モンハン世界に転生したので祖龍様に結婚を申し込んでみました。   作:彼岸沙華

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第十八話 思い盛んにして故に言葉届く。

「あーたーらしーいーあさだああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 

ああ、普通に起きれた。

夜中に暗殺されかけることもなく、朝に食われかけることもなく。

平穏に目覚めることができた。

なんと素晴らしいことなんでしょう!

 

「それにしても、あんまり痛くないな。軽い筋肉痛レベルだ」

 

うん。昨日はバルファルクさんにああ言ったけど、なんか最近人間止めてきてる気がするんだ。

でも、それを否定(現実逃避)したい自分がいる。

と言うか、認めてたまるか!

 

 

さて気分を変えて、朝食は何にしようか?

 

そこらへんにある食べれるやつを適当に鍋にぶち込んで食おうかな?

 

うん。そうしよう。

 

古代豆、怪力の種、大地の結晶、うーん。思ったよりあんまりないな。

お?これは、二輪草か?よしじゃあこれも………止めとこう。

過去に鳥兜と間違えてシセラス殺しかけてるし。

ほんっと、よく似ているんだよね。

花咲いてる時じゃないと(自分は)わからん。

さて、後はそこら辺にいるアプトノス(生肉)を狩るか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお!いい感じになったんじゃないか?」

 

うん。とりあえず、採取した食材を鍋にぶち込んで煮ただけだけど、それっぽくなってる。

 

もう、いいかな?

 

「それでは、たなつもの 百の木草も 天照す 日の大神の 恵み得てこそ。いただきます」

 

鍋を膝の上に乗せながらだべる。

こんなことが出来るのも黒炎王の高い火耐性があってこそだな。

 

「おお、意外にいける」

 

隠し味みたいな感じで、毒テングダケとマヒダケとマンドラゴラとかを入れておいたのが良かったのかもしれない。

……ん?

 

まあ、なんか色々間違えてる気がしなくもないけど気にしない。

気にしないったら気にしない。

 

さて、飯はこれくらいにしてと。

 

「朝宵に 物喰ふごとに 豊受の 神の恵みを 思へ世の人。ごちそうさま」

 

残りは昼飯用にとっておこう。

もう一回なんか作るのはめんどくさいしね。

塔の頂上に行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふう。それにしても遠いな。

まあ、そのおかげでベースキャンプは安全だ!ということができるのだけども。

 

「「「ギャア、ギャア」」」

 

一匹のギアノスの跳びかかりをさけ、それに続く、別のギアノスの氷ブレスをさける。

前に立っているギアノスを無視し、全力疾走で駆け抜ける!

しばらくはギャアギャア合唱団に追い回されていたが、なんとか逃げ切った。

 

「ふう。それにしても前世(ゲーム)の時も思ってたんだけどなんで寒冷地でもないのにギアノスがいるの?

雪山と森丘に帰れ!」

 

まあ、文句言っても仕方ないか。

 

さてと、気を取り直して行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても、ここまで来ると小型モンスターはいないな」

 

頂上付近、やっぱり強大なモンスターがよく来るからかね。

うーん、って事はまたなんか、やべー奴(古龍級)かなんかいるのか?

まあ、いたらいたで、全力で逃亡させていただく。

今まで、戦ってたやつが何を言うと思うかもしれないが、今までは逃げなかったんじゃなくて、逃げられなかったんだよ。

まあ、それだったら隙見て逃げればよかったんだけど、気にしたら負け。

 

「見たところ、何もいなさそうだな」

 

ルナルガの透明化は月明かりを屈折させてるから、昼間は透明化できないはず。

オオナズチは…………霧が出てないからいねえだろ。

たぶん。

 

 

 

さて、どうしようかな?

 

晴れてるし日向ごっこでも、するか。

それにしても、遠くに積乱雲が見えるな。

うーん。雨か、降りそうだ。

そうなったら、うーん。

どうしようかな?

 

そんな事を考えていると、突然暗くなった。

曇ったのかな?

