くない模様。
のんびりとしているが、陸人が遅刻しかけた際にグランドになって飛んでいった際には、かなり怒ったらしい
ウルトラマンユダ
元グランドの弟子にして、今作の黒幕。
現在は本間啓として地球で生活しており、作中冒頭でテレビに出演していた本間教授は彼。
地球である程度の発言力を持ち、グランドへのヘイトを高めているが、本人はグランドの大ファン。
そもそも彼は、両親がウルトラ警備隊の隊員であり、任務の最中に死亡。天涯孤独の身になったところをグランドに拾われ、育てられた。
類まれなる才能を持っていたが、両親を失い孤独を味わった影響で、強さへのあこがれが強く、そこからグランドを崇拝するようになってしまい、ある時グランドを裏切り力を奪い取ってしまう。
というのも、彼はグランドが活躍する物語を見たいと思っており、その為に自身が悪役となり戦うことでその強さを間近で見れると思ったから。
ただその前にもグランドが戦っているところを見たいという思いがあったものの、その時点でのグランドでは殆どの怪獣に苦戦することはなく、ユダが見がかったのは苦戦しても、それでもヒーローのごとく立ち上がり戦うグランドの姿であったため、その為力を奪った。
その為、陸人のことを異物と呼び、いずれ排除しようと考えている。
彼もグランフォンを光の国から強奪して奪っており、本間からユダに戻る際に使用しているが、本来使用が許可された者以外使えないようになっているのに使えるのは、彼がグランドから力を奪っているからで、グランフォンには、ウルトラマングランドだと認識されているから。
ウルトラマン アース
最終回に登場する、ウルトラマングランドの死によって生まれたウルトラマン。グランドによく似ているが、別のウルトラマンである。
その正体は陸人本人。
最終回にて、遂にユダとの最終決戦を迎えるのだが、グランベリンを持ってしても、ユダには敵わず敗北。カラータイマーを撃ち抜かれ、地面に倒れ伏すグランドだが、融合している陸人も致命傷を負ってしまう。今はグランドの中にいるからいいが、いずれこのままでは、陸人が死んでしまうと判断し、自身の命を陸人に渡すことで、陸人を助けようとする。
しかし力を奪われ、自身も致命傷を負った状態では陸人を助けることは出来ず、絶望しかけるが、そこに街の人々が集まってくると、誰からともなくウルトラマンの名を叫び、声援を送る。
本間ことユダの策略により、人々から誤解されていたと思っていたが、ウルトラマンを信じ、立ち上がることを願う人々も沢山おり、その声が光になり、陸人に降り注ぐ。更にグランフォンからも光が溢れ出し、陸人に命を与えていくことに。
それがグランフォンを通し、アプリに実装されていた、歴代ウルトラマン達に加え、ユダの事件前に独り立ちしていった、グランドの教え子達(グランドは後ろめたさから、連絡を取っていなかったものの、ずっとグランドのことを案じており、今回では我先にと集まってきていた)が、グランドの思いを汲み、力を陸人に注いでくれていた。
そして、傷がすっかり治り、起き上がった陸人を見て、安心するグランドだったが、陸人はグランドが消えかけていることに気づく。
そして、自分が死ぬことを伝えられると、陸人は当然拒否するものの、グランドはそれを受け入れると、グランフォンを陸人に改めて渡し、礼を言う。
陸人がいたから、再び戦えたこと。陸人がいて楽しかったこと。陸人に出会えて良かったことを。
そして同時にすまないと。戦いに巻き込んだこと。辛く苦しい思いをさせたこと。そして何より、ユダと言う敵を残してしまうことを。
しかし陸人は泣きながらも、逆にグランドに礼を言う。グランドがいたから強くなれたことにはグランドがいたから、将来に夢を見れるようになったこと。そして何より、誰かを守れるようになったのは、グランドのお陰だと。
だから、と陸人は言い、グランドから飛び立つと宣言。いつかグランドを超えて見せると。
その言葉にグランドは頷くと、最後の贈り物だと言って、何かを呟くと、陸人は頷いて背を向け、
「行ってきます。父さん」
ずっと父のように思ってきたが、それでも直接呼ぶのは憚られた父という呼び方に、グランドは少し驚きつつ、
「あぁ、いってこい。息子よ」
と激励して送り出すと、陸人は未練を振り切るように走り出す。グランフォンを構え、それを掲げながら、陸人は叫ぶ。それは父が息子に送ったプレゼント。
親から子へ、こんな風に育ってほしいという願いを込めて送るもの。それは名前だ。
そして人々は何度でも叫ぶ。自分が信じたヒーローもウルトラマンを。
それに合わせ、陸人も叫んだ。父から貰った、ウルトラマンアースの名を。
それによって生まれた新たなウルトラマンこそが、アースであり、陸人の新たな姿。
その姿にユダはありえないと言い、グランドは陸人の代わりに死んだことを自覚し、もうグランドがいないのであれば、その強さを自分が受け継ぎ、新たなグランドになると宣言。
しかし陸人は、グランドの凄さはそんなものじゃないといい、ユダと戦いを繰り広げる。
しかし、一年戦ってきたといっても、戦闘経験も才能も、そもそもの基礎スペックからして、ユダにアースは勝てず、苦戦を強いられることに。
とはいえ、アプリの使い方では陸人に部があったり、諦めない心で必死に食らいついて致命的な一撃は避けていくが、最後は光線の打ち合いに発展。
地球ごと破壊するために放った、ユダのグランディウム光線に、陸人は咄嗟に放った、アースィム光線がぶつかり合い、互いのアプリの全開放を行ってうが、元々の光線の威力自体に下がったため、アースは圧されていくものの、最後の最後で、グランドのアプリの力を陸人は開放し、押し返してユダを倒した。
ユダは前述通り、あらゆる点でアースこと陸人を上回っていたが、最後にもグランディウム光線を放つなど、グランドから得た力をそのまま使っていたのに対し、陸人はアースィム光線といった、自身の光線を生み出すことで、グランドの力を上乗せできた。その点が、両者の命運を分けたとされている。