だがな、数年かけたシリーズだ
最後ぐらい救いでも作ってみるか
(エヴァ並にバッド要素盛りすぎて救える気がしないwまぁ、別に人類全員生きている必要も、戦争に勝つ必要もないだけだから無理ではないか)
??? レクイエム
私は一体
なんのために戦ってきたのだろうかしら。
枠組みから外れ
同じ世界を繰り返し
何もかもを切り捨ててまで
届いた思っていた
掴めたと思っていた
それは全部
私の身勝手な妄想であった。
「お前が兵器である限り、俺はそれを使うだけの破壊者でしかない、始めっから人の感情を使う理由もないんだよ」
一体どこで間違ったのだろうか。
「・・・下らんな、これが戦争か」
どこで近づけば
「あーあ、また、死んじゃったか」
後どれだけ強ければあの人から涙を無くせたのだろう
あの絶望しかない心の中を
「あいつだってもとは人だ、まぁ、他者が望んだからって化け物になれる奴は人間かはしらんけどな」
止められなかった
殺しても
殺されても
滅ぼしても
消し去っても
あの心は・・・・いや、無い
あの人に心は無かった。
皆騙されていた
皆測りきれなかった
でもそれは仕方がない。
ただただ、人間が化け物になって、その化け物が人間の側に入り込み、無数の人間を分析し、ただ一流の役者のように人間を演じていた。
そう
ただ人間が人間を演じていた。
気づけるはずがない
ガワだけは全て人間でしかなかった。
人が人の心を演じ
人が人の思想を語り
人が人の感情を出していた。
だけど違うかった
あの人は本当に空っぽの何かだった。
あの瞳には何が写っているかわからない。
ただ、破壊を好み
殺戮を行い
正義を生み出し
人を人にするだけ。
あの人は弱者が嫌いだった。
自分が弱者であったから気に入らなかった。
なぜ気に入らなかった?
きっと大切な人のためだ。
あの人は別に本気で人類が嫌いなわけではなかった。
あるループでは一人の少年に拳銃を持たせ
あるループでは一人の男の野心を叶えさせ
あるループでは一人の凡人の心に刃を持たせた。
どれもこれも世間一般では犯罪の助長でしかなかった
それでも
これまでの行いのなかで見えたものがあった。
こうやって落ち着いて考えれるからこそわかるのだろう
あの人は「停滞」を嫌って「進化」や「覚悟」が好きな人だった。
これらも歪んではいるが
世界を変えたいと言う少年に力を貸していたときはあの人は「俺はただあの男が栄光をつかむか下らん末路を往くか見たいだけだ、別に深いものはない」と、言ったが、目がとても笑っていた。
なにかを変えたい、なにかを乗り越えたいそういうものを何でも良いから全ての人間に持ってほしかったのだろうか。
どれこれも
敗者の戯れ言ね。
所詮先を恐れただけの一人の女。
平穏や栄光、名誉、権力、財、女
全てを捨ててそれを全て己の欲求につぎ込んだ怪物には勝てないのよ。
実際
あの人は神の領域何て言われたところでさえ平然とまるで友人の家に行くみたいに土足で入り込み、荒らし回って
そして全てを得た。
それは普通のことなのだ。
他者を殺すのも
人を唆すのも
世界の平穏を率先して乱すのも
全部普通のことだった。
ただやりたいと思ったからやった。
はじめから勝てるわけがなかった。
何を血迷って私はあの天をも貫く巨大な何かに挑んだのだろうか。
「まだ、鎮魂歌を奏でるは早すぎるのでは? レディ」
いつもの・・・・
嘘
そんなはずがない
何故
何故何故
なぜその服を私が着ているの?
