泥棒一家の器用貧乏   作:望夢

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おっ久しぶりです。また今年もルパンな季節がやって来ますね。まぁ、私の部屋にテレビが無いんでDVD出るまでお預けでしょうが。

そして久しぶりの投稿なのに話は短くて全然進みませんが許しておくんなましよ。


誘拐と契約

 

 下町の市場に来たものの、活気のある一方で並ぶ品の質はお世辞にも良い品質とは言えないものばかりが並んでいた。日本の八百屋やスーパーでこんなものが置いてあったら大顰蹙ものだ。なのに値段はそこそこ高い。

 

 品質の良いものはすべて軍部が持っていってしまうから民間にはこうした萎びた品しか出回って来ないのだ。

 

 適当に腹ごなしでもしようと思ってやって来たんだが、予想以上の酷さだった。周りでは品揃えの悪さの割りに価格が高いと文句を言う客と、こんなものしか手に入らないと言い返す店主の会話も聞こえる。

 

「うわっ!?」

 

「っ、おっとと。大丈夫か?」

 

 歩いていた所に横合いから誰かにぶつかられた。相手は子供だった。

 

「ぜぇ…っ、ぜぇ…っ、漸く追いついたぞ、クソガキ」

 

「う…っ」

 

「お、おい…っ」

 

 息を切らせたオヤジがやって来て、おれにぶつかって倒れた子供がおれを盾にする。多分追って来た露店商の店主と、その露店商からモノを盗んだ孤児ってところだろう。

 

「ぜぇ…っ、ぜぇ…っ、オメェもこのクソガキの仲間か?」

 

「冗談。ただの観光客だぜおれは」

 

 肩を竦めながら無関係だと子供を追ってきたらしいオヤジに返す。てかキッチリとしたスーツに身を包んでいるのに片やみずぼらしい服装の子供が仲間なワケがあるか。服装でカネを持ってるかそうでないかはこの国じゃ分かりやすい指標になってるくらいだ。

 

 そんなおれを盾にする子供に目を向けるとイヤイヤと首を横に振り、服を掴まれて離さない。さらには目元に涙も貯まってきている。

 

「オヤジ。ひとついくらだ?」

 

「んあ?」

 

「なんだ? この子が盗んだもんを買うって言ってるのさ」

 

「フン。同情なら止めときな。コイツらは仲間でグルになって盗みを働く常習犯だ。取っ捕まえて警察に突き出してやる」

 

「その子供が盗みをしないと生きていけない国の方がおれは悪いとは思うがね。んじゃ。今までの被害総額も込みの値段でも構わねぇぜ」

 

「な、なんだと…?」

 

 常習犯とはいえなるべくバレない様に盗んでたはずだ。クーデターから二年間トータルで考えて24ヶ月でもそう大した金額にはなりはしないはずだ。

 

 手を出した以上見れる面倒は見るのがおれの心情だ。さらに黒いカードを取り出して見せればオヤジは明らかに動揺した。こんな国で黒いカードなんて見る機会は先ずないだろうからな。

 

 ちなみにこの黒カードはダラハイド爺ちゃんからの貰いもんだ。アジア方面のルートの他にガルベスの持っていたルート、更にはマモーの扱っていたルートも手に入れてから儲けが以前の倍になってウハウハのダラハイド爺ちゃんがその立役者になったおれへの報酬だといってくれたものだ。初めてナマでブラックカードなんて見た時はおれも震えたもんだ。なにしろ自分の人生でそんなものに縁があるとは思わなかったからな。

 

 まぁ、ガルベス周りのルートは別として。マモーの扱っていたルートをダラハイド爺ちゃんにまわしたのは、世界経済の半分を支配していたマモーの後始末をダラハイド爺ちゃんにやってもらった代金の代わりでもある。億万長者の事業者がある日突然消えてしまったらその経済的混乱は表も裏も計り知れない。そのアフターケアをやってもらったのだ。

