狂った黒い月と私   作:(´・ω・)

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(´・ω・)


第28話人類の願望

正義は見方によって変わる

そんなことはどうでもいい

 

別に人類が滅ぼうが世界のシステムが壊れようがどうでもいい

遅かれ早かれ訪れる

 

別に虫けらどもの為に身を粉にする必要はない

救いたい人間だけを救えばいい

守りたいものだけ守ればいい

人は神になれない

だが英雄や救世主になら誰だってなれる

 

人の願望は叶えよう

それがどんなものでもさ

 

それだけの力がある

それだけの冷徹さを持っている

1のために10を切り捨てる

 

これは別に間違いじゃあな

有限の救済なら切り捨てるのは当然だろ

 

 

今も、さ

 

敵はもうすぐそこ、味方は過半数が戦闘続行すら不可能に近い艦隊

だが不思議だな、援軍なき籠城には勝利はないというらしいが今心にあるのは絶対的な勝利だ

奴等は所詮既存の戦いしかできないのだろう

 

「...嬉しい誤算はあの馬鹿どもが全ての艦娘を捨ててくれたことだな....ついてるついてる」

 

「提督」

 

おや、加賀さんだろうか

いや、違うね、招かざる御客さんだね

 

「降伏しろってかい?ねぇ、ずいずい」

「....無理とはわかっていたわ...ただ、これから始めるのは」

「愉快なものよなぁ」

 

紅茶どこだっけか

 

「所詮貴方に見えているのはただ自分を楽しませるだけの道具なのね」

独「悪いか」

「そういうところ、提督とにているわ、なんでいつもいつもそうやって....あぁ」

「勝手に納得するな、帰れ」

「ハイハイ、帰るから」

 

 

.....マジで帰っちゃたよ

これから始まるのはなんの意味もない殺し合い

分かってて帰るか...

 

さてと、ちゃんと真面目な話をしようか

 

正直この包囲網

勝てない

 

 

弾薬燃料修復材こそあれど援軍は来ないしあっちは無制限に本土から持ってくるし

士気も正直高くない

それどころか一部の艦はあっちについてるし少なくともあの捨てられた奴等はまぁ苦しいよな

 

要塞自体は無敵でもそれを運用するには色々と問題がある

敵も射程内に入ってくるほど馬鹿じゃあねえ

入れば即ガトリング砲で蜂の巣だ

 

初見殺しの兵器も一度で終わり

できるだけ壁に引っ付いてもらわないとな

 

兵糧攻めでもしてくれればなぁ

 

 

ん?空襲警報?

 

「....ノーダメだしいか」

 

取り敢えず計画書でも作っておかないと

まず奇襲だな

 

取り敢えず潜水艦使って海底に機雷撒き散らして一斉浮上で吹っ飛ばすか

となると陽動が重要だな

電磁パルスでも使ってレーダーとソナーをぶっ壊すか

 

そのつぎはどうしよう

....マウスだなうん

少し残ってるしマウスで轢けばいいか

 

ロケットもいいな

あれだけいると精度が雑でもあたるしな

倉庫にあったv2ロケットでも追撃用に全部使うか

 

追加艤装の数は十分だしゆっくりやるか

 

正直まだ列車砲の射程内でしかないしもっと布陣を近づけさせないと

 

もっともこんなに頭回すのは相手が悪い

あいつら絶対俺が艦娘を歩兵運用すること気付いてるよあいつらいなきゃ本陣ぶっ叩いてさっさと轢けばいいんだろうけどな

 

ほんとどうしよ

ジェットパックで空から強襲も初手が強いだけ、あの規模には意味がない

いっそ戦略爆撃機大量に飛ばすかいや、それは最後だ航空機は射程がすごく長いからな、もっと範囲ギリギリまで離れたときだな

こっちはどうやって相手を一手ずつ引かせて殴るだけ

 

ん?

そういえば今日は何月だ

 

11月

 

まじかもう冬か

冬....

