旧編:湖の騎士の力を何故か得ていた転生者の話 作:何処でも行方不明
番外の駒の説明を入れました。
ただ……各クラスの説明が色々と変わってますけどご勘弁ください……(若干ネタバレ)
数年前のグレモリー家にて。当方は小猫ちゃんに話しかけられていた。
「リヴィさん」
「ん?どうしたの小猫ちゃん」
「リヴィさんは自分の中にある力が怖くないんですか?」
「……怖いよ。いつ自分が暴走してリアス姉さんや小猫ちゃんたちに牙を剥くかわからないんだ。怖くないわけがないよ」
「でも……リヴィさんはその力を使いこなすために……」
「だって、僕の中にある龍神の力も
「強いんですね」
「僕なんかまだまだ弱いよ。何もできないから。でも絶対に強くなって自分の力を受け入れてみせるんだ」
※※※
そういえば、昔の一人称は《僕》を使っていたなと思い出す当方。懐かしいといえば懐かしいか。
あの時から小猫ちゃんは自分の中にある力と向き合おうとしていたのだろうか。
とりあえず、一言言わせて貰う。
なんで龍神の力解放するために片目を潰す必要があるんだ?
かなり抵抗があるんだが。
「この短剣で左目を潰した時にはじめて君は本来の力を手にする……成長して体の準備は出来てるし、精神の方もニーナさんに充分に鍛えられている。だから失敗することは万に一つもないよ。我が主サーゼクス・ルシファーの名に誓って」
「その点は安心してるんですけど、怖いですよ。これ」
台座に置かれてある短剣を両手で持ち自分の顔に向けて刃を立てる。銃を撃つ時と同じような感じで腕と頭はあまり連動させない。全く揺れない短剣がさらに恐怖を掻き立てる。
徐々に視界を埋めつくしていく刃は湖面で反射した光が波打つように投写されている。
「……ふーふー」
恐怖を心の中で握り潰す。やるなら一思いに。
グサッ
左目に短剣を突き刺した瞬間、左目から全身にかけて赤いラインが走る。
カチカチカチと体のあちらこちらから何かが切り替わる感じがする。
「うぁぁぁぁぁああッッ!!」
泉が突如起こった暴風によって荒れ始める。
水球が何個も出現する。ゴポゴポと音を立て……
そして
その全てが一斉に弾けた。
引き起こしたのは言うまでもなく当方。ただ、頭の中は驚く程にクリアだ。
「さて、これで第一段階が終わり。特訓を始めるよ」
グリンガムさんはそういいながらその手に赤い槍を構える。
「
それだけいうとグリンガムさんは片目を失ったままの当方に突撃してくる。当方はそれをジュワユーズを出現させ受け止める。
「このまま少し講義でもしようか。そうだね……《
※※※
それは
ただ、番外の駒は始めはどの上級悪魔も持てない。主人と転生悪魔の信頼関係が成り立ち、尚且つ転生悪魔同士が強い目的意識で結びついている状態で始めて前提条件をクリアできる。
前提条件をクリアした場合、悪魔の駒のうちの一つがランダムで
ただ、特徴的なのは番外の駒は変質元になった駒を主の元に新たに複製するという特性がある。しかも、真っ新な状態で。
そして番外の駒は変質後に特性が付与されその特性によって名前が定められている。
高い対魔力性能と騎乗能力が付与される
《
対魔力性能と持続力補正が付与される
《
剣士の駒に次ぐ対魔力性能と敏捷性を付与される
《
剣士の駒を超える騎乗性能と対魔力性能を付与される
《
フィールド生成機能と高い魔力を付与される
《
隠密性能と必殺性を付与される
《
理性を失う代わりに全ての能力が強化される
《
この他にも様々なものがあるらしいが今のところ
剣士の駒を凌ぐ対魔力性能を保有する
《
しか確認されていない。
現魔王アジュカ・ベルゼブブ様のご友人レオナルドと名乗る者によって追加されたそれはアジュカ様もノリノリで容認し現在のレーティングの上位陣や魔王眷属には番外の駒の転生悪魔は必ずいると言われている
※※※
「ってところかな」
当方が放つ弾丸の音をかき消し頭の中に直接入り込んでくるグリンガムさんの言葉。番外の駒……
そんなものもあるのか。
程度の感想しか出てこない。
それにしてもグリンガムさんに弾丸が全くあたらない。デチューンしたばら撒く用のマシンガンを乱射しながら距離を取ろうとしても張り付いたように追ってくる。
これが魔王眷属……
鋭い気配と確実に殺しに来てるような殺気。
気を抜いた瞬間におそらくあの赤い槍が当方の体を貫く。
「思いの外に埒があかないね」
グリンガムさんはそう言うと赤い槍に魔力を集中させる。槍は注ぎ込まれた魔力に呼応するように赤く発光する。
キィィィィンと音を放つ槍。
間違いなく死ぬ。
そんな絶対の一撃。
「真名封鎖……擬似宝具展開……これは私が私なりに昇華した私だけの宝具……全て必殺、避けてごらん?」
言葉を唱えると槍を地面に突き刺した。
おぞましいほどの殺気を感じて当方は上空に飛び立つ。当方が立っていた泉の湖面には無数の槍が墓標のように生えていた。
「さすがに避けるか……まあ、これぐらいはね。真名封鎖、擬似宝具展開……私から逃げられると思わないことだね」
次の瞬間、赤い槍をその身に纏い、まるで戦隊モノの怪物のような風貌に変わったグリンガムさんが当方の目の前に現れた。
「………ッ!!」
当方は咄嗟にその手から暴風と水を放出した。
「……は?」
水はわかる。当方が前から使っていたからな。だが暴風はなんだ?これが龍神の力の一部なのか?
