狂った黒い月と私   作:(´・ω・)

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たまには本気だすか


作画


第22話 轟砲よ全てを砕け

諸君、ちょっとしたお話をしよう

 

といってもそれほど難しくはない

ただの口径と砲のお話だ

 

 

列車砲ドーラといえばどうだろう

 

というよりもだ

同じ口径の銃や砲でも長さや弾そのものが違えば火力は大きく変わるものだ。

 

実際うちの戦艦クラスは全員80cm砲を採用している。

そう、「80cm砲」まだ口径は言ってない

 

何が言いたいか?本題言え?

馬鹿らしい

もうわかってるだろ

 

悲しいかな、軍艦にそれそのものはつけれないんだ

そう、軍艦そのものには

 

 

「接続開始....全ロック解除」

「砲弾装填」

「照準捕捉、全安全装置解除」

 

 

誰も、「本物の列車砲」を持ってくるとは思わなかったろうな。

敵も味方も

 

 

独「...重いな...小型化してもこれか...」

空「まさかアメリカ本土にまだこんな粗大ゴミがあるなんて思いませんでしたよ」

 

お互い面白半分本気半分の話し合い

こんなものがよく残っていた

 

過去のロマン砲は今や人類救済の可能性を出す砲になったか

実に不思議だ

こいつを撃てば反動で全身吹っ飛ぶ可能性まであるのに全然恐怖がない

むしろ喜びの感情がわいてくる。

 

白銀の砲身

黒を主体とした土台

そして鉄十字の印

 

素晴らしい

 

 

独「まぁ、すまんな、こんな無理難題言って」

空「いいですよ、これぐらい持ってこないと無理ですし」

独「......素直じゃないな」

 

坦々とだが悠々と

砲弾を最終装填し発射形態に移行する

 

照準はもちろん決まっている

敵は1つ

 

独「敵超巨大戦艦....誤差零...」

 

ロックを始めると同時に全装置を解除、ただ、矢を放つのみ

 

空「これが力...ですか」

独「ふんっ....そんなこと知るか...天よ我に道を開けよ」

 

引き金を引く

直後轟音とともに衝撃波で周辺が揺れる。

 

放たれた砲弾はただ、一寸の揺れもなく

敵の胴体に直撃し、砕けた

 

敵の奥の手を一撃で沈める

これを越える快感があるだろうか

 

圧倒的な強さ

圧倒的な力

圧倒的な狂気

 

素晴らしいなんてものじゃない

 

独「最高だ.....」

そうだなぁ

 

空「....両腕吹き飛んで言えることですか」

白「......たちゅけて、腕飛んで足が熱で焼けて内蔵が衝撃でぐちゃぐちゃになった」

空「こんなラスボスがいてたまらない」

白「( ・ω・)」

空「はぁ、まぁこれで戦力比は五分五分五分ですし...望みどうりの三つ巴ですね」

白「とりあえずこっから三年はあのあほどもの行動を見ながらのんびりマウマウ改造したり艤装改良を繰り返すだけだろうなぁ.....そうだ、そっちは工場とか艤装どう」

空「とりあえず帰りましょ....みんな心配していますよ...」

白「......」

 

抜けない....いや、動けない

補助が壊れてるのか外れない

 

白「へるぷみー」

空「....これがあのいかにもラスボスって感じの人ですか」

白「( っ・ω・)っへるぷみー」

空「はいはい、ちょっと待ってください」

 

 

一時間後

 

 

どうしてこうなった

どうしてこうなった

どうしてこうなった

 

あ、大事なことなので三回言いました

どうしてこうなった

 

ベットに張り付けって....

 

独「.......流石に安静にしておこ....」

 

動こうかと思ったけどまだ足も内蔵も腕も再生しきってないどころかなぜか要塞ぼろぼろだった

 

独「....敵はいなくなったけどさ、本気でやる必要ないじゃん....許可したのわしだけどさ....自宅でガチ喧嘩して自宅半壊はないよ.....」

空「....まぁ、総統さんが居ないからただのコンクリや木でできた海上要塞ですしね」

独「....とりあえず腕だな、次の手を考えないと」

空「と言っても、三日は寝たきりですね..首から下が悲惨すぎです」

独「いやぁ、まさか一発ぶっぱなしただけで内蔵ぐちゃぐちゃ全身やけど、足に関してはもう切り落とした方がいい状態とはなぁ.....おかげで現状肉だるまだよ」

空「反省の色も感じませんね」

独「戦争したい」(^ω^)

空「敵はいません、部下は内戦してますよ」

独「戦争....したいなぁ」

空「....無理ですよ」

独「いいから敵探してこい、すぐにでもころしたくてしゃあない」

空「....いい加減他者を傷付ける以外の娯楽見つけません?」

独「ケチ、一航戦、かわいいよ」

空「どっちですか」

独「.....さぁ.....少し寝よ」

 

 

(´・ω・)

 

???

