なんもねえや
静かだ
これでいいのだよ
あいつらも
あの馬鹿も居ない
たった一人の世界
たった一人の戦場
歓迎しよう丁重に
祝福しよう残虐に
人の願望
人の意思
人の決意
それは美しく醜いものだ
故に美味である
この手で掬えるぐらい少ない人を....
いや、今は誰も望んじゃいないか
じゃあやめだ
全力で潰す
相手は所詮有象無象の蟲
なにもかわらん
だから潰す
背中に刃物はない
ならあとは全力でぶん殴るだけだ
取り敢えず頭の中を全部右ストレートでぶん殴るって統一すればいいか
この要塞も結局は今の1手ではなく詰めの1手なんだよな
俺の考えはいずれ別の俺が気付くさ
まったく顔も知らない数年先の赤子かもしれない
生に絶望した若者かもしれない
なんなら、今を生きている身近な奴等かもしれない
結局演じているだけだ
くだらないものだ
何もないから何かを演じるなんて....それもその役がずいぶんとまぁ
もうあの日々ほど殺意を抱くことも
狂ったような思考回路になることもない
人としての俺が死んでいま生きているのは脱け殻
いや、脱皮した蛇か?
違うな
わからないから取り敢えずなんでもかんでも咥えてしまう赤子と一緒だ
答えなぞあるものか
ないから演じている
なのに答えを探す愚かな男よ
あぁ、もうやだやだ、今から殺し合いを始めるんだ
なにも考えずただその殺している感覚に酔い
泣き叫ぶ蟲共の悲鳴を嗤い
ただ殺そう
別にいいか
「行ってきます」
まぁ、誰も聞いちゃいないか
....嬉しいのかな?
守る人がいないから
なんの心配もなく
.....か
完全な世捨て人にはなれんな
可能性ってほんといいよね
「....俺に扱えるだろうか」
それにしても殺人的な加速だなぁ
飛行だけで内蔵がぐっちゃぐちゃだぜ
「・・・・・ーーーっ」
?
「そ・・・・・・・・い」
通信か
「そこのひこ・・・・・」
煩いんだよ
海面まで残り20メートル
数は艦娘140 護衛艦30
三分だ
みっけ
仏「可能性のない人間だけさ」
独「....」カチッ
じゃあね加賀さん
止めるのが遅かっただけさ
「.....一つ」
2つ3つ4つ
弾幕も遅いな
いや、この艤装が修正が追い付かない速度で動いてるだけか
ただビームバズーカを艦橋に叩き込むだけ
簡単なことさ
何故思考回路を回している
敵は倒した
なぜだ
いや、まだ生きている
でなければこの感触はなんだ
....こいつでしまいだ
仏「....ずいぶんと派手なご登場で、こちらッ....ぶねぇ、海底からロケットって....まぁいいよ、で?こっちはもあっちももうたった三分で吹き飛んだのだが?ほーんと二時間の死闘が無意味になった」
独「....じゃあここで貴様も死んでくれ」
仏「どうどう...次食らったら即死だって」
独「....はぁ」
独「悪いな、無理言って」
仏「いいって」
独「.....」
じゃ、終わろっか
仏「!?」
バズーカの引き金を引き
三発で動きを制限し
本命を刺す
決まった
この一秒
全てで決まるんだ
独「フッ」
あぁ、終わったな
....ん?
何故あったていない?
なぜ俺は
....視界が赤いな
なんだ血か
ちょっと無意識になりすぎたか?
もう少し回りを見るべきだったな
それよりも誰だ
完全に見えなかった
いや、違うな
見えなくて当然か
「最悪だよ、まーたおまえかずいずい」
仏「あっぶねぇ...加賀さんが来てくれなきゃ瑞鶴も間に合わずに詰んでたよほんと....」
....ひでぇもんだ
いや、嬉しい誤算か
なるほど、そうきたか
ソ「あ~あ~、そこのリアルチーター今すぐ戦闘ぎゃあああ」
うっせえ
「...ちっエネルギー切れだよ」
仏「....ワイヤーを巻いて言う言葉ではないな....それにあいつらやっぱバカだわ、いや、無理だ、保護者とか無理、オメーがどうにかしろ」
「....あいつらぁ....誰が裏で頭下げてまでやったと思ってんだあの無能共!!ここは俺の戦場なんだよ、無駄に汚すんじゃねえよ亡霊風情が!!ったくもぉ」
仏「親の心子知らず...っぶね....さっきから海底から魚雷とかロケット飛んでるけどまじでやめろ」
あぁ~もうやだ
なにも考えないわけにはいかないよなぁ....
嫌なもんだよほんと
「......さてと、ならここはもう双方一時退却ってことで....おいなんだそのレコーダー」
仏「君のところの優秀な空母が作った嘘の内容」
投げんなよ...ここ海上だぞおい
とりあえずつけよ
音声「.....もし君がそれそうの対応をするというのならこちらにも方法がある、わかるな?白夜中将」
おいおいまじかよ、どこで集めた
「....馬鹿馬鹿しいこんなもので」
仏「そうだな、まぁそれは1手だ王手にはならんがまぁ詰めにはなるんだよ」(゚Д゚)ノ⌒紙
だから投げるな
「....なんだこの捏造資料」
仏「すっげえだろ、全力でお前を死なせない道具...加賀さんから全部聞いたよオメーの死が勝利条件だってよ」
「.....ははっ....最悪だよ....これじゃあ何やっても死なねえじゃねえか」
仏「まぁ、こっちでもオメーの評価は高いからさ、親族の命握られてるって嘘出せばな」
「ばっかみたい.....で?これじゃあ俺があいつを打って終わりじゃねえか」
仏「だな、少なくともこれから起こることは一つ、まずあの難攻不落の要塞に横須賀派が入る、あんだけキレておいて結局はあれだ」
「それで俺に死守でもさせてあいつらはミッドウェーの空母棲姫に泣きつくと、それも艦娘すらうっぱらって己の保身か」
仏「そゆことじゃあ閣下俺と組もう」
「死んでくれ」
仏「わふっ.....知ってたよ!そーゆーやつだって知ってたよ!」
ずい「(´・ω・)」
「....」
調子狂うなぁ
独「...お前らも結構ピンチなんだな」
仏「おっ、やるか」
まぁ、こういうのも一興よな
独「せいぜい足掻け」
そろそろ来るな
ずい「?」
独「....うちの馬鹿共が世話になったよ」ワシャワシャ
ずい「(>ω<)」
仏「....俺にもやらせろって.....あ」ワシャワシャ
痛い
いやまぁそうだよな
でも引きずることはねえよ
白「....(´・ω・)」
加賀「.....」( ・`ω・´)
白「わかったよ、死にたいのだろ、じゃあ最後まで付き合うよ....ったく」
次回予告
すれ違う思い
理解不能の針
全ては誰の掌の上?
次回七これ
人類の願望
もう、このループで決着を