狂った黒い月と私   作:(´・ω・)

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プレイヤーチートクーデター工作


第7話 横須賀大演習弍

無数の火砲は火を吹き

空には鋼鉄の鳥が空を覆うように飛び回り

水面下では大物を仕留めようと狩人が目を光らせる

 

練度、艤装にそれほどの差はない。

だがな

独「実戦経験の差が大きすぎるんだ」

 

命中率、回避率そんなもの、性能で変えれるものではない。

純粋に場数を踏めば自然と備わるものだ。

 

ソ「うわぁ、酷い性能差が無いから戦い方をまだ基礎しか知らない二軍三軍は秒でとけてやがる」

響「あれが....」

独「まあ、加賀さんも最強じゃあない、広範囲攻撃でもすれば一発は当たるさ」

 

ソ「三式弾ないとだめなのか」

独「しるか」

金剛「あれだけ戦いながら私たちの方にもたまに目線をあわせてくるだけの実力ネ」

独「金剛、あんましゃべんな矢飛んできたぞ」

金剛「デスガ、提督のハートをつか「その前にあなたのハートを物理的に掴みましょうか?」ひえっ」

独「しゃべったぞこいつ」

 

しゃべったぞこいつ

遠隔操作かよ

 

ちび「私がその気になればダイアーさんなんて事もできるんですよ、虎穴云々言いますが相手が虎程度だと思わないでほしいです他二人が居ない現状ですから監視できるだけですから」

 

まだこんなのが二人いるのか

やったぜ

 

独「二人もいるのね」

ソ「あっ察し」

響「こんなのがあと二人もいたら内ゲバで壊滅させる以外に勝てる気がしないよ」

ソ「そいつ無駄に統率あるから内ゲバ無理やで、簡単に言えば内ゲバが絶対に起こらない円卓だぞ」

金剛「( ・ω・)attackは二人を呼んでからにするネー」

 

俺、そういうの興味ないんだけどなぁ

戦争したい

 

独「雑談してたらもう、終わりかけかよ.....で、何のようだ、憲兵」

ソ「あ、居たのね」

独「バッカお前、十分前くらいからいたぞ」

 

憲兵「実はあなたに会いたがってる人物がいて」

独「......」

 

なるほどねぇ、大方内乱おこすからこっち側につけ、か

なんか不穏なやつらがいるから注意しろの二択だな。

 

ソ「..フッ」

独「(笑うなよ)...あぁ、ついていくよ」

憲兵「どうも」

 

ちび「....」モゾモゾ

 

憲兵の後ろをついていった先はビンゴ

 

「横須賀鎮守府 提督室」

執務室じゃなくて個室かよ

 

憲兵「大将殿はいつでもはいっていいと」

おぉこわこわ

 

独「失礼します」

 

ドアをノックしてから入る。

そこにいたのはまぁ、私腹を肥やして肥えた豚でなければ、歴戦の老兵でもない。

若いが瞳の奥にはとんでもない野心を持った男だ。

 

横須賀「どうも、少将殿気軽にお座りください」

 

おいおいおい、周辺に艦娘忍ばせてるやつの言うこと

 

独「.....殺意高いですね」

 

横須賀「あらら、バレましたか」

 

独「この刺すような視線はよく知っていますから....」

 

横須賀「わかりました、皆もういいですよ」

 

彼が椅子に座ると部屋に満ちていた気配もすべて無くなった。

こっからが本番

 

独「あまり話は好きじゃないんだ、本題をだしてくれ」

 

横須賀「じゃあ、あなたは今この国をどう思っていますか?「守りたい」ですか、「変えたい」ですか?」

 

なーるほど、この雰囲気からしてか

 

独「今のこの国に守るべき価値なんてありはしませんよ」

横須賀「なぜです?」

独「今、国の内部では停戦、和平を望むやつらしかいないじゃありませんか、前線にいる私からすればねぇ、あいつらに交渉は不可能ですよ、ならば、国をいや、主導者を変えなければ進みはしません」

 

どうだ..戦争か共闘か

 