特に何も考えずにのほほんと構えていると、

 

〖人間が何故こんなところに?〗

 

「ヘ?」

 

後ろから、何故か声がする。

まったく、予想していなかったことに驚き、振り向とそこには、

 

〖まあいい。理由など、どうでもよい。

王を散々苦しめてきた貴様らを生かしておくわけにはいかん!

ここで、我が成敗してくれる!〗

 

シルエットは球状で、そこから垂れるように触腕が何本か生えている。

さらに、身体の上の方には木や苔などが生えている。

その巨体は浮いていて、何で?と聞きたくなるが、どうやら体内にガスが溜まっているらしく、それで浮いてるらしい。

その名は、浮岳龍ヤマツカミ。

また、果てしない寿命を持つことされていることから、最古龍とも言われている。

バルファルクさんが言ってたのはこいつの事だったのか。

どうにかして戦闘を回避できないかな?

 

「少し話を聞いていただけませんか?私はあなた様とは敵対する気はございません。ましてy「キュアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

 

ヤマツカミは触腕を叩き付けきた。

どうやら、こちらの話を聞くつもりはないらしい。

めんどくさいことになったぞ。

 

「ああ!もう、そっちがその気ならやってやる!」

 

このまま、なぶり殺されてたまるか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〖ふむ。とんでもないことになりましたなぁグラン殿〗

 

そう言ったのは島と勘違いしてしまいそうな程の巨体をもち、まるで全身が金で覆われているかのよう。

何より目を引くのが頭に生えている二本の巨大な角で、自分の顏すら隠してしまうほどである。

「海に浮かぶ新月」「深海に棲む光る巨人」などの異名を持つ、大海龍ナバルデウス。

の亜種、「荒ぶる神を超えるもの」とも言われる皇海龍ナバルデウス亜種。

 

ナバル亜種に質問を投げかけられたのは、

ただでさえ、巨大なナバルの1,5倍はあるかという巨体。

全身は黒く、それはまるで岩石の様な鱗に覆われ、所々、赤いマグマのようなものが流れていて、肩や胸、腰にはそれが渦巻いている。

背中にある翼は、飛行には適していないが、先端はまるで、火口のようになっており、それに連なるのように背中にはいくつかの火口がついている。

「大地の化身」「獄炎の巨神」「偉大なる破壊と創造」そして、「煉獄の王」とも呼ばれるモンスター。

煉黒龍グラン・ミラオス。

 

〖うむ。確かにそうだなナバルよ。まさか、こんなことになるとは夢にも思わなかった。ルーツ嬢が人間に……か。酔狂な者もいるものだ。いや、これはルーツ嬢に失礼か。ところで、お主はこの件をどう思う?〗

 

〖え!そ、そうですね。私はお二方のように王を直接知らないので何とも言えませんが。一つだけ言わせてもらうとその人間はおかしいと思います〗

 

 

そう答えたのはナバルやミラオス程ではないがそれでも十分巨体。

眼は紅く、体色は深海をその身に宿したかのような黒。

身体の所々から、蒼く発光している。

「海神の化身」とも呼ばれ、深淵から出で、激流の渦を以って万物を喰らうと伝えられるされるモンスター。

海竜ラギアクルスの希少種。冥海竜ラギアクルス希少種。

 

 

〖ふははは!ラギアもよく言うようになりおって、儂とあったときは言葉一つすら洩らさなかったのになぁ〗

 

〖それは!……しょうがないですよいきなり声をかけられたんですから〗

 

〖グラン殿と初めて会った時も怯えて儂の後ろに隠r〖もう!今はそんな話する時じゃありません!グラン様もなにか言ってください!〗

 

〖まあまあ、そう怒らなくてもよいではないかラギア。それと、ナバルもナバルだ。

確かに孫娘分の成長を見て喜ぶのはわかるが今はルーツ嬢のことが先だ。

それに、そのことは毎回言ってないか?〗

 

〖それも、そうだな。ふはははは!〗

 

この龍もう、ダメかもしれない。

言い方は違えど二体はそう思った。

 

〖……それでは、話を戻そう。っと言いたいところなのだが。噂をすれば影だ〗

 

それを聞いた二体はミラオスの視線を追う。

 

〖確かになにかがこちらに飛んできていますね?あれが……王?〗

 

