戦兎「兵藤一誠の強さに、希望を失いかける俺達だったが……」
龍誠「そこに駆けつけてくれたのは、俺達と共に戦ってくれたヒーロー達!」
戦兎「絶望も希望に変えるヒーロー達と共に」
龍誠「俺達の戦いもクライマックスだぜ!」
戦兎「ってな感じの176話スタートだ!」
「ち……いけ!」
一誠が指示を飛ばすと、各地の魔獣が動き出し、各地に襲い掛かる。
「とぉ!」
最初に動き出した本郷は、降り立った場所で、次々に魔獣を撃破する。
「貴方は……」
助けられた住人が、本郷に問うと、
「仮面ライダー……いや、仮面ライダー1号!本郷猛!」
それに続いて他のメンバーも飛び出し、各地で魔獣を撃破していく。
「燃え上がれ!聖なる炎よ!エレメンレッド!火乃炎磨!」
「轟け!聖なる雷よ!エレメンイエロー!麻比 雷華!」
「湧き上がれ!聖なる水よ!水嶋 流那!」
「生い茂れ!聖なる木々よ!エレメングリーン!木ノ本 琴葉!」
「吹き荒れろ!聖なる風よ!エレメンホワイト!吹上 風琥!」
「讃えよ!聖なる大地よ!エレメンブラック!土田 早地!」
『我ら!精霊に選ばれし聖なる戦士!』
「精霊戦隊!」
『エレメンジャー!』
炎を纏わせた刀身で切り、雷が降り注ぎ、水が押し寄せ木々が襲いかかり、風が吹き荒れ大地が揺れる。
「ハアアア!」
《Attache case opens to release the sharpest of blade.》
「仮面ライダーゼロワン。飛電 或人!宜しく!」
或人はアタッシュカリバーで敵を切り裂き、不破と刃が銃撃。
「仮面ライダーバルカン。不破 諫だ。人々の笑顔を奪うやつはぶっ潰す!」
「仮面ライダーバルキリー。刃唯阿だ!」
《ジャックライズ!》
《Progrise key confirmed. Ready to utilize.ヘラクレスビートルズアビリティ!アメイジングカバンシュート!》
《バーニングレイン!》
「仮面ライダーサウザー。天津垓だ」
「仮面ライダー滅」
「仮面ライダー迅の迅だよ!」
追撃とばかり、三人の同時攻撃で魔獣たちを一気に押し返す。
「仮面ライダーキング!和泉 智宏!」
《ブレイブチャージ!ブレイブスラッシュ!》
「仮面ライダーロイ!鎌倉 詩桜だ」
《ロマンチャージ!ロマンスティング!》
「仮面ライダーエマヌエーレ。新川 広夢」
《アモーレチャージ!アモーレショット!》
「仮面ライダーケーニヒ。聖 莉々子ですわ!」
《ヘルシャフトチャージ!ヘルシャフトブレイク!》
押し返された所に、智宏達がなだれ込み、必殺技を叩き込む。
「ゴォオオオオ!」
そこに巨大な魔獣が飛び込む。
「ウルトラマンアース!青空陸人!」
巨大魔獣を抑え込み、そこから引き離しながら、陸人は殴り飛ばす。しかし、
「っ!」
上空と遥か彼方から光線が飛んでくる。
「何だ!?」
ウルトラマンとなった陸人の視力に写ったのは、宇宙から攻撃してくる魔獣と、海から攻撃してくる魔獣。
「なら!」
《ウルトラマンティガ!ウルトラマンダイナ!》
「ティガ君さん!ダイナ君さん!力使わせてもらいます!」
アプリを操作し、グランフォンを掲げると、アースの両側に、ウルトラマンティガとダイナの分身が出現し、ティガは海を、ダイナは宇宙の魔獣に向かって飛んでいき、
「更に!」
《ウルトラマンガイア!フォトンストリーム!》
「ガイア君さん!力使わせてもらいます!」
隣に現れた。ウルトラマンガイアと同じ動きをし、アースは光線を放つ。
ティガとダイナの分身も、同じく光線を放ち、魔獣を撃破。
「大丈夫?」
「え?リアス?」
一方、学園で魔獣と戦っていたソーナの下へ、リアスたちが現れる。
「え、えぇと、私はリアスだけど、貴女の知ってるリアスじゃないというか……」
「あ、あぁ!ジオウに変身する兵藤 一誠の!」
「そ、そうそう!」
合点がいったのか、ソーナは成程と手を叩き、
『はぁ!』
リアス達も、戦いに加わる。
「私達もやるわよ」
「力強い」
しかし一方では、