 

「いや。その料金はこちらが払わせて貰おう」

 

「だ、誰だあんたは」

 

 現れたのはフードに身を包んでいる男だった。顔も見えない程フードを深く被っている。

 

「取り敢えずオヤジ。金額を教えてくれ」

 

「う、むぅ。と、取り敢えずこんくらいだ」

 

 そう言ったオヤジの提示した金額は日本円でも10万ちょいだ。思ったよりも大したことはなかった。物価が高い日本の感覚がちとおかしいだけかもしれないが。8千万とは言わないけど5千万程度はおれも貯めてるからな一応。

 

「わかった。では後程払わせて貰おう」

 

「ちょいと待っててくれりゃあ即金でポンっと渡しても良いけどな。ま、そのあとの事は保証しないが」

 

 日本円にして10万チョイでも今のこの国の情勢を考えれば大金も良いところだ。そんな大金をポンっと渡されても扱いに困るだろう。気づいたらその辺りの路地に転がされて金を盗られるのがオチだ、

 

「い、いや。あとで構わねぇぜ。ちゃんと払ってくれるならな」

 

 そう言ってオヤジは店が心配だから戻ると行ってしまった。

 

「あ、ありがとう……」

 

「次はもっと相手に気づかれない様に盗みの腕をあげるんだな。子供で小柄なところを生かして隠れて盗む方が成功するぜ?」

 

「う、うん。やってみる」

 

「さ。早く帰って仲間にメシ食わせてやんな」

 

「うん。ありがとうお兄ちゃん!」

 

 去っていく子供を見届けて、おれは口を開いた。

 

「子供が盗みをしないと生きていけないなんて世も末だな。大人の事情に子供は関係ないってのに」

 

 そう。この国の惨状に子供は関係ない。しかしそういった養護施設を整備するわけでもなく首狩りは軍備増強路線に邁進している。まぁ、国の方針としてクーデターやらで消耗した軍備を建て直すというのはわからんでもない話だ。他国に付け入る隙をなくしてから国内事情の改善を計るのがベターな選択だが、その為にガタガタの民間経済から金を巻き上げて軍備を整えている現状。国民の生活は悪くなる一方だ。

 

「……すまない」

 

「謝るんならこの国を取り戻してあの子らに言ってやるんだな。王子さんよ」

 

 フードの男が息を呑む気配を感じる。

 

 すると物陰から素早く数人の男たちが出てきておれに銃やナイフを向けてくる。

 

 フードの男は手を上げてその動きを制した。

 

「……何故わかった」

 

「なに。知り合いに王族の人間が居てな。その人と同じ空気を感じたまでさ」

 

 言わずもがな姫様である。7年修道院に居ても公国の王族だ。そうした人間は一般人にはないオーラというものがどうしても出てくる。

 

 おれはパニッシュ生存説を支持する方だったが。しかしまさか本当に生きてたとは思わなかった。

 

 何故そう思うのかと言われたら、ルパンの変装にしては時系列が噛み合わない所がありそうなことがあるからだった。

 

 とはいえ劇中の時系列が実際どうなってるかわからない。

 

 パニッシュとして空港に現れてから街の工場に行ったかもしれないし。レジスタンスの放送は録画にすれば関係ないし。そもそもこの国に来たばかりのルパンが態々パニッシュに化けて国に仕掛ける意味だってないからだ。お宝を狙うだけならあんな目立つ事をする必要はない。

 

 だからパニッシュとして変装して活動する裏で実は本物のパニッシュは生きていて何か取り引きをしたんじゃないかとおれは思っていた。でなかったらアジトでの会話もおかしいことになる。ルパンがパニッシュをズフの下町で見たと言った時は次元は瓦礫の中だ。なのにそのあとに示しあわせた様に次元もパニッシュを下町のバーで見たと言った。

 