〖む。どこにおられるのだ。儂にはまったく見えんのだが?〗

 

〖……諦めてください〗

 

そのデカい角が邪魔で文字道理なんにも見えないんだろうな。

だったら、なんでそんなものが生えてるのだろう。とっちゃえばいいのに。

そんな事を思いながら言ったラギアであった。

 

〖ナバル、ラギア。先ほどバルファルクが言っていたこと頼むぞ〗

 

〖わかってます〗

 

〖儂が違えるはずなかろう〗

 

〖あなたが一番心配です〗

 

〖仮に失敗したとて、取り返しがつかなくなることでもない。ラギアよそう気を張らんでもいい〗

 

〖はい。わかりました!〗

 

敬礼でもしそうな勢いで答えるラギア。

 

ふふ。まだまだ若いな。ラギアもルーツ嬢も我やバルカンのようにはならず信じるもの、大切なものを失わずこのまま真っ直ぐいてもらいたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間が経ち先ほどよりは精神的にましになった私はグランさんを見つけた。

グランさん大きいから遠くからでもすぐわかる。

あれ?でも、いつもは海の中に潜ってるはずなのに、どうしたんだろう?

あ、ナバルさんと、あれは誰だろう?

でも、雰囲気的に古龍種じゃないよね。うーん。心当たりがないな。

まあ、仲がよさそうな雰囲気だし(特にナバルさんと)きっといいこだよね。

アルバの時みたいにならないよね。

うう。忘れなきゃ。嫌、嫌。

 

〖ルーツ嬢か。久しぶり〗

 

あ、先に声かけられちゃった。

 

〖王お久しぶりでございます〗

 

〖お久しぶりです。グランさん、ナバルさん。あと、えっと〗

 

〖ラギアです。初めまして〗

 

綺麗にお辞儀で自己紹介をしてくる。

 

〖こちらこそ初めまして。ミラルーツです〗

 

こちらもつられてお辞儀をする。

 

〖お噂はかねがねおz、ナバルやグラン様より伺っております。聞いていた通り、いえそれ以上にお美しいですね〗

 

美しい。ふふ。褒められちゃった。

 

〖ありがとうございます。えっと、ラギアちゃんってよんでもいいかな?〗

 

〖え!も、もちろんいいですよ〗

 

〖ありがとう!うん。ラギアちゃんこそ、黒くてかわいいと思うよ〗

 

〖え、か、かわいい?そ、そんなことな、無いですって〗

 

〖えー。絶対にかわいいと思うよ。ねっグランさん?〗

 

〖む。そ、そうだな。ナバルはどう思う?〗

 

〖もちろん、かわいいに決まっておろう!今こそ黒くなっておるが昔は王とはまた違った白でかわいかったのだぞ!〗

 

〖えっ!ちょっとおじいちゃん!〗

 

〖それからな、初めて会った時は〖ナバルよ。そこら辺にしてやってくれ。ラギアが倒れてしまうだろう。それに、ルーツ嬢は何か用事があって来たのではないか?〗

 

〖あっ。すみません。忘れるところでした〗

 

危ない危ないグランさんがいなかったらこのまま雑談して帰ってしまうところだった。

でも、気分転換になったからいいかな。

 

 

〖ここに来たのはグランさんに相談したことがあるからなんですが……、えっと〗

 

うーん。ラギアちゃんは会ってから少ししかたってないけどなんとなく大丈夫だと思う。

ナバルさんは大丈夫。

……大丈夫かなぁ?

いや、そのね。

ナバルさんを信じてない訳じゃないの。

ただ、何と言うか。別の方向でとんでもないこと言ってきそうだからちょっと不安。

 

そんな私の気持ちを汲み取ってくれたのかラギアちゃんが、

 

〖どうやら私たちは邪魔者のようです。おじいちゃん帰りましょう〗

 

〖ん?なぜ儂たちが帰らんといかん。知らない仲ではないのだから別にいいではないか〗

 

〖はいはい。ボケたこと言ってないでかえりましょうね~〗

 

そう言ってナバルさんを押しながら帰っていくラギアちゃん。

正直すごく助かったんだけど、私ってそんなにわかりやすい?

