モンハン世界に転生したので祖龍様に結婚を申し込んでみました。 作:彼岸沙華
第十三話 えっと?あのー、そのー…………はい?
何時からだろうか、こんな風になったのは。
何時からだろうか、
「ああああああああ!助けて、く、れ……」
自分が敵わないと悟ると助けを乞うてくる。
でも、
助けてくれも何もあなたたちから、攻撃してきたのでしょう?
雷を降らせ黙らせる。
「くそがあ!この化け物があああああああ!」
仲間がやられたからか、そう言って半狂乱になって斬りかかってくる者を雷を纏い殴り飛ばす。
「―!」
断末魔を上げる間もなく一撃で葬っていく。
ごめんなさい。ごめんなさい。
でもね、私だって黙ってやられるわけにはいかない。
みんながいるから。
ごめんなさい。
何時からだろうか、こんな風に言い訳するようになったのは。
本当に何時からだろうか、
この世界に希望を持つことを止めたのは。
私だって最初は攻撃なんてしたくなかった。
でも……、
塔からを見下ろせばそこは雲海が広がっていて、その隙間から地上の景色が見える。
綺麗、そう思えど感動はしない。
希望にあふれていたあの時。
願えば何でもかなう。みんな幸せになれるってそう信じて疑っていなかった。
だから、人と
そんな、ことを考えていた。
今思えばあの時の私はなんて愚かで世間知らずで
幸せだったんだろうか。
私がそんな夢を見なくなったのは何時からだろうか、どれくらい前からだっけ?
もう、覚えていないや。
凄く前のことのはず何のに、でも記憶は鮮明であの感覚と衝撃は忘れはしない。
私の希望が薄れ始めた日、
私が期待を止め始めた日、
あの日もこの景色を見ていたっけ?
でも、その時はもう何度目かわからないくらい見ていたのに感動していたっけ?
その者たちは突然現れた、私が聞いたこのある姿とはかけ離れていたがその特徴から人だと判断した。
お互いに予期せぬ出会いであったようで何をするでもなくただ立ち竦んでいた。
しばらくたった後、その者たちは何やら集まって話し始めた。
どんな、事を話しているのだろう。
仲良くなれるかな?
確か言葉は通じるって聞いたし、大丈夫だよね。
おっ!話し終わったみたい。
さて、どうするのかな?
1人がこちらに歩いてくる。
もしかして、話しをしてくれるのかな?
しかし、そんな希望は直ぐに打ち砕かれることとなる。
近づいて来た人は背中に背負っているものを手に持ち。
こちらに突然斬りかかってきた。
えっ!なぜ⁉
そう疑問に思う間もなく今度は後ろにいる3人が、一人は縦に細長い棒、もう2人は筒?みたいなものを構え、
それぞれから、棒状の細長いものと、石みたいなのが飛んでくる。
カキン!
「なんだこいつ!」
攻撃をはじかれ大きくのけぞのる。
バキ!
棒状のものは当たった瞬間砕け散り、石みたいなものははじかれる。
「は?」
うう、痛い。
「キュウ」
いきなり、どうして。
なんで?
突然攻撃されたことに困惑し、反撃するでもなく、戸惑うだけ。
その様子を見た四人組は、
「はじかれただけで、攻撃はきいているのか?」
「反撃はしてこないな」
「よし、お前離れろ、拡散弾を使うぞ」
攻め方を変えるようだ。
え!なに?今度は何をするの?
また2人が、筒みたいなものみたいなものを構え先ほどとは違う何がが飛んでくる。
それを避けようとするが、慌てすぎて思っていた方とは逆、つまり自ら当たりに行ってしまう。
当たった瞬間にそれは、なにかをぶちまけ、ぶちまけられたものは、すぐさま爆発する。
「キュウ!」
さっきよりも、痛い。
驚きのあまり、思わずひるんでしまう。
「おお!効いてるぞ!」
「よし、次だ」
「削り切れるか?」
そして、もう一度筒を構えなおし、先ほどと同じものが飛んでくる。
え!またなの?
次はしかっりと回避するがまた飛んでくる。
それを避け続けていたら今度は細長い棒状のものが飛んできた。
私の移動先を読まれているかの如く飛んでくる。
それを避けようとしたら今度は石みたいなのが当たり、それを避けようとしたら棒状のものが当たる。
どうすればいいのかわからなくなり、身動きが取れなくなっているときも、容赦なく攻撃される。
あ、うう。
どうすればいいの?
私は攻撃してないよ。
なんで攻撃するの?
痛い。怖い。
「こいつ、全然反撃してこねえな」
「そうだな。おまけに素材が高く売れそうだな」
どうして。どうしてなの?
「それにしても、耐えるな」
「このまま、死ねぇ!」
もう、もう、がまんできない!
「キュウーーーーーーーーーーー!」
痛いのはもうやめて!