 

 

なんだここ

川?

 

独「....おっかしいなぁ少し寝てたら死んでたのか」

 

まぁ、あいつらしっかりしてるし、大丈夫か

 

 

....ん

......ん

 

動かん

いや何で、なんで動かん

 

独「...いや、これ重いだけか」

 

足のおもりをはずし少しずつ川に向かう

川辺に一枚の看板があった

 

独「?」

 

看板をとりあえず確認する

 

 

 

↑アズレン  ↓艦これ   →異世界   ←無

 

 

なに...これ

 

......え

 

独「とりあえず電話....まぁ圏外だよなぁ」

なんかの罠か

というよりどれもこれもなんか意思を感じる

 

正直なところ

 

この川の向こうはアズレンが待ってる

最高だと思う

 

なぜかって?

少なくともやり方さえ気を付ければ好感度は上がらず

戦争はしほうだい

無駄に人の心に土足で踏みいって来る奴はきっといない

その上止めるやつがいないどころかついてきてくれる可能性もある

 

職場としては結構良好そう

 

 

 

なんだけどなぁ

→はなんか別作品で何度もひどい目見るし

←はなんか探求心そそっちゃうなぁ

 

 

独「....今ここであのめんどくさい奴等を捨てるのは簡単だ、どうせあそこもう勝ち確でまず戦争はないしな」

 

でもなぁ

でもなぁ

 

まだ、終わっちゃいねえのがなぁ

 

まずどこにいこうが人の上にたつのが嫌な時点でどれも無理か

 

独「しゃあないか、もう一度賭けよう」

 

 

 

鎮守府

 

 

盗み聞きは感心しないなぁ

 

独「はっ( ・`ω・´)知ってる天井だ」

空「....あ、ついさっき面白いことになりましたよ」

独「どったの」

空「なんかインドネシア辺りが日本に併合されました」

独「そうなの」

 

 

は?

 

独「併合?詳細知ってる?加賀さん」

「.....( ・ω・)」

独「あ、放置して遊ばせればよかったな」

加賀「....はい、実は提督が寝てから約一時間後、横須賀派が日本製府を掌握というより乗っとりして、軍部主体の日本国にした後急に周辺諸国に領土要求」

独「ちょいまち、あいつら国乗っ取って直後に侵略したの?」

加賀「そうなりますね、当然ロシアや中国は拒否、まぁ、現在は艦娘使って周辺を破壊しまくってますね」

独「こりゃひでえ、で?国内では徴兵制度でも」

加賀「出来ました☆」

独「いぇーい☆.....じゃねえよ、深海棲艦どうした」

加賀「あの糞空母どもは提督が前線海域の総司令になることと鎮守府から艦娘や提督の引っ越しで手引きですね、的どもは継続して戦闘」

独「....うわー、あいつ俺に裏切れ言う気だ、事情知ってるとすげえ酷いことに、つまりなんだ、この太平洋の最前線部分はここ以外もぬけの殻にしただけで不可侵か」

加賀「最前線全域と施設と提督を無償ゲットですね」

独「今頃あの馬鹿どもは前線の本当の広さを知らずに戦力を少し奥に引いてるんだろうな」

加賀「まぁ、なにも知らない目線から見ると太平洋のごく一部ですからね前線....実際は北極から南極まで広いのですが」

独「誰も極地までびっしり部隊敷ける戦力あるとは思わんよ、てかなんだ、前線全部ってことはたしか大型のレーダー施設とかも全部か」

加賀「はい、一部引っ越しされたぐらいで残りは」

独「はぁ、こうなるならあの馬鹿に従っとけばよかった、あいつらきっと俺がこの情報知らずに全力であいつらと潰し合うと思ってるよ」

加賀「まぁ、提督がもし急にあっちにつけば戦力差逆転しますし、なら敵に釘付けにしておけば後方の憂いはなく、前方に意識を集中できますしね」

独「戦線が減るから戦力回せるし、いざとなっても防衛線を下げたからなにかとカバーがきく、資源はまぁパクればいいしな」

加賀「それと、実はジェット機の開発が」

独「まぁ、もう咎める憲兵も居ないしな、全力でできるだろうな」

加賀「それと、日本にいた米軍の一部がここに隠れたいと」

独「沈めろ」

加賀「....」

独「場所はミッドウェー近海のあの馬鹿のところだ」

加賀「わかりました」

 