 それにズフに来たばかりのルパンがパニッシュに化けたとしてもレジスタンスを集める時間が短すぎる。元々レジスタンスが結成されていたところにパニッシュとして乗っかったという事もあり得る事だが。

 

 そこまでは実際に見てみないとおれにもわからない。

 

 ただ今。おれはひとつの仕事を終えられそうだというワケだ。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

 下町の工場のオヤジから仕入れたネタ。漂流島と深い関わりのあるらしい首狩りの娘を盗み出す事が決まった。

 

 とはいえ。これには日本から来たとっつぁんの罠が待ち構えているんだが。それを教える事は出来ない。何故ならそれは原作知識として知っているだけに過ぎない。

 

 原作知識の活用は躊躇はしないが。情報を伝える時はなるべくちゃんと自分でウラが取れている情報を出している。まぁ、相手をおちょくったり動揺を誘ったりする為にウラ取りしていない情報を口にする事もあるが、そこは臨機応変だ。

 

 だからとっつぁんがこの国に来ている事なら伝えられても、とっつぁんが罠を仕掛けている事は伝える事は出来ないという事だ。

 

 それにこの罠に引っ掛かって貰わないとルパンが例の扉の鍵に辿り着かない可能性もあるから下手に介入できないというのもある。

 

 王宮に突撃して娘を拐って来るのはルパンの仕事。次元はブイに偽装したグライダーを飛ばす為にボートを盗みに行き。おれは五エ門と一緒に見張りの制圧だ。

 

 厳重な警備体制だが。まさか忍者が襲ってくるとは思わないだろう。

 

 音もなく素早く忍び寄り、鞘に納めたままの小太刀で首筋や頭部を殴り付けて気絶させる。

 

 二人だから制圧自体は手早く済んだ。

 

「何処へ行く?」

 

「チョイと野暮用さ」

 

 そう五エ門に言い残しておれは姿を消す。

 

 今、首狩りの注意はルパンの方に向いている。

 

 首狩りの部隊の襲撃だって三人なら難なく切り抜けられる。だからおれには最大で明日の朝までフリーでいても問題はない。

 

 気配を消して宮殿の中を駆け回る。隠密に関してならルパンたちと同レベルにある。だからおれを見つけられるのはとっつぁんとか、そうした気配を読み取ってくる一流だ。

 

「さーてと。不二子は何処に居るのやら」

 

 漂流島のお宝を狙って不二子もこの国に潜入している。でもその事をルパンたちは知らない。おれがそれを知っているのは便利な原作知識からだ。

 

 物語の通りに進むのなら、別に不二子と接触する必要はないのだが。それはそれ、これはこれ。

 

 首狩りの一人娘――という事になっているお姫様が漂流島の秘密に関するヒントをくれるとは必ずしも限らない。だから保険代わりになるなら不二子との接触くらいは安い出費だ。

 

「っても広すぎだろ」

 

 カリオストロよりは小さいが、それでも人一人にはだだっ広い宮殿の中を探すのは骨が折れる。

 

「……始まったか」

 

 宮殿の中が慌ただしくなった。これから首狩りの軍隊がルパンたちのアジトに向かうのだろう。向こうは心配ないとして問題は此方だ。

 

 覚えている限りの時系列なら、既に不二子はお姫様のボディーガードとして採用されてこの宮殿の中に居るはずだ。

 

「それがわかってても苦労しそうだな」

 

 幸いにして見張りの連中を制圧した上で手駒の出動だ。宮殿の警備は手薄になっている今なら気配を消していれば動き放題だ。

 

 今なら首狩りのコンピューターも弄れるだろうが、下手に手を出していざ不二子が弄るときに何かあっても目覚めが悪いから、そっちは断念しておく。欲を掻いて失敗するくらいなら当初の目的に忠実な方が良いだろうさ。

 

「…そろそろ行くか」

 

 宮殿の中が静かになった。ヘリも数機飛び立っていった。となればとっつぁんも居ない。見つかる心配はほぼなくなったわけだ。

 

