ハイスクールD×D Be The One   作:ユウジン

206 / 212
破壊の戦士

「ハァ!」

 

黒兎は高速移動でディザスターと距離を詰めると、ドリルクラッシャーで斬りかかる。

 

「甘いな」

 

だがディザスターからラビットラビットフォームが現れ、黒兎を止めた。

 

「そこ!」

 

すると戦音が横から飛び出し、ドリルクラッシャーを撃つ。

 

「っ!」

 

しかし、タンクタンクフォームが現れ、それを弾いてしまった。

 

「まだまだ行くぞ」

 

続いてスパークリングが現れ、泡を放出し攻撃。

 

「ぐっ!」

「きゃあ!」

 

それに吹き飛ばされるが、

 

「くそ!」

《マックスハザードオン!》

「ビルドアップ!」

《鋼鉄のブルーウォーリア!タンクタンク!ヤベーイ!ツエーイ!》

 

無理矢理戦兎もタンクタンクフォームに変身し、ディザスターが出した偽物を殴り飛ばしながら、ディザスター本人も殴る。だがそれを掌で受け止め、

 

「無駄だ仮面ライダービルド。この時代のお前では俺には勝てない」

「そいつはどうかな?」

 

その声と同時に、ディザスターの背後に飛び上がる影は、

 

《スクラップブレイク!》

《スクラップフィニッシュ!》

《クランクアップフィニッシュ!》

《エボルテックアタック!》

「ぐぉ!」

 

背後からの同時攻撃に、ディザスターが声を漏らし、同時に戦兎は横に転がって巻き込みを回避。

 

そのまま吹き飛んだディザスターを、

 

《フルフルマッチデース!フルフルマッチブレイク!》

《Ready Go!フューチャーボルテックブレイク!》

 

戦兎の追撃に合わせ、黒兎と戦音もドリルクラッシャーに、自身のボトルを挿して攻撃。

 

爆発と轟音が響く中、戦兎達はそれを見ていたが、

 

『っ!』

 

爆発の中から、ディザスターは悠然と歩いてくる。

 

「この時代はヌルいなぁ」

 

ディザスターはそう言うと、

 

「ん?」

 

空間が歪み、そこから飛び出して来たのは、

 

「黒歌!?」

「母さん!?」

 

戦兎と黒兎の声が重なる中、黒歌はディザスターを見て、

 

「時空まで超えるとはね。お陰で追いつくのに時間がかかったわ」

「これはこれは。まさか黒歌まで来るとは」

 

そうディザスターがいった瞬間、黒歌が掌から気弾を放ち爆発。

 

ディザスターは舞い上がった粉塵を腕で振り払うと、

 

「おいおい。随分と遠慮がないな」

「私がアンタに手加減でもすると思うわけ?」

 

黒歌は全身から憎悪のオーラを放ち、ディザスターを睨み付ける。

 

「アンタは絶対に許さない。その顔を……その力を使うアンタをっ!」

 

黒歌の言葉を聞き、ディザスターはゲラゲラ笑う。

 

「とはいえ、お前がここに来たということは、他の連中も追々来るか。ならいいだろう。個別に相手をするのも面倒だ。日を改め、全員が揃ったらまた来てやるよ」

 

ディザスターはそう言うと、空間を歪ませ、姿を消してした。

 

「くそ!」

 

黒兎は悪態を吐きながら変身を解除。すると黒歌が来て、

 

「このアホ息子!」

「いってぇ!」

 

スパコーン!っと叩かれ、悲鳴をあげる黒兎。

 

「勝手に突っ走るなってあれほど言ったでしょうが!」

「だ、だけどさ!」

 

だけども何も無い!と怒られ、黒兎はそっぽを見る。

 

「あと戦音も!」

「そんな怒んないでよ黒歌おばさん」

 

お姉さん!っと戦音も黒歌に叩かれた。

 

「えぇと、お前は未来の黒歌なのか?」

 

戦兎は恐る恐る黒歌に声を掛けると、

 

「えぇそうよ」

 

すると未来の黒歌は戦兎に微笑みかけてきた。

 

「良かった。元気そうで」

「?」

 

黒歌の言葉に、思わず首を傾げつつ、

 

「そうだ。アイツは一体」

 

そこまで言った所で、視線を感じた戦兎はそちらを見る。

 

振り返った所には、腰まで伸ばした真っ白な髪を揺らし、興味津々といった感じで見てくる少女。

 

「えぇと、戦音だっけ?」

「そうだよ。お父さん」

 

そう言って見てくる戦音に、戦兎は気まずくなりつつも、

 

「な、なんかあった?」

「ううん。お父さんの顔見るの初めてだから」

「初めて?」

「だって物心ついた頃にはお父さん死んじゃったから記憶にあるの写真のだけなんだよねぇ」

 