暴風と水はグリンガムに直撃するがグリンガムさんの目の前にルーン文字が現れた暴風と水を弾いた。
このヒトと当方の相性って実は最悪何じゃないか?
「ぐぁぁぁぁぁぁ!!」
グリンガムさんはそのまま当方をその腕に作られた槍の鉤爪で切り裂いた。
そのまま何度も何度も切り裂かれ血が噴出する。
最後は蹴りを入れられ泉に落とされる。
「くぅ……あぐ……」
すぐさま岸に上がり呼吸をする。
泉の方を見ると怪物のような姿からいつもの青フードに戻ったグリンガムさんが湖面に悠々と立っている。
「弱いね。まだ龍神の力が浸透してないのかな?」
息も絶え絶えで出血は止まらない。
グリンガムさんは歩いて近づくとルーン魔術で回復を試みた。
「本来回復は私の領分じゃないから……てっ!」
「ち……」
あともう少しでジュワユーズがグリンガムさんに直撃するところだったのに……気がはやったか?
今の当方の体は半分が龍神、半分が悪魔。治癒能力はかなり高く、左目以外の傷はみるみるうちに塞がっていく。
ただ、細胞が活性化してるからかものすごく熱い。
「やっぱり油断ならないね」
「あいにく、母にはそう教わったので!」
距離があるのでデザートイーグルを出現させ速射する。
だが、弾丸はありえない軌道でグリンガムを避けていった。
……だから弾丸があたらなかったのか。
なら……ミサイル……とかでも一緒だろうな。
誘導式のやつは槍で落とされるだろうから……
「
接近戦しか選択肢がなかった。黒鎧を身にまとい、いつもは水にする魔力を風に変換させる。水で突進するよりも風の見えにくい全包囲攻撃なら逸らされにくいだろうと思い実行に移す。
「総督殿が言ってたのはこういうことか……なまじ頭の回転が早くて強い
風は予想通りに逸れずにグリンガムさんに向かっていく。
「輝剣よ!」
ジュワユーズの輝剣を操りグリンガムさんを攻め立てる。暴風で加速した十二本もの輝剣は音速は超えなくともかなりのスピードで空を飛ぶ。
「それなら私もできるよ」
グリンガムさんはそう言うと赤い槍を空中に何本も生成する。
そして、蹴り飛ばし輝剣を槍で貫通させ動けないようにする。
「……それでもこの程度。至らないと死んじゃうよ?」
グリンガムさんは今一度、赤い槍を構える。
槍には魔力と殺意が集中する。
「その心臓貰い受けよう《
グリンガムさんは一歩で視界から消え失せ……そして……
「
当方の心臓にはあの赤い槍が突き刺さった。
「暇だねぇ」
「暇だな」
「いや、次回予告しろよ!」
「じゃあイッセー頼んだ」
「僕らはレダメが禁止落ちしたからデッキの調整しとくし」(ドラ〇ニティ使い)
「だな。まあ、俺はデッキで採用してるのは今回触れられてないが……サ〇ダーボルト採用してみるか?帰ってきたし」(オ〇ドアイズ使い)
「いいね。今度発売される新しいストラクにも収録されるしみんな使ってくるだろうし」
「あーでもそれ読みでスターライトロードとかの破壊無効化トラップもありっちゃありか」
「悩ましいところだね」
「………(一番ダメージ食らったのは俺だっての)」(真〇眼使い)
次回
第40話 《
「そういえば、この話って転生者の一人の能力がわかるんだったな」
「特典内訳は《スカサハ》《キャスニキ》《オルタニキ》だってさ」
番外の駒 今作の重要なクロスオーバー要素ですが……
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いいと思う
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どちらかというといい
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どちらかというとダメ
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ダメでしょ
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うるせー知らねぇー、FIN〇L FAN〇ASY