「いったい何処に行こうってのかしら? 子犬ちゃん」

 

「っ――!?」

 

 耳で言葉を理解する前に反射的に振り向きながらマグナムを抜いた。

 

「あっ…!?」

 

 たがその抜いた腕を掴まれて背中の壁に身体を押し付けられる。

 

「ふじっ、んんっっ!?」

 

 自分の身体を壁に押し付けた相手の名を口にしようとして、唇を塞がれた。目の前には長年の付き合いにも関わらず美貌を一ミリも損なわない美女の顔がある。

 

「んっ…。もう、いきなり大声出しちゃダメじゃない」

 

「脅かすような事をするからでしょうが」

 

 批難がましく睨み付けた相手は不二子だった。居るとわかっていてもいきなり現れたら誰でも驚くのは仕方のない事だろう。

 

「あら。自分の非を女の所為にするなんて。ちょっと会わない内に悪い子になっちゃったのかしら?」

 

 そう良いながら不二子はおれの足の間に差し込んだ自分の足を押し付けてこちらの動きを更に封じに掛かる。膝が丁度腹に当たるから地味に痛い。更に膝から下、脛が厭らしく股間に当たっている。

 

 とはいえ此方も不二子との付き合いは長い。こんなことで一々反応する様な純情さは当の昔に捨てている。まぁ、その場のムード次第ではあるけれど。悔しいけど、不二子は掛け値なしの美人だし、おれだって男の子なんだもん!

 

「悪かったから離してちょうだいよ」

 

「んもう。最近の子犬ちゃんは反応が冷たいわね。あの初々しい子犬ちゃんは何処いっちゃったのかしら」

 

「女馴れさせておいて良く言いますよね」

 

 確かに昔だったら一々ドギマギしてただろうが、さっきも言った通りそんな純情さは当の昔に捨てている。

 

「それよりノワール。こんなところで何をしてるのかしら?」

 

 ようやく本題に入れそうだが、不二子は手を放してくれない。質問に答えないと離してはくれないだろう。

 

「なにって。不二子に会いに来たの」

 

「ワタシに?」

 

「漂流島の秘密を探るためにこの国に潜り込んだんでしょ?」

 

「あら。それはアナタたちの狙いじゃなくって?」

 

「ま、そうなんだけどね。手酷い歓迎受けちゃったから、正攻法で行こうかなって話よ。その為に手を組まないかってお話し。分け前は(ヨン)(ロク)でどう?」

 

 こういう場合、下手に隠すよりもこっちの事情を素直に話す方が不二子には話が通し易い。その代わり足元見られるけど仕方がない。

 

「そうね。(シチ)(サン)なら良いわよ?」

 

「それじゃあ計算合わないじゃん」

 

 分け前3を4等分じゃパッパが不機嫌になるぞきっと。

 

「イヤなら良いのよ? ワタシ抜きで島のヒミツを探れるのなら」

 

 出来ないことを知っていて挑発的な事を口にする不二子。やっぱり足元見られた。変声術は使えても、ルパンみたいな他人への変装術は使えないのがおれの弱味だからな。

 

「…はぁ。降参、わかりましたよ。ホントずっこいんだから不二子は」

 

「ふふ。契約成立ね」

 

「はいはい。でも…」

 

「え? んんっ!」

 

 話すことも話して、契約も成立。気の弛みで弛んだ不二子の拘束から逃れて、彼女の唇を奪う。

 

「ん…っ。…これで(シチ)(サン)はガマンしてあげる」

 

「もう、ノワール!」

 

「んじゃ、バーイ不二子♪」

 

 もう一度捕まえようとした不二子の手から逃れて、投げキッスをしながら一目散にスタコラサッサと退散する。

 

 まぁ、不二子みたいな美人とキス出来たなら男としちゃタダ働きもまぁ良いかと考える辺りはおれもルパンの事を笑えなくなって来たかなぁ。

 