あり得ない
どうして
「・・・・鏡ってご存じで」
私に向けられた鏡を私が覗く
その鏡には
私があの人の服を着ていた
どうして
これじゃあもう
「まだ諦めきれないじゃないですか」
泣いた
こんな心の底から泣いたのは少ない。
あぁ、まだ希望はあるんだって思ってしまった。
全てを知ったからこそ
この希望は
最後の一矢になりうるものだ。
「・・・あまりこういうおふざけは嫌いなんでちゃっちゃと確認とまとめをしますね」
「えぇ、いい加減その姿を見るのも嫌になってきました」
本当に憎たらしい
「まず、あの人はあの人なので殺せません、というより、殺しても心無いんでなにもなかったように生き返ってなにもなかったように暴れます、まぁ、今のあの人は『狂帝』ではなく『白夜』ですのでなんとかなる可能性はあります、あ、ちゃんと聞いてます?そんなライフルの整備なんて」
「聞いているわ、それより続きを」
「・・・あーはいはいわかりました。じゃあちゃんと言いますよ、今回は今までと違い『狂帝』ではありません、よって少なくとも人類を本気で滅ぼす気も、深海棲艦を使って荒らし回るって気ではありません、ただ、傍観を決め込み、時に双方どちらかを唆して支援する程度、それが上限です、少なくとも世界が望めば、戻るでしょうが、世界が望まなければあの人はあの人のままです、ですがだからといって短期決戦でもありません、短すぎるとこの件を知っている空母棲姫がやらかしかねます、ただ、何があろうと落ち着いていけば良いです、まぁ、本音言うと結構絶望的ですね、あの人があのループのように『狂帝』ではあるが『白夜』であるのは厳しいです、正直言うとあの人が『白夜』である条件は姉がいることだけであって、それ以外ではただの心無い化物ですよあの人、多重人格のぽいわりに実はどっちも本性ですは初見じゃ分かりませんよ、まぁ、これが強みですね、あれがどっちかを判断できるのは圧倒的アドバンテージです、針に糸を通す以上の精密さを要しますがまぁ、できなきゃここまでこれませんよ」
「誰も望まなければ役者にはならない、むしろ私たちが望めば良い、そういうことね」
「うわー、端的、だから嫌いなんですよあなた、えぇはいそうですよぉ、あくまで役者しかできないのならさせれば良いだけですよえぇ、よくある恋愛ゲームの好感度管理ですよえぇ、まぁ、その管理だけじゃあ強制バッドエンドコースなのは知っているでしょうけどね」
「それをやってしまった結果、こんな惨めなものになったもの、もうしないわよ」
「そうですか、じゃあ、あの人の言葉を借りて言いましょう」
汝、何を切り捨て何を願う
栄光か
権力か
世界か
貴様の覚悟によっては
私は君に力を貸そう
みせておくれ
その代償と報酬の結末を
「・・・似てません」
「許せ私、あの人の声、老若男女子安池田丹下とめっちゃ変わるからやりづらいのだよ」
「そう・・・・じゃあ私は『世界』を切り捨てて、『世界』を望むわ・・・・これからは本気の殺しあいよ私であって私でないもの・・・いえ、空母棲姫」
「うわっwwばれてたwwこんなにチャラくふざけてたのにwww」
「口はチャラくてもどうやら、それ以外は全ていえ、今はあなたが『狂帝』ですか」
「あーあ、もうやだ、まぁ良いや、お互いあの人にバレないように取り合いましょうや、あの人あぁ見えて姉さん譲りの魔性ですからね、下手に戻られても困りますよ私も」
「えぇ」
ある昼下がりの鎮守府
七人の男が別々に執務室で遊んでいた
「はい、国士無双十三面待ちね、ドラって乗るっけ」
「ああああああああああっ」
「まーたこいつ最速で糞役決めてきた、こいつに運が絡むゲームやめよや、確かドラは乗ったろ、あ、リー棒あるし裏ドラも乗りまくったな」
「はぁ、こいつ次は緑一色出しそうだな、あ、俺降りる、こいつのツモ連打にぶっ殺されるのは限界だ持ち金全部死ぬ」
「さて、ふっちゃん、いい加減やめよ」
「・・・・あぁ。俺のぉ」
なんだろうなこの虚無感。
あぁ、そうだった。
空っぽか
「ん?どうした閣下、嬉しそうじゃねえか、殺しの案件作ったか?」
「・・・ん?俺が嬉しい?そんなに顔が笑ってるか」
「は?ありもしねぇ心が嘲笑ってるからだろ、やっぱ変だな、こっち来てからずっと変だな」
空っぽ
空っぽなのに
なぜこんなに楽しいのだろうか
あぁ、そうだ
分からないけどな
うん。
「そうかな」
(*´・ω・)
最高だよ。
「あぁ、かもな、うん、とりあえずお前ら全員帰れ、部屋が煙草臭いしいい加減寝たいんだ」
「今昼だぞ閣下」
「まぁ、書類まとめた後に邪魔されたしな、俺は帰るわ、帰って響を頭にのせるんだ」
「あ、じゃあ俺もけぇるわ、いい加減新兵器のテストしないといけないし」
「そうか、スタちゃんとムッソ帰るけどお前らはまだいるんか?」
「じゃあ、俺も帰るわ、どうせ、お前らもお開きしたいんだろ」
「そりゃもちろん」
まぁ、うん。
そもそも軍属がこんなことしてるのもあれだけどいいか。
どうせ、興味ないし
「(っ・ω・)っほら、帰った帰った」
邪魔物たちが消え、少し煙臭い執務室。
今日もか。
鏡の前に立ち、自分の顔を見る。
また、『嗤っていた』何にだ?
楽しんでいるのか。
飲み込まれるような
深淵そのものような
ただ、闇に見せかけた無
何か狂っている
何かを忘れている
ずっとそうだ。
私は誰なのだ
死人がしゃべるわけなかろう
何を切り捨てたらそんなおぞましい悪魔に成れる。
人とは
もういい、どうでもいい
考えるな。
寒い
今、夏だよな
なんでこんなに
気にしなくていいか。
ほんと、下らないことばっかりだ。
??? 火種