ハイスクールD×D Be The One   作:ユウジン

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前回までのハイスクールD×D Be The Oneは……

龍誠「戦兎の命を懸けた秘策により、俺は兵藤 一誠から解放されるものの、今度は戦兎が兵藤 一誠取り込まれる事態に!」
ヴァーリ「つうかアイツどんどん新フォーム出やがるな……」
匙「だよな!俺達未だに初期フォームだぜ!?」
龍誠「んまぁお前たちの場合出ても番外編でとかそうなるんじゃね?」
ヴァーリ&匙『ふざけんなー!認めねーぞ!』
龍誠「つうわけでそんな感じの97話スタートだ!」


十四章 進路指導ウィザード
フェーズ3


「仮面ライダーエボル。フェーズ3。完了」

「嘘だろ……」

 

ヴァーリが呟く間に、一誠は新たな姿である、仮面ライダーエボル・ラビットフォームへと変身。しかしサイラオーグが、

 

「とにかくやるしかあるまい」

「ですね!」

 

サイラオーグが走りだし、フウとライが続く。だが、

 

「なっ!?」

 

突如二人の前から姿を消し、一瞬で後ろに回り込むと、二人を吹き飛ばす。

 

「は、速い!?」

 

後ろの方で驚愕したリアスの前に、また一誠は現れると、

 

「部長!」

 

佑斗とゼノヴィアを筆頭に、ソーナの眷属のナイトが一気に飛びかかるが、

 

『なっ!?』

 

一瞬で移動され、全員を瞬き程の瞬間で、全員を返り討ちにした。

 

「はぁ!」

「おらぁ!」

 

そこに匙とヴァーリがツインブレイカーで二人に襲いかかるが、一誠はドリルクラッシャーを取り出し受けると、軽々と押し返してドリルクラッシャーで二人纏めて斬る。

 

「くそっ!」

 

龍誠は拳を叩いて、一誠の元に行こうとするが、

 

「龍誠さん!」

「ん?」

 

アーシアが、龍誠にビルドドライバーとクローズマグマナックルに、クローズマグマフルボトルを投げて渡す。

 

「サンキュー!アーシア!」

 

龍誠はそう言ってビルドドライバーを装着すると、クローズマグマナックルにフルボトルを挿す。だが、

 

「あれ?何にも鳴らねぇぞ?」

 

前に聞いた音声は鳴らず、何度か挿し直したり叩いてみたが、特に変化はない。

 

「おっかしいな……」

 

首を捻りつつも、龍誠はクローズマグマナックルをビルドドライバーに挿し、レバーを回す。

 

「あ、あれ?」

 

だが何度レバーを回しても、変身が出来ず龍誠だけではなく、周りの皆もどう言うことかと困惑する。

 

「当然だ。お前がハザードレベルを得て、仮面ライダーに変身できたのは、赤龍帝・ドライグの因子を持っていたためだ。だがその因子は全て俺に返して貰った。つまり今のお前は、ハザードレベルを持たず、仮面ライダーに変身できないただの悪魔って訳だ」

「だったらこの拳があんだよ!」

 

龍誠はそう言って素手で一誠に襲いかかるが、龍誠の拳をキャッチして腕を捻り上げ、

 

「ばぁか。仮面ライダーに変身できないお前なんぞ、足手まとい以外の何者でもないんだよ!」

「がはっ!」

 

龍誠に回し蹴りを入れて吹き飛ばすと、デュランダルとドリルクラッシャーを出して、一度ドリルクラッシャーを地面に刺してから、空いた方の手でレバーを回す。

 

《Ready Go!エボルテックフィニッシュ!チャオ!》

「はぁ!」

 

そしてドリルクラッシャーを持ち直し、デュランダルとドリルクラッシャーの二刀流になると、高めたエネルギーを刀身に纏わせて撃ち出す。

 

『っ!』

 

辺りを衝撃と爆発が襲い、砂塵が舞い上がり、一誠の視界も塞いだ。次の瞬間!

 

「ん?」

《スクラップブレイク!》

《スクラップフィニッシュ!》

《クラックアップフィニッシュ!》

『はぁあああああああ!』

 

匙とヴァーリ、そしてサイラオーグのトリプルキックが一誠に炸裂。

 

「ぐっ!」

『おぉおおおおおおお!』

 

三人は力を合わせ、少しずつ押し込もうとするものの、片手で三人の攻撃を抑えながらレバーを回し、

 

《Ready Go!エボルテックフィニッシュ!チャオ!》

 

三人を少し押し返して隙を作ると同時に、回し蹴りで纏めて吹き飛ばした。

 

『がはっ!』

 

吹き飛ばされ、変身が解除された三人は地面を転がり、そのまま倒れて意識を失ってしまう。

 

他の皆も地面に倒れ、何人かは意識を保っているようだが、全員立ち上がれ無いほどのダメージを受けていた。

 

「かえせ……」

「ん?」

 

突然足を掴まれ、一誠は足元を見ると、そこには小猫が這ったまま一誠の足を掴んでいる。

 

「せんぱいを……かえせ」

「ふん」

 

一誠は足を振って小猫の拘束から逃れると、強烈な踏みつけで小猫の意識を奪った。

 

「そうだな。折角戦兎が頑張って、俺の邪魔をしてくれたんだ。ここでお前たちを消してもいいが、このままよりアイツの居場所も何もかも全て破壊してやるよ」

 

それじゃチャオ。そう言い残し、一誠は姿を消して行く。

 

「くそ……仮面ライダーに変身さえできれば」

 

それを遠くで見つめながら、龍誠は悔しげに歯を噛み締めるのだった。

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