横須賀「......迎えましょう同士」

独「これはどうも」

横須賀「これはちょっとしたものです」

独「....中将進級とミッドウェー攻略作戦計画書ですか.....」

横須賀「えぇ、実はあなたの場合、艦隊の総合的強さからしても大将でもいいのですが、大将は人数制限がありまして、この内乱後空いた大将十人の席にあなたを迎えます」

独「.....前線から下げないのであればこの階級は貰いましょう」

横須賀「困りましたね、実力はあるので上の階級に立ってくれれば前線にも安心感がありますのに」

独「前線に立って指揮する方針では」

横須賀「失ったときのダメージがでかいので遠慮します」

独「....」

横須賀「.....はっ」

独「?」

横須賀「じゃあ、前線も一歩手前辺りの鎮守府に置いて、前線の総司令になって貰いましょう」

独「なるほど、それはいいですね」

横須賀「では、お受け取りください」

独「どうもありがとうございました、それでは」

 

敬礼の後部屋を出る。

 

流れてきたなぁ。

 

 

横須賀要塞

 

まーだ、日が昇ってるよ

永遠の夜なんてないか

 

独「作戦計画書からして反乱をおこすのは横須賀を中心に呉、舞鶴、佐世保、大湊の五大府に中将でも三十、少将五十、それ以下ですら結構な数いる上に迷ってるであろうやつらが此方につけばまあ勝利は固いな」

 

問題はこちらからどれだけあちらに移られるか。

正直どっちにも国民からすれば正義はない。

別にあいつらに土下座してウランをもらうって手も無くはない。

 

と、ゆうかこれ、前線に中小の鎮守府の艦娘だけおいて盾にした後に本隊ぶつける布陣かよ。

 

くー「なーに見てるんですか?」

白「ん、あぁ、これか、大本営発のミッドウェー計画.....おいこら」

くー「うわ、これめんどくさいことになりますね」

白「このままいけば第一軍とこっちとあっちで三つ巴だな、今すぐ計画は廃止、終結後にやるように変えた方がいい、それとな、いつになるか知らんがそのうち国が割れるから艦隊を日本海辺りかウラジオストクに残しておくといい、内戦から少ししたら真っ直ぐ日本上陸すればいいよ.....あと」

くー「じゃあ、これを利用して双方の戦力を削りましょう」

白「.....クッソ」

くー「ってことで、開始日は数週間後と急かしますねぇ、周辺鎮守府の制圧はほっときましょう」

白「あーはいはい、帰ったら行こうな、だから早く帰れ」

くー「はーい」

 

ったく、油断できないなんて久しぶりだな。

 

独「なぁ、英雄気取りの狂人」

 

ただ草がなって彼は消えた。

なんだよ、しょうもない

 

さてと、ぷにぷにしましょう




次回予告じゃ!

の前におまけぇ


ゲーム開始初期
「母船重視」

パン「さてと、NF確認しよ」
独「せやな」
米「先に研究枠やっとこ」
ソ「お、響改装計画あった、これで加賀に勝てる」
伊「うっは」
日「どった」
伊「閣下wwのNFwwにwwさぁ」
英「笑わずにいえ....とりま、ロイヤルネイビー計画にでもしとこ」
伊「いやぁ、なに、閣下の固有NFにさ、ゼーレとかワルキューレがあったのは可愛いげがあったんだけどさ、そこから少しスクロールすると大艦巨砲主義と空母注力があってそのしたに母船重視とかいうのがあったんだよww」
ソ「閣下エイリアン説」
英「まじであったwwてか母船重視のしたに疑似超兵器計画とEX計画ってwwこのNFルートシュテ公やんけw」
独「なんか地味に研究枠増えるやつあるし、消費資源減少ボーナスあるんか、あとスタちゃん大粛清あるのね、てかその下にトロツキー絶許計画なんてもんあるしw」
米「あ、マンハッタン計画あるのね俺」


次回予告

全裸で鎖でsmさ
だけどやるのは真面目な交渉
されど地雷もたくさんある

次回七帝これくしょんリターンズ
第8話 横須賀大演習参
次回もよろしくぅ

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