モンハン世界に転生したので祖龍様に結婚を申し込んでみました。   作:彼岸沙華

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第二十二話 親しい人の家って気が付くと自分の家にいるみたいな感じになることってあるよね。え、ない?

「おじゃまっしまーす!」

 

「邪魔する」

 

昼飯を食った俺たちとりあえず、ボタンさんの店に来ていた。

 

「いや、何で君たちは普通に裏口から入って来ているんだい」

 

まあ、しょうがないか。

そう言って出迎えて?くれたのは、ボタンさんの護衛をやっているハンター。

フェンネルさん。

黄髪の中性的な顔立ちで髪も男性にしては長く、初対面の時防具が男性用じゃなかったら女性と間違えてたよ。

ガチで。

あとね、声も普通に、この人と女性だよって言われたら普通に納得してしまいそうな感じだ。

 

今は、ホロロⅩシリーズを装備していた。

とは言ってもフル装備ではなく頭は付けていなかった。

 

「別に、店のお客さんとしてきたわけでは無いですから。特に買いたいものとかないですし」

 

うん。

消耗品は特別減ってるって言うのは無いはずだから大丈夫なはずだ。

 

たぶんきっとmaybe。

 

「でも、お前大丈夫か?」

 

「何が?」

 

「食料」

 

「え?」

 

「食っても腹壊さなさそうなのさっほとんど使っちまったぞ」

 

「マジで?」

 

確かに、台所やばそうだったけ割とのっこてるかと思ってた。

まあ、さすがに後一食分くらいはあるだろうししばらくは外食ですませばいいだろう。

最悪キノコ食えばいいし。

 

と言うか、キノコあればよくないか。

そうだよ。

別にわざわざ食べに行く必要なんて、

 

「えっと、大丈夫ですか?」

 

「へ?」

 

「いえ、突然ブツブツと何かを呟いていたので」

 

あ、やばい。

思考が漏れてたか。

まあ、別に聞かれて困るような間柄でもないからいいけど。

……シセラスはともかくフェンネルさんには若干引かれそうだな。

 

「別に大した事ではないので」

 

「そうですか」

 

「どうせ、お前の事だからアホみてえなことでも考えていんだろ」

 

「Exactly!」

 

「……はぁ」

 

元気よく肯定すると、シセラスは呆れたようにため息をついた。

ええ、正直に言ったのに。

ナンデダローオカシイナー。

 

「あれ?そう言えば、ボタンさんは?」

 

この場にいない店主の所在を問う。

もしかしたら、まだ一人で旅立った?

そんな視線を送りながら。

 

「ボタンさんならお店の方にいらっしゃいますけど」

 

フェンネルさんは少し苦笑いをしながら質問に答える。

どうやら、心の声が届いたらしい。

 

まあ、ボタンさんの事を知る人物がこのタイミングでこんな感じの質問をするなんて、この意味しかないから届くもクソもないんだけどな。

 

「そうですか」

 

そうか、よかった。よかった。

うん。別に今日はボタンさんがいようがいまいが関係ないんだけどね。

緊急の用事があるわけでもないし。

 

でも、ボタンさんがいてくれたら久しぶりに《アレ》ができるし。

ふふ、今から楽しみだぜ。

 

ははははははは。

 

はぁ。

 

 

「あ」

 

突然フェンネルさんは、何かを思い出したように声をこぼす。

 

「どうしたんですか?」

 

まあ、とりあえず、反応しちゃうよね。

 

ちなみに、シセラスはいつの間にかテーブルに座ってました。

 

おそろしく速い着席、オレも普通に見逃したわ。

 

「いえ、お飲み物をと思いまして、お二人ともコーヒーでよろしいですか?」

 

「ブラックで」

 

「えっと、緑茶が飲みたいんですけど。いいですか?」

 

「はい、もちろん」

 

そう言って、キッチンの方にフェンネルさんは行った。

 

当然のことのようにしてるけど、これ全部フェンネルさんの厚意によるものなんだぜ。

 

フェンネルさん優しい。

いや、でも仲がいいからでしょって思うやん?

この人最初からこんな調子だったんだぜ。

驚きだろ?

