狂った黒い月と私   作:(´・ω・)

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新劇エヴァ早くこい


え?
これどー見ても最終回だって?
あぁそうさ
最終回さ


いや、もう、最終回は数ヵ月前に迎えていたな。
蛇足だがまぁよいではないか、望みだし。

ならば言おう
「いつも通りいこう」




骸の山

雨のように降り注ぐ紅の水

異臭漂う地獄に

我は一人

 

黒い空

 

 

終演

 

そう、終わったのだ。

 

何もかもを切り捨てた世界

まぁ、いいか。

 

これが終演

これが世界

これが願望

これが俺だ

 

狂いきった皇帝は居ない

・・・まぁ、いいか。

 

我ながら馬鹿らしいな。

子供みたいに心の内側をぶちまけてサァ

結果的に数十億の人間が死んだ程度かよ。

 

やっぱだめだわ。

誰かの下じゃねえと全く面白さがない。

じゃあ殺そう

じゃあ滅ぼそう

だから殺した

だから滅ぼした

 

結果的に満足した

結末に不満だった

 

世界を掴んだところで何もないなら、な。

 

本気になれなかった

願望器になれなかった

これしかなかった

これしか知らなかった

これだけよかった

これ以外を知りたくなかった

絶望した

知って絶望した

見て絶望した

聞いて絶望した

 

人なんかでありたくなかった

弱者はなにも救えない

弱者はただ、強者にすがり

強者は更なる強者に打ち倒される

弱者は悪だとは思わん

だが、弱者であったからこそこの結果なのだ。

 

人類は弱者だった。

だから滅んだ

俺ごときに滅ぼされた

たった一人の男の野心に滅んだ

これが結果だ

これが弱者だ。

これが絶対的な力だ。

 

 

「・・・なぁ、加賀、空母棲姫、お前らさ・・・下らないんだよ、全部すんだら俺が人になるとでも? アイツと似ていて甘いやつだな・・・」

 

・・・・許せとは言えないな。

艦娘、深海棲艦、妖精、人間、植物、動物。

 

全部を滅ぼした。

 

全部だ。

 

笑えるよなぁ

敵も味方も皆殺し

本当に愉快だ。

狂いそうだ

嗤いそうだ

逃げたいとも思ったさ。

 

・・・甘かったな。

俺も

 

お前ら二人だけは生かしちゃってさ

なぁ、いつ傷が治る

いつ立ち上がる

いつ殺しにこれる?

 

「・・・なぁ、楽しませろよ」

 

全部ぶち壊したんだぜ

お前らが

己の欲望第一で動いたから

全部全部

自業自得じゃねえか

なぁ。

 

この地獄に

何を望んだ

何を希望した

 

俺は俺でしかない

なぁ、何を望んだからこうなったと思う。

 

笑えるか?

 

まぁ、いいか。

ゆっくりとゆっくりと

壊れていくのかもな。

 

私は

 

 

お休み、愛しかった二人とも。

また、明日起きて、頑張って殺しに来てね。

 

 

「・・・星が・・・綺麗だ」

 

もう、何もないなこの世界にも星はあったな。

・・・・うん。

 

一世紀前の子供かなんかか

草にねっころがって星を見るなんてな。

 

我ながら馬鹿らしいな。

風は冷たく

世界は静かだ。

陽の光はもうなく

月の光がこの荒廃した赤い世界を照らす。

 

もう、この世界には時間の概念がない奴しかしないから、永遠とこの命なき世界を楽しむしかないな。

なぁ、もう、地球は生き返れないさ。

本当に面白いね

 

あぁ。

 

今日も

 

 

 

世界は

 

 

 

 

 

静かだ

 

 

 

 

私は

 

 

 

 

 

・・・・私だったな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七帝これくしょん

ーENDー




無印より・・・五年くらいかな

後愛読ありがとうございました
次回 「打ち上げ」
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