モンハン世界に転生したので祖龍様に結婚を申し込んでみました。   作:彼岸沙華

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第十二話 始まりの音色は奇跡によって紡がれる

あれから、結構な月日が経った。

とりあえず、色々あったよ色々と。

ありすぎて、一つ一つ詳しく語り過ぎると何年かかるかわかったもんじゃない。

それは、言い過ぎかな?

まあ、とりあえず、主に何があったかと言うとね。

バルファルク=サンと再会した。

ゲームでは、G4に上がるための緊急クエストがバルファルクだったから再開するかもと思ってたけど何事もゲーム道理に行くわけがないからなーと思いなおした矢先にこれだよ!神さま運命操作してません?(出来るわけがない)。

ちなみに戦いの結果は痛み分け、でいいのかなー?

正直生かされている感が半端ないんだよな。

うーん。まあ、ここはバルファルク=サンに素直に感謝をしよう。

あと、謎の巨大物体の正体を掴み、倒しました。

とりあえず、俺は正体を知っていたので驚かなかったけどシセラスの驚き様を見て大笑いした。

いや、いつもそこまで驚きとか出さないやつが(怒りはよく出すけど)驚くところを見て笑わないはずないじゃん。

と言っても戦いが終わってからだけどね。

それから、いろんなモンスターと戦った(主に二つ名)。

黒炎王シリーズを強化したり、色々武器を強化したり作ったりした。

それとね。

あの時ラオシャンロンから聞いた。

あいつの存在。

前から少しは調べていたが結局よくわからずじまいだった。

諦めかけていたが、ラオシャンロンのおかげで本腰を入れて調査を再開した。

 

でも、やっぱりわからなかった。G級になりギルドからも信頼されてかなーり閲覧できる書物とかが増えたとは言え流石にまだ規制されてるのかねえ。

うーん。院長さんに直談判しに行こうかな。

 

バキ!

 

「入るぞー」

 

シセラスあいつ、またやりやがったな。

ちなみに防具はゼクスⅩから青電主、ライゼクスの二つ名(二つ名の中でも最強クラス)から作られた防具に変えている。

相変わらず武器はクソ松ぼ、ゲフンゲフンセルレギオスのスラアクを強化した乱叛伐斧アルダバランを使っている。

 

「また、人の家の扉を蹴り壊して入ってくるんじゃねえ!」

 

「いや、空いてなかったからな」

 

ちゃんと、事前に連絡かノックすればカギは開けるよ。

一回無視したことあるけど。

 

「それしか答えないのか!それで、今日はなんでここにきた?」

 

「どうせお前今日暇だろ。家で一人でゴロゴロしてるくらいだったら、別にいいだろ」

 

確かに今日狩り行かない予定だけどさー。

 

「暇じゃありません。ちゃんと予定がありますー」

 

「そうか、それは済まなかったな。そんで、その予定とやらはなんだ?」

 

「アネモネの世話だ!」

 

そう言うとシセラスは呆れた顔をした、何故だ?

 

「…………そんな事だろうと思ったぜ。あの植物か、水やりか、なんかか?直ぐに終わるだろ」

 

「いや、雨が降ったからしなくてもいい、室内の方もさっきやった」

 

「それじゃあなんだ。肥料でもやるのか?」

 

「肥料はやみくもにやっても、逆に植物に悪影響を与えるんだ」

 

「は、はあ。それじゃあ何をするんだ」

 

「愛を注ぐ」

 

自信満々に言い放つ。

 

「…………」

 

無言で殴られる。何故だ?

 

「はあ、お前はブレねえな」

 

「だろう」

 

それからシセラスと過ごした。

昼にからあげいる?と聞いたら、殺害予告されたくらいしか特筆することがなかったな。

ちなみに夜になってあいつは帰ってた。

もちろん、夜飯を食って。

と言うより狩りに出掛けた、どうやら特定時間帯しか狩れないやつの依頼を受けたらしい。

突然の訪問はその暇つぶしだったようだ。

まあ、基本的に訪問は突然にだけどな。

 

 

「ふあぁ」

 

今日はもう寝よう。

 

「お休み」

 

 

 

 

 

 

「よくん寝た」

 

さてと、今日は集会酒場行ってなんかいい感じのクエストが無いか探すか。

その前に、

 

「アネモネの世話をしてから行こう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふう、今日も賑わってるねえ。

おや、あそこに居るのは?