 そう考えながら宮殿を脱して向かう先はダウンタウンに設けたセーフハウスだ。

 

 岸壁の方のアジトは今頃どったんばったんのドンチャン騒ぎだろう。元々そっちのアジトは捨てるつもりだったから武器も食糧も大方は此方にある。

 

 しかしRPGだのミサイルだのしこたま撃ち込まれまくっただろうに普通に無事なルパンたちはやっぱり人間辞めてるんじゃないかと思わないでもないけど、撃たれたり刺されたりすればちゃんとケガするんだから摩訶不思議。おれはたぶん普通に死ぬな。だから敢えて今夜のドンパチは避けたわけだが。

 

 取り敢えず厚切りのベーコンと缶詰め入りのグリンピースをフライパンにぶちまけて炒め始める。コーヒーは飲んでても飯食った描写はなかったし、昼は食べても日没後から動きっぱなしで空きっ腹だ。夕食にはちと遅いが腹を空かせて帰って来るだろうルパンたちの為に夕飯の支度だ。てかおれも腹へった。

 

 ベーコン豆だけじゃ腹は膨れないから、主食のフランスパンをトースターで焼きながらミネストローネを作る。五エ門先生にはインスタントの味噌汁で良いか。てかそれで勘弁してくれ。

 

「おー、おー、良いニオイしてんじゃないの」

 

「ひゃー。まったくひでぇ目に遭ったぜ」

 

「ほいよお疲れちゃん」

 

「かたじけない」

 

 調理が一段落する頃にルパンたちが帰ってきた。

 

 冷蔵庫から缶ビールを取り出してルパンとパッパに投げる。五エ門先生には取り敢えず水だ。日本酒なんて洒落た物はこの国には無い。

 

「んほー! 一仕事した後のビールってのはサイッコーだね~」

 

「いやぁまったくだぜ。それよりおめェ、何してたんだよ?」

 

「んア?ま、チョイと野暮用にね」

 

 こっちもビールを飲んでいるとパッパに何をしていたのか訊かれるが、不二子絡みだと不機嫌になるから誤魔化しておく。

 

「まーたいっちょまえに何か企んでやがるな?」

 

「まぁまぁ、良いじゃないの。それで困った事なんてありゃしないんだからさ」

 

「ま、そいつもそうか」

 

 パッパから疑いの視線が飛んでくるが、ルパンの援護で事なきを得る。この辺りは裏でコソコソしても基本的にはルパンたちの不利益になる様な事もしなけりゃ、不二子みたいに裏切ったりもしない普段の行いの賜物ってやつだ。

 

「んで? そっちはどうだったのさ。火薬と焦げ臭さから大体は察するけどさ」

 

「んまぁね。とっつぁんに一杯食わされたってところさな」

 

 事の顛末は記憶にある通りに変わらず、首狩りの娘に変装したズフの国家警察の秘密工作員――オーリエンダを拐ってしまった事で漂流島に関する秘密は何もわからず仕舞いの骨折り損。首狩りの軍隊とドンパチしてきたという事だ。

 

「なァるほど。そりゃ行かなくて正解だ。命がいくつあっても足りねーわ…っと」

 

 皿に料理を盛り付けながらそう漏らす。まぁ、命が足りないのは今に始まったことじゃないが。

 

「それで? どうすんの」

 

「ま、チョイとばかし様子見だわな。とっつぁんが居ちゃ色々考えなくちゃならねぇしな」

 

 そう言いながらルパンは実に楽し気だ。難攻不落の難解なお宝にとっつぁんと来れば、そらルパン的には燃えるんだろう。わからんでもないけど、おれもとっつぁんは苦手という次元派だ。

 

 だってルパン一家のメタキャラなとっつぁん相手におれがどうやって勝てるワケがないって事さ。

 

 いやホント、とっつぁんに勝てる光景がてんで思い浮かばないよ。

 

 

 

 

to be continued… 


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