考え時だな
「人間」は結局同じ過ちを繰り返す
「俺」は英雄でも救世主でもない
「私」は「俺」だ。
ただの脱け殻になにができる
あんな下らないものをみてなんだ
愉快ではないか
結局「人間」は「人間」だ
なら消すか?
間引くか?
面倒くさい
世界のために己を犠牲にするほど俺はできちゃいねえ
効率よくやれるなら構わないさ
そうだなぁ、ざっと十年か?
余生も満足に生きるために掛けれる時間は。
あぁ、あったではないか
人間を効率よく消すことができる世界が
ここなら平穏に暮らせる
あの糞貯めみてえなところに居なくてすむ
まぁ、今まで積み上げた成果を全部捨てるってのが条件なのが辛いがまぁまた積み重ねよう
「爆薬セット完了しました」
「・・・・敵艦隊は」
「来てはいますが間に合うはず無いですよ、あとその体勢・・・」
いいやもう限界だ
「押すね!今だ!!」カチッ
直後連鎖的に海中が爆破し小さな揺れは次第に大きく
全てが計算通りだ
昔、陰謀論だったか忘れたが津波を兵器として使える兵器があったそうな
所詮人間の創造よ
ならばこの俺がそれを形にしてやろう
今、この一瞬をもって俺はまた一歩進んだ
この瞬間はいつも清々しい気分だ
なんと言えばいいだろうか
そうだ、マラソンや短距離走の世界大会でnewrecordを出したときの感覚だ
俺は効率よく殺す
だが効率的すぎるのは勿体ない
被験者は何億といるのだ
考えろ
長すぎず殺りすぎず
手段があるから殺れるのさ
だから考えろ
次はどうするのか
よし、こうしようか
「敵の反応は?」
「どんどん日本に押し戻されています・・・・・」
回避不能の死
無駄だったな
そういえば暗いな、記憶が確かなら防壁とかもあったろうに
・・・・・いやまて
おかしいぞ
初めから防げないとわかっているくせになんだこの大量の艦隊は
あいつなら多少の想定をするはずだ
俺があいつを出し抜けた?
いいやない、津波兵器ぐらいこのぐらいの技術があると知っているならわかっているはずだ
まさかカウンターか?
もし最高のカウンターを放つなら
『なぁ、加賀さん、この馬鹿デカイライフルなんだと思う?』
『プラズマ砲・・・・ですか』
『まぁ、そうだな、日本の全発電所を使った戦略兵器とでも言おうか、まああれだ凄いビーム砲程度でいいぞ』
しまった
「あれ」だけは間に合わずに放置していた
あんな兵器あいつならすぐに何かってわかる
ならばあるのはひとつ
「どけっ!!!」
不味いな、ロックはすんでいたか
だが、これが最善だな
「総統さん!?」
日本を捨てても大将を消せれば勝利だもんなお前ら
国なんてもんは土地と人さえあればいくらでもできるしな極論
銀色の閃光
あぁ、これが走馬灯か
いや、無いね絶対にない
この俺にそんなものはない
俺は狂帝だぞ
人の願望を叶えるために
戦術的敗北はもらってやっても
戦略的勝利はやらん
だがなぁ
俺はこんなことで死ぬか
たかだか数兆アンペアだかその程度だろうが
その程度のもので
「・・・・・全装甲、正面に集中展開」
居合
一瞬であった
世界が一瞬
固まったようにも見えた
斬れた光の柱は徐々に集束しこんなちっぽけな体を焼いた
装甲でギリギリ耐えているだけでもう無理だな
疲れたよ、進もうか
俺は俺だ
力を求め、力に溺れ
それでなおもまだ
力がほしかったとはなぁ
「いてえじゃねえか・・・・・どけよ」
少しずつ海面を歩き続ける
退路は不要
託したのであればあとは進むのみ
何を考えているんだ俺は
『■・∀■)』
やめろ
やめろやめろ
やめろ死人風情が
やめてくれ
やめ
やめて
『■■■■■■■■■■■■■■■■■■』
全機関全思考回路暴走
侵食率0%
再侵食不可能
全細胞壊死
全細胞再生
全細胞壊死
全細胞再生
脚部損傷
腕部損傷
器官消滅
No.■■■■■■■
機能停止せず
脚部再生
移動開始
全装甲板融解
人ではないものを使うのは
覚悟がいることだよな
なぁ皮
「ふふ、ふはははは、ははははははは、うはははっはははっはははっは」
「・・・・嘘、でしょ」
「やったぞ、俺はまだ上に行けるまだ限界じゃあない・・・・とはいえ、このカウンターは痛いな、俺は先に退却する、後は勝手にしろ」
器官の再生航路の固定
これさえ終われば後はのんびりと戻ればいい
これは力を求めたものの末路
さぁ、第三ラウンドを本格的にするか
次回■■■話■■■■■■■■■■
■■■■は
■■■。
■■■■■■■■■■!!!!!!