 

「おっ、シラセスじゃん。クエストどうだった」

 

まあ、聞かなくても何飲んでるか見ればわかるんだけどね。

今回もココアか、どうやらクエストは成功したみたいだな。

ちなみに失敗してたら、コーヒーを飲んでいる。

クエストに行く前に飲む時よりペースが悪いから見分けるのは簡単だったりする。

ちなみに、この二つで、一番好きな飲み物はココアらしいぞ。

 

「どうやら、成功したみたいだな」

 

「まあな。それで、そっちは今からか?」

 

「そうだよ!一緒に行こう!」

 

「断る。今日は休みにする予定だからな。緊急クエストでも、出ねえ限りは狩りにはいかねえよ」

 

「それなら仕方ない」

 

パーティーを組んでいるわけではないからな。

しょうがない。

それに、今すぐにどうしても金が要る状況ではないので高難易度のクエストを受けるわけじゃないからな。

 

「うーん。いいクエストないかな」

 

出来れば採取系でお願いします。

ただし、運搬お前はダメだ。

 

「クエストを探しているのなら、ちょうど頼みたい依頼があるけどどうかしら?」

 

「あ、マスターさん。どうも。それで、頼みたい依頼って何でしょうか?」

 

いろんな実績をたてたから、結構実力を信頼されて、こうやって緊急クエストとは別で直接クエストを依頼されることもある。

もちろん、そのクエストは高難易度のものが多い。

もしくは、機密性の高いものかな。

 

「実は今、フォンロンのバデュバトム樹海付近にある塔で異常事態が発生しているらしいの」

 

ほー。塔ねえ。

 

「強力なモンスターが出現する可能性が高い場所を研究員などが調べるわけにもいかないでしょう。

そこで、ハンターに塔の異常の調査の依頼が来たってわけ。

別に原因を解明しろってわけではないわ、何か糸口になるものを見つけてくれるだけでも構わない。

もちろん、解決しちゃってもいいけどね。

どう?受けてくれる」

 

うーん。調査か、もちろん受けてもいいけどねえ。

何があるか分からないのが不安なんだよな。

でも、塔で異常か、まさかね?

よし、決めた。

 

「受けます」

 

何が起きてるのか気になるからね。

 

「フフッ、そう言うと思ってたわ。準備ができ次第出発してもらえる?」

 

「はい、わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてと」

 

武器は何にしようか。

何が出てくるかわからないから。

属性武器は論外、無属性武器はもともと論外。

というか、持ってない。

と、なると異常状態属性武器しかないな。

えっと、睡眠は、爆弾でも、持ち込まないとあんまり意味無いから没。

麻痺は、何か出てきたときに足止めは出来るが、うーん。

セクトドスベルデにしようかな。

でもなー。

やっぱ、ここは攻撃重視で爆破武器の真滅閃カシオヴァにしよう。

攻撃は最大が防御って言う名セリフがあるしね。

 

「よし、武器は決まったな。あとアイテムは」

 

まあ、適当に肉焼きセットとキノコとこやし玉と調合書とその他もろもろ入れとけばいいだろ。

 

「それから、最後に室内に置いてるアネモネを外に出すか」

 

何日も留守にする可能性があるからな。

その間水やりできないからな。

 

「それじゃあ、行きますか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても塔で異常ねえ」

 

さっきも思ったけど、まさか。

やっぱり、あり得ないか。

どうせ、ドス古龍とかだろう(ヤマツカミも含む)。

あ、それだったら爆破効かない確率が高いじゃん。

…………まあ、テスカト科とかじゃないことを全力で祈ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塔に到着。

といっても、ベースキャンプは塔から、そこそこ離れた場所にあるからな。

何故ギルドはここに設置したのだろうか?

まあ、周りの景色綺麗だからいいんだけどさ。

滝が流れてて古代の遺跡感がむっちゃ出てるのがさ。

さてと、気を引き締めて調査開始!

 

ベースキャンプから出発し、少し開けた場所に出る。

相変わらず少し離れた場所に見える塔が綺麗だ。

高台に建っているのがいい感じの雰囲気を出してる。

高台は一部が人工的に造られたとしか思えないような形をしており、柱のようなものが支えている。

その光景がいにしえの暮らしを想像させる。

調査そっちのけで目の前に広がる景色を鑑賞していると、ふと、違和感が。

前にも何回か来たことがあるから、大きく何かが変わっていたら直ぐに気付くはずだけれど。

うーん。

ためしに耳を澄ますと、聞こえてくるのは流れる水の音、そして吹き荒ぶ風の音のみ。

そうか、わかったぞ!