 

 

俺だったら、いきなり自分の家に突撃されたら絶対に入れないもん。(相手による)

 

仮に易々と侵入を許したとしてもお茶なんてださない。(相手による)

 

むしろ、邪険に扱って即追い出そうとする。(相手による)

 

 

 

「シーセーラースー」

 

シセラスの隣に座り脱力する。

 

あー、脱力最高。

疲れてるときってむっちゃ脱力したくなるよね。

 

ここ、人んちだろって細かいことはいいんだよ!(前に一応許可もらってます)

 

「なんだ」

 

「今日の夜飯お前んちで食べていーいー?」

 

うん。久しぶりにシセラスの家に襲撃遊びに行きたーい。

 

「断る」

 

「えー」

 

即答ですかそうですか。

 

別にいいじゃんそれくらい。

いつも、俺の家によく来るから、お前の家に入れてくれても。

 

え?何しでかすかわかんないからダメ。

 

さいですか。

 

「まあ、酒場で奢るくらいならいいが」

 

「やったー!ありがとう!」

 

今夜はごちそうだああああああああああああ!

 

「ただし、頼む前に俺に言えよ。勝手に頼んだらその時はお前が全額払え」

 

「……はい」

 

がーんだな。

せっかくシセラスの財布を軽くできると思ったのに。(なおほとんど効果の無い模様)

先手を打たれてしまった。

 

前に似たようなことやったからかな。

 

しょうがないじゃんせっかく奢られるだからいいの食べたいじゃん。

 

 

 

「お待たせしました」

 

ちょうど話が切れたタイミングでフェンネルさんがお盆にコーヒーと緑茶、自分用と思われる紅茶そして、手作りであろうクッキーを載せてやってきた。

 

「ついでに、昨日作って余ったクッキーも持ってきましたけど、いかがですか?」

 

「少しだけもらいます」

 

せっかくだから、一枚くらいは食べようかな。

美味しいし。

 

それにしても、普通に丸いのや星形だけじゃなくて動物とかかわいい感じの奴もあるんですね。

 

まあ、遠慮なく食うけど。

 

そう言えば、アネモネさんはクッキーとかって食べるのかな。

 

……フェンネルさんにクッキー作り教わろうかな。

 

 

「………………」

 

そして、シセラスよ。

 

本当にお前そういうの好きだよな。

 

別にそんながつがつ食わんくてもとらんから安心しろ。

 

変わりに夕飯はいっぱい食べるから。

 

 

「そう言えば、最近見かけませんでしたけど旅行でもなさっていたんですか?」

 

「ギルドからの依頼で少々、ドンドルマまで足を運ぶはめになりました」

 

うん、あのままでは寿命がストレスでマッハだったよ。

 

「お疲れ様です」

 

フェンネルさんは雰囲気で察してくれたのか労いの言葉をかけてくれた。

 

すると、黙々とクッキーを食べていたシセラスがなにか納得したように声を上げる。

 

「あーだからあんな様子だったんだな」

 

それを聞いて、あれ?と思って考えるまでもなく。

 

「言ってなかった?」

 

「ああ。一言も」

 

はぁと少し呆れたように言うシセラス。

 

言ってたら少しは優しくしてくれたのだろうか。

 

うん。まあ、過ぎた事だからしょうがないね。

 

ぶっちゃけ言っても扱い変わんなかっただろうし。

 

悲しいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〖ボレアスちゃーん!〗

 

 

ボレアスちゃんのところにやってきた私は早速声をかける。

 

ああ、早くこのことを伝えたい。

 

うーん。もうここで叫んじゃおっかな。

 

いや、ちゃんと言わないとダメだよね。

 

ふふふ。

 

はぁ。一刻も早く言いたいな。

 

 

 

〖姉様。結局どうなったって、……聞くまでもないわね〗

 

〖ええ。聞くまでもないって、いいじゃん聞いてくれても〗

 

〖見てわかるもの〗

 

むう。

話すの楽しみにしてたのに。

ボレアスちゃんのけち。

別にいいじゃん。

 

〖はぁ。わかったわよ。ちゃんと聞いてあげるわよ。それで、どうなったの?〗

 

ボレアスちゃんは呆れたようにため息をつきながらも、聞いてくれた。

 

あ、呆れられちゃった。

ど、どうして?