 

〖それでは、また機会がありましたらお会いましょう〗

 

〖うん。それじゃあばいばい〗

 

私は手を振って見送る。

ラギアちゃんはぺこりと綺麗にお辞儀していった。

私もお辞儀したほうがよかったかな?

 

〖気を使わせちゃいましたね〗

 

〖ルーツ嬢が気にすることではない。して、相談とは?〗

 

〖えっとね。私――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず初めに、告白されたことを話した。

 

次に、ボレアスちゃんに言われたことをはなした。

 

次にバルカン君の反応は話すことではないと思い言わなかった。

 

最後にアルバと話したことを話した。

 

その間、グランさんは何も言わず静かに、時々相槌を打ちながら聞いていた。

 

 

 

そして、さっきのやりとりで回復した私の気持ちはまた、あのことを思い出したせいで沈んでいた。

さっきのやりとりで持ち直したと思っていたけど、意外とダメージを受けていたらしい。

 

そして、気が付いたら私はこんな質問をしていた。

 

〖グランさんは……、その人からの告白本気だと思いますか?

それに、ちゃんと待ってると思いますか?〗

 

それを聞いたグランさんは、少し意外そうにしながら。

 

〖うむ。アルバに言われたことか〗

 

〖はい。言われてからずっと不安で、アルバ…………さんから聞いたときは思わず逃げてしまいましたが。

でも、しっかりと受け入れなきゃなって。

それは、その可能性は零ではありませんし、私は信じていたいですけど。

それで、少しでも整理をつけるために聞きたくなって〗

 

自分でも驚くくらい言葉が漏れてくる。

それに、比例してどんどん増えていく不安。

 

私が望んでいるのは肯定の言葉。

本気だと思う。待っててくれている。

そんな。

 

グランさんは優しいからもしかしたら、言ってくれるかもしれない。

けど、

 

〖本心を言ってください〗

 

少し驚いたように見えるグランさん。

やっぱり、私を傷つけないように……。

 

〖例え、私が傷つくことだったとしても。しっかりとグランさんあなたの意見を聞かせてください〗

 

グランさんなら、仮に私が傷つくようなことを言うときもできるだけ傷が浅くなるように言ってくれるだろう。

それに、今決めたのだ。

 

一度逃げたのだから、もうこれ以上は逃げられない!

 

でも、これを声に出す勇気はちょこっとだけ足りなかったみたい。

だって、少し恥ずかしいし。

うう。

 

 

〖うむ。ほんとにルーツ嬢は成長したのだな〗

 

こちらを見て一瞬優しい笑みを浮かべたかと思うとすぐに真剣な雰囲気に変わる。

 

〖では、望み通り我の本心を話そう。

我はその話を聞いた時、アルバと同じく、あり得ないと思った。本気などではないまやかしである、とうの昔に逃げ出していると〗

 

やっぱり……か。少しはほんの少し期待したけど、いいえ。わかっていた。

人と龍は相いれない。

私にこのことを初めて話してくれたのはグランさんだった。

きっと、過去に何かあったのだろう私に想像もつかないようなことが。

その時の眼はどこか遠くを見つめていて、何かを思い出してるようだったことは記憶に残っている。

とても悲しそうで、だけど、私の為を思ってか、優しく決して強くは言わなかった。

 

 

だから、ああ言ったのだ。

グランさんはこういう言うと思って。

けど、

その後に続いた言葉は意外で、

それこそ本当に予想なんてつかなくて、

 

〖しかし、その人間は逃げ出しておらぬよ。ルーツ嬢の帰りを待っておる〗

 

私にすごく都合のいい言葉だった。

 

〖どう、して〗

 

衝撃のあまり、まともに言葉を紡げない。

なんで?さっき、あり得ないって。

それに、どうしてそう、言い切れるの?

 

〖うむ。何故こう言ったのかわからないという顔。ルーツ嬢が言いたいことはよくわかる〗

 

私は言葉を出す余裕がなく、頷くしかなかった。

 

〖実は、ルーツ嬢が来る前にバルファルクが来てな〗

 

え?バルファルクさんが?どうして?