 

そういうとすぐ行動するため部屋を出ていった。

はじめから予想していた癖に

 

独「擬態うまいなぁ加賀さん、なぁそう思うでしょ戦艦棲姫....おたくの粗大ゴミを粗大ゴミにしたのは謝らんぞ、あくまで貴様らには互角で殴りあってほしいのだから、それと流行ってんのかその忍者ごっこ」

戦「相変わらず切れる男よ」

 

.....撤回

コスプレ忍者ごっこだ

 

独「けっ....随分な格好なこと」

戦「....やはり無理か....あの馬鹿の言うとおり欲がないな」

独「人間の三大欲求なんざ昔の薪にした、今はそれっぽいのを演じるだけだ」

戦「....もう、わかるよな」

独「無理するな、俺はお前を今は敵と見ていないし、お前も勝てないのを確信している」

戦「....そうか、ひとまず帰りは保証されたか」

独「.....堅苦しいのは嫌いではない、案外、お前みたいな堅物と組んでる方が楽しかったかもな」

戦「少なくとも、発展をみたいお前では私とは組めなかろう」

独「あぁ、その件もういいよ、飽きた、人類が滅ぼうが勝とうが興味ない、最後は俺が一人一人殺って終わり」

戦「これはまたずいぶん大きく」

独「....いい加減本題に移れ」

戦「.....」

 

突如空気が軽くなり、違和感も消える

 

戦「あの馬鹿を止めてくれ死んじゃう」

独「は?」

戦「....実はな」

 

 

 

 

クリスマス

 

 

戦「....アメリカにようやく上陸か....」

ル「?....!?!?」ゆさゆさ

戦「なんだ?.....え」

 

ドカーン

ツウシンイソゲー

ナンダアレー

ナンノヒカリィ

カクダーカクダー

 

ドカーン

 

戦「えっちょ、あの爆発」

中「( 」゚Д゚)」オーイ!」

戦「うえっ」

 

チョドーン(AA略)

 

独「........」

戦「おかげで先行部隊含め壊滅」

独「へぇ、で」

戦「その後貴様が渡した戦車が知っての通り」

独「....」

戦「更に周辺海域全部マウスで轢かれ今となっちゃ欧州だけよ」

独「....そう、じゃあ苦しんで逝ってね」

戦「問題はそれ以降よ」

独「?」

戦「貴様の狂った願望は知っている、だがあのポンコツ何をしてると思う」

 

.....あっ

 

独「あぁ」

戦「約束ガン無視でこっち来てる....てゆーか現状私たちと欧州連合が共同で殴ってる」

独「.....」

戦「まぁ、話のわからないやつらは潰したが....な」

独「それもわしがスクラップにしたからピンチと」

戦「そういうことだ、もしここで止めなければ敵が消えるぞ、あの屑私たちの大元まで殺して本気で終戦に向けている」

独「....それは困る、わしはお前ら三者が恨みあって殺しあって最後に生き残ったやつを潰したいのにそれを止められるのは困る」

戦「よかった....」

独「話はつける、だがなぜあの能天気が」

戦「....私は知らないが、貴様が強すぎるのが問題なのだろう」

独「かもな」

戦「随分わかったような言いぶりだ」

独「どっかで止まってほしいんだろうな...」

戦「わかっていてそれか」

独「なんか変な気分になる、もう帰ってくれ....」

戦「.....これは「私」として言っておく、あなたは一度堕ちるべきだ....だが、聞きはしないか」

独「....長門、もう張らなくていい、客人を返してやってくれ....」

 

そう言うと彼女はもうなにも言わず部屋を出る。

ここまでは読んでなかった

 

一度堕ちるべき

 

確かに一度世界の見方を変えればいいかもしれない

世界の敵だ味方だ下らない

 

戦争ではなく、命の取り合いに興奮している....

わかってるさ、結局ほしいのはスリル

そうやって騙している自分をさ

 

 

無理だな




次回予告


そういえばもう二月も終わりか
一心不乱の大戦争を
終わることのない戦争を

世界に光はない
あるのは感情だけさ
正義だけさ
狂気だけさ

次回七これ 月下美人

その時、答えを得る
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