 

 

……ま、まあ。うん。気にしないことにしましょう。

 

〖……ありがとう。えっと、まずはね〗

 

 

それから、私はボレアスちゃんに相談した後のことを話した。

 

しっかり、真剣に聞いてくれた(後半は基本的に呆れたような感じだったけど)

 

時々、ボレアスちゃんは質問してきたり(何故かバルカン君のことが多かったけど)別に話を逸らしたつもりはないんだけど話を逸らさないで怒られたりしたけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〖えっと。つまり、その人間とは友達になったってことでいいのかしら〗

 

〖うん。そうなの。シャゲさんがまずは友達からはじめましょうって〗

 

さっき、聞いたわそれ。

 

〖それからねえ――――――――

 

本格的に惚気はじめた姉様の話を聞き流しなら、さっきまでの話について考える。

 

まずは、人間(名前はシャゲと言うらしいがどうでもいいので人間と呼ぶ)についてだけど。

 

まあ、大丈夫でしょう。

 

自ら一歩戻り、〘規制されました〙な関係にならずに友達になるというのは、普段ならヘタレと鼻で笑うところだが、出会って間もない相手なのにもかかわらずこんな状態になる姉様を見ているとそう言いたくなるのもわかる。

 

普段の様子を見て、純粋すぎると思っていたけど、まさかここまでだとは。

確かに、相談に来たときもそれっぽい予兆はあったけれども。

あんなのになるとは思うわけないでしょう。

 

はぁ。頭が痛くなってくるわ。

 

今回奇跡的に(推定)いい人だから良かったものをもし利用しようと近づいてくるような人だったらどうするつもりだったのかしら。

 

と、ここまで考えて私はふと気が付いた。

 

そもそもの話古龍や飛竜(私たち)を利用するような人間は告白なんて面倒くさく非効率なことはしないと。種族がまず違うし、姉様は純粋の化身みたいな龍だけど基本的には竜大戦(あのこと)のせいでいいイメージ無い龍の方が多い。

 

それに、相手の善意に付け込みたければただ、友好的に接すればいい。

それだけで、言うことを聞く者は聞く。

 

姉様程とは言わないが人と仲良くしたいという龍はそれなりにいる。

 

ただ、ほとんどが途中で折れてしまうけれど。

 

そう考えると、折れそうだった姉様を救ってくれた彼には感謝してもいいかもしれないわね。

 

 

 

〖ねえ、ボレアスちゃんちゃんと聞いてる?〗

 

〖ええ、もちろんよ〗

 

当然、思考に没頭していて全く聞いていなかったが適当に相槌を打っておいたのでこう言っておけば姉様なら誤魔化せる。

 

恐らく、相槌なんて打ってなくても誤魔化せてしまうと思うのだけど。

 

はぁ、少しは忠告しておいた方がいいのかしら。

 

でも、あのアホ(アルバ)がやらかしてくれたおかげでどんな言葉で逆鱗に触れるか分かったものじゃないわ。

本当に何やってるのかしらねぇあのアホ。

 

後で兄様に言おうかしら。

 

 

〖そうなの?

まあ、さっきの続きなんだけどさ〗

 

 

 

さっきも思ったのだけれど、何で2、3日程度しか一緒にいなかったのにこんなに話せるわけ⁉

 

 

その日はボレアスがあれな事を言う気力を粉微塵にされるくらい話し続けられたとさ。

 

 

 

 

 

〖全く、聞くこっちの身にもなってほしいわ〗

 

 

 

 

 

 

 




この活動休止期間が無駄では無かった事の証の為に…!
再びこの話の続きを書くために…!
祖龍様への愛を発信するために…!
読者よ!私は帰って来た!!

はい、ここまで読んでいただきありがとうございました。

どうも作者の彼岸沙華です。

まずは謝罪を、ごめんなさい。
活動報告を読んでいない方は何言ってんだこいつとなったかもしれませんが、活動休止してました。
理由は活動報告に書きましたのでよろしければお読み下さい。

ちなみに、上記のあれですが、自分はググって見て改変しただけなのでガンダムとか知りません。(と言うか今回調べて初めてあのネタがガンダムが元ネタだって知ったし)


小説の話ですが、次回は比較的早く投稿出来る気がします。

あと、そんなに長くなくて申し訳ございません。


それでは最後にミラルーツ様万歳‼







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