「いやあああ!」
逃げ送れた、住民が魔獣に追われる。そして襲われそうになったその時、
「危ない!」
その人は突き飛ばされ、ギリギリ回避。
「大丈夫ですか?」
高校生くらいの女の子達に、住人は困惑する中、
「妃愛!」
智宏がやってきて、皆を見る。
「行けるか?」
「うん!」
智宏は、確認を取ってから、クラウンを渡していく。
「先輩からも預かってきた」
「助かる!」
そして他の面々もベルトを装着し、
《イメージクラウン!》
《シャンソンクラウン!》
《ロイヤリティクラウン!》
《カームクラウン!》
《レジェンドクラウン!》
『変身!』
《忠義の力が未来を守る盾となる!守護せよ!ロイヤリティキング!》
《平静の力が未来を見据える!射抜け!カームキング!》
《絵画の力が未来を彩る!描け!イメージキング!》
《奉唱の力が未来を讃える!歌え!シャンソンキング!》
《伝説の王の力が!今再び目覚める!刮目せよ!レジェンドキング!》
妃愛を筆頭に更に変身し、魔獣達と戦う。
《エブリバディジャンプ!オーソライズ!》
「変身!」
《プログライズ!Let’s Rise! Le! Le! Let’s Rise!Secret Material! Hiden Metal!Metal Cluster Hopper!It‘s high quality.》
街を覆い尽くそうとする魔獣達を、更に覆い尽くす大量の飛蝗が襲いかかり、食い尽くして行く。
「社長!」
「イズ!」
或人は、ゼロツードライバーとゼロツープログライズキーを投げて渡し、
「行くよ!」
「はい!」
《ジャンプ!オーソライズ!》
《ゼロツージャンプ!》
「変身!」
《イニシャライズ!リアライジングホッパー!A riderkick to the sky turns to take off toward a dream.》
《ゼロツーライズ!Road to glory has to lead to growin'path to change one to two!仮面ライダーゼロツー!It's never over.》
ゼロツーに変身したイズと、或人は同時に走り出し、目にも映らぬほど速さで魔獣達を撃破。
《エンドレスブレイブクラウン!》
「変身!」
《無限の勇気の力が!最後の奇跡を起こす!奮い立て!エンドレスブレイブキング!》
その爆発の中を、智宏は駆け抜け、魔獣達を倒し、倒しそこねた魔獣を妃愛が片付けた。
《ランペイジバレット!オールライズ!Kamen Rider…Kamen Rider…》
《オールスターキングダム!》
『変身!』
《フルショットライズ!Gathering Round!ランペイジガトリング!マンモス!チーター!ホーネット!タイガー!ポーラベアー!スコーピオン!シャーク!コング!ファルコン!ウルフ!》
《今!全ての王が集結し一つとなる!愛し!支配し!歌い!描き!綴り!射抜き!守護し!立ち上がれ!オールスターキングダム!》
両者の最強フォームに変身した、不破と詩桜は、互いに武器を構えると、
《ブレイブブースト!ロイヤリティブースト!カームブースト!ロマンブースト!イメージブースト!シャンソンブースト!ヘルシャフトブースト!アモーレブースト!オールスターブースト!オールスタースプラッシュ!》
《パワー!ランペイジ!スピード!ランペイジ!エレメント!ランペイジ!オール!ランペイジ!ランペイジオールブラスト!》
同時に攻撃を放ち、それが一つになると魔獣達を飲み込み爆発。
「超!精霊チェンジ!」
《スーパーサラマンダー》
その中炎磨も姿を変え、炎と雷を混ぜ合わせたエネルギーを斬撃に乗せて放ち、
「シュワーッチ!」
アースも、光線を連続で放ち、追加で来た巨大魔獣を倒す。
《グランドジオウ!》
「変身!」
《グランドタイム!リアス・アケノ・アーシア・ユウト・コネコ・ゼノヴィア・ギャスパー・イリナ・ロスヴァイセ・クロカ・サジ・ヴァーリ・サイラオーグ・ミナ・ソウソウ・レイヴェル・デュリオ・アザゼル・オー・フィ・ス~。祝え!仮面ライダー!グ・ラ・ン・ド!ジオーウ!》