 

あれ

何か普通に籠城してれば勝てそうだな

 

加賀「提督、空襲の被害です」つ白紙

独「白紙だされても(´・ω・)」

加賀「敵の損害です」つびっしり

独「...途中から46cm砲まで飛んできたのかよ...てか、結構飛んできてたな」

加賀「計画どうりですか?おかげで皆の気分も結構良くなってきました、やはり空襲を無力化出来るのは安心感が大きいようで」

独「そうなの、じゃあ地下通路の案内と地下水路の警備をお願い、まぁ、あっちからこれるとは思わないけどさ」

加賀「それと食料問題は特に問題ありません」

独「どうだったシュールだろ」

加賀「はい、まさか」

 

 

 

加賀「ビニールが爆弾を弾いていました」

 

今にも笑いそうな顔してるw

 

独「見てみたいなそれ...」

加賀「それと潜伏している夕立ちゃんからの報告です」

独「...あの子何見てたの」

加賀「来いよベネット」

独「まぁいいや、私物がとられるなんてよくあるし、で?」

加賀「補給は届いているんですがいかんせん敵が敵なのと場所の問題で全艦隊を賄えるだけの補給物資と食料が厳しくなってきたそうで」

独「まぁ、ここ太平洋のど真ん中とは言わないけど結構真ん中だしな、周辺の島は全部核で沈めたから建て直しも無理だし海上にずらっと船をおいてるだけ、正直豪華客船でも持ってきたいだろうな」

加賀「持ってきたらすぐに沈めるのを警戒してそんなもの持ってこれないようです」

独「バレてるか....まぁ、あいつらにはもう少し劣悪な環境で生きてもらうよ...艦娘もあれだけいたら収容しきれんよ」

加賀「それと攻撃許可がほしいという要請も」

独「この要塞の見学させればしない理由もわかるだろういいかそれでも来るならすぐに手は打つよ、先に要塞を見せるか艦娘で殴るかだけの違いさ」

加賀「数を減らせば各個撃破、数を揃えれば環境と補給でじり貧、一発で逆転ですね」

独「もしこれが陸や魚人ならこんなふざけた籠城はしないがな、まぁなんだ、戦いにかつってのは別に難しくねえ、ただ自分が勝てる状況を作ればいいだけだ」

加賀「提督的には世界全部がこっちに向かってくれる方が良いでしょうに」

独「ムリムリ、まだ深海棲艦を殲滅してないんだいつ背後を突かれるかわかったもんじゃねえ、だからこの戦いはあくまで元帥派と欧州連合の義勇兵と横須賀派の戦いの規模でしかない、だからそんな高望みせず取れるものを取ればいいさ、二の手三の手で叩くだけさ」

加賀「まるでナポレオンのロシア侵攻を連想させますね」

独「不毛を通り越して液体の大地だがにたようなものか」

加賀「では、私はそろそろ案内に」

独「行ってらっしゃい」

 

 

パタム

 

ドアがしまるときの音ほど寂しいものはないのかな?

まぁいいや

 

そういえばナポレオンといえば不可能は無い云々あったな

食老保存も当時はガラスの瓶だっけか

 

そう考えると面白いもんだよ

 

とはいえ、ドームとかガラス天井でも爆弾を弾くって相当シュールそう

 

まぁこんな観光旅行的な土地に育つもん何てたかが知れてるが無いよりましか

てゆーか、うちの食料ほぼ全部深海棲艦のお肉っていうこと気付いてるのかな?

これしってんのわしと加賀さんとくーちゃんだけだしないか

 

ほんと、イ級が海老っぽいから養殖しようなんてあほなことを考えたせいで酷い目に遭った、五年程度は毎食イ級のお肉を食べる事になるよ。

 

さて、計画も準備も終わったあとは根気比べだ大方今宵にでも潜入してくるだろうし先にトラップでも仕掛けさせてもらうか

 

そうだな、計画名キラークイーンだなうんそれでいこう

 

 

 

 

この厚さ10mの巨大な鉄板はこの要塞唯一の出入りもんだここのもんはわしの操作かこの門上にある歯車を回すしかない、なら簡単だ

 

「....この最後まで爆薬たっぷりの偽の歯車を置いてしまえばいい....よいしょっと....侵入用の窓も何気なく一個だけ開けておこう」

 

後は俺が開けた門から入ってくる奴を堂々と要塞内の移動式バルカン砲で蜂の巣にしておしまいさ、できれば爆薬たっぷりの艦娘人形を用意したかったけど流石に怪しまれそうでやめた

 

ただまぁ、それだけじゃあ返しません

逃げられた用にボロボロの爆薬たっぷりの艦娘人形も用意した

今日は雲が多く月光もでないからな、そうばれやしないと思うがそれはこっちもなんだよ

 

逃げれば逃げたであぼんさ

 

ま、どうなるかは神のみぞ知るか




次回予告

迫り来る恐怖
絶望に見えたときそれは降臨する

次回新世紀七帝コレクション

武器も士気もあるんだよ
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