「なんだ。突然叫び出したぞ!」
「何をしてくるん、だ……」
私が叫ぶと空から赤い稲妻が降り注ぎ、それに当たったものは一撃で消し飛んだ。
「なんだと!」
「そんな」
突然仲間がやられ、慌てだす。
「クソが!」
そしてそれは怒りに変わり。
その矛先は私に向く。
先ほど、はじかれたことを忘れたかのように勢いよく斬りかかってくる剣士。
より一層弾を込めて撃ってくるボウガン。
うう、怖い、怖い。
ああ、痛いのはいやだ!
視界が紅に染まる。
それから先の記憶はあまりない。
ただ、覚えているのは私がその人たちを殺したということ。
その事実だけは記憶に焼き付いている。
それからだ。
時々、人が現れるようになったのは、
そのたびに今度は分かり合えるんじゃないかと期待して、そのたびに裏切られて。
もしかしたらって思うけど。
結局いつも同じ、絶対に無理なのかな。
人と龍は相いれない。
そう言われ続けて、それを否定し続けて、
でも、もう諦めようかな。
あと、一回。
それで、終わりにしよう。
久々に塔に戻って来た。
相変わらず綺麗な景色。
はあ。
だけれど、それを見て出るのはため息だけ。
この景色を見るのが好きで来ているはずなのに。
なにかこちらに近づいてくる。
恐らく、人だろう。
あそこを使って私のところに来るのは人しかいないから。
正直、人が来ても期待はしない。
あと一回とは思ったものの過度な期待はこれ以上しない。
もう、疲れたから。
でも、こちらからは攻撃しない。
それが私の
その、ものは赤と黒の物を身に纏っている。
大きな板や棒、筒のような物は見えないが恐らく武器は持っているだろう。
いままでのものがそうであったように。
どうやら、一人らしい。
珍しい。いつもは最低でも2人以上なのに。
立ち止まってこちらを見ている。
驚いているようだ。
いつも通り。
そして、こちらに近づいてくる。
今のところこちらに攻撃する様子は見られないけど、
そんなこと何回もあった。
それでも結局……。
ある程度こちらから距離を開けて止まる。
さて、どうするの?
そう思って、何をされてもいいように構えていると、いきなり。
「祖龍、祖龍ミラルーツ様ですよね?」
え?
話しかけてきた。
なにこれ聞いてない。
えっと、でもちゃんと聞かれたからには答えないといけないよね?
〖は、ひゃい。そ、そうれすけど!〗
うう、緊張して、
今までこんな事なかったよぉ。
「やはり、そうでしたか。ところで近づいてもよろしいでしょうか?」
?、なんでそんなことをきくの?
なに、なにかのいんぼう?
「あ、さすがに武器をもって近づくのは失礼ですよね」
黙っていたわたしのようすをぶきを携帯していたからとかんちがいしたらしい。
そんなことないけど、
〖べつに!だ、大丈夫でしゅ!〗
うう、はずかしいよ。
「ありがとうございます」
そう言って腰を綺麗に曲げて礼をしている。
ち、近づいてきたー。
少しだけ距離を置いてるけど、これ武器のまわいだよね。
け、警戒しないと!
頭に纏っていたものを外して
こちらを見てくる。
ひい、凄く緊張してきた。
けど、なんだか怖くない視線。
なんだろうこの感じ、不思議な感じだけど全く怖くない。
でも、警戒しないと、もしかしたら精神攻撃かもしれない!
「あなた様に言いたいことがあります」
私は気を引き締めた。
何を言って来るんだろう。
怒り、恨み、今まで私がしてきたことは仕方ないとはいえ。
彼らにとってはそういわれてもおかしくはない。
これから言われることに対して決意を固めていると。
彼も言う決意が固まったようだ。
こちらを真っすぐ見据えて、今までの人たちからは見たことのない表情で
「好きです。結婚して下さい」
思考が止まった。
全く予想だにしていないことが、飛んできた。
えっと?あのー、そのー…………はい?
チョットマッテ!
その後、最低限復旧するのには一時間くらいかかったとか。
「混乱しているルーツ様も美しいなぁ」
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
まあ、とてつもなく拙い作品ですが。楽しんでいただけたでしょうか。
どうも作者の彼岸沙華です。
第一章突入!
「やっときたか!」「おそい!」「きた!ヒロインきた!」「メインヒロインきた!」「これで勝つる!」
みたいな状況ですね。
いや、ほんとこれで脱タイトル詐欺。
ですよ。
さて、これからどうなっていくのでしょうか?
それでは最後にミラルーツ様万歳‼
なんか、アンケート機能見つけたので0章で出てきたキャラの中で好きなキャラを聞きます。もしかしたら、この結果で話が変わるかも。と言っても回答制限の都合上全員は無理だったのでとりあえず適当に選んだきゃらだけです。
-
神さま
-
ボタンさん
-
シセラス
-
オストガロア
-
フェンネルさん