そこにグランドジオウとなった一誠が降り立ち、
《ジオウサイキョーフィニッシュタイム!キングギリギリスラッシュ!》
巨大な刀身で薙ぎ払う。
「……」
それを上空に映る画面でみていた、子供がいた。そして、
「頑張れ……」
最初はポツポツとした小さな声。だがそれは少しずつ大きくなり、
「頑張れええええ!仮面ライダービルドォオオオ!」
大きな声で叫ぶ。それを皮切りに、
「がんばれー!」
「負けるなー!」
「たってくれー!」
「ビルドー!」
「クローズー!」
冥界や天界。その他の神話体系達の声。それに釣られるように、人間達も、声援を送る。
「うるせぇなぁ!」
鬱陶しそうに、一誠は吐き捨てる。だが、
「あはは。あったけぇな」
「全くだ」
戦兎と龍誠が、笑いながら立ち上がる。それを一誠は、忌々しげに見た。
「お前はこれをうるさいって思うんだな。兵藤一誠」
「あぁそうさ。戦えないくせに、声だけは上げる騒音だ!」
可哀想な奴だな。戦兎はそう言い、一誠は何?という。
「お前はこの温かさをわからないんだ。自分たちのために、声を上げてくれる。それがどれだけ嬉しいか。お前には一生理解できないんだろうな」
その時、戦兎の左手が光り輝く。それを見た実奈が、
「そうだよ。戦兎さんはこの世界の人間なんだ。だから使えるんだ!その力を。兵藤一誠はただの力だとしか思ってない。だが本質は違う。時にはくだらなくて、時には最高に感動させてくれる。諦められなくて、苦しみを乗り越えて起こす奇跡の力。仮面ライダーの力だけじゃ駄目なんだ。仮面ライダーもこの世界の力もぜーんぶ纏めちゃうんだ!もう分かってるよね!?その力の名前!」
戦兎は、その問いに頷き、左手を掲げる。すると、ジーニアスボトルと呼応するように金と銀に色をそれぞれ変えた、ラビットフルボトルとドラゴンフルボトルが浮き上がり、叫んだ。
「
次の瞬間、戦兎の左手から、金色のリングが現れ、それが外れると浮かんだフルボトルを包み込む。そして3つだったフルボトルは1つとなり、戦兎の手に収まった。
「
だが、戦兎はジッとそのフルボトルを見つめ、顔を上げた。
「出来るさ。お前を倒すことはな」
そう言い、戦兎はフルボトルを振り、
「さぁ、最後の実験を始めようか」
ビルドドライバーに装填。
《クローズビルド!》
それを見届け、龍誠はその場を後にしようとすると、
「ん?」
戦兎がレバーを回し、フレームが展開すると、龍誠まで閉じ込められてしまった。
「ちょ!おい待て!閉じ込められてるぞ!?」
龍誠は慌てて戦兎に言おうとするが、既に戦兎は構えており、
《Are you ready?》
「駄目です!」
「変身!」
ちょま!と叫ぶ龍誠と共に、フレームは閉じられ、変身シークエンスが始まる。
《ラビット!ドラゴン!Be The One! クローズビルド!イェイ!イェェーイ!》
『……ん?』
金と銀の瞳を持ち、赤と青をメインカラーに、金と銀のカラーリングを施した肉体を持つ仮面ライダー。しかし、
「えぇと……」
「俺達……」
『合体しちゃってるー!?』
「おい戦兎!どういうことだよこれ」
「いやぁ、完全に物理法則無視しちゃってるよなぁこれ」
端から見ると一人だが、どうやら中身は戦兎と龍誠の2人らしい。だが、
「とは言え、凄い力を感じる」
「それはまぁたしかに。なら戦兎!」
「あぁ、行くぞ!」
この戦いに決着をつけるため、戦兎と龍誠は、一誠に向かって飛び掛かるのだった。
ずっとクローズビルドは出したくて、どうしようかなぁ。と思いつつ、バランスブレイカーと組み合わせて出させていただきました。ビルドと言うか、この世界の仮面ライダーは、元々戦兎のセイクリットギアから始まったので、絶対バランスブレイカーは出さなきゃだと思い、ここまで寝かせてました。バランスブレイカーの設定、別に忘れてたわけじゃないんだからね!