アプトノスの群れがいないんだ。

いつもならここで食事をしたりくつろいでいたりするのだが、その姿が全く見えない。

まあ、あいつらは臆病な性格だから、なんか感知して逃げたんだろう。

 

とりあえず、塔に行くか

 

そう思いがある塔へと続く道を登る。

石畳でこれも雰囲気があっていい。

そして、登り切って一言。

おかしい。

カブラスが全くいない。

いつもなら、特に古龍種がいるのならうざいくらいに湧くはずなのに。

これは、本格的に気を引き締めていかないとな。

塔の内部に入る。ここはいつもなら大雷光中で溢れかえっているのだが、普通の虫の一匹すらいない。

やはりおかしい。

周りの様子を注意深く観察しながら進んでいく。

いつもなら、カブラスやギアノスが騒がしいエリアですらいない。

それどころか、不気味なほどに何もいない。

まるで、何かに怯えて逃げていったように。

もしくは、

 

「本当に、もしかしたら」

 

そう呟いていた時には足の進みは速くなっていた。

頂上に向かって進むに連れて何かを感じる。

よくわからない。言葉にできないけれど。

でも、何故か嫌な感じはしない。

 

 

頂上につく一歩手前のエリア。

よくわからない感覚はどんなに非科学的なものを信じない人でも信じざるをえない程に高まっている。

確実に何かがある。

そして、その何かはこの異常を引き起こした原因。

恐らく、ここで引き返してもいいと思う。

今は一人、先には何があるかわからない。

命あっての物種だ。

誰もとがめることはしないだろう。

むしろ、このことを報告してパーティーを組んでからもう一度来た方がいいのかもしれない。

得体の知れないことに対する恐怖はある。

でも、それ以上にここで引き返したら凄く後悔すると思うんだ。

 

「だから、たとえこの先どんなことが待ち構えていようとも絶対に後悔はしない!」

 

進もうとすると。

手が、足が震える。

これは恐怖からじゃない。

武者震いだ。

わからない感覚とは別に何かが体の中から湧いてくる。

これは恐怖じゃない。

未知のものに対する好奇心だ。

 

 

さあ、行くぞ。勇気を持って。

 

進んだ先に待っていたのは、想像はしたけど、思わなかったもので、

その時、自分は今まで感じたことのない程の驚きと喜びととにかくいろんな感情が押し寄せてきて、冷静なんてかけらもなくなった状態だった。

だからあんなことが出来たんだろうな。

我ながら本当にやらかしたなと。それと同時によくやったと。

俺はこの日のこと、そしてそれからの数日間の出来事を決して忘れない。

だってさ、――――と初めて会った日だから。

そして、俺はこの時のをもし、《彼女》に聞かれたその時はこう答えるだろう。

偶然が重なりましたがあなたに、会いに来ましたってね。

 

 

 

 

第0章―完―




ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
まあ、とてつもなく拙い作品ですが。楽しんでいただけたでしょうか。
どうも作者の彼岸沙華です。
はい!0章がやっと終わりました。
第一話投稿から約3か月以上かかりました。
いやー長かった。
2回くらい(いや、もっとか)更新が遅かった時があったかので、そのせいなんでしょうけど。
なんか最終回みたいなノリで話しているような気がしますがもちろんそんな事ないですからね。
やっとスタートラインに立てたそんな感じです。
モンハンもポケモンもラスボス倒してからが本番だから。
ちなみに、謎の巨大物体の正体についてですがあえて触れません。
約2年前のゲームで結構ネット上にバンバン情報出てますが、一応ラスボスなのでね。
それに、あえて出す理由がないですしね。
もし、mhxxを知らない人で気になるという人がいたら。
mhxxを買ってプレイするか。
調べるかしてください。(丸投げは基本)
はい。ごめんなさい。
でも、出す必要のないやつを無理に出すか?ってことですよ(本当はちゃんと説明しようと思ったんですけど、語彙力がなくて無理でした。すみません。でも、あいつ専用の話は書くつもりがありませんのでご了承ください。)

あと、アネモネの話なんですが実際に栽培されている方ああいう感じでいいですかね?
もし、何か致命的な間違いをしているのなら教えて下さい。お願いします。
一応調べたのですが不安で。
これを読んでお前こんだけアネモネの話をしておいて育ててないんかい!
と思いましたよね?
はい、育ててません。
ちゃんと育てようとしましたよちゃんと買ったんですよアネモネの球根。
でも、植えるのを忘れたんですよ。
そしてそのまま時期は過ぎてしまったのですよ。
今年こそはちゃんとアネモネを育てたい!
ちなみに今のくらいの時期にアネモネは咲いてます。
綺麗ですよ~。
それと、結構人気の花ですのでもしかしたら知らないって人でも見たことあるかもしれません。

少し長くなってしまいました。
ごめんなさい。

それでは最後にミラルーツ様万歳‼



7/3:追記
今更ですが、主人公が持っていった武器の名前を書きました。


なんか、アンケート機能見つけたので0章で出てきたキャラの中で好きなキャラを聞きます。もしかしたら、この結果で話が変わるかも。と言っても回答制限の都合上全員は無理だったのでとりあえず適当に選んだきゃらだけです。

  • 神さま
  • ボタンさん
  • シセラス
  • オストガロア
  • フェンネルさん
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