私の頭はさらに混乱を極めた。

 

〖なんと、バルファルクは件の人間と友諠を結んでいるらしい〗

 

え?チョット今ナンテ?

早速私の理解を超えかけた。

 

〖うむ。それでだ、偶然バルファルクが塔の近くを通った時に頂上で、あるモンスターと人間が戦っていたそうだ〗

 

え、それってもしかして、

 

〖それが、その人間だったらしく、劣勢のようであったから助けたらしい。

そこで、落ち着いた後、バルファルクはこう問うたらしい。

『〖なぜ?こんなところにいるんだい?〗』とそしたら、その人間はこう答えたらしい『祖龍様を待っているんです』と〗

 

私を、待っててくれた?

 

〖それでだ。そこに至るまでの経緯も聞いたバルファルクはこんなことも問うた『〖何故?王に告白したのか?〗』と〗

 

そう、そこが、気になるところなのだ。

でも、待っていてくれているってことは……

もしかして、

 

〖それでなその人間はこう答えたらしい『好きだからすですね。むしろ、それしか理由がないでしょう!』と〗

 

ほ、本当に!嘘。じゃないの。ふふふふ。ふふふふふふふふふ。

身体が震えてくる。

恐怖とかそんな暗い感情じゃない。

嬉しすぎて、嬉しすぎて、震えてしまうんだ。

でも、出来れば本人の口から聞きたかったな。

 

 

〖グランさん。それ本当なの!本当なの!嘘じゃ、噓じゃないの!私を喜ばせる為のとかじゃなくて!本当に本当なの!〗

 

〖真だ。わざわざ嘘をついてどうする。それから首を絞めながらゆするのを止めい〗

 

あ。

 

〖すみません。その、つい〗

 

私はグランさんを絞めていた手をはなし謝る。

 

〖うむ。別にわざとではないのだからよい。ところで、ルーツ嬢の悩みは解決したか?〗

 

 

〖……あ〗

 

いろいろあってすっかり忘れてしまったが、そう言えば、私悩んでたんだっだ。

 

〖はい!ありがとうございました〗

 

うん。もう解決した。

だって、あんな事聞かされたら解決するにきまってるじゃない。

 

私の答えは決まった。

 

だから後は伝えに行くだけだ!

 

〖それではまた、ちゃんと後で報告にきますから〗

 

〖うむ。楽しみにしておるぞ〗

 

 

行こう!彼が信じで待ってくれている塔へ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〖ちょこまかとかわしおって、早くくたばれい!〗

 

嫌です!

 

そう心の中で言いながら。

 

 

回転しながら急降下してくるヤマツカミから緊急回避をして、距離をとり当たらないように立ち回る。

 

くそう。最初は逃げ出そうとしていたが、それに気付いたヤマツカミが『〖逃がすか!〗』と叫び、出口の方に陣取ってしまったので逃げようにもどうにかして、どかすか、動きを止めなければならない。

 

「キュアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

 

びしんばしんと叩き付けてくる触腕に

 

ラウンドフォース!

 

「とう!」

 

それに怯んだ隙に混沌の刃薬!

 

「どりゃああああああああ」

 

まずは、一閃!

 

それからさらに攻撃を畳みかける!

 

「グギャアアアアアアアアアアアアアアアア」〖よくもやってくれたな人間よ。わしをこのようなめにあわせたこと後悔させてくれる〗

 

 

やっと落ちたああああああああああああああ!

 

よし、それじゃあ、追撃のブレイドダンス!

 

をするわけないだろう。

 

戦略的撤退ー!

 

全力で階段へと向かう。

 

ははは!この勝負俺の勝ちだ!

 

あと、もう少し。

なんか後ろで物凄い音がしてるけど気にしない。

あと、少し。

 

……あと少し。

 

…………ん?

あれ?

なんか進めない?

いや、むしろ。

後ろに引っ張られてる⁉

 

これって、もしかして!

 

前に進もうとしながら、後ろを振り向くと。

 

ヤマツカミが地面に向かってものすんごい勢いで吸い込んでいた。

その勢いは凄まじく、周りの小石とかはあっという間に吸い込まれて、

うん。これが吸引力の変わらないただ一つのダイソンってことだね。

 

は?

