三日置きの百鬼夜行編は恐らく次で終わりに成ります。
少しばかり今回の異変の黒幕と絡むだけなので、ちょっとだけ長く成ります。今回は前編です。
また、少しばかり鍛治氏らしい事をします。
カン、カン、カン、
人里から少し歩いた先にある林の中にある1軒の小屋、その窓からは黒い煙がモウモウと上がり金属音が辺りに響いていた。中では赤芽が真剣に炉の前で熱されて赤くなっている鉄を叩いていた。普段のお気楽そうな表情ではなくとても真面目に遣っている彼女は絶賛仕事中である。
赤芽が遣っている作業は圧着と呼ばれる工程であり熱で少しばかり溶けた材料と地方鉄をトンカチで叩き癒着為れる作業である。普段自由気ままに生きている彼女でもこの作業している時は何も考えずに作業している。何か考え事を為ながらこの作業をやると彼女場合必ず失敗する。そんな事をすればまた最初の工程からやり直しである。赤芽からすればそんな事を為たくないので心を無にして作業を為ているのだが。
ジーーーーーーーーーーーーーー
(何だろ、もの凄く視線を感じる。後から。)
カン、カン、カン、カン、
ジーーーーーーーーーーーーーーー
カン、カン、カン、
赤芽の後、赤芽が背を向けている住居区間の柱の影から赤芽の事を見つめている黒髪の少女。
カン、カン、カン!
((゚-゚)、なんか言い足そうな目をしてるなぁ。けど一通り作業を終わらせたら声をかけようかな。しくじって最初からとかやだし。)
その後鍛冶の残りの工程を終わらせた彼女は一息ついた。
「 これで一通り終わったかな。それで何かあった?夜兎ちゃん?」
後の柱の影から除いていたのは、以前赤芽を訪ねてきてそのまま家に住むことになった。彼女の鍛冶としての師刃の娘である夜兎だった。
「ううん、ただ姉様の仕事風景見てだけ。」
「?そう、特に面白いことはなかったでしょう。」
面白いことは無いと言うのは、赤芽の本心から言ったことだ。そもそも、鍛治氏と言う職自体面白味など一切ないもので有り師の背中を見ていた影響から鍛治氏に成った自分は兎も角、夜兎のような幼い子供からすれば面白い物などないだろうと思ったからだ。
「ううん、けど、姉様の背中はどことなく、父様の背中に似てた。」
「!、、、、嬉しいこと言ってくれるね。」
赤芽からすれば自分が憧れている師匠と似ていると言われることは嬉しいことだった。まあ、少し小っ恥ずかしい思いもあるが。
「姉様、あの、」
「?なに夜兎ちゃん」
「仕事、終わったなら、少しばかりこの辺り、案内為てほしい。」
「うん?。別に構わないよちょっと着替えるから待っててね。」
今の赤芽の格好は濃い青の甚平姿である。以前は普段もこの格好で居たのだが里にいる友人から「あんた、素材は良いんだからもっとましな物着なさい!!」っと言われていらいその際友人からもらった小袖を着ているのだ。
「お待たせ、御免ね少し待たせちゃって。」
「ううん、姉様似合ってる。」
夜兎の言う通り、今赤芽が着ている服は淡い赤の小袖であり彼女にとても似合っている。
「そう、ありがとう、じゃあ行こおか。」
「うん!。」
その後赤芽の案内の元人里等を案内為れた夜兎、その際2人を目撃した赤芽の友人は、「あいつ、妹なんか居たっけ?。」っとある意味誤解が生まれた。
博霊神社付近
「それで、あの山の中腹に見えてる鳥居が博霊神社っていう神社の鳥居だよ。」
人里を案内した後、幻想郷で一番近づかない方が良い場所は?と聞かれたため、赤芽なりに近づかない方が良いとして挙げたのが博霊神社である。
「さてと、これで案内出来そうな場所は全部だよ。帰ろっか、、?、 夜兎ちゃん?。」
「何か、来る。」
「へ?、何かって「へぇーあたし以外に地上に鬼が居たとはねぇー」!?」
帰ろうと博霊神社の方向に背を向けたその直後、彼女達の後からした声。即座に夜兎を抱えて声が為た方に向き後方に飛び去った。
其処には、1人の少女がいた否その頭には立派な角が生えていた。
どうも、なるべく11時前には投稿するっと要っといて早速遅れる作者こと、苦労バランです。
後もう少しで正月ですね。皆様は正月に何をしますか?作者は布団に包まって寝てます。笑
今回は話を考えている最中に主人公達と萃香を絡ませると長くなるので前編後編に分けました。後編は年明けに投稿するかもしれません(作者のスイッチが入れば年明け前に投稿するかもしれません。)
では、次回もお楽しみに!