あっけらかんと笑う戦音。それを聞いた戦兎はそうだと言い、

 

「そうだよ。アイツは俺が死んだって言った。未来では何があったんだ!?」

「どうしたもこうしたもねぇよ。桐生戦兎は死んだ。それだけだ」

 

そういったのは、黒髪を短くした、切れ目の青年。戦兎に良く似た容姿の黒兎だ。

 

「ほ、ほんとに俺は死んだのか?」

「あぁ」

 

冷たい空気を纏う黒兎に、戦兎は思わず黒歌を見て、

 

「えぇと、反抗期?」

 

その問いかけの言葉に、黒兎はこっちを見ると、近寄ってきた。

 

鋭い猫目で覗き込んでくると中々の迫力だ。

 

「反抗期なんかじゃねぇ。教えてやるよ。桐生戦兎はな、最低最悪のクソ親父だ!だから俺はアンタを、桐生戦兎を父親だと思ってねぇだけだ!」




桐生黒兎(18歳)

身長190cm
体重75kg

仮面ライダーフューチャーラビットに変身して戦う、戦兎と黒歌の間に生まれた息子。

細身の高身長で、戦兎より大きい。

切れ目の猫目は黒歌譲りだが、それ以外は戦兎に良くにている。

内面も戦兎によく似ており、困った人を見捨てない。力は誰かを守るために使うもの等を信条に戦っている。だが戦兎と同じ事を言ってると言うと、不機嫌になるとか。

更に戦兎のことを最低最悪のクソ親父と呼び、深い溝がある模様。

猫魈の血よりも、悪魔としての側面を濃く受け継いでおり、魔力の行使も得意。

ただ戦兎と違い、文系タイプで体を動かすほうが性に合っているタイプだったりする。


仮面ライダーフューチャーラビット

パンチ力60t
キック力80t
ジャンプ力 ひと跳び110m
走力 100mを0.2秒

黒兎がフューチャービルドドライバーにフューチャーラビットフルボトルを装填して変身する姿。

見た目は戦兎のラビットラビットフォームに似ているが、スペックは大幅に向上している。

基本的は高速移動で敵を翻弄し、ドリルクラッシャーで攻撃を行う。

他にも生物系のフルボトルをベルトに挿すことで、それに由来する能力や武器を使用可能。

必殺技はベルトのレバーを回して発動する、【フューチャーラビットフィニッシュ】



桐生戦音(15歳)

身長160cm
体重ヒミツ

仮面ライダーフューチャータンクに変身して戦う、戦兎と小猫の間に生まれた娘。

小猫と違い明かるくハツラツとした性格で、見た目が小猫に似ている事から余計に周りを驚かせることも。

15歳の現時点で、既に同じ年の母親である小猫よりも発育が良く、それが密かな自慢。

戦兎のことは写真でしか知らず、物心が付く前に死んでしまっている。

黒兎より年下だが、黒兎のことを呼び捨てするなど、結構自由人気質で、猫魈の血を黒兎より濃く受け継いでいる。

だが誰かのために戦う等、戦兎から受け継いた正義の心は、彼女にも引き継がれている。


仮面ライダーフューチャータンク

パンチ力 82t
キック力 98t
ジャンプ力 ひと跳び75m
走力 100mを1秒

戦音がフューチャービルドドライバーにフューチャータンクフルボトルを装填して変身する姿。

見た目は戦兎のタンクタンクフォームに似ているが、スペックは大きく上回っている。

機動力は黒兎のフューチャーラビットに劣るが、パワーでは上回っている。

しかし、本人の気質なのか近接戦よりドリルクラッシャーによる中距離戦がメイン。

無機物系のボトルを装填することで、それに由来する武器や能力を使用可能。

必殺技は、レバーを回して発動する【フューチャータンクフィニッシュ】


桐生戦兎?

現代の戦兎より少し大人びいる事以外は、戦兎によく似た姿をしている謎の男。

ビルドドライバーを使えるなどから、ハザードレベルも持ち合わせている。

しかし、自身を世界を破壊する者と称し、戦兎達に襲い掛かるなど、明確は悪意に加え、黒兎や戦音、更に未来の黒歌からも憎まれている。

仮面ライダーディザスター

パンチ力 125t
キック力 150t
ジャンプ力 ひと跳び200m
走力 100mを0.05秒

桐生戦兎に似た男がビルドドライバーとハザードトリガーに、黒いジーニアスボトルで変身する姿。

スペックが高く、更にジーニアス由来の能力も使用可能。更に、ビルドの変身形態を分身として召喚し、戦わせることも可能。但し、召喚中はその形態由来の力は使えないらしい。

ジーニアスボトルの封印機能も持っている。

必殺技は、レバーを回して放つ【ディザスターフィニッシュ】
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。