 

「それヤマクライのわざだろがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 

そんなツッコミも空しくどんどん引っ張られていく。

 

やばい、もう飲み込まれるそう思った時。

 

吸引が止まった。

 

ふう。危ない危ないもう少しで吸い込まれてくちゃくちゃされるところだった。

 

さて、安心している暇はない。

 

ヤマツカミの様子を見ると眼は赤色から金色に変わっており怒り状態になったことがわかる。

吸い込みにより、距離は

 

 

〖次こそは必ずや貴様を!〗

 

そして、そう叫びながらもう一度吸い込み始めて、

 

は?

 

ふざけるんじゃねえ。

必殺技を二回連続で使って来るやつがどこにいる。

あ、いましたね。あのイカちゃん。

 

というか、本当にヤバイヤバイヤバイヤバイ!

 

こんな至近距離じゃあ。ダメだ。

 

クソが!

 

いや、まだわからない。

うおおおおおおおおおおおおおお!

 

諦めんなよ!

 

諦めんなよ、お前!!

 

どうしてそこでやめるんだ、

 

そこで!!

 

もう少し頑張ってみろよ!

 

ダメダメダメ!諦めたら!

 

……

 

…………

 

………………

 

あ、無理でした。

 

地に足がつかなくなった瞬間そう悟った。

 

はあ、短い人生だったな。

 

せっかく祖龍様と会えたって言うのに、まだ、答え聞いてないな。

 

あーあー。どうせだったら祖龍様に殺されたかったな。

贅沢言わないからせめて見ながら死にたいな。はは。

 

次の瞬間俺はむしゃむしゃされて第二の人生を終える。

かと思われた。

 

突然なる大轟音。

 

止まる吸引。

 

落ちる己+ヤマツカミ。

 

何が、起きたのか一瞬わからなかったが、俺は確かに見たのだ。

 

超高層紅色型雷放電(レッドスプライト)、つまり紅い雷を。

 

ま、まさか。

 

辺りを見回して、あ!

 

その瞬間、身体の痛みとかいろんなことがどうでもよくなった。

だって、だって。

 

目の前には天使のような美しさと神のごとき神々しさをもつ、祖龍様がいた!

 

 

ああ、ああ。

 

本当に戻ってきてくださったのですね。もちろん、信じていましたけれども!

 

一瞬、俺はもう一度祖龍様の姿見られたから死んでもいいや。

そんなことを考えたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
最近、ゲームパットを買ったらイチタリナイが発生しました。(下調べって大事)
どうも作者の彼岸沙華です。

今回も、前回に引き続き長いです。

ちなみに、ナバルとラギアはおじいちゃんと孫娘をイメージです。
こいつらは、なんか書いてたら出てきて、最初イメージしてた感じとは違う仕上がりになりました。(え?直ぐ上と言ってることが違う?気にするな)
もう、モンスター側のことは突っ込まないでください。



あと、ヤマクライなにそれ?って人もいるかと思い説明しますとモンハンフロンティアに登場する。
まあ、ヤマツカミの特殊な亜種みたいなもんです。ヤマツカミより、森々してて、毒麻痺睡眠を使ってきます。サマソもあるよ。あと金歯。
気になる人はググれ。
それから、ヤマツカミは実際に急降下回転なんてしません。
ごめんなさい。オリジナル技です。
でも、してもおかしくないと思うんだ。
カプコンの人見てる~?

あと、サブタイトルはお気づきの方が多いと思いますが、グラン・ミラオスのクエスト「黒焔盛んにして災異未だ止まず」を改変したものです。
本当にモンハンクエスト名っていいですよね。
「舞うは嵐、奏でるは災禍の調べ」とか「祖龍」とか「白光」とか「滅びの伝説に挑みし者」とか「日輪沈蝕」とか。

それでは最後にミラルーツ様万歳‼


4/9:追記 一部のセリフがちょっとおかしかったので変えました。




まだ、一章終わってないけど一章に出てきたキャラで好きなの聞きます。案の定適当ですけど

  • ボレアスちゃん
  • バルカン君
  • アルバ
  • グランさん
  